雪解けとともに
毎年通りの事なのかどうかはともかく、一ヶ月ぶりに訪れた帯広市内にはすでに雪の姿もなく、これで霧雨さえなければ、すっかり春の装いを見せてくれそうな雰囲気でした。
そんな中、搬出作業を進めましたが、何せ梱包したのも3ヶ月も前の事ですから、ちゃんと元の箱に戻して梱包し直せるかどうかちょっと不安でしたが、終わってみれば1時間ちょっとで片がつきました。
六花亭さんのおかげで、前回、そして今回と、私のルーツである北海道という場所で展覧会を行なう事ができて、本当に良かったなぁと思っています。
だいたい、生まれ故郷とは言っても、一度離れてしまうとなかなか戻って個展を開催するとなると、会場をみつけるなどなど、色々と難しい事ですから。
それにしても、これでしばらくは彼の地での展覧会の予定もありませんので、次はいったいいつになる事やら...
そしてそんな事を考えながらちょっとだけ感傷に浸りつつ?ゴソゴソとやっている私の後では、次の展示予定の若い作家さんがお店の人と打ち合わせをしながら作業を進めていました。
ということで、雪のたくさん積もっていた私の作品たちも、外の世界の雪解けと一緒に、いったんこの場より退場いたしたいと思います。
どうもありがとうございました。
中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
Shuichi NAKANO official website / English edition
http://nakanoshuichi.com/eng/top01.html
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