Fiori di TOHOKU/込めたる思い。
「色を復活させたい!」
それが震災の映像を目の当たりにした時に思った素直な気持ちでした。
今まで、ちょっとやり過ぎたんじゃないかと思うくらい、いろんな色に満ちあふれていただろうそれらの街路から、全ての色は粉々に粉砕され、そして混ぜられ、さらにドロをかぶり、全てがグレーと化していました。
「もっと色があれば、気持ちも和らぐのかもしれない。」という気持ちから思いついた花々。
セッコク
ハマユリ
ネモトシャクナゲ
白菊
サザンカ
....
せっかくなら、サラ金の看板やパチンコやのネオンカラーではなく、様々な色を持った花々で、色を復活させたい!。
そんな想いもあって、被災された場所の市花、町花などを探し出し、そんな花で覆われた絵を作ろうと思い立った訳であります。
だからこその Fiori di TOHOKU/東北の花々(「flowers of ~」じゃなんか硬そうだったので)でありました。
もちろんこれで全てではないけれど、可能な限りできるだけ多くの花々を配して行きました。
そしてこんなモノ、ただの自己満足でしか無いのだけれど、絵描きとしての自分にできる、当時としては最高で最善の事だったと信じてます。
作品作りなんてたぶん100%自分のためでしか無いけれど、一生に一度くらい、自分じゃない誰かの事を考えながら作品を作ってもバチは当たらないだろうと思っています。
気になったら見に来て下さい。
最もそんな想いが見ただけで伝わらないような絵だとしたら、失敗作かもしれませんが。
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