私事ですが、昨日は誕生日でした。
でもこんな年になってしまうと、そろそろ年を経る事が嬉しいんだか悲しいんだかよく判らなくなって来てるというのが本音。
という事で、自分の誕生日なんて事はさっぱりと頭から消し去って、初雪の便りが聞こえてくる栗駒山方面へと向います。
まずはお約束の名残が原へ。
いい加減毎年の様に撮影してるんだから、もう良いんじゃない?とは思うけど、やっぱり気が付けば、幾度となくシャッターを切っています。
いつもならもと来た道を引き返す所ですが、なんかこのまま戻るのも物足りないので、剣岳の麓を迂回するルートをとります。
さすがにこちらの方には来ている人はほとんどなく、あちこちに野生動物の足跡満載で、ちょっとビビります。
熊って冬眠するんですよね!?
それにしても驚いたのは、たった15分ぐらいの登りルートを歩いただけで、頂上から下山してきたと思われる登山客の集団数組とすれ違う事、すれ違う事。
時より小雨のパラつく悪天候で、積雪でコースもほとんど見えない中、これほど多くの人が山に登っているのかと、ちょっとビックリしてしまいました。
まあ、かく言う自分もそうなんですが...
おまけに、いつ路面が凍結してもおかしくないような状況にも関わらず、麓の温泉宿の駐車場は日帰り入浴とおぼしき人の車で溢れ帰っていました。
そう言えば岩手側から自転車で登ってきている集団も見つけましたが、さすがにこれは無謀過ぎるんじゃないかと、我が目を疑いました。
普段立ち寄らない須川湖にも寄ってみます。
ところがこの辺りで、一方のカメラのレンズに水滴がついていて、写した画像が部分的にビミョウにボケている事が判明。
でもこうやって見ると悪くはないですね。
と言うか、今回の撮影の中でのベストショットかも(苦笑)。
で、やっぱり名残惜しいので、イワカガミ平にも行って見ます。
心無しか風も冷たくなって来ているような気がして、身体ではあまり長居はしない方が良いかな?と感じつつも、この世のモノとは思い難い風景の連続に、すっかり心は和んでしまい(という日本語の使い方は普通しませんね)、なかなか離れる事ができませんでした。
いつでも来れると良いのになぁ。
一足先に冬景色を満喫してきましたが、麓の小安峡まで降りてしまえば、まだまだ紅葉シーズン真っ最中。
紅葉狩りのお客さんで賑わっておりました。
ピークを過ぎたとは言え、まだまだ見応えのある彩りでした。
中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
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