カテゴリー「希望/hope」の20件の記事

2011年8月 7日 (日)

Fiori di TOHOKU/込めたる思い。

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「色を復活させたい!」

それが震災の映像を目の当たりにした時に思った素直な気持ちでした。
今まで、ちょっとやり過ぎたんじゃないかと思うくらい、いろんな色に満ちあふれていただろうそれらの街路から、全ての色は粉々に粉砕され、そして混ぜられ、さらにドロをかぶり、全てがグレーと化していました。

「もっと色があれば、気持ちも和らぐのかもしれない。」という気持ちから思いついた花々。

セッコク
ハマユリ
ネモトシャクナゲ
白菊
サザンカ
....

せっかくなら、サラ金の看板やパチンコやのネオンカラーではなく、様々な色を持った花々で、色を復活させたい!。

そんな想いもあって、被災された場所の市花、町花などを探し出し、そんな花で覆われた絵を作ろうと思い立った訳であります。

だからこその Fiori di TOHOKU/東北の花々(「flowers of ~」じゃなんか硬そうだったので)でありました。

もちろんこれで全てではないけれど、可能な限りできるだけ多くの花々を配して行きました。

そしてこんなモノ、ただの自己満足でしか無いのだけれど、絵描きとしての自分にできる、当時としては最高で最善の事だったと信じてます。

作品作りなんてたぶん100%自分のためでしか無いけれど、一生に一度くらい、自分じゃない誰かの事を考えながら作品を作ってもバチは当たらないだろうと思っています。

気になったら見に来て下さい。

最もそんな想いが見ただけで伝わらないような絵だとしたら、失敗作かもしれませんが。



*場所はこちらです↓

大きな地図で見る



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/

Shuichi NAKANO official website / English edition
http://homepage.mac.com/sekainokakera/eng/top01.html


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2011年5月19日 (木)

#037 Fiori 03

037



リンドウ



とある街の花




*      *      *


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#036 Fiori 02

036



椿



とある街の花




*      *      *


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2011年5月17日 (火)

#035 Fiori 01

035
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白 菊



とある街の花




*      *      *


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2011年5月15日 (日)

#033 Road to Nowhere

034



どこへも続かない道



昔そんなタイトルの歌が流行って

歌詞の内容なんかさっぱり知らなかったけれど、

そんな道に強く心惹かれて

そんな道をどこまでも

歩いて行けたら良いな、って思っていた。



その頃は

ただ歩く事さえできれば

ボクの心は救われるような気がした。




*      *      *


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2011年4月24日 (日)

#033 shining

033



輝いている



どんなに世界が

闇に隠されようとも


ボクらは輝く事を。

決してあきらめない。



どんなに世界が

混沌としていようとも。


ボクらは輝く事を

決して止めはしない。








*      *      *


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2011年4月19日 (火)

#032 maybe, someday

032



いつかそのうち



たとえ何があろうとも


彼らは変わらず、

今まで通り

そこに立っている。




そしてまた

いつかそのうち

清々しい葉をたくさん茂らせるんだろう。








*      *      *


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2011年4月17日 (日)

#031 again and again

031


何度でも


ボクたちは


何度でも

ここに戻って来る。



何度でも

立て直すんだ。




そしてボクたちは

ヒカリになる。




二度と

決して迷わせないために。





*      *      *


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2011年4月15日 (金)

#030 connected

030


つながっている。


この線は いつからか


「豊かな生活」につながっていた。





この線は 今も変わらず


人と人とをつなげている。





そして今 この線の先は


眼に見えない恐怖とつながっている。





*      *      *


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#029 at night

029


夜 桜


あの人が


もう一度見たいと言ったから、

またここまでやって来た。



静かな所で見たいと言ったから、

こんな夜にやって来た。




「二人っきりで見れたらいいね。」

そう言っていたあの人は、




もういない。





*      *      *


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