カテゴリー「幼稚園」の3件の記事

2010年12月 9日 (木)

子どもの頃に聞いた神さまの話

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私自身特定の宗教を信仰していないので、基本的には無神論者なのかもしれない。

ただ、時々山なんかに登ると、「特定の神様」ではないけれど、「神のような存在」の気配みたいなものを感じることがある。
それはキリストなどという特定の名前で呼ばれるものではなく、日本的に言う所の「八百万の神」の一人がどこか近くにいて、こっちの事を時々のぞきにくる、みたいな感覚である。
そのせいなのか「神は一人=一神教」的な物には、何となく独善的な匂いがするので、好きになれないんだと思う。

じゃあ、私が真っ向から、例えば「キリスト教的なモノ」を決して否定する訳ではなく、むしろ「それがあるおかげで、今の自分がいるんだ!」と思うくらいである。

大学で「西洋美術史」の授業があった。
「西洋美術史」といえば、最近の100年ぐらいは別として、それ以外の部分のほとんどが「ギリシャ(又はローマ)神話」や「キリスト教美術」と切っても切り離せない関係である訳で、授業の中でも、特に後者に関わる「受胎告知」「三賢者」「ピエタ」「十字架」「ゴルゴダ」「〜の復活」なんて言葉良く出てきます。
まあ、ルネサンスの前後の歴史に名を残す画家で「受胎告知」を描いた事のない画家なんていないんじゃないのか?と言うくらい、メジャーでポピュラーな画題ですから、それも当然。
それ以外にもそんなキリスト教の話にまつわる絵画をこれでもかと見せられ、それが比較的すんなりと飲み込める自分。

で、ふと周りもそうかと思って同じ授業を受けている同輩の顔を眺めていると「それ何の事?」と言った顔をしている人が多い。

ふと、その時、気が付きます。

自分の幼稚園が「キリスト教系」のそれだったんです。

今にして思えば、月に一度くらい、同じ園内になる簡素な教会で、「神父先生」の話を聞いたり、絵本の読み聞かせの時間なんかにも、時々「聖書物語」みたいなものを聞かされたり。
そうそう、お遊戯会の劇「キリスト生誕物語」では、私は羊飼いの役もしたっけ。

その時の記憶がこの授業の時に見事に甦り、「ああ、それ知ってる」とか「その話には、そんな続きがあったのか」などなど、そういう物語の1シーンとして理解できた訳です。

今にして思えば、そういった部分をすんなりと自分の中で受け入れられたから、その時代の作品に魅力にのめり込む事ができたし、そんな実物を見てみようと、わざわざ海外に住んでみたりした訳です。

だから今でも「キリスト教を信じるか??」と訊かれると「ハイ」と素直に答える事はできませんが、そんな神様がいなかったら、今現在絵を描いている自分もいなかったかもしれない訳で、そう考えるとこれも一つの「神のお導き」だったのかもしれません。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

Shuichi NAKANO official website / English edition
http://homepage.mac.com/sekainokakera/eng/top01.html


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2008年9月23日 (火)

時々、おむかえに行くと

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 近所の幼稚園まで歩いて10分弱。時々、子どもを迎えに行く事があります。

 玄関に並んで座っている子どもたちは、迎えに来た自分の親の顔を見つけると、そこから元気よく飛び出して来ます。 そのまま帰るのかと思いきや、カバンを親に預け、そのまま園庭で遊び始めます。最近は30分ぐらいで帰ってくれますが、長いときだと1時間以上友だちを見つけて遊んでいます。

 私と言えば、その間やる事も無く、日差しを避けるように木陰にあるベンチに腰掛け、その辺りを眺めています。するとそんな私の周りに、次の園バスを待っている子どもたちの集団が移動して来ます。もちろんじっと待っていられる訳も無く、先生に釘を刺されながらも、あっちフラフラ、こっちフラフラとしていて、まさに「糸の切れそうな凧」状態です。

 そんな中の一人の男の子が捕まえたトンボを誇らしげに、私の所に見せに来てくれます。その子とは、先ほどまで恐竜の話で盛り上がっていましたが、そこから話題は以前捕まえたカマキリの話へと移り、その流れでしょうか、おもむろに立ち上がったかと思ったら、私の背後にいたトンボを捕まえていました。

 それを私の方に見せながら、その顔に指を近づけると、「トンボにも口があるんだよ」と教えてくれます。よく見ると、エイリアンかプレデターかというようなグロテスクな口を、激しく開け閉めしています。
「口が動くと、羽もバタバタするんだよ」言われてみると確かにそうです。
「おじさん、知ってる?トンボって枯葉、食べるんだよ。」
「へぇ、そうなの?」と私が言うとその辺りに落ちていた枯れ葉を拾い、トンボの顔の前に持っていきますとそれをムシャムシャ食べ始めます。
「アリも食べるんだよ。」というと、今度はそばの花壇の中で見つけたアリを素早く捕まえ、「ほら、見て見て!」といってトンボの顔の前に持ってていくと、先ほどと同じように、アリの頭にかぶりついたかと思ったら、ムシャムシャとやり始めました。
 その食べる様子にさすがの私もちょっと引いてしまいましたが、周りの子どもたちは不思議そうに興味津々の目でそれを眺めています。

 そしてそんな子どもたちの様子を、私も不思議そうに眺めています。





2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

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 DMの郵送希望者も募集しています。下記の中野修一公式ウェブサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。

 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。


中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  雪梁舎フィレンツェ賞展の入選作も公開中

   http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
  

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
   http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


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2008年6月19日 (木)

今日の天気は?

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今日は子どもの園外保育の日。お弁当持ってバスに乗ってお出かけです。きっと楽しい一日になるでしょう。いっぱい遊んできてね。

ただ、気になるのは天気。今日から崩れると言う予報だったのを思い出して、朝、空を眺めてみると、こんな空。上手く行けば午前中いっぱいは持ってくれそうですが、なんとも微妙ですね。
まだ余震も時々あるんで、そちらの方も十分注意してね。

幼稚園と言えば、昨日、クラス懇談会に参加してきました。20人ぐらいの参加者の中で、お父さんは私一人。昼間開催なので仕方がないですが、わかっていてもやっぱり寂しいものです。お父さんたちの子育てに関わる話を聞いてみたいと思うのですが、そんな風に考えているのは私だけなんでしょうか?

今回の懇談会は事前のアンケートをたたき台に進められていたので、参加者としてもこちらからも話が切り出し易かったような気がします。そのおかげか皆さん、時間が過ぎるのを忘れていろいろとお話ししてくれて、とても有意義な時間を過ごす事ができました。アンケートをまとめるのも大変だったと思います。先生方もご苦労様でした。

そろそろおにぎりを握らなきゃならないので、今はこの辺で。




私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。

http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

ウェブ企画展『公募展入選作品展』開始しました!


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