カテゴリー「冬と雪」の28件の記事

2009年11月 4日 (水)

舞う雪の姿に...

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降る雪、積もる雪を追いかけて、栗駒山麓へと向かいます。

前日までなら、紅葉を楽しめただろうと思われる小安峡辺りもすでに雪の中。
そこを過ぎれば、ノーマルタイヤでは立ち入れない道路状況。そんな道も、この翌日の午前中から春先まで、冬期間の閉鎖となります。

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さすがにこの雪では、行き交う車もほとんど無く、バージンスノーにタイヤの跡を刻みながら進んで行きます。

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登山道の入口に到着。
須川温泉はすでに営業を終えていて、冬支度の真っ最中。慌ただしく働く人たちの横を通り過ぎ、山の中へと入って行きます。

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一歩踏み込めば、もうそこは人の営みとは無関係な世界。
自分以外人の姿はもちろん無く、その自分という存在もあまりにも「場違い」に感じられ、長居は無用と思いつつも、何かに取り憑かれたように奥へ奥へと分け入ってしまいます。

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降っていたかと思うと、急に止んでしまって、遠くまで見渡せるようになったりします。
だからといって、他に動く物の姿が見える訳でもなく、植物以外の生き物の痕跡すら、感じなくなっている事に気が付きます。

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名残ヶ原に辿り着きます。

「ここで一体、何にピントを合わせているのだろうか?」

シャッターを切りながら、そんな自問自答を繰り返す私。
少なくとも目の前に見える物体に焦点を合わせている実感はありません。
ひょっとしたら「ここにある空間の全て」を写そうとしているのかもしれません。

気が付けば「舞う雪の姿」が写っていました。
(上の写真をダブルクリックすると見えるかもしれません)

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黙って風景を眺めていると、こんな風に自分の上にも雪が積もってきます。
この時期の東北の雪とは思えないほど、さらさらに乾いた雪です。

ふとこれ以上、長居をしてはいけないような気がして、もと来た道を戻ります。

「もっと先に進んでみたい」という想いに、後ろ髪を引かれつつも、その背後で「後ろ髪を引く何か」の存在に、ほんの少しの恐怖心も覚えつつ、足早にその場を立ち去ります。

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登山道入口近くにある蒸し風呂小屋みたいな所まで戻ってきました。ここまで来れば、須川温泉の雪囲いを組み立てる金槌の音も聞こえて来て、一安心、と思いきや、そんな僅かに残された人の痕跡の上にも、容赦のない「何か」が襲いかかって来ていました。

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どこまで行っても雪が舞っています。

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ここまで行って帰ってくる間、僅かに40分程度。
夏場なら、町中を歩くのと同程度の格好で、何の苦もなく往復できる道行き。

でも今日は、いつも何の気無しに眺める鳥居の姿が、まるで何かの「結界」を示す印のように見えます。

「ここからは別の世界...」

この鳥居は静かにそう語っているようでした。

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下界に下りて来る間に、空から降るのものは、いつしかみぞれの様に重たいものに変わっていました。

その雪はいつしか舞う事を止め、カメラに写るその軌跡は、何となく重そうで、地面向かってただひたすらに落ちて行くようでした。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

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2009年10月 1日 (木)

すでに冬の気配/鳥海山登山

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登り始めたのは朝6時。

「晴れ」の予報に反して、山の上空には薄雲が広がっています。雨こそふりそうな雲ではありませんが、「快晴の下」とは行かない雰囲気。

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「尾根沿いを歩くので、難易度がちょっと高い」と聞いていたので、前回はパスした「康新道」ルートを行きます。
確かに途中から尾根づたいを付かず離れずしながら登るので、所々スリリングな場所もあります。もっとも横バイ、縦バイ、鎖場...なんてのがある訳ではなく、難易度はありませんが、恐怖感はあります。

ただそれと引き換えにしても見たかったのが、眼下に広がる中島台の紅葉(上の写真)。
あいにくの空模様で「色がきらめく」とまでは行きませんでしたが、スケール感は満点でした。

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こんな断崖の縁を登ってきます。

八合目を越えた辺りでしょうか、はっきりとした指標がある訳でもないので正確な所はわかりませんが、しばらくすると、靴底の下から聞こえてくる踏み音が変わってきた事に気が付きます。

...シャリ、シャリ、シャリ....

で、よくよく見てみると...

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霜柱です。

昨晩から早朝にかけてはだいぶん冷え込んだのかもしれません。
よくよく考えてみれば、七合目辺りのリンドウやアザミが変にしおれていたり、足下の草が、一部分だけ黄色く変色していたのを思い出し、たぶんここ2、3日の間に下も降りたのかもしれません。
紅葉の間に白っぽい木の枝も多く見えています。

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登り始めてちょうど4時間後、午前10時に七高山頂上に到着。
ここで一休みしたら、向かい側に見える鳥海山(新山)頂上へ向かいます。

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それにしてもこの頂上、見れば見るほど、「天然の」ケルンですね。神様あたりがここに来て、積んだとか。

まあ、ケルンなら良いですが、「賽の河原の石詰み」じゃ、シャレになりません。それじゃここは地獄の入口になっちゃいますからね。

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(七高山)頂上から歩く事5分、新山との分岐です。急坂を降り、そして登ると、手前の新山(上の写真)に至る訳ですが、よく見ると登山道を知らせるための、白いペンキの印が見えます(写真をクリックすると拡大します。わかりづらいかな?)。それにしてもどれが頂上か、ここからじゃわかりませんね。

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最深部から見上げた七高山

しぶとく融け残った万年雪。この調子なら、このままここにも新雪が降り積もる事でしょう。

ここから右手に登って行きます。

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赤い矢印で示したルートを回り込んで行くと、こんな岩の下に出てきました。このてっぺんでくつろいでいる人も見受けられるようで、どうやらここが頂上のよう。でも見た通り、よっぽど特殊な能力でもない限り、こちら側からは登れないので、ここから右方向へと進み、裏に回り込んで行きます。
すると...

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今シーズン、初ツララを発見!

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こんな「胎内巡り」もあるんですね。知らなかった。

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初!鳥海山の頂上です!
時間は11時、登り始めてから約5時間。
長かったぁ〜。

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こんな風に遠くに出羽三山の山並みも見えます。

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帰りは逆側を回ります。
こんな狭い岩の間をくぐったりしながら、もと来た道に戻って、下山開始。

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こんな鳥が、すぐ近くまでやってきたり...

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こんなバッタがやってきたり。
それにしてももうすぐ冬だというのに、どうしてこんなにたくさんのバッタがいるんでしょう。幼虫でまだ羽が生えてなかったり、おまけあまりにも鮮やかな緑色なんで、枯れ色の中ではとても目立ち、まるで他の動物に
「私の事食べて!!」
と言わんばかりです。

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せっかく日が出てきたと思ったら、今度はガスが出てきて、紅葉自体がその影に隠れてしまいます。

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こんな姿もこれで見納め。
七合目辺りで、私もそろそろ雲の中に突入して行きます。

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いつか、こんな山行きの成果(?)を作品として結実させてみたいと、常々思っているのですが、なかなか一筋縄ではいかないようです。

以上、かなり長くなりましたが、今回の鳥海山登山の記録でした。

最後までお気合い頂いた方々、誠にありがとうございました。



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2009年4月25日 (土)

地上の華、天上の雪/八幡平

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 地上ではG.W.を待たずして、すでに桜は盛りを越えそうな勢い。その一方で、天上では、すでにその存在を忘れかけた雪が、今だに不思議な姿を見せておりました。

 向かうは八幡平アスピーテラインの「雪の壁」。
 やっぱり雪が好きな私は、半ば強引に家族を巻き込んで、雪景色を追いかけています。

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 家を出発する時は雨模様のあいにくの天気でしたが、田沢湖を越えた頃には雲も切れ,日差しが差し込むようになりました。

09042502 途中、玉川温泉に立ち寄り、湧出量日本一の「大噴(おおぶけ)」を、子どもにも見せてみようと思いましたが、あまり興味がないみたい。
 ちなみに右の写真の「危険」は、うちの子どもじゃなくて、その横から吹き上げてくるガスの事で、よく見ると、こんなすごい勢いのものばかりではありませんが、地面のあちこちからガスが吹き出ているのが判ります。
 今日は久々に天気が良かったせいか、たくさんの人があちこちにゴザを広げて岩盤浴の真っ最中。ここはどちらかと言えば病気療養のためなどの「湯治場」として利用される方が圧倒的に多く、一般的な観光地のように、みんなでワイワイ散策すると言う雰囲気ではありません。走り回る子どもと一緒に歩いていると、なんか場違いの所に来てしまったような印象さえ受けます。

 散策を終え、八幡平へ向けて車を走らせます。
 「大沼」のビジターセンター辺りまで来ると、昨日の悪天候で雪が降ったおかげで、辺りは真っ白な雪で覆われ、その反射光が目に痛いくらいギラギラしています。

 期待に胸を弾ませながら、後生掛温泉を過ぎた辺りで、目にした看板で、何やらイヤーな予感。

 で,やっぱりゲートは閉まってました。
 この場に来ていた人は皆、「こんなに天気がいいのにどうして?」と思った事でしょう。当然私たちもそうです。しかし閉じたゲートを突っ切る訳にも行かず、ここで泣く泣くUターン。

 しかしやっぱり、胸の辺りにうごめくモヤモヤしたものが、気になって、途中の大沼ビジターセンターで聞いてみると

「12時に開通しますよ。」との事。

 やっぱり聞いてみるもんですね。さすがはうちの妻。私はこの段階ですでに頭に血が上っていて、冷静な判断力が失われていましたから・・・。

09042503 ということで待つ事30分ほど。するとそれらしい人たちが集まり始め、12時には開門、一路、八幡平に向かいます。
 この辺りからは両側の雪の壁も徐々に高さを増して行きます。ただ頂上に近づいているにもかかわらず、思っていたほどの高さはなく、「一番高い所で8メートルぐらい」と、聞いていたので、ちょっとがっかり。

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 当てが外れたような気分でしたが、それでも頂上付近から眺めは最高で、適度に雪も締まっていて、これなら頂上まで長靴でも歩いていけそうな感じです。今回は時間もないので、あきらめましたが。

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 という訳で、写真を撮ったり、ソリ遊びをしたり。
 でも冷静に考えたら、前日は雪が積もった訳で、おまけに今日のこの晴天ですから、雪崩の危険性もかなり高かったのかもしれません。スキーの後もあったし、スノーシューで上っている人も見かけたましたが、充分、注意するに越した事はありませんね。

 十分楽しんだ所で、そろそろ山を下ります。何となくまだ一度も行った事のない、「樹海ライン」にも行ってみたいような気もしましたが、今日はとりあえずアスピーテラインの方を降りていきます。

09042507 ここを降りてみて判った事なんですが、この「雪の壁」、秋田側よりも岩手県側の方がはるかに高くて立派でした。その理由は定かではありませんが、写真でも判るように、高い所では人の背丈の2倍以上の高さで雪が残っていました。
 でもこの日は平日でまだ車の台数も少なかったので、途中で車を止めてこんな写真を撮る事も出来ましたが、この連休中はきっと車やバスでいっぱいになり、ただでさえワインディングロードで、おまけに これくらいの高さの壁がどこまでも続くのであれば、視界は最悪ですので、これから行かれる方は十分気をつけて下さいね。

 下まで降りてくると、今までの景色が夢まぼろしだったかのように、あちこちにいろんな花が咲いています。
 一般的にはこの花盛りの下界に降りて来た事の方を「桃源郷に足を踏み入れた」とでも表現するんでしょうが、ちょっとひねくれた私にとっては楽園を追われたアダムのような「失楽園」みたいな気分になってしまいました。

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 「せっかくここまで来たんだから・・・」
 ということで、帰りの道すがら、「小岩井農場の一本桜」を観に行きましたが、ご覧の通り、まだちょっと早いです。この連休中に暖かい日が続けば、良い具合に開花しそうですが、天気予報では、また崩れる模様とか。

 雪も花も、こればっかりは人間の力ではどうしようもありませんね。



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第27回 上野の森美術館大賞展のサイトです。
  何もないサイトですが、受賞作品だけは見れます。

http://www.ueno-mori.org/kobo/taisho27/index.html




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2009年3月26日 (木)

名残り雪は、夢のように

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 冬の終わりを惜しむように降る雪は、何となくザラッとしているようで、
どことなく落ち着かない感じ。

 「まだ降るのか?」

 「頼むからもう積もらないで。」

 あちこちからそんな声が聞こえて来そう。

     ×      ×      ×     ×

 昨日の晩、出かけた先の秋田市からの帰り道で、吹雪に出会う。
結構強く降っていた。

 でもそんな抵抗も、所詮は最後の悪あがき。激しく降る雪も、
積もる事無く空しく融けていく。

 朝、起きて外を見てみればその跡形すら無く、ただ寒さだけが、
微かに響く余韻のように辺りにじんでいます。



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私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/




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2009年3月20日 (金)

去年の今頃は

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 昨日の卒園式は、なんとか雨も降らず、無事終了。そう言えば2年前の入園式の時は、風の強い日だった事を思い出しました。
 昔から定番の紅白まんじゅうは、紅白餅へと様変わりはしたものの、今だ健在。ネームのハンコをもらったりするのも同じですね。

 全然関係ないけど、このハンコ、小学校でも使えば経費削減できそうですね。市内幼稚園や保育園で申し合わせて、字体とサイズだけ統一しておけば良いし、それこそ入園時に市が一括で作って、終了時に小学校に繰り越すようにすれば規格の統一もできるしね。まあ、市教委がそんな煩雑な事するわけないか。いちいち持ってる子と持ってない子をチェックして、なんてするよりも「とりあえず全部作っちゃえ」の方が楽チンだもんね。どうせ税金だし、無駄遣いしたって、自分の腹は痛くも痒くもないし。
 このハンコも昔ならともかく、これだけパソコンやネームシールが多種多様になれば、正直、家庭ではあまり使い道ないですからね。まあ、記念品と思えば良いのか。

 なんか愚痴ぽくなっちゃいましたね。書き始めたときは全然そんなつもりじゃなかったのに。

09032002 先日、昨年のダイアリーを眺めていた妻がボソリと言うには、

「去年の春休みにソリ遊びしたんだよね。」

 そう言われてアルバムを見返してみると、確かに昨年の3月23日に子どもを連れて近所のスキー場にソリ遊びに行ってるんです。

 (右の写真はその時の様子)

 他の写真を見ると、確かに雪が黒ずんでいる所もありますが、充分滑走可能な状態です。このスキー場(ジュネス栗駒)自体、市内から1時間弱ぐらいかかる、山の中のスキー場なんで、平地とは様子がちょっと違いますが、それにしても今年のこの辺りの天候では、ここまでの積雪は期待できないでしょう。

 今、この辺りは結構長い事、雨が降っていて、その音を聞くだけで「スキー場へ行こう」なんて気持ちは萎えてしまいます。

 すでにバッケ(ふきのとう)や福寿草も芽を出しているみたいです。



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2009年3月17日 (火)

見てみたい風景

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 もうすぐ入学式のシーズン。北国とは言え、いい加減、冬や雪の話をするのも、どうかと思われるくらい、穏やかな日々。悪天候の雨風の音さえも、一歩ずつ近づく春の足音のように思えてきます。

 子どもを幼稚園へ送る道すがら、消えゆく雪を惜しみつつ「もっとたくさん降って、空まで積もれば良いのに・・・。」なんてたわいもないことを言う我が子。確かに今年は思いのほか雪が少なく、大人たちはともかく、子どもたちにはちょっと物足りない冬だったかも知れません。

 そんな事をぼんやりと考えながら、家や道路がすっかり隠れるくらいに積もった雪の野原を想像します。

 朝、目が覚めると晴れた真っ青な空の下、眼が開けられないくらいの反射光の中に広がる真っ白な雪原。遠くに言える山並みと、所々に頭を出している電波塔や高層ビル。高圧線の頭は、きれいに列をなして並んでいます。動いている物は空を飛ぶ鳥とわずかに浮かぶ雲だけ。

09031702 そんな景色を窓から眺めながら、最後の珈琲を一杯。上手にいれられなかったのは残念ですが、それを味わいつつ、飲み終わったら、絵筆を取り、キャンバスに向かうのです。・・・・

「家も埋まった中、あんたはどこで眼を覚ますんだ?」なんて野暮な事はこの際、言いっこなしでお願いします。
 もしそんな風景を見る事ができたら、不思議な絵が描けるかもしれませんね。

 でも、そんな事はもちろん無理ですから、後は想像するか、あきらめるしかありませんね。



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2009年3月 6日 (金)

春の始まりは、冬の終わり

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 早朝、空の写真でも撮ろうと2階の窓を開けて外を眺める。ふと視線を落とすと、屋根の上にはいつしかうっすらと積もった雪が。そして少しずつ融けて行きます。
 もう彼らが雪ではいられない程に、温かくなって来ています。

 これから芽吹き始める草花にとっては優しい気候も、雪たちにとってはただただ残酷な存在でしかありません。

 公立高校の入試も終わりました。

 春はもうそこまで来ているようです。

  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  


09030602 三日程前からこんな絵を描き始めました。F130号という、畳2枚分ちょっとの非常識なくらい大きなサイズなんです。まあ「このサイズが普通サイズ」という方も中には居られるでしょうが、少なくとも一般的な日本の家屋の中では、取り回すだけでも一苦労、嫌になるくらいの大きさです。

 で、せっかくそんな大きなサイズに描く訳ですから、今回はその直前に立って眺めたら、その風景の中にいるみたいな錯覚に捕われるような風景画を描こうということで、こうなりました。

 例え小さくともそれが魅力的な絵なら、その前に立って眺めているだけで、その世界に同化、または感情移入する事はできるので、正直サイズの大小はあまり関係ないのですが・・・。

 サイズはともかく、あんまり普通の風景画になりそうなんで、我ながら笑ってしまいます。

 いつでも、どこにでも、ちょっと頭を持ち上げて、空を見上げれば、誰にでも見つけられそうな風景。

 わざわざ絵に描かなくても、現実にその風景に出会い、心惹かれれば、それだけで充分なこと。

 それをこれ見よがしに、わざわざご丁寧に時間をかけて絵に描いて、人に見せつけるなんてのは、ただのエゴイストの所業なのかもしれませんね。

 ただ、私自身の中の何かが救われる為だけに描いているような、そんな極めて個人的な風景画です。

 そして突き詰めてみれば、そんな個人的な作品をわざわざ見に来ていただいたり、購入してくれるということほど、不可思議な事は無く、同時にそれはとてもありがた事なのだと感じる今日この頃であります。



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2009年2月17日 (火)

あれはもしかして夢?

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 朝焼けに気づいて、外を眺めれば、再びの銀世界。一面に積もった雪に朝焼けの色が写り込み「銀」というよりは「赤ムラサキ」に彩られています。

 犬っこまつりまでの陽気が夢幻しだったんじゃないかと思わせるほどの、吹雪と寒気。洗面所の水道も危うく凍結するところでした。こんなに冷え込むのは今シーズン3度目ぐらいかな?

09021702  一昨日のテレビでは「杉花粉の飛散状況」なんかが話題になっていましたが、すっかり冬に逆戻りしてしまったこの辺りでは、そんな話もどこへやら。明日の雪かきや雪下ろしの心配をしなければならなくなりました。

 とはいっても、冷静に考えてみれば、これが本来の2月の姿。文句なんか言わないので、この寒さがしばらく続いてくれれば良いのになあ、と一人想うのは私だけでしょうか?



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2009年2月15日 (日)

雪祭りの季節に「夏日観測」?!

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 ネットのニュースを眺めていたら、「夏日観測」 という文字が視界に飛び込んで来ました。まあ、沖縄は別としても、同じ日本列島の中で雪祭りをやっている一方で、春のような温かさになっている所があるというのだから驚きです。いくら日本が縦に長いからと言ってもこれはちょっと・・・と思いましたが、子どもと犬っこまつりに出かけた妻が「今日は春みたいな陽気だった」と言っていたのを考え合わせると、昨日は日本全体が異常気象であった訳で、当然ここ湯沢でも、とても雪祭りとは不釣り合いな気温だったということでしょうか。

 上の写真は、今回作品を展示させてもらっている会場の前を写したものです。
 見てお判りの通り、かなり大きな「ガラポン」があるので、遠目からでもすごく目立つと思います。

 ここで展示販売をされている「我流慕」さん。
 オリジナルの可愛い木製ストラップやキーホルダーに名前などの文字も入れてもらえるみたいです。お祭りの記念にも良いかもしれませんね。

 それからガラス工芸の「るり工房」さん。
 トンボ玉やビーズなどで作ったストラップやペンダントはもちろん、オリジナルのビーズ自体も販売していますので興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

 そうそう、「カフェ・ジータ」さんのカフェオレベースでつくるカフェオレも美味しいですよ。ホットはもちろん、歩き疲れた時にはアイスも良いかも!

 犬っこまつりも残すところ、あと1日。好天はともかく、荒天だけは避けたいところですね。



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2009年2月11日 (水)

「犬ッこ」、大丈夫だべか?

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 昨日もみぞれまじりの雪模様。でもどんなにたくさん降ったとしても、この気温では、融けて行く速度の方がずっと速そう。

 昨年は「犬っこまつり」に合わせて家の前の残雪に犬を飾る為の「お堂」を制作したのですが、今年は雪が少なくて全然作れそうにありません。

 犬っこまつり、大丈夫かな?・・・

 そうそう、その犬っこまつりですが、ひょっとしたらその会期中に作品を展示する機会ができるかも。詳細が決まりましたらまた連絡します。



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2009年2月 2日 (月)

雪化粧

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 先日まで、融けて少々黒ずんでいた景色が、再びの新雪で、きれいに塗り替えられます。

 「化粧をしたら見違えた。」とは、時々聞かれる言葉ですが、まさにこれもそんな一例。「雪化粧」とは良く言ったものだと、改めて感心してしまいます。

 でも、この春みたいに暖かい日差しの元では、この化粧も長くは持たないかもしれません。



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2009年1月31日 (土)

暖冬、地球温暖化、もしくは異常気象?

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 夜だというのに、雪が融けてしたたる音が聞こえます。でもこれはひょっとして雨の音?どちらにしても1月にあまり聞かれる音ではありません。

 雪が少ないので屋根からの雪下ろしも少なく(または全然無く)、この時期、これを生計の一部にと考えている人たちにとっては、とんだハズレの年。2月にはあちこちで、雪に関わるイベントも多いようですが、これもどうなる事やら・・・



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2009年1月29日 (木)

モンスターに会いに行く/阿仁スキー場

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 前日からの予報で、晴天はほぼ確実。ということでいても立ってもいられず、早朝に家を出て「阿仁スキー場」へと向かいます。

 放射冷却の朝。道路に立っている気温計は ー12℃ との表示。後で聞いてみれば、この冬一番の寒さとか。そう言えば車のドアも凍り付いていて、乗り込むのに一苦労でした。

 角館を抜けて、国道105号線に乗りひたすら北上。難所の峠を越え、10時前に到着。平日ともあって、そんなにお客さんはいません。

 スキーの準備を済ませたら、ゴンドラに乗り込み3.5キロを一気に駆け上ります。標高を上げて行くと、見た目にも、木立が徐々に白さを増して行くのがわかります。
 ゴンドラの降車場から少しだけ歩いて登ると、そこには・・・

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 こんな光景が広がっています。ここはゴンドラ1つで手軽に樹氷鑑賞ができるということで、スキー客以外の一般の方も多いようで、30分で程で一周できる散策コースもあるんです。
 私もスキーを外して、踏み跡をたどって散策に行きます。前にも後にもカメラを抱えた人が大勢います。そしてそんな彼らを追い抜こうと、少しでも踏み跡をそれようものなら、

ズ ボ!!

 一気にひざ上まで埋まってしまい、這い上がろうと、もう一歩踏み込むも同じ状況が繰り返され、

「底なし沼ってこういう感じ?」

 などと考える余裕は持てる程度に焦ります。
 それでもなんとか下半身を引きずり出し、散策コースに戻りますと

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 天気も穏やかで、森吉山の山頂も見え、スノーシューでもあればそのまま散策できそうですが、先ほどの事もあり、スキー靴ではちょっと無理そうなので、今回はここからの眺めだけで満足する事に。
 ゴンドラで一緒になった方の話では、鳥海山はもちろん、岩木山まで見えるそうなんです。四方を見渡すとぐるりと山並みに囲まれていて、それらしい頂も遠くに見えます(確信はありませんが)。

 しばらくそんな景色を眺めていましたが、せっかく来たのだからと、スキーの方も楽しみます。スキー場自体は途中に緩斜面が多く、コースの長さの割りに本気で滑る事のできる部分は思いのほか少ないです。ということで上級者などにはあまりお薦めできませんが、「新雪が滑りたい!」という人にはそんなコースも用意されています。

09012903 もともとスキーよりも景色を見る方が好きな私みたいな人間にとっては、とても良いスキー場でした。

 最後に付け加えておきますが、これはあくまでも取材です。スキーを楽しんでいる訳じゃありません。って、誰も信用してくれませんか?



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2009年1月24日 (土)

まだ1月なのに

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 「夜半から大雪」と言っていた天気予報。今朝起きて外を見れば、確かに雪は降っています。

 でも全然寒くありません。いつもなら寒さに震えながら慌ただしく寝間着から着替えるのですが、今朝はのんびりと考え事をしながらの着替え。

 雪質も、小粒だけれど、ベタッとした感じのまるで春先に降るような、重たい雪。

 せっかく雪国ならではの風物詩でも紹介しようと「冬と雪」なんてカテゴリーまで準備したのに、あまりぱっとしない冬にテンションは下がる一方です。



好評開催中!
  第19回 富嶽ビエンナーレ展
  静岡県立美術館/1月2日(金)〜25日(日)(月曜休館)


中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  入選作も公開中!

   http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
  http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/




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2009年1月16日 (金)

雪にも色々ありまして

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 昨日も大雪のため、除雪車出動。ということは早朝から、雪投げもありました。
 流雪溝の時間を確認し、それよりも少し早めに外へ出て、スノーダンプを押し始めると・・・。

 おっ、重い!・・・

 載せた雪の量はいつもと変わらないのに、いつもと同じような力ではダンプがビクともしません。昨晩もけっこう寒かったので、軽い雪だろうと思っていたのですが、予想に反して、今年一番の重い雪でした。

 ちょっと集めておこう、なんて思っても力の入れ方は「ちょっと」なんて気楽さではダンプもスコップも動きません。

 見た目には、どれも似たような雪ですが、同じ雪と言えども、そこには見えない違いが隠れています。急に屋根の雪下ろしの必要性を、感じてしまう今日この頃です。


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2009年1月15日 (木)

ちょっとすごい貸し切り!/スキー場

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 世の中にはいろんな「貸し切り」があります。でも、さすがにこんな豪快で、しかも特別料金のかからない貸し切りは、なかなか無いかもしれません。今日はそんなお話。

 今回行ったのは「小安スキー場」。大噴湯でも有名な小安峡のすぐ側にあるスキー場で一般的には「とことん山」とも呼ばれ、夏場には山登りなんかも楽しめる所です。
 「とりあえず色々な所に行ってみよう!」ということで、自宅から約40分ぐらいのこのスキー場に来た訳ですが、駐車場に車を停め、辺りを見わたしてみますが、スキー客らしい人の姿が見当たりません。停まっている数少ない車もほとんどが軽トラやその他の軽自動車で、キャリアーがついている訳でもなく、たぶんここの管理をしている地元の方々の車と思われる物ばかり。大体、駐車場からヒュッテまで上がる雪道にも、人の踏み跡がほとんどありません。それでもリフトは動いているし、音楽も流れているので、とりあえず、家族3人スキーを担いで登ってみると・・・

 まさに貸し切り状態!

 営業はしていましたが、私たち以外にお客は居ません。確かに昨日辺りから、地元の小中学校も三学期が始まっている、そんな平日なので少ないのはわかりますが、まさか3人だけとは。

 最初のうちは、子どもにつき合って、下の方で一緒に歩いて登って滑っていましたが、あまりに天気も良いですし、ただ動いているだけのリフトも使わないともったいないような気がしたので、一人で頂上までいきました。

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 すると思っていた通り、遠くに雪をかぶった栗駒山系の山々が見えました。冬期間は道が閉鎖され、その姿をみる事さえなかなかできない山でしたが、快晴に近い天気のおかげで、こんな姿を拝む事ができました。

09011503  上級者コースの方は、けっこうな急斜面でしたが、圧雪車の痕とそこにうっすらと積もった雪以外に何も無い雪面を滑り降りてくるのは、とても気持ちの良いもので、振り返って見ると、私が残したシュプール以外、他には滑った痕はもちろん無く、この痕は私たちが帰る頃にも、そのままのカタチで残っていました、
 その後、家族みんなでリフトに乗って初心者コースを降りてきました。こちらは林間コースに近いので、斜度は確かに緩やかですが、狭いので油断をするとコースアウトの危険もありますが、まあ大丈夫かな?

 昼の1時頃に滑り終えましたが、相変わらずお客さんは私たちだけでした。

 最後は疲れた体を温泉で癒そう、ということで露天風呂へ。
 この下の小安峡は「温泉街」としても有名ですが、今回行ったのはこのとことん山に併設されている温泉で、夏場のキャンプ場とセットで営業しているのは知っていましたが、冬のこの時期にやっているのは知りませんでした。

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 スキー場のヒュッテで入湯料を払って、雪の積もった林の中を歩いて行くと、貸しコテージ(バンガロー?)の間に露天風呂の建物が見えます。

 脱衣所は狭く、なんとストーブなどの暖房器具はありません。ちなみに管理の人もいません。
 寒さに震えながら、あわてて脱衣を済ませたら露天風呂へ。(建物内に洗い場もあるのですが、水道水節約のため使用できませんでした。)

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 なんと言っても、この雪景色が見える露天風呂。おまけに川があって吊り橋まであるんですから。熱過ぎるとか寒過ぎるとか言う前に、このロケーションンに参ってしまいました。
 屋根の下にある風呂につかりながら、ふと下に目をやると、そこにも露天風呂が・・・。なんと上下に三つの露天風呂があるんです。さすがに一番下はちょっと冷め気味でしたが。長く浸かって居るのが好きな人や、子どもにはちょうど良いかも。

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 のんびりと景色を眺めながら、浸かっていると、頭の上に冷たいものがポチャリと落ちてきます。上を見てその理由に納得。木立の枝についた雪や氷が融けて落ちてきます。昔ドリフの歌に「湯気が天井からポタリと背中に・・・」というのがありましたが、ここではさながら「雪が枝からポタリと背中に・・・」と言った所でしょうか。

 ちなみに最後の写真は、お風呂から見えた吊り橋から撮ったものですが、ご覧の通り、男湯は外から丸見えですけどね。
 猿とかカモシカとかクマとかに、ばったり出会いそうな静かな露天風呂でした。



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2009年1月11日 (日)

一刻の晴れ間に

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 実家で晩ご飯を頂いて、そこから自宅へ帰る間、さっきまでの吹雪が嘘みたいに雲が切れて、空が見えます。満月みたいに丸く明るい月とその周りを見える星々。千切れ雲があんまり早く流れるので、眼の錯覚で、星の方が動いているみたいにも見えます。

 雪道の上には、足下から伸びる三つの人影。

 街灯の灯も届かない処なので、この影は月明かりの仕業。

 真新しい積雪に踏み跡を残しながら、家へと向かいます。

 家に着く頃には、空は再び雲に覆われて、月の姿も見えなくなりました。

 風雪も強まってきました。

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 朝にはまた除雪作業が待っています。



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2009年1月10日 (土)

それでも凍れます。

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 ただいまの時刻、1月10日午前5時をちょっと過ぎた辺り。モッサモッサと雪が降ってきました。予報ではこのまま明日まで降り続くということでしたが、どうでしょうか?

 本日のタイトル「しばれる」と書こうと思ったら「縛れる」しか出て来なくて、仕方なく「こごえる<凍える>」の送り仮名を消して「しばれる<凍れる>」と直しました。でも本当にこれで良いんでしょうか?あまり自信はありません。

 連日「雪が少ない」とつぶやいていますが、それでは冬らしく冷え込む日はあって、そんな寒い日は窓にも霜が付きます。もっともっと気温が下がると、雪の結晶みたいな不思議な造形が見られるのですが、この辺りの零下ではこんなもんでしょう。

 こんなに冷え込むのは、大抵は天気の良い日と相場は決まっていて、もう少しすると、太陽も顔を出し、風もなければ気温はどんどん上昇して行きます。
 そしてその気温の上昇とともに、これらの美しい造形も、水滴となって、やがて消えて行くのでした。


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2009年1月 9日 (金)

雪の少ない冬でしょうか?

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 昨日、ニュースでもと思い、すっかりいかれてしまったテレビを付けていたら

「久しぶりの晴れ間に(秋田)市内の公園で遊ぶ子どもたちの様子です」

 という言葉。勝手に雪の中で楽しそうにはしゃぐ子どもたちの姿を想像しながら、テレビの方に眼を向けると、そこには枯れ色の混じった原っぱの公園で遊んでいる子どもたちの様子が・・・。
 スキー場情報で見る限り、量こそ少ないものの県内のほとんどのスキー場が滑走可能なので、「どこでも雪がある」と勝手に思い込んでいた所にこの映像ですから、さすがにちょっとショックでした。本当に今年は雪が少ないんですね。

 思い返せば昨年の今頃は、ほとんど毎日の様に雪が降り、その毎日の除雪作業で、私のだぶついた体からは、どんどん贅肉が落ちて行ったものでした。(結果的には一冬で5キロマイナスにでした)しかし今年はそんな気配すら無く、逆に寒さに備えて皮下脂肪を蓄えるべく、私の食欲はおう盛になる一方です。

 上の写真は昨日行った湯沢市内にある稲川スキー場の様子です。
 ここ何日か、少ないなりに雪も積もったので、雪質も良好で、滑り易かったです。ここもペアリフトとロープリフト(?)があるだけで、斜面もなだらかな、どちらかと言えば初心者向けのコースです。

09010902  うちの子みたいな曲がる事はおろか止まる事もできない子ども向けのこんな坂もあったりします。ちょっと狭いんですが、登ったり降りたり、まだスキーを履き慣れていない子どもたちにはちょうど良い練習場所かもしれません。

 ただ、来週辺りから、市内の学校も冬休みが明けるのですが、そうなると平日のこのスキー場は市内の小中学生で混み合うそうです。

 昨日は久々に妻の方が、パンを作りました。

 今回は 黒豆入りコッペパン

09010903 何故黒豆入りかと言うと、皆さんのご想像通り、思わぬ所から頂いた正月用の黒豆の煮物の残りです。それが実家の方で余ってしまい、そのおっそ分けが我が家にも飛んで来た訳ですが、これが今だ食べ切れないんです。ということで、この黒豆を入れたパンを作った訳ですが、やはり室温が低いためか、発酵が上手くできないと、ぼやきながら作業してました。



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2009年1月 7日 (水)

初めてのスキー、久しぶりのスキー

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 昨日はちょっと吹雪き模様。でもそんな中ではありますが、鳥海山の麓にある「オコジョランドスキー場」に行ってきました。

 子どもにとっては、まさに人生の「初スキー」ですから、別にどんなコースでも良かったんですが、近隣のスキー場はここ最近の天候のせいで、雪の状態が良くないと聞いていたので、少し足を伸ばしてみました。(ここなら近くに温泉もあるしね。)

 雪質の方は、下の方はちょっと固かったものの、アイスバーンにはなっておらず、昨日からの積雪で表面の雪質も良好。

 さて子どもの初スキーの方ですが、事前に家の中でウェアーを着る所からスキーを履く所まで、予行演習していたので、そこまではスムーズに行きましたが、いざ歩いてみるとスキー板の平行が保てず、板の前後を踏みつけてしまい、上手く歩けません。おまけに傾斜になると、上手く登れない、となり、大騒ぎする子をなだめすかしながら、坂を登らせました。
 それでも今登った坂を滑り降りてみると、やっぱり面白かったみたいで、ブーブー文句を言いながらもまた登っていました。

 30分で7メートルぐらいを登って滑るを、2回繰り返した所で「もうやめる」と言い出した子ども。その子を妻に預け、自分だけリフトに登って頂上へ。10年ぶりのスキーで、しかも初めてのカービングスキーでしたが、無事なんとか滑り降りる事が出来ました。

 降りてみると、子どもがどうしてもリフトに乗りたいと言ってます。どうしたものかと悩みましたが、登るよりは滑る方が楽しいのだからと、その楽しい方を経験させてみよう!ということで、一緒に頂上へ。こんな時、ペアリフトは本当に助かります。

 頂上からは、急斜面は私が両足の間に子どもを抱えて、一緒に滑り、緩斜面では一人で滑る、という方法で降りてきましたが、子どもは大満足だったようです。

 やっぱり滑り降りなければ、スキーの楽しみはわかりませんね。


始まります!
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  第10回 雪梁舎フィレンツェ賞展・東京展
  東京都美術館/1月4日(日)〜8日(木)(会期中無休)

  

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2008年12月29日 (月)

流雪溝、始動!

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 「なんで足跡なの?」

 そう思われる方もきっと多いでしょう。実を言えば、気象や天候のプロではなくても、長年雪国に住んでいるとこんな足跡一つでも、いろんな事がわかる様になります。
 もちろんゴルゴ13じゃないので、足跡の主の性別、年齢、体格や携行している武器の種類などまでは判別できませんが(笑)。

 この足跡、そこの部分がグレーの濡れ色です。「濡れ色」ということは、雪の下に隠れた路面は暖かく湿っていて、凍っていないということで、こんな日はそれほど気温が低くないということです。その証拠に、ここに積もりかけている雪も、丸く粒の大きい「ザラメ雪」で、これが降るのは、比較的寒さが厳しくないときなんです。
 この日は風がとても強く、体感温度はかなり低く感じていましたが、降る雪よりも溶ける雪の方が多く、積もる雪の高さはほとんど増しません。

 08122902 ただ雪が融けるだろうとわかっていても、こんな風に除雪車が通って行った日の朝は、除雪をしなければなりません。わだちになってただでさえ狭い道が、余計に狭くなるし、おまけに車道に車を出そうとすると、このわだちに腹をすったり、ひどい時はタイヤが浮いて車が進まなくなったりします。
 こんな雪の少ない時にやるくらいなら、むしろ雪の多い時に1日2度の除雪をして欲しいと思う今日この頃ですが、文句ばかりもいってられません。

08122903 そしてこんな除雪車が通った日は、朝夕二回、流雪溝に水が流れます。一回に20分間、どこかのバルブが操作されると、突然、水が流れてきて、水かさは増し、待っていた人たちはそこにドンドン除雪した雪を捨てて行きます。やがてそれは近くを流れる小川のような用水路に流れて行きます。
 この流雪溝、大体、その道路に面する家ごとに一つずつある、と言った間隔で配置されていまして、使う時に大きく重い鉄の柵みたいなフタを押し上げ、利用します。
 もともとこの辺りは、田園地帯だったため、あちこちに用水路が多く、流雪溝が出来る以前は、スノーダンプに雪を載っけて、近くの用水路まで捨てに行きましたが、今はここからポンプを水をくみ上げ、網の目の様に張り巡らされた流雪溝にその水を流し、そこに捨てられた雪とともに、また用水路に戻って行くのです。
 ただ、雪の多い日や、休日でみんなが雪かきをしてしまった時は、あちこちで流雪溝が詰まってしまい、末端に近い私たちの地域まで水が流れて来ないなんて事も時々あり、そんな時は仕方なく、昔みたいに近くの用水路まで捨てに行く事になるのです。

 便利なようで、様々な問題も抱えているこの流雪溝ですが、同じ秋田県内でも、「知らない。見た事もない」という人がけっこういたりして、これもまた同じ東北、秋田といえど、どこにでもある代物ではないようです。

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2008年12月28日 (日)

吹雪続く

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 先日、ある人と

『いつも「降らない、降らない」と言ってたら急に降るんだよね。』

 なんて言って笑っていたら、本当に降りました。
 二日続きで降っています。最も雪の量よりも風の強さの方が気になる感じですが。

 こんな時期に車で帰省するのは、大変ですね。もっとも電車も飛行機もいつ止まってもおかしくないんで、そもそも帰省自体が大仕事になりそうですね。

 大仕事とと言えば今朝も除雪車が入ったようなので、本日も朝8時から流雪溝の予定です。
 という訳で今日も早めに外に出て家の周りの雪かきです。そのうち流雪溝の写真でもアップしましょう。


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2008年12月27日 (土)

美しい!とばかりも言ってられない!

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 まずは雪国ならではの、幻想的な風景をご覧下さい。

 自宅から、車で僅か数分、雄物川を一つ越えれば、家並みも途切れこんな風景が広がっています。かの有名な「倉◯聰」のドラマのワンシーンには及ばないかもしれませんが、雪に霞んだ淡い色調が織りなす風景は、やっぱり美しく、心捕われてしまいます。車中から、時が過ぎるのも忘れて、しばらく眺めてしまいそうです。

 はたと我に帰り、自分が公道にいる事を思い出し、緩めたアクセルを再び踏み込みます。しかしその数不秒後には、そのアクセルを、また緩める結果となります。

08122702

 前が全然、見えません。

 これが地吹雪と言うヤツです。

 雄物川を一歩越えて郊外に出れば、そこに広がるのは田園地帯。周辺には家などの風を遮るものはほとんどなく、寒波がもたらした、強風を伴う横殴りの吹雪は容赦なく視界を遮るのでした。
 ・・・などと他人事の様に悠長なことを言っている場合ではなく、本当に何も見えません。除雪車の作業時の目印として、転々と道路脇に立っている紅白ポールを頼りに、車を進めて行きます。初めて通る道でしたが、幸いな事に田んぼの中を突っ切る、直線道路だったので、事なきを得ましたが、やっぱり冬道、雪道は油断大敵です。
 ちなみにこの地吹雪というやつですが、雪が降ってなくてもこうなるんです。例え空が快晴でも、風が強ければそれに乗って激しく雪が舞い、前が見えなくなるのです。

 実際、気温の低さと風の強さの割には、降雪量は以外と少なく、今朝の除雪作業もどちらかと言うと楽に終わりました。

 昨日の予報では、「月曜日は雨」とありましたが、本当でしょうか?本当だとしたらやっぱり異常気象ですね。


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2008年12月21日 (日)

今年最後の絶景かな!?


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 昨日は美味しい昼食をご馳走になりに、山形県は鶴岡市までドライブ。味には定評のあるお店なんで、楽しみな事には違いないのですが、片道約2時間のドライブに加え、運転手ということでもちろん飲酒厳禁。ここでワインの一杯も飲めないとは何とも物足りない気分で、これなら近所の普通の店で一杯やりながらの方が・・・とも思ってしまいますが。

 国道沿いにあるそのお店は「ちょっとのお高めの値段でのコース料理」という設定からはちょっと想像し難い程、気軽な雰囲気のお店です。決して手を抜いている訳ではない室内の飾り付けも、店の雰囲気を和らげるのに一役買っていて、ランチなら「普段着で行けるお店」と言った感じ。

 味については、巷では超有名なお店なんで、私があえて何か言う必要もなく・・・百聞は一見にしかず!ということではありますが、間違いなくお薦めのお店でした。

 それにも増して嬉しかったのは、昨日の天気。朝の予報では午後から崩れるということでしたが、2時過ぎにお店を出た時も崩れる気配などみじんもなく、「快晴」という単語がぴったりと当てはまる陽気でした。

 そうなるとお約束のように

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 月山(上)と鳥海山(下)の絶景をセットで眺める事ができました。
 反対側から見る鳥海山はけっして「富士山の如き姿」ではありません。しかし月山とともに、今の季節特有の下界のくすんだ色合いに対して、真っ白な雪を讃えたその姿は、凛として澄み渡り、清らかで汚れなく、まさに霊峰と呼ぶにふさわしい存在感でそこに佇んでおりました。

 帰りの車中からは、日が暮れてもなおくっきりと空に浮かび上がり、いつまでも下界の様子を見守っているように感じられるのでした。そんな山の姿を見る事ができただけでも、最高のドライブ日和でした。


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2008年12月 8日 (月)

降り積もる音

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 一昨日から降り始めた雪がどんどん積もって行きます。
 嬉しい気持ちとは裏腹に、それに付随してやってくる「除排雪」や「雪下ろし」などははなはだ煩わしく、複雑な心境。

 もちろん総体としては嬉しいのですが。

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 しっかりと積もった雪は、もちろん夜の景色さえも一変させてしまいます。少ない光源でも、雪に光が反射して、窓の外はいつまでも黄昏時のように、いつもより少しだけ明るくなります。
 月などが出ている日は「これがひょっとして白夜?」などと勘違いしそうなくらい、明るく見えこともあります。

 08120805 なんていい気分に浸っていたら、突然の轟音と地響きとともに除雪車が家の前の道路を駆け抜けて行きます。
 そうなると今日は朝から大忙し。写真の通り、家の前に積み上げられた雪を取り除かないと車はもちろん人だって外に出る事はできません。

 そしてこの除雪車が入った日は「流雪溝」が流れる日。そうなるとその時間に向かって雪かきをしなければなりません。町内総出なので「まだ眠りたいのに・・・」なんて言ってられません。




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2008年11月27日 (木)

豪雪への備え/その1

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 「その2」があるかどうかは定かではありませんが、とりあえず、日毎に近づいてくる豪雪への備えについて紹介します。

 上の写真は今、現在の我が家の様子。玄関には風除室が新たに取り付けられ、一階の大きな窓は全て、トタンや板で覆われています。毎年10月下旬から11月中旬にかけて、どの家でもこんな事が行なわれます。

 これが 雪囲い と呼ばれるものです。

 これはともすると一階がすっぽり埋まってしまう程の降雪と、屋根から落ちてくる大量の雪の圧力からガラス窓を守る工夫なのです。最近はアルミサッシが主流で、昔に比べればガラスの強度も増したとは言え、雪の圧力には耐えきれず、そのままだと割れる運命にあります。

 ふわふわのはずの雪が何故こんな事をするのか?

 1.東北の雪は湿気が多く、重い。
 2.昼間の気温がプラスになる。

 専門家ではないので確かな事は言えませんが、こんなのがその理由に考えられます。(ちなみに私が産まれ育った北海道ではこういった備えはほとんど見られません。)
 重く湿った雪が大量に降り積もり、それが昼間に融け、夜の気温低下で再び固まると氷となり、体積と反比例して重量だけは増して行く。そんな見た目以上に重くなった雪が、家を押しつぶして行きます。
 すると今度は家本体が歪み始め、室内の扉がきつくなり、開きづらくなります。

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 そうなると今度は屋根の 雪降ろし です。
 その為の設備として2階建てのほとんどの家にはこんな ハシゴ が付けられています。これは2階の屋根(この辺では「大屋根」と呼ぶ)に昇るためのもので、雪が見た目に50センチ以上積もると、雪を下ろすために屋根へと昇ります。必要な時にハシゴをかければ済む事ですが、斜めになった一階の屋根を足場にして、ハシゴをかけるのは作業は、けっこう危なかしいし、そもそも2階にハシゴを持ち上げる事自体、とても危ない作業なんです。で、それを回避するためにハシゴが取り付けられているのですが、最初見たときは、その設置理由がわかりませんでした。

 そしてこの「雪降ろし」の作業がまた大変なんですが、それはまた後ほど。



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2008年11月20日 (木)

今朝は雪かき?

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 午前中はみぞれみたいで、雨だか雪だかわからない状態でしたが、夕方ぐらいからグッと冷え込みが厳しくなり、本格的な雪になってきました。

 雪が降るのは上空の気温次第。
 雪が積もるのは地面の温度次第。

 昨日の夜辺りはどんなに降っても積もるような地面の温度じゃなかったけど、それでも負けずに降り続ける雪と、グングン下がる気温に根負けした地面はとうとう雪が積もる事を許し始めたようです。

08112002 こうなってくると朝の雪かきも始まります。流雪溝が動き始めると、その時間頃には自動的に雪かきに参加しなければなりません。故に「自分で好きな時間に雪かき」なんて事はあり得ません。

 「流雪溝」って何?という方、きっといるでしょうね?それについてはまた後ほど。



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2008年11月19日 (水)

初雪の予感

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 手ブレした星空の写真ではありません。初雪の写真です。

 昨夜、 子供に絵本を読み聞かせながら、寝付いてしまった時には、まだ屋根を打つ雨音が響いていましたが、ふと夜中に目を覚ますと、その雨音も止んでいます。

 「もしかして・・・」

 そう思って外に出てみるとやっぱり雪でした。
 ただまだ雨雪みたいなシャーベット状の雪で、おまけに地面が冷えきらないので、「真っ白な雪景色」とはいかないみたいです。
 9月の終わり頃に、すでに鳥海山で初雪の洗礼を受けた私にとっては、いささか物足りない気もしますが、これで下界も名実ともに秋から冬へと季節が移り変わったようです。

08111902

 今回から「冬と雪」というジャンルを追加しました。ただでさえジャンルが多過ぎて見づらいのに恐縮ですが、当初からやりたい企画だったので、あえて新しいジャンルを作りました。この地特有の雪や冬にまつわる風習や風景を中心に書いていきたいと思います。



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