カテゴリー「登山・トレッキング」の43件の記事

2013年5月17日 (金)

桜は散り行くけれど。

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八重桜こそ咲いていますが、街中の桜のほとんどはもうすぐ葉桜。

そんな中でありましたが、妻の「見張台の桜が満開だよ!」という言葉に誘われて、夕暮れ迫る湯沢城址跡(学校山)に家族で出かけます。

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桜こそ盛りは終わりましたが、花の季節としては、むしろこれからが本番。
歩きながら辺りを見渡せば、名前の知ってるのから知らないのまで、実に沢山の種類の花が咲き、山に彩りを添えていました。

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街中から見てもはっきりとその姿を確認できるほどですから、大きい樹だろうなとは思ってましたが、16ミリのレンズでも一枚に納める事のできない大きさ。(後ろに下がれないと言う事情もありますが)
それにしても毎週、いや、時には毎日のようにここへ来ていたクセに、この樹の存在をすっかり忘れているとは、我ながら苦笑い。と言うか、勝手に「もう終わってしまった」と思い込んでました。

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そしてそんな山桜?の大木の後ろに見える湯沢の町は、水が入り始めた郊外の田んぼが西に、傾き始めた陽の光を受けてキラキラと輝いていました。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら

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2013年5月13日 (月)

安田海岸に行く

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今日はレンズレビューをちょっとお休みして、日曜日に出かけた化石採取の様子を掲載します。

今回も秋田県立博物館企画の「地層と化石の観察会」に家族で参加してきました。
地層なんかの詳細については昨年度の様子の方で詳しく書いてますので、今回は割愛しまして、写真と少々のコメントにて、失礼します。

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波で削られた岸壁に目をこらすと、見た目にもすぐ「貝」らしき、大小の物体がたくさん埋まっているのがわかります。
前にも書きましたが、「これは化石です。」と説明されるまでは、ただ土に埋まった貝殻のは変だと思ってました。

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貝殻以外にも色々な化石があり、例えば、この上の写真は海底に生息していた生き物が残した痕跡の化石で、その下のサルノコシカケみたいに岸壁から飛び出しているのは、ウニの一種の化石だそうです。
その他に魚の骨やサメの歯なんかも見つかる事があるそうです。

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前にも書きましたが、この辺りは勝手に壁を崩して化石を発掘してはいけない場所。
ということで、あるいはこれは盗掘の痕跡...かも?。

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周りとちょっと色の異なる白い層は火山(北海道の洞爺火山?)の噴火による堆積物だそうです。
この辺りの海底での地層の堆積速度は、普通、平均して1年に1ミリ程度なんだそうですが、たった数ヶ月(あるいは数年)の噴火で一気にこれだけの厚さに堆積する火山噴火の噴出物ってスゴいなぁ、とちょっとだけ感動。

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部分的に取り出してみると、こんな美しく見える場所もあります。

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単純に「空間」としてはビックリするほど、大規模なものではないかもしれないけれど、改めて、そこの閉じ込められた「時間」という要素を加味してこれらの壁を眺めた時、今までとはまたひと味違うスケール感を持って迫ってきます。



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2013年5月 7日 (火)

足下を見れば。

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本当は最近の散策で見つけたちょっとお気に入りの枝垂桜の写真でもアップしたい所なんですが、毎年の事なんですが、桜の写真って、どうにも上手く撮れた試しがありません。

で、いくらやっても仕方がないと諦めて、再び学校山へ向います。

で、そこで足下を眺めてみると....

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名前もよく判らない、シダ植物たちがグングンと伸びてきています。
最初は「こごみ」かとも思いましたが、どうやら全然別の種類のようです。そもそもこれがこごみの群生なら地元の「山菜ハンター」たちが見逃すはずも無いので、やっぱり食用ではないのでしょう

山菜自体嫌いではないんですが、採ってきて食べようとすると、とっても手間ひまがかかるので、目下の所採る方は敬遠中で、もっぱら食べる係りの私。

それにしてもシダ類が群生している光景を目の当たりにすると、「太古の地球」を覗き見してるみたいで、ちょっと興奮します。

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2013年5月 4日 (土)

女滝沢散策道に行ってみる。

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以前、制作に関わった事を紹介いたしました「小安峡イラストマップ」。
ただ、このお話を頂いたのが冬だったため、その当時、実際に目にする事ができない場所が幾つかあったので、「この雪解けの機会にちょっと見て来よう!」という事で、女滝沢遊歩道に出かけたきました。
ちなみに「なぜ雪解けの機会なのか?」というとこの時期は木の葉も下草も無く、見通しが良いので、初めての道でも比較的迷いにくいからです。

上の写真の案内板の所を出発したのが朝4時半過ぎ。あいにくの曇り空でしたが、視界は良好。

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2012年12月 3日 (月)

雪の山を歩く

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山と言っても本格的な登山ではありません。
でも地元では「学校山」とか言われていたりしてるので、例え往復1時間もかからないような道のりではあるけれど、一応これも山歩き、なのかな?
 

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2012年11月 5日 (月)

やっぱりここに来てしまう。

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私事ですが、昨日は誕生日でした。

でもこんな年になってしまうと、そろそろ年を経る事が嬉しいんだか悲しいんだかよく判らなくなって来てるというのが本音。

という事で、自分の誕生日なんて事はさっぱりと頭から消し去って、初雪の便りが聞こえてくる栗駒山方面へと向います。

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まずはお約束の名残が原へ。

いい加減毎年の様に撮影してるんだから、もう良いんじゃない?とは思うけど、やっぱり気が付けば、幾度となくシャッターを切っています。

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いつもならもと来た道を引き返す所ですが、なんかこのまま戻るのも物足りないので、剣岳の麓を迂回するルートをとります。
さすがにこちらの方には来ている人はほとんどなく、あちこちに野生動物の足跡満載で、ちょっとビビります。

熊って冬眠するんですよね!?

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それにしても驚いたのは、たった15分ぐらいの登りルートを歩いただけで、頂上から下山してきたと思われる登山客の集団数組とすれ違う事、すれ違う事。
時より小雨のパラつく悪天候で、積雪でコースもほとんど見えない中、これほど多くの人が山に登っているのかと、ちょっとビックリしてしまいました。

まあ、かく言う自分もそうなんですが...

おまけに、いつ路面が凍結してもおかしくないような状況にも関わらず、麓の温泉宿の駐車場は日帰り入浴とおぼしき人の車で溢れ帰っていました。

そう言えば岩手側から自転車で登ってきている集団も見つけましたが、さすがにこれは無謀過ぎるんじゃないかと、我が目を疑いました。

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普段立ち寄らない須川湖にも寄ってみます。

ところがこの辺りで、一方のカメラのレンズに水滴がついていて、写した画像が部分的にビミョウにボケている事が判明。

でもこうやって見ると悪くはないですね。
と言うか、今回の撮影の中でのベストショットかも(苦笑)。

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で、やっぱり名残惜しいので、イワカガミ平にも行って見ます。

心無しか風も冷たくなって来ているような気がして、身体ではあまり長居はしない方が良いかな?と感じつつも、この世のモノとは思い難い風景の連続に、すっかり心は和んでしまい(という日本語の使い方は普通しませんね)、なかなか離れる事ができませんでした。

いつでも来れると良いのになぁ。

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一足先に冬景色を満喫してきましたが、麓の小安峡まで降りてしまえば、まだまだ紅葉シーズン真っ最中。
紅葉狩りのお客さんで賑わっておりました。

ピークを過ぎたとは言え、まだまだ見応えのある彩りでした。
 



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2012年6月 6日 (水)

雪渓滑り

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「雪渓滑りをしたい!」
そんな子どものリクエストに応えて、栗駒山へと向います。

連日の晴天で雪が残っているかは微妙なところですが、普段あまり身体を動かす機会がない我が子なので、こんな機会でも利用しない手はないという思いもあり、早朝、家を出発します。

途中小安峡を通る頃は強風でしたが、登山口に着いてみると風はなくなり、辺りは濃い霧に包まれていました。でも空を見てみると晴れそうな感じだったので、軽装での出発。
今回はあくまでも「雪渓滑り」が目標で、頂上を目指す訳でもないので、昼食も持ちません。

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2012年5月18日 (金)

鳥海山/春スキー

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もっと早く行こうと思っていたのですが、気が付けばもうすぐ6月の声も聞こえてきそうな昨日、ようやく鳥海山に春スキーに行く事ができました。

ず〜っと行けなかった最大の理由は天気。
G.W.前半の好天以来、なかなかスッキリと晴れる日が無く、どうしようかと迷いながら週間天気予報とにらめっこしてましたが、幸いこの日は朝から晴れて山の姿をしっかりと拝む事ができました。

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2012年4月16日 (月)

一緒に歩く

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この日は、妻が近隣の文化施設に舞台挨拶にやって来る俳優の役所広司さんに会いに行ってしまったので、子どもと二人でお留守番。
中学生の時からの好きな俳優となれば、文字通り、もはや「役者が違い過ぎる!」(ちょっと違うか?!)という事で、焼き餅を焼く気にさえなれず、快く妻を送り出したら、晴天の下、子どもと二人で近所のイオンまで歩いて出かけます。

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2011年12月22日 (木)

色を見つける。

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雪と木立が延々と続くモノトーンの世界のなかで、こんな色を見つけました。

こんな小さな一色が、この世界全体のイメージまで塗り替えてしまったかのようでした。



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