カテゴリー「画廊・美術館」の24件の記事

2013年9月11日 (水)

10月は二人展。

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伊藤隆さんとお会いしたのが、20年以上前の大学時代(青森県)。
私が入学する前の年に亡くなられた絵画の先生の後任として赴任してきた先生でした。

教育学部とは言え「美術系」と言う事もあってか、今にして思えば個性的な先生が多かったのですが、この先生もちょっとした瞬間の目つきの鋭さに「きっと何かあるんだろうな」とは思ってましたが、案の定、実習室の掃除をさぼっている学生を見つけて「廊下に立たせる」という行為にいたったのはまさにこの人でした。
(その中の一人に私が入っていたことは言うまでもない?)

まあ、これは直接美術とは関係のないエピソードですが、当時はそれくらい怒らせると怖い先生でした。

それ以上に驚かされたのが、赴任したばかりのある日、とある卒業生(5年くらい前)の版画の個展を観に行った時のこと、その作家さんが冗談半分で「この中で新作じゃないのが一点だけあるんですけど、わかりますか?」と冗談半分で言った言葉に、瞬時にして目つきの豹変した伊藤先生。私たちを廊下に立たせた時と同じ鋭い視線で数分間、展示を見て回り、その旧作をピタリと言い当てたのでありました。その場に偶然居合わせた私でしたが、その光景を目の当たりにした時「この先生は信じても良いのかな。」と思い、それからお世話になること20数年。
(ここだけの話ですが、そう言うエピソードと同じくらい、思わず吹き出しちゃうような話も沢山あります。)
私が卒業した後も、何度か一緒にグループ展を開催したりしてましたが、なにしろお互いが遠い所にいたというのもあり、グループ展をしなくなった後は、たまに電話をしたり手紙を書いたりする程度の時期もしばらくありました。

ところが不思議なご縁で、再び同じ県に住むようになって、また交流が再会し、この3月に伊藤先生が勤めていた秋田大学の退官を期に「じゃあ、久々に一緒に何かやりますか」ということで、開催の運びとなった二人展であります。

同じ秋田県で絵を描いているにも関わらず、たぶん私の知り合いで「伊藤隆」さんの名前を聞いたことのある人はあんまり多くないと思うし、その逆もまた然りで、中には「なんでこの二人が一緒に展覧会をやるんだろうか?」と首を傾げている方も居られると思いますが、実を言えばそんな訳であります。

一時期、縁遠くなったとは言え、その間も同じ団体展に所属したりしていたので、お互いの作品についてはある程度見てきているので、「だいたいこんな感じで来るのかな?」という想像もしつつ、鋭意制作中でありますが、実際どんな作品が出て来るのか、並べたらどんな風に見えるのか、なんて言うのを一番楽しみにしているのは私たち二人なのかもしれません。


伊藤隆 中野修一 2013 絵画展

*会期:2013年10月16日(水)〜20日(日)
    11:00~19:00(夏より1時間早く終わります。最終日は17時まで)
*場所 ココラボラトリー/秋田市大町3丁目1-12 川反中央ビル1F


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2013年8月 9日 (金)

感謝、感謝のプレゼント

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今まで経験したことも無い様な荒天の中で開催された「湯沢市七夕絵どうろう祭り」。
その終了と同時に「世界ノカケラ 第5章 湯沢展」も、去る8月7日、無事全日程を終える事ができました。

最終日には天候も持ち直し、一気に増えた祭りの人出と比例するように、こちらの来場者の方も一気に増え、最後は賑やかに幕を閉じる事ができました。

そしてこんな風に沢山の人に観て頂くことが、我々の支えとなり、さらには皆さまが喜んでくれる姿が、私たちの気持ちを次の展覧会へと向わせてくれる原動力になっていることを痛感した3日間でもありました。

本当にありがとうございました!!

と言うことで、感謝の気持ちも込めまして、このブログの(愛?)読者の方々に、今回初めて作りましたフリーマガジン「世界ノカケラ vol.1」をプレゼントさせて頂きたいと思います
希望者の方はこのブログのコメント欄に郵便番号・住所・氏名・メールアドレス並びに「フリーマガジン希望」(できましたらその理由も)お書き添えの上、ご連絡下さい。
なお、その際のコメントはブログ上にアップしませんし、お知らせ頂いたご連絡先なども、今回のフリーマガジン発送以外の目的では使用いたしませんのでご安心下さい。
なお、誠に勝手ではありますが、部数(そして経済力)に限りがありますので、先着40名(各1冊)までとさせて頂きますので、奮ってご応募下さい。

 

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2013年7月30日 (火)

展覧会、二つ

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まず一つは、毎年恒例となった「世界ノカケラ 湯沢展」。

今年も「湯沢七夕絵どうろう祭り」に合わせての開催なんですが、ちょっと残念なことに今年は三日間とも見事に平日となってしまいました。
と言うことで開催時刻をいつもよりちょっと遅らせた午後2時からとなっていますのでお間違いないように。

で、もう一つは、毎年恒例ではないけれど昨年に引き続き入選を果たした「2013月光荘ムーンライト展」

こだわって画材をつくり販売している「月光荘画材店」が運営するギャラリーにて、同じく8月5日より11日までの開催です。(詳細はこの左手に掲載)

ここの公募展は賞金こそありませんが、入賞しますと、そのギャラリーにて個展を開催できるという企画で、それを目指しての応募でしたが、力不足故、入選どまりでしたが。
ちなみにこちらに展示するのは、6月の「世界ノカケラ」展でも展示し、今回のフリーマガジンのモチーフともなっている作品「雪の化石」です。

と言う訳で、今回の湯沢展ではこの「雪の化石」を展示する事はできませんが、その代わりと言っては何ですが、今回初披露の作品も用意してお待ちしておりますので、お近くの方、興味のある方はぜひ足をお運び下さい。

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《月光荘 ムーンライト展 2013》

 会期:2013年8月5日〜11日
    11:00〜19:00(初日、最終日は16:00まで)
 会場:
月光荘画材店内(東京都中央区銀座8-7-2 永寿ビル
    
こんぱる前室・中室(東京都中央区銀座8-7-5 金春ビル

 *月光荘画材店のHPはこちら

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2013年7月15日 (月)

ひとの心。そしてサイン。

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偶然にも、今週は「サイン会」づくし。
篠山紀信(写真家)さんに始まり、黒井健(挿絵画家)さん、そして想定外のジョン・プライス(コレクター)さん。

いわゆる「サイン会祭り状態」でしたが、懐具合のせいもあり、実際にサインして頂いたのは、黒井健さんだけでしたが(実を言えば、これも自宅から持ち込んだ本)。

篠山紀信さんに対して言えば、講演会も面白く、大きく引き伸された作品はどれもパワーのみなぎる見応えのあるものでしたが、半面、なんとなく展示の仕方に「手を抜いた感」を感じてしまい(これは美術館の責任でもある)、ちょっとがっかりしたのもあって、サインも写真集も辞退したのかな。
(なんて言ってるオレは何様?)

一方、岩手県立美術館で開催中の「若冲がやってきました」展の展示中の作品のコレクター、ジョン・プライスさんは、私も想定外のサイン会(こちらはサイン会のみ)でしたが、限定数も決めず、画集に限らずそこで販売されている関連グッズなら何でもサインしてくれるという企画で、たぶん昼頃からご夫婦でそこに腰掛けられて、「東北の人たちのために何かできる事はないか!」と言う気持ちで、夕方になっても笑顔を絶やさずに対応している姿に感銘を受けましたが、冷静に考えて「コレクターのサインは貰わなくても良いかな?」ということで、こちらもお願いしませんでした。

ただ今にして思えば、誰かの「サインを大切に持ち続ける」と言う事は、それを書いてくれた方の気持ちや想いを自分の中で大切に受け止めよう!という気持ちの現れなのだと思えて来て、それならばもらっておいても良かったのかな?とちょっとだけ後悔。

そして唯一サインをもらったのが黒井健さん。

こちらは講演会のみのサイン会でしたが、代表作を中心に、初期の頃からの作品を一つ一つの丁寧に解説を頂き、作画の方法から「『ごんぎつね』がダメだったら挿絵画家なんか辞めよう!」というターニングポイント的な話も含め、興味深いお話をたくさん伺う事ができて、とても身のある内容でした。

中でももっとも印象的だったのが

「作品は作るものではなく、生まれて来るもの」

と言う一言でした。


どの方々もご苦労さまでした。
そして、ありがとうございました。

 



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2013年6月 4日 (火)

続・大哺乳類展を観に行く。(書き下ろしイラスト入り)

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テレビの刑事モノのドラマなんかで時々「被害者を割り出すために頭蓋骨を肉付けして、顔を復元する」なんてのを見る事がありますが、要するにそれって頭骨から生前の姿が想像できると言う事が前提にあって、初めて成立する話であります。

実際自分の体を触ってみても、ほとんどの部分で皮膚のすぐ下に骨がある事を確認できる訳で、そんな事実からも漠然と「骨格に肉付けすれば、容易に生前の姿を復元できるだろう」と思い込んでいます。

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この骨格標本を会場で目の当たりした時も、その大きさと長く伸びたキバから、比較的容易にこれが「ゾウの骨格だ!」という事実に行つきます。

ところがここでゾウの身体的特徴にをよく思い出してみて下さい。
 1.耳が大きい。
 2.鼻が長い。

そうやって改めて見てみると、この骨格標本には「長い鼻」も「大きな耳」もありません。
要するに私たちは「想像力」によって、無意識のうちにこの骨格に無い部位までも付け足して見ている訳です。

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逆の理屈で考えれば、こんなウサギの頭骨を見せられても、ウサギの耳が長いという事実も、実際にどれくらいの長さがあったかという事も判りません。
それどころか「ウサギの骨」と言われなければ、なんの骨なのか見当さえつきません。
(それはこの絵の中途半端さとは関係ありません。笑)

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これって、何の頭骨かわかりますか?

先ほどの「皮膚のすぐ下に骨の感触がある」と言う理屈で言うと、ずいぶんんと顔の尖った生き物のような印象ですが...

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正解は「ザトウクジラ」!

なんでもこの頭骨の外側に「音響発生装置(ピンクの部分)」なるものがあるそうです。
(ただそれがどんな事に利用されているかは、まだ諸説わかれるそうですが。)

ただ少なくともこの鋭角な骨格標本からは、この四角い頭を想像するのは、やっぱりちょっと難しいですね。

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2013年6月 3日 (月)

大哺乳類展を観に行く。その1?

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先日、家族で青森まで出かけたのは、この展覧会を観るために青森県立「美術館」に行くのが目的でした。

この展覧会、そのタイトルからも想像できる通り、哺乳類の剥製と骨格標本が所狭しと並んでおりまして、正直、博物館ではなく「美術館」で開催されているという事実に、少し違和感が無い訳ではありません。
(逆の、博物館で「絵画展」なんてのはほとんど聞きませんから)
ただ、郷土資料などの常設展を主とする地方の博物館と、どちらかと言えば「企画展在りき」という考え方の強い美術館とどっちが開催しやすいか?とか、普段あんまり寄り付かない小さな子どもたちなんかにも美術館に来てもらおうなどという思惑とか、そんな諸々の事を考え合わせると、まあ、これはこれで意義のある企画展だと思います。

実際、こうやって哺乳類、しかも標本に絞って展示する事で、今まで動物園などでも漠然としか眺めて来なかった動物たちについて、新たな見方を示唆してくれたと言う点ではとても興味深い展示でした。
そんな展覧会で私なりに気が付いた事を徒然と書いてみます。

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上の2つの写真はいずれも「サル」と言われる動物の骨格で、上の大きいのが「ゴリラ」、下の方の全体に小さくて、目の凹み大きいのが「リスザル」。
どちらの頭骨も違いこそあれ、これと人間の頭蓋骨を並べてみせられて、「人間はサルから進化しました。」と言われれば、なんとなく納得できるような気がします。

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そして上2つの標本の間に置かれていたのが、この骨格。
実を言うとこれも「シロクロエリマキキツネザル」という、やっぱり「サル」なんですが、この引き伸されたような鼻先を見てしまうとウサギかネズミの類いとしか思えません。

同じ「サル」(正確には霊長目)といえども、こんなにも違うんだな、と思わず見入ってしまいました。



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2013年4月27日 (土)

始まってました!

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こんなフライヤーが作られる日を楽しみにしながら、毎回出品しております上野の森美術館大賞展。
(主催者様、ごめんなさい。)
さすがにそこまでは行きませんが、とりあえずここ数年は毎回入選させて頂いておりまして、この春も東京の方に展示させて頂く事になりました。

入選数が多いため、今回も名前の五十音で前後期に分かれての展示で、私の作品は「後期」の5/3〜8の展示となります。

一昔前なら「始発は上野から」と言う列車も多かったので、駅から目と鼻の先ぐらいの所にある「上野の森美術館で待ち時間を...」と言う話もありましたが、今じゃ、そうも言ってられませんね。
と言う訳ではありますが、最近は国画にも出品しなくなり、公募展自体そんなにたくさん出さなくなったので、私の作品が大きな街で展示される機会も少なくなりましたので、お近くにお住まいの方、興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ、足をお運び下さい。

ちなみにこちらがオリジナルのフライヤーです。

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2013年4月22日 (月)

「どうぶつたち」に会いに行く。

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現在、横手の県立近代美術館で開催されている写真展「岩合光昭写真展/どうぶつ家族」を家族で観に行きます。

3年くらい前に行われた「ねこ展」が存外面白く、翌年?の「いぬ展」を楽しみに観に行ったら、図鑑の写真みたいのがただ並んでいるだけで、私的にはコケてしまっただけに思いは複雑。

....だったけど、結果的には十分に楽しめる展覧会でした。
内容的には「群れ」で行動する動物たちの、群れ独特の習性などが織りなす一風変わった風景を捉えた写真を中心に、岩合さん独特のちょっとユーモラスな写真が並ぶ展覧会でした。

「ねこ展」の時などは、ネコ好きじゃない私でも、ただネコの姿を観ているだけで十分楽しいかな...と言う感じでしたが、今回は「映し出された色」とか「緊張感のある構図」とか写真的な要素も十分に味わう事のできる、「写真好き」の人にも見応えのある展覧会になっているような気がします。

まあ、百聞は一見に如かずですから、このG.W.にでも、ぜひご家族連れでご覧になってみてはいかがでしょうか?



そして時間があったら、会場内の所々にある図録とオリジナルプリントを比較してみて下さい。

改めてオリジナルプリントの美しさに気が付くはずです。




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2013年1月29日 (火)

美術館で指を突っ込みまくる!

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たぶんそのうち姿を消してしまう現・秋田県立美術館の美術ホールに「東北を開く神話展」を観に行きます。

入場前に会場係のボランティアさんから丁寧な説明を受けて、テーマパークのアトラクションにも似たその仕掛けを理解したら、いざ入場!


照明を落とした会場に、何やら怪しいシルエットを浮かび上がらせる作品群。
その一つ一つに添えられた真新しい白い紙には「呪文」なるモノが書かれていて、暗い中でそれを読んでいきます。

巷にはインフルエンザが流行っているようですが、この際、そんな事は忘れて、そこに書かれた呪文を解くための鍵?の指示通りに、指を突っ込んだり、触ったり、一部、乗っかったりします。

そんな風に全ての作品を満喫しましたら、最後におみくじ?(くじ引き)をひいて、そこに書かれた指人形をもらえます。

おまけに美術館の外にまで色々な仕掛けがあって、すっかり楽しむ事のできた展覧会。

でも、指を入れる事に集中し過ぎて、どんな作品が並んでたのか、よく見ないまま会場を出てきちゃいました。

まあ、それはそれで良いのか...



  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

中野修一 絵画展

樹をさがす。道をみつける。

会 場:六花亭 西三条店 二階喫茶室(北海道帯広市西三条南1-1-1)
会 期:2013年1月7日(月)〜4月6日(土)
時 間:11:00〜18:00(ラストオーダーは17:30)



お近くにお寄りの際は、ぜひ足をお運び下さい。

 
 

 



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2013年1月28日 (月)

ちょっと驚いた話/新美術館にて

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日曜日に新美術館へ「スタジオジブリ・レイアウト展」を見てきました。

会場についたら、まさかの大行列!
こんな光景、秋田の美術館では初めて見ました。
ただしこの列は当日券を買い求める人たちで、運良く前売り券を持っていた私たちは、これを横目に見ながらスルー。
単純に価格が安くなるからという理由で購入してましたが、これが幸いしました。

で、予想通り会場内もごった返しており、狭くし切られた展示室内には、鑑賞する人々の列が、二重三重になっていて、身動きもままならない状態でした。
まあ、美術館の方々もここまでの混雑は予想していなかったのかもしれませんが、こうなるのであれば、会場内の人数を一定に保つような入場制限などの工夫をすれば良かったのかな?と思います。
特に今回は展示スペースが狭い上に、どの作品も鉛筆など遠目にはボンヤリとしか見えない素材で描かれていて、ちょっとでも離れてしまうと見ずらいので、なおさらそうして欲しかった気がします。

で、そんな混雑した会場ですから、「ほら、ここ見て!」とか言いながら何の抵抗もなく額のガラスを指で触る人や、ガラスのショーケースに腕組みしたまま肘からもたれかかる人など多数。
さらに狭い会場には、途中で座って休憩するような場所もないので、たまたま空いていた会場係用のイスに腰掛けてる方もいらっしゃいました。

もう一つ踏み外せば、バーゲン会場如きカオス状態になってしまいそうな勢いの混雑ぶりでした。

で、そんな第一会場をでようとした時、階段の下のくらい部分に壁に埋め込まれた何やら大きめのプレートを発見。

そこには「この美術館建設に尽力した方々」らしき60〜100人程度の個人名が刻まれていて、中にはお役所の方々のそれも見受けられます。
記念的行事に参加したという事で、どこかに名前を残しておきたいという気持ちはわからないでも無いですが、「でも、これって公私混同じゃない?」という気もします。

だってそれを言うなら、この建築のために使われた税金を納めている秋田県民の方々だって、十分尽力してると思うんだけど...

是非はともかく、とりあえずこんな種類のプレート、私は初めてお目にかかりました。



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中野修一 絵画展

樹をさがす。道をみつける。

会 場:六花亭 西三条店 二階喫茶室(北海道帯広市西三条南1-1-1)
会 期:2013年1月7日(月)〜4月6日(土)
時 間:11:00〜18:00(ラストオーダーは17:30)



お近くにお寄りの際は、ぜひ足をお運び下さい。

 
 

 



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