カテゴリー「展覧会」の86件の記事

2009年11月 6日 (金)

繋がらない点と点/想nic art 2

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11月3日、角館で行なわれていたアートイベント、
想nic art 2
を見てきました。

有名な武家屋敷が並ぶ辺りではなくて、駅の方から歩くと、その手前側に当たる地域に幾つかの場所を設定し、そこで作品を展示したり、ライブを行ったり。

残念ながら、ライブやコンサートの方は有料だったり、時間が遅かったりで、一つも見てませんが、作品展示の方は一応全ての会場を回って鑑賞する事ができました。

09110602作家さんの簡単なプロフィールや作品紹介をされた冊子みたいなものが手元にないので、誰が角館の人かとか、そういった事は判りませんが、秋田県も含めて「頑張っている素敵な作家さんがたくさんいるんだなぁ」というのが正直な感想です。
そしてそういった物が、一時にまとめて観る事が出来るというのも良かったと思います。

ただ地元高校生の作品発表は、正直あまり感心できませんでした。
技術の上手い下手以前に「本当にやる気あるの?」と思わせる様な、いい加減だったり中途半端な作品が多く目に付きます。出品するなら、もう少しその意図を明確にし、しっかりとした動機付けをしてから参加するべきではないでしょうか。

そんなのも含め、全体を通してみた印象は、一つ一つの展示は面白いものの、その点と点(展と展?)が線で繋がっていないように感じられます。
展示会場を一歩出てしまうとその一体でアートイベントが繰り広げられている様な空気感が無く、会場と会場の間を移動するうちに、せっかく上がったテンションが下がってしまうのです。
例えばその間を音楽で結ぶとか、もっとインパクトのある視覚的な何かで間を埋めるような展示を考えないと、線で繋がる事も、面としての広がりを持つ事も出来ないような気がします。

そしてもし「面として」広がる事が出来れば、ここに住む人も含めて、街全体がもっと盛り上がるんではないでしょうか?

作家にとってのアートイベントの利点は色々ありますが、そこに一つの「祭り」を作り出す事で、集客力を高め個展では集められない様な人を展覧会に呼び込む事もその一つだと思います。
逆に言えば人の集まらないイベントに参加・協力してもあまり意味がありません。

09110603アートイベントのスタンプラリーで、ライブチケットの割引券がもらえるとか、作家の限定アイテムがゲットできるとかでも良いし、市内の小中学校に協力してもらって、小さな灯籠を100個、200個単位で制作し、それを町のあちこちに展示するとかして、半ば強制的に人の流れを演出して行かなければ、面白さも新鮮味にも欠ける、身内だけのイベントになってしまう様な気がするのです。


ちょっと辛口ですいませんでした。
異論・反論などもございましたらぜひどうぞ。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

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2009年10月24日 (土)

バースデー・ドールたちのかすかに甘〜い誘惑

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誕生石を身につけた、12体の人形たち。
一卵性にも見える12姉妹(?)たちは、それぞれに成長し、似てはいるけれどそれぞれに個性的。
何かもの言いたげな表情で「会いに来て!」と、私たちを誘っているようにも見えます。

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Birthday

荒木啓子 doll 作品展
10月27日(火)〜11月1日(日)
12:00〜19:00(最終日は17時まで)
表参道ヒルズ 西館 3F
(東京都渋谷区神宮前4-12-10)

昨年も紹介した荒木啓子さんのDollさんたちの展覧会。
タイトルも漢字に交じって横文字が使われていますが、確かに不思議なもので、何故か「人形」と言う言葉よりも「doll」と言う響きの方がピッタリと合う雰囲気です。
(なんかアップした写真の顔の質感が布か紙のようにも見えますが、実際はFRPか何かもっと硬質な素材だと思います。ごめんなさい。)

この12体のdollたちがどんな表情で会場にいるのか、想像するだけでもワクワクします。

一方、二枚目の頭像の方は、ヘアー等、一部分に漆と言う素材を使っているそうで、前回までとはまたちょっと趣の変わった作品に仕上がっているようです。
こういう素材の折衷(コラボ?)って言うのも、簡単そうに見えるけど、実を言うとなかなか簡単には思いつかない発想なんですよね。

この作家さんや夫さんのブログを覗いていると、よく色々な展覧会を観に行っているようなので、その時に見つけたアイディアなのかも知れませんね。
少なくとも、一人アトリエにこもって作業しているだけでは、簡単に思いつく様な代物じゃないような気がします。

こんな風に知ったかぶりみたいに色々と書いてますが、正直に言えば、まだ一度も実物を見た事がないんです。すいません。

ただ、いつもDMやフライヤーを眺めながら、そのセンスの良さにもすっかり取り込まれ、いつか一度は観に行きたいと思っている作家さんの一人です。

興味のある方、お近くの方はぜひどうぞ。

【Oriental Modern , Keiko Dolls】

こちらの公式サイトでも、制作に関わるエピソードや、その他、色々な展覧会の情報などもわかりますので、尋ねてみてはいかがでしょうか?



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2009年10月23日 (金)

その人は気付かずに...

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ギャラリートークの中で出たこんな台詞...

「今の日本で、これだけのスケールの作品展示を出来る女流作家は、彼女ぐらいですね...」

まあ、確かに美術館一つを丸々、自分の世界を作り上げてしまう人はなかなかいないだろうから、たぶん間違いではないのでしょう。

まるで外側から「これでもか!」と言わんばかりの勢いで、畳み掛けてくる様な勢いのある作品。
押しつぶされてしまわないように必死に耐えながらの鑑賞。

その時、ふと、この夏に福島で観たワイエス展の事を思い出します。

小さな作品を一つ一つ丁寧に並べて行く事も、確かに自分の世界を会場に展開して行く作業。
冷静に考えてみれば、派手さこそありませんが、「自身の世界を展開する」という点ではどちらも大差はないのです。

それ以上に恐ろしいのは、たった30センチ四方程度の作品一つの中に「世界」を織り込んでいる事実。
その前に立って静かに眺めているだけで、深みと奥行きのある世界が鑑賞者の中に広がって行くのです。

以前、その「スケール感のある仕事ができる作家」と言われた作家さん本人の話も伺いました。その時、その彼女は、

「学生の頃、周りの人が一生懸命、花や鯉を描いているのを観て、違和感を感じた」
と言っておられたのを思い出します。

そしてそれを聞いた私は
「この人は、美術館一館を貸し切って展開する様な世界を、ほんの小さなたった一枚の絵の中に表現できることを知らないのかな?」
と思っていたのでした。

例えばある人が描いた「火の灯るろうそく」のような作品の中にも...



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2009年10月21日 (水)

今度は愛知県での展覧会

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インフルエンザが猛威を振るっています。
発生当初の様な、時々刻々と変わる状況を、めまぐるしく伝えて行く様な報道体制ではないため、緊迫感が伝わってきませんが、けっこうすごい事になってるみたいです。
北海道在住の甥っ子も感染したようですが、なんでも水ぼうそうみたいな発疹が全身(口内にも)にできて、大変だったとか。1日程度で治まったから、まだ良かったものの、そんな症例もあると言う事自体知らないので、聞いた時は驚きました。

皆さんもくれぐれも気をつけて!

で、今日も最近(?)届いたDMからの紹介です。

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野村和弘 彫刻展
ー Timepieces in Stone ー

2009年8月1日(土)〜2010年年7月25日(日)
月曜、及び12/28〜1/4 休館

パティオ知鯉鮒知立市文化会館
(愛知県知立市上重原間瀬116)

実を言うとこの展覧会、だいぶん前から始まってます。

知立市の文化施設の中庭を利用した展示で、約一年間と息の長い、そしてずいぶんと規模の大きい展覧会です。
同じ場所での2回目の展示です。

彼とはかれこれ20年、愛知県時代からのお付き合いですが、当時から博士論文の関係でよくノルウェーに出かけていたのですが、気が付けばそちらの方でも制作もしていて、最近では彼の地でも彫刻家としてずいぶん名を知られているようです。
この展覧会のオープンと同じ時期に、ノルウェーの方でも個展を開いておりました。

こちらの知立市文化会館ですが、その日のイベント状況によって、会開館時間等が変わる場合もありますので、出かける前に確認をとった方が良いかもしれません。

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松村 明育 展

10月27日(火)〜11月8日(日)
火〜土/13:00〜19:00
日/11:00〜17:00 (月曜休廊)
GALLERY MOCA
(名古屋市中区栄4-21-5/北岡ビル)

こちらは愛知県時代の後輩の個展。

毎年同じ場所で、大きな作品の展示をしているようです。

彼は静岡県の方に工房を開いていて、普段は住宅の門扉やその飾り、風見鶏、郵便受けなど、金属を加工してのもの作りを生業にしているようです。

DMを拝見した所、金属を使っていながら、金属らしからぬ一風変わったマチエールを持つ、不思議な作品です。

興味のある方、お近くの方はぜひどうぞ。



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2009年10月20日 (火)

例えば、ネオテニー...

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作家は作品を作るだけ。
もちろん時代や時勢が反映する事はあるが、作家の基本は創ること。

「時代のムーブメント」みたいなものは、キュレーターやコレクター、あるいはパトロンみたいな人たちが作っている。
いちいちそんな流れに合わせて(あるいは迎合して)作品を作ってみてもしょうがない。
流れの先頭にいなければ意味が無く、その先頭に「誰を立たせるか?」という問題に答えるのは、たぶん作家以外の誰かさんなのだ。

どんな時代も流れは一本ではないのだと思う。

「ネオテニー」という一つの流れ。

玉石混合。

味噌も糞も一緒に流れていく感じ。

そんな様子を外から冷静に眺める為の展覧会。


ある人がネオテニー・ジャパン展に対して

「スゴい展覧会が秋田にやって来る!」と言っていた。

しかし当の展覧会を企画する人たちにとって重要な事は「スゴい展覧会を企画する」だけではなく、どうやってそのスゴさを「一般の人に伝えるか」という事。

その筋の人が「スゴい」と言っただけでは、一般の人には伝わらない。
玄人が考える「スゴさ」と、素人が感じる「スゴさ」は結構ずれていたりする。

「スゴさが伝わらないのは、鑑賞者の見識が低いからだ」と言ってしまうのは簡単だが、その「スゴさ」が伝わらなければ、誰も会場に足を運ばないんじゃないのかな。

でもこれって、たぶんとっても伝えにくい事だと思う。



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2009年10月19日 (月)

気が付けば「トマソン」!?

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これは秋田県立近代美術館、入口前にあるキリンのゾウ、じゃなくて像。
ほぼ実物大の立体作品なんですが、よく見るとまるで食事の最中みたいに、口に草をくわえています。
誰もみてない時に食べてるのかな?

     ×        ×        ×     

昨日も「ネオテニー・ジャパン展」にでかけます。
この日はコレクターの高橋龍太郎さんのギャラリートークを聞きに行きます。

いつもながら、司会者の言葉の歯切れが悪く、話し手のコレクターさんも時々、苦笑。
それでもコレクターならではの興味深い話も聞けて、楽しい時間を過ごす事ができました。

話を聞いていて思ったんですが、「映像作品」を購入する時って、「どの部分」を買うんでしょうか?
ソフトだけなのか?
それともハードごと丸ごとなんでしょうか?

「この作品は大きな画面で見て欲しい」とか、
「部屋は暗くして欲しい。」とか、
「この映像はビデオテープじゃなきゃダメだ」とか。


作家さんには作家さんのこだわりたい部分もあるし、高橋さんぐらいのコレクターになれば、「購入する側」からの要望もあるだろうし。
おまけにデジタル処理してしまえば、いくらでもコピーが可能で、そうなると「版画」みたいな価格の設定になるんでしょうか?

そんな事も聞いてみれば良かったなぁ...。

09101901 前々から思っていて、いつか書こうと思っていた事。
「ふるさと村」を通らずに、この美術館から直接駐車場の方に降りていくと、右の様な横断歩道があります。
でも、駐車場に行こうと その横断歩道を渡ると、そこは...

行き止まり

直接、駐車場に下りる階段がある訳でもなく、歩道なんかもありません。
渡りきった所が車道の路側帯じゃ、何の意味もありません。

こんなのを見ると、70年代にあった「超芸術トマソン」なんてのを思い出して、微笑んでます。

ただこれも立派なお役所仕事と考えると、笑ってばかりもいられません。

現実的にこれを利用する人がいる訳ですから。

秋田市内でも、旧日赤跡地あたりで再開発事業の計画が進んでいるようですが、こんな大規模でお金のかかるところで「トマソンな」ことをしない様に気をつけて欲しいものです。

って言うか、この計画自体がすでに「トマソン」的なのかもしれません。

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2009年10月17日 (土)

秋は展覧会の季節...

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もともと秋葉は展覧会の多い季節。
去年まで毎年この時期に個展をしていた私ですが、今年はちょっと休憩。

もともと人付き合いは広くない私ですが、それでもこの時期は個展等のDMがよく舞い込んできます。

で、今日はそのご紹介です。

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あきもとめぐみ 展

10月29日(木)〜11月1日(日)
10:00〜18:00
(最終日は17:30まで)
ギャラリー ノビタ
(青森市新町1-11-15)

大学時代の後輩の初個展です。

ずっと音信が途絶えていたので、最近はどんな作品を作っているのかはわかりませんが、学生の頃から上手だったんで、初個展という事を差し引いても、たぶん、素敵な作品が見れる事と思います。

同じ東北とは言え、ちょっと行って帰ってくるにはあまりに遠過ぎるので、伺えそうにはありませんが、興味のある方、お近くの方はぜひ、足をお運び下さい。

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小菅和子 展

11月17日(火)〜22日(日)
11:00〜18:00

(最終日は17:00まで)
art space 東山
(京都市東山区三条通神宮道東入)

こちらは残念ながらもっと遠い京都での展覧会。

この作家さんとは京都のCRIA展で、同じ会場に作品を並べたのが縁で、知り合った方。
そう言えばどちらも動物の絵を出品してました。

今もこんな生き物を描いてるですね。他にどんなものがいるのか楽しみです。

こちらもかなり遠過ぎて、観に行く事はできませんが、お近くの方、興味のある方は、ぜひどうぞ!



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2009年10月11日 (日)

夢のトラック/絵画コンクール

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子どもが夏休みの課題で描いた「夢のトラック」。

その作品が10月14日までイオンモール秋田に展示されているという事で、早速観に行ってきました

ショッピンングセンターに到着したまでは良かったのですが、あの広い敷地内のどこに展示されているのか確認しておくのを忘れたため、会場にたどり着くにも一苦労。せっかくやっているんだから、館内にももう少し告知のポスターぐらい貼れば良いのに...

それにしても、こうグルグルと回ってみると、ずいぶんと閉店してしまった店が多いですね。テナントの抜けてしまったままの所も結構あるみたいだし...

09101104 展覧会は3階はペットショップの奥の方の展示スペースで行なわれてました。
子どもにも見やすいように、背の低い展示パネルを使っている所なんか、良いですね。
おかげで、こんな風な記念撮影もしやすい訳です。
もしかして記念撮影しやすいから、この高さなのかな?

ちなみに同じ学校から出しているのはうちの子だけでした。

09101102

目についたのがこんな風な「虹のトラック」。
この場所だけでも3枚あります。
3人とも別の小学校なんで「隣の子のを真似して描いた」という訳でもなく、改めて見直すと、虹の着いたトラックが結構多いんです。

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こんな風に授業として取り組んでいたのか、一つの学校からたくさん応募している所もあります。でも男の子ならともかく、高学年の女の子にこの「トラック」というお題は、ちょっと無理がある様な気もしますが...

私が子どもだったら間違いなく、「女の子のおまけのついたグリコ」をもらった時みたいに不機嫌になったでしょうね。

ちなみに上の写真の学校、全部じゃないんだけれど、みんな定規で線を引いちゃってます。
中には定規そのものを描いてしまっている子も...
不思議とこんな所にも、授業の様子が垣間見れたりします。

隣の子と同じ様な絵を描いてる子が居たりとか。

そんな所は昔も今も変わりませんね。

     ×        ×        ×     

そうそう、ある方のブログを拝見していましたら、やっぱり鳥海山、初冠雪してましたね。
そんな気がしてたんですよね。

登りたいなぁ、鳥海山...

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2009年10月 6日 (火)

ご存知ですか?「六花文庫」

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皆さんは「六花亭」って、ご存知ですか?

簡単に言ってしまうと、北海道のお菓子メーカーで「マルセイバターサンド」とか「ホワイトチョコ」なんかを作っている会社で、北海道のお土産と言えば「六花亭か千秋庵か」という感じで、全国の百貨店で行なわれる「北海道フェア」なんかには必ず出店しているお店です。

で、その「六花亭」さんなんですが、お菓子づくりの他に、様々な文化活動にも力を入れています。
例えば、本店のある帯広にほど近い「中札内村」という所に美術村を運営したり、公募展を企画したり、後援したり。

実を言うと、昔、私の作品を買ってもらった事もあったり...

その六花亭が行なっている文化事業の一つに「六花文庫」というのがあります。
これは六花亭が運営する私設の図書館で、場所は札幌の真駒内、六花亭のお店のすぐ近くにあるそうです。

で、その一角に「六花ファイル」という物があります。

そこには六花亭の菓子箱が整然と並べられた棚があり、それを開けると、色んな作家のアート作品が入っていて、自由に鑑賞できるという代物、らしいんです。

今回、めでたく私の作品も陳列される事になりました。

期間は今年の10月から2年間!!

実を言うと、恥ずかしながら、私まだ、この展示を見た事がないんです。
ある事も知っていたし、先日北海道に行った際には、立ち寄ろうかとも思ったのですが、結局、その願いも叶わず、今日に至る訳です。

そこで、今日はこのブログを見ている方にお願いがあります。

もし皆様の中で、この六花ファイルをご覧になられた方が
  ございましたら、感想などをお教えいただけないでしょうか?


コメント欄で結構ですので、ご報告いただければ幸いです。

普通の公募展などでしたら、何となく想像もつくんですが、こればっかりは、何せ初めての展示方法でして、どんな風に見えるやら、どんなシステムになっているのやら、皆目見当がつかない訳です。

ということで、実を言えば、出品した自作も今までにはちょっとない様な展開ですので、もし興味がありましたら、ぜひ足をお運び下さい。

また、近々、六花文庫さんのウェブサイトの方からも、作品や作家さんの情報も公開されるそうなので、そちらの方もご期待下さい。

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2009年10月 2日 (金)

例えようもない色/そしてネオテニー

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鳥海山登山に行った日の夕刻、いつものように夕日に向かってデジカメのシャッターを切ると、こんな風に写りました。

あまり考えずにただシャッターを切ったので、現実とはまた違う色身になって、まあ、これはこれで良いかな?と思う今日この頃。
これが真実かどうかはともかく、この時の雰囲気は写っているような気がします。

先ほどいつも見ている、秋田近辺の方のブログをあれこれ見ていたら、同じ日の夕暮れの写真をアップした方が多いようです。TVかなにかにも出たそうな。
それぐらい印象的な空だったんですね。

     ×        ×        ×     

その翌日(つまり昨日)妻とネオテニー・ジャパン展を観に行きます。
これで自身3回目であります。
1回800円の入場料ですが、初回の内覧会は無料でしたし、もともとフリーパスを持っているので、何回行ってもその都度料金を支払わなくても良いので、節操もなく難解でも行ける訳です。

全部見終わった妻が何やら不満そうな、物足りなそうな顔で出てきます。
聞けば、見に来ようかどうか迷っている友人に、薦められる展覧会かどうか迷っていたようです。
確かに数少ない休日にわざわざ800円×2人も払ってまで、見に来るべき展覧会なのか、答えを出すのは難しいかもしれません。

美術館内の外れのベンチで、あーでもないこーでもないと小声で議論。

そんな議論の中で出した私の結論

色々な作品がある以上、見て良かったかどうかの判断は、結局の所、見た人にしか決められません。
個人的には「お薦め」の作品も数点ありますが、その作品が万人にとって感銘を与えられる作品かどうかはわからないし、逆に「なんでこの作品に...?」と私が思う作品に感銘を受ける人だっているんですから、そう考えるとやっぱり見ておくべきだと思います。


ただ結果として、好印象で変える場合は良いのですが、その逆ですと、次からはこのての展覧会には、確実に足は遠のくでしょうね。

ちなみに私なりのこの手のグループ展の見方を紹介すると...

 1.もう一回(以上)観に来たいと思う作品かどうか?
 2.その人の個展を観に行きたいか?
 3.次回作も観たいと思うか?

これからもわかるように展覧会「総体」として考えるのではなく、一点一点を取り上げて考えます。
その際も1.2.3を同時に考えるというよりは、1がイエスなら、それじゃ2は?というように、そんな事を段階的に考えながら観ています。というか最近は無意識のうちにそんな視点で眺めています。

そんな見方が正しいかどうかは定かではありませんが...



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2009年9月22日 (火)

私的展覧会の見方/ne.jp.展にて

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ネオテニー・ジャパン展
内覧会&ギャラリー・トークでの一コマ。

「横手をモチーフに作ったそうですが、ずいぶんカラフルですね。
  あなたは横手の冬を知らないんじゃないですか?」

確かに色鮮やかな糸(?)やご当地ストラップを縫い込んであるその作品はカラフルであり、この辺りの冬の雪景色からは遠くかけ離れているようにも見えます。

でも、秋田はおろか、東北初体験、しかも滞在して10日ほどしか経っていない作家さんに「冬の横手」と言われても、それは判るはずもないし、判る手段すらあるはずもない。

実を言えば、この時もそうですし、翌日のアーティスト・トークでもそうなのですが、妙に「秋田」と言う事にこだわった質問が多かったりします。

これも「地域性」なのでしょうか?

     ×        ×        ×     

どうやら美術の展覧会というと

「そこから何かを読み取って、
  理解し納得しなければいけない。」


と思ってしまう傾向があるようです。

だから、会場に足を運んだ人は「ここで何か見つけなきゃならない!」と必死になっているし、逆に「展覧会の鑑賞」が苦手な人のほとんどは一様に

「絵って、よく判らないんだよね。」

と言われます。

いつからそうなったのでしょうか?

誰がそうしたのでしょうか?

とりあえず「判ろう」なんて気持ちは捨てましょう!

作品を体感する!

その作品の前に立って眺めた時、気持ちよいか、それとも気持ち悪いか?
楽しい気分か、それとも不快か?
じっと見ていたいか、早く立ち去りたいか?

そんな風に観て、「感じて」しまえば良いような気がします。

「どんな意図で作られたのか?」
「何を表現したいのか?」

なんて事は案外、作った本人だって判らないんですから、第3者になんか判る訳もないですし、例え判ったつもりになったとしても、それが作家本人の想いと同じかどうかは解明できません。

美しい夕焼け空
きれいな花
或いは美人

そんな物に出会った時、

「なぜ美しいか?」

なんて難しい事、考えるより、ずっと眺めていた方が楽しいじゃないですか?

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2009年9月20日 (日)

展覧会を作る。もしくは造る。或いは創る。

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ネオテニー・ジャパン展 企画、第2弾!!
鴻池朋子/アーティスト・トーク

行ってきました。

前日のブログにも書きましたが、B-1グランプリのため、駐車場の混雑が予想されたので、早めに会場へ向かいます。

ですが、結局の所、1時間前には会場についてしまい、せっかくだからと、私もB-1会場にて昼食。
ただ、一つのブースに30分以上並んでしまうと、券を使い切る事ができなさそうなので、比較的短い列に並ぶと言うあまり好ましくはない状況。
まあ、食べられただけでも良いか..。

というわけでアーティスト・トーク会場には時間ギリギリに入場。
人数的には昨日と同じか、少し多め?で、相変わらず年齢層は(残念ながら)やっぱり高めです。

アーティスト・トーク自体は、今、東京で行なわれている鴻池さんの個展の話を中心に展開されます。その会場準備のためのメーキング映像なんかもあり、普段のぞく事のできない様子や裏話が聞けました。
それにしても、「トーク慣れ」していらっしゃるのか、話の内容も判りやすく、最後まで興味深く聞かせて頂きました。

この日の司会者さんが前日と同じ方だったので、一抹の不安もありましたが、逆に今回はいろいろと面白い話を引き出して下さいました。

その内容から察する所、今回の会場作りに関しては、実際、鴻池さんから、かなりアドバイスを頂いていたようです。
確かにそう言われてみると、普段は絶対に展示しない様な、階段の踊り場や物置、廊下などの場所にも展示があり、(まだまだ硬さはありますが)その斬新さの理由が何となく判りました。

現代美術の展示が初めての上に、まだ経験も浅い当の学芸員がそんな企画をまかされて、苦しみ、悩み、奮闘している様子も聞く事ができて、面白かったです。

そんな中で印象に残った言葉が

展覧会をつくる という一言。

作家さん本人の口から出る言葉としては、しごく当たり前なのですが、学芸員の方からそんな言葉を聞いた時、ちょっとショックを受けました。

確かにこれだけ大きな展覧会ともなれば、個々の作家一人の力だけでは展覧会などできません。
そう考えると、作家はもちろん、そこに関わる学芸員などもまた「ともに考えて展覧会を作り上げていく一員」なんだなあと実感させられる言葉でした。

そんな興味深い話の後には。お決まりのサイン会。ただ作家さんの「本を買った人、優先」ということで、きっと買わなくてもサインはしてくれたんだろうなぁ、と思いつつ、よくよく考えて、「この人の作品自体にはあまり興味がない」自分に気付いて、こちらの方は遠慮してきました。

     ×        ×        ×     

作家さん、そして学芸員のOさん、
良い話を聞かせて頂き、ありがとうございました。

そして、ぜひ今回のノウハウを生かして、この辺りではちょっと観られない様な面白い企画を、またいつか見せて下さい。

期待してます。

そうそう、ミュージアム・ショップは平日も開店するそうです。

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2009年9月19日 (土)

B-1グランプリ..
じゃなくてネオテニー・ジャパン展

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いやー、明日の開幕を控え、準備は着々と進んでいます。

B-1グランプリ...。じゃなくて

ネオテニー・ジャパン展

という様な具合で、会場はすっかりB-1グランプリ一色となっておりまして、この2日間で15万人近いの来場者数を見積もっているようです。

「よりによって、同じ日じゃなくても...」。

という声も聞こえてきそうですが、この同日開催がどのような形に転ぶかは未知数であり、まさに「吉と出るか、凶と出るか」状態です。

09091903で、とりあえず昨日はオープン前の内覧会&ギャラリー・トークに行ってきました。

一応説明しておくと、この内覧会とは映画の「試写会」みたいなもので、事前に展覧会を見せて、プレスの記事にしてもらうとか、口コミで評判を広めてもらうというヤツです。入場料も要らないとなれば、それこそお得な企画です。

パッと見、50人前後の人が会場に集まっていたようです。

昨今の大展覧会の状況を考えると、一般的にはこの内覧会がもっともゆっくりと作品を鑑賞できる機会なんですが、ここにいたっては、どうでしょうか?

まさかこの日が入場者数「ベスト記録」なんて事はないですよね。

まずは1時間ほど作品鑑賞。
作品一つひとつをとれば、善し悪しあり、好き嫌いあり、の賛否両論あるとは思いますが、「現代美術のある一つの側面」をまとめて観る事のできる気の利いた展覧会だと思います。

ただ「これが全て」と思われても困りますが...。

その後にはギャラリー・トーク。

最初の村山留里子さんは、運営側の手違いで、司会者もなく、作家が一人で、作品について語り始めました。

作家が作品の事を喋る事自体、賛否両論問われる所ではありますが、熱心で、誠意ある説明には好感が持てました。

で、途中から司会者、登場!

出て来たのは良いんですが、意見なのか質問なのかよく判らない、聞いていて不安になってくる司会者の台詞に、

「これなら、いなくても良いんじゃない?」

と思ったのは、私だけでしょうか?

その中途半端さは、3人目の加藤泉さんの時点で頂点に達します。
一癖あって、ただでさえあまり喋りたがらない作家を前に、すっかり丸め込まれてしまった司会者さん。基本的には悪い人ではないと思うのですが、もっとしっかり「みんなが聞いてみたい話」という事を念頭において事前の準備をしていたら良かったですね。
     ×        ×        ×     

兎にも角にも、コンセプトも含め、「作家の想い」みたいな物を聞く事ができる良い経験でした。もっともその「想い」が、必ずしも作品に上手く反映しているかどうかは...各人の目で、会場にて確認して下さい。

せっかくの機会だからビジュアル付きで紹介しようかとも思いましたが、写真も撮れないようですし、図録はもちろん、ポストカードさえもらえませんでしたので、これと言って目新しい素材はゲットできませんでしたので、今日は文章のみの紹介で失礼させて頂きます。

今日のギャラリートークも参加予定ですが、車って会場近くに停められるのかなぁ?

どこか良いとこありませんか?

09091902


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2009年9月17日 (木)

全部、みーつけた!!

09091702

最近は更新も滞りがち。
理由はしごく簡単。
「お出かけ」と「二日酔い」

今回はネオテニー・ジャパン展の続き。

以前のブログで「このチラシ、全部ゲットできるかな?」

とか行ってましたが、実を言うと、先日観に行った画廊に全部の種類がありました。

「なーんだ、ここに来れば良かったのか。」と思っていたら、

「一種類だけ無くなっちゃたんですよ...」

よく見ると「+3」だけがありません。

「まあ、しょうがないですね。」

ということで、とりあえずその一枚以外は全部ゲット。

物事、そんなに簡単には生きませんよね。

     ×        ×        ×     

なんてちょっとガッカリした気分の数日後。
食事をしようと市内のとあるレストランに行ってみた所..。

09091701

「みーつけた!!」

ありました。カウンターの隅っこに。

何か良い事あるかな??

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2009年9月13日 (日)

記念日に....

09091301

この日は結婚(式)記念日。

入籍した日はまた別の日なんですが、ついついこっちの方がインパクトがあって、覚えやすいもんで。

勘のいい方はお気づきの事と思いますが、ある事件以降、「おめでたい記念日」という事を、あまり大きな声で言わない方が良いのかなぁ、なんて気を使わなきゃならない日なってしまって、何とも微妙なんですが。

でも、もともとこっちが最初だし。

ある意味、絶対忘れないし、間違わないし。

で、今年はただの記念日じゃなくて、数えて10年目というわけで、いわばアニバーサリーなんです。
そう言えば、昔、流行った「スイート・テン・ダイヤモンド」なんて言葉も思い出されますが、当然そんな余力があるはずもなく、せめて「スイート・テン・アイアン(アイロン)」とでも、と思ったのですが「面白くない」とあえなく却下されてしまいました。

そんな記念日に、偶然巡り会った展覧会。

09091302 トワル.ruiのためのスケッチと
 ウェディングドレスの展覧会


9月11日(金)〜10月4日(日)
金・土・日・祝日のみ公開

12:00〜18:00(最終日は17:00まで)
トワル.rui
(秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル3F)

前日に紹介しました展覧会を見終わった頃、そこの画廊の方に

「3階でも展覧会をやってるので...」

ということで、足を運びます。
そこで行なわれていたのは、トワル.ruiというお店(正確にはアトリエ)のオーナー高木瑠衣さんの作られたウェディングドレスと、それをモチーフにしてスケッチをされた渡部哲也さんの展覧会。

良い具合に古ぼけたアトリエ内に白いウェディングドレスが数点と、スケッチが並んでいて、少しだけ静かな時間を過ごせる空間でした。

そんな中で「はた」と、10年前の式の事やその他諸々の事が思い出され、しばし、見入っていました。

「(たぶん)一生に1回しか着ないんだから、貸衣装で充分!」

何て言っていた自分ですが、こうやって眺めていると、少しだけ後悔。
確かにこれもまた一つの大切な記念の品として、残り続けるんですよね。
目の前にある、自分とは何の縁もゆかりもない一着のドレスを眺めているだけなのに、まるで自分のアルバムか日記帳でも眺めるみたいに、昔の美しい(?)思い出がよみがえってきて、おかげで素敵な体験をする事ができました。

で、この日は途中から新聞社の方が取材に来られたので、期せずして、作家の思いや、オフレコの話まで聞けたのも、良かったかな。

金・土・日・祝日だけの展覧会ですが、これから結婚を考えている方々はもちろん、遠い昔に結婚してしまった方々にも色んな意味で、お薦めの展覧会でした。

また、少しだけ仲が深まるかも?

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2009年9月12日 (土)

デジタルとアナログと

09091201

昨日は再びの二日酔いで更新が滞ります。

で、鉛の固まりが詰まっているみたいな、そんな頭を抱えながら、早朝のバスに乗って一人秋田市へ行きます。

車中にて「一眠りすれば、良くなっているだろう」と思いつつ、うつらうつらとしていると、気が付けば秋田駅前に到着。

起きた時の方が具合が悪く、どうやらこれが二日酔いの本番のようで、という事はそれ以前の状態は「ただの酒酔い」だったのでしょうか?

謎は深まります...。

っていうか、一人で勝手に深めてるだけですね...

PHOTONE/ GOTOH Hitoshi solo exhivision
フォトーン/後藤仁個展
デジカメと写メによるデジタル画像写真展


090912029月9日(水)〜9月13日(日)
11:00〜20:00
(最終日は17:00まで)
ココラボラトリー
(秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル)

そんな展覧会を観てきます。

作品、というか展示を見ながら、作家さんの話を聞きます。
で、性懲りもなく、自分も喋ります。

「オレって何様のつもり?」っていつもあとで反省するんだけど、でもまた同じ事の繰り返し。

そんな身もない「偉そうな話」を真面目に聞いてくれる後藤さん。

そんな話を繰り返しているうちに、

「デジタルとかアナログとかの違いに全然頓着がない自分」に気が付きます。
その後、自分でいろいろと考えながら、その「理由らしき」物に思い至ります。

1.デジタル画像。モニターに映し出されたそれは、神経質といえる程に均等に並べられた一つ一つのドットに、これまた神経質なほど勤勉に「0」と「1」のみを使用し、一つ一つに色番号を指定して像を描き出します。

2.アナログ画像。例えば紙焼き写真。これもよくよく突き詰めてみれば不規則ではあるけれど3色の色点の集合体。

3.油彩画。これも突き詰めれば、顔料と言う名の「色のついた粒」の集合体で、この色の粒を「色点」と考えるなら油彩画もまた色点の集合体でしかない。

確かにデジタルは電源を抜いてしまえば、消えてしまうし、物理的な消去もいとも簡単にできてしまう。
しかし、それをいうならアナログ画像だって、「自ら発光するデジタル画像」に対し、そもそも「外光」がなければ認識する事が出来ない訳で、簡単ではないにしろ「消去するという強い意志」さえあれば、消し去る事ができるのです。

そうやって考えると「儚い」とか「危うい」というのも程度の差こそあれ、どちらにも当てはまる事であり、どんな道具を使って表現しようとそこに映し出されたり、描き出された物が「所詮は虚像」という事実に違いはありません。

そう考えて、それぞれの作品を見た時に、私が一番に考える事は、

「なぜこれをモチーフに選んだんだろうか?」
「どうしてこういう構図で切り取ったんだろうか?」
「 なぜこうやって並べている(展示している)んだろうか?」


だから「デジタルで加工する」という選択も、私にとっては(道具として)「油彩画を選んだ」とか「フィルムカメラを選んだ」とかいう選択肢の一つでしかなく、それはある意味「こだわり」とか「愛着」、もっと言えば使う側の「心地良さ」なんじゃないかと思うんです。

だから自分は
「どうして油絵の具なんですか?」と聞かれても、
「この感じが好きだからです。」としか答えられませんし、20年間使ってきて、その奥深さにどんどんはまっていく感じです。

そしてどんな道具にも奥があって、それを選んだ人の「こだわり」があるんだと思います。

だから、初めて見る展覧会も面白いですが、その人の次の展覧会を観るのはもっと楽しみになる訳です。

私が持ち得ない様な視点と切り口を見せてくれた展覧会。
次はどんな物を見せてくれるのか、とっても楽しみです。


後藤さんのブログもあるみたいです。興味のある方はそちらもぜひどうぞ!

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2009年9月 8日 (火)

また見つけちゃった!!/イベントもあるの?

09090801

先日から、ブログでも何度か紹介しています「ネオテニー・ジャパン」展。

妻が出かけた先で見つけたのが、上記のフライヤー。
モザイクを掛けているのは、決して「お見せできない程、見苦しい画像」という訳ではなく、ここで見せちゃうと、他の人が集める楽しみがなくなるかなぁ、とか思ってあえてボカシちゃいました。

09090802というのも、このフライヤーの隅に小さく書かれた説明によりますと...

全部で8種類

あるそうなんです。

どこにあるかは全く不明で、いつどの番号に行き当たるかは全くわかりません。
ちなみに先週、近代美術館に伺った際には、館内では、見なかった様な気がします。

「全部集めて、商品ゲット!」

という企画ではないようですが、こうなると全部集めてみたくなってきます。

そしてそんな事を考えている自分にも、他の多くの男性陣同様、そして我が子とも同じ「収集癖」が、しっかりと魂のどこかに刻まれている事を再確認する訳であります。

とりあえず、「+6」と「+7」は手に入れました。
他の番号を見つけた方、連絡下さい!!

09090803

で、もう一つ、この展覧会に関わって、様々なイベントも用意されているようです。

本物の現存作家のお話が聞ける「アーティスト・トーク」に加え、作品制作が体験できる「ワーク・ショップ」なんかもあります。

以前の「五味太郎展」の時にも、子どもと一緒に参加してきたのですが、美術館の方々がしっかりと準備して下さっているので、とても楽しい時間が過ごせたのは記憶に新しい所。
残念ながら今回は対象が「高校生以上」ということで、うちの子は連れて行けませんが、興味のある方はぜひどうぞ!!

私個人としては9月18日の

内覧会&ギャラリー・トーク

これが楽しみです。
京都にいた頃、「雪舟展」とか「若中展」などの内覧会(招待客数名が、会期前に展覧会をみれる。映画の試写会みたいなもの)の様子がよくTV放映され、会期中の混雑からは考えられない様なゆったりとした環境の中で鑑賞している姿を見ながら「羨ましいなぁ」と思っていたのですが、なんとそんな「いとも贅沢な」内覧会が開催されるという事で、思わず申し込んでしまいました。

でも、冷静に考えたら秋田県の場合、この「内覧会の日」が一番混雑するかもしれませんね。

     ×        ×        ×     

どうでも良い話かもしれないんだけど。

ミュージアム・ショップの土・日・祝日のみの営業

って、ホントにどうにかならないの?

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2009年9月 6日 (日)

惜しいな〜!これっ!

09090602

先日、学校から帰ってきた我が子の「連絡袋」の中に上記の様なチラシ(今風に言うとフライヤー)を発見。

以前、このブログでも紹介した『ネオテニー・ジャパン』展のものでした。

たくさんの人に見てもらいたいと言う「熱意」は伝わってきます。

頑張ってますね〜、秋田県立近代美術館のみなさん。

もっとも、我々の血税で運営されてる訳ですから、ただボ〜ッと待っているだけじゃ困りますけど。

そんな頑張っている方々に水を差すようで恐縮ですが、子どもの反応はというと、正直今ひとつです。
これが見たい映画の割引券かなにかだったら、取る物も取り敢えず、最初に取り出して

「これ、見に行こうよ!!」

という所ですが、これに関しては、もらった事実さえ忘れていた模様。

その原因は何かな〜と自分なりに分析してみると...

「子どもの目線」で作られていない!

子どもはどんな事に興味を持つのか?
どんな風に問いかけられたら、反応するのか(またはしないのか)?

09090603ちなみに、このチラシの裏はこんな風になっていて、必要な情報はすでにここで足りている訳ですから、表面の方は作品写真と「これ、なーんだ?」的な簡潔な問いかけだけの方が、喰い付きは良かったのかな?

おまけにこの作品写真だと横で見ている大人にも「美術って難解だよね」って言う印象を植え付けてしまいそうな気もします。

かえって「村上隆」の作品とかの方が、(気持ち的に)入りやすかったかも?

で、もう一つは、これを配布する人たちの 熱意!

ただ配るだけじゃなくて、配る時の先生方の声かけ一つでも、子どもの捉え方も違うと思います。

もちろんこれは「美術館の責任」の範疇は越えた話ですし、そもそも、先生によって「美術に関心がある/なし」の違いがあると言われれば、それまでですが。
せっかくの機会ですから

もっと子どもたちが関心を向けるような働きかけを!してくれたらなぁ。

こんなフライヤー一枚使ってでも、できる事ってあると思うんですよね。

図工の時間にこの展覧会にタイアップした授業を展開するとか。

美術に興味・関心のない先生方を集めての「内覧会」ってのもアリかも。

そんな「アンチ」な感じも、ある意味、現代美術っぽくない?


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2009年9月 4日 (金)

「neoteny」って何?

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前回のブログで「奈良美智」の事を書きましたら、

「秋田のどこで展示するの?」

なんて質問されて、そんな話をしてるうちに

「neotenyって何なの?」

という話になってしまいました。

そう言えばそんなの考えた事なかったなぁ...

 neoteny japan

 日本新世代のトップアーティストたち

 9月19日(土)〜11月29日(日)(会期中無休)
 9:30〜17:00
(入館は16:30まで)
 秋田県立近代美術館 (秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46)

よく見れば、ずいぶんとまた高くぶちあげたタイトルですね。

そもそも展覧会のタイトルなんて雑誌名と同じくらい、気にしていません。どちらも大事なのは中身ですから。

どうしても気になる方は美術館の公式サイトにアクセスしてみて下さい。
何かわかるかもしれません。

そうそう、なんかこの展覧会を応援するサポーターも組織されてるみたいです。
「公立美術館の企画展」をサポートするなんて話、あんまり聞いた事がないんで、概要はよく判りませんが、こちらも公式サイトが立ち上がってるみたいです。
展覧会の概要も、案外こっちのサイトの方がわかりやすいかも。
下の方にバナーも貼付けてみたんで、興味のある方、のぞいてみて下さい。

何か良い事あるかも??

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2009年8月27日 (木)

毎年恒例/名士名流作品展

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「小磯良平大賞展」に入選した次の年からお付き合いですから、もうすでに5年目ですか。

読売新聞大阪本社主催
チャリティーオークション

名士名流作品展

初参加の年に近鉄百貨店・阿倍野店に見に行った事があるんですが、書画工芸だけにとどまらず、様々なジャンルの名士たちのサイン色紙なども並び、さすが読売新聞と言うべきか、ある意味、暴挙と言うべきか、巨人軍のサインボールなど、盛りだくさんのチャリティーオークションです。

で、事の都合上でのみ「名士」と呼ばれているだけの私の様な無名人の作品はと言うと、それでもちゃんと額に入れてもらって、「ここまでやるか!」と言う程ギチギチに詰められて展示されています。

さらに「オークション」されるのは本当の「名士」の方の作品や、関連グッズだけで、我々の作品は購入希望者が気に入った物を買っていく、要するに「早いモン勝ち」形式なんです。

チャリティーとは言いつつも、毎年、参加の有無を確認するはがきが届き、参加する旨を伝えると、こんな風にちゃんと資材(油彩の場合はキャンパス)がもらえます。
もちろん着払いの伝票も入っているので、こちらも最低限の出費で協力する事ができる訳です。
一応、サイズも小さいし、チャリティーが名目なんで、これくらいなら自腹でも大丈夫かなとも思いますが、ご厚意なんで素直に受け取っておいてます。

ただこの作品展の残念な所は、このあと北九州や山口まで巡回するんですが、

作品の行く末がわからないんです!

個人情報の問題もあるので「誰が買ったの?」なんて所は無理だと思うし、売れ残ったことが知れて、作家にヘソを曲げられても困るのかもしれないけれど、せめて売れたかどうかぐらいは教えて欲しいんですよね。

チャリティーとは言え、あれだけ大量の作品が全てさばけるとはとても思えないので、
「じゃ、売れ残った作品はどうなってるの?」

確かに、大量の「商品」を扱う側にとってはどうでも良いことなのかもしれませんが、描いた本人としてはやっぱり作品の行く末(特に売れ残った場合)が気になります。



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2009年8月 8日 (土)

世界ノカケラ 湯沢展、終了/ありがとうございます

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怪しい空模様。

そして絵どうろうを、定位置に設置完了、と思いきやいきなりの雨。

それでも、軒下に引っ込めるかどうか考えているうちに小降りになったり。

はっきりしない天気にソワソワしながらも。

「せめて終わるまでは保ってくれ...」

の願いも虚しく、お祭り終了間際に、本格的に降り出した雨。
そそくさと絵どうろうなどを片付け、時間よりも早めに、吹き流しも撤去し、なんだか尻すぼみみたいな感じでお祭りは終了しました...。

で、お祭りが終了したと同時に、我々が今回仕掛けた展覧会「世界ノカケラ」湯沢展も終了しました。
いかにもエンディングらしいファンファーレが聞こえ、紙吹雪が舞う様な終わり方(笑)を期待していた感があった私たちでしたが、絵どうろう祭り同様、最後は雨に水を差されたように、あっけなく、慌ただしい形での終了でした。

     ×        ×        ×     

お祭りの勢いをおっそ分けしてもらったみたいな形でしたが、予想以上の来場者に驚き、そして喜んでいます。
初めての地元開催でもあり、色んな意味で「ご祝儀相場」みたいな所も多々あった訳で、手放しで喜ぶわけにはいかず、2回目以降の開催による状況の変化を見てからでないと、詳細な分析はできない様な気もします。

今回は毎日新聞さんに掲載いただいた以外には、その他、雑誌、新聞など正規のルートでの告知活動に関しては、ほぼ総スカンを喰った形で、誰にも相手にもされませんでしたが、知人などのブログで取り扱ってもらったり、思わぬ所に大きなポスターが貼ってあったり。

会場でも思わぬ出会いもあったり。

そして何よりもスゴいと思い知った「くちコミ」の力。
「○○さんに聞いて来た」
「子どもがもう一度見たいと言うから...」などなど。

数だけを見たら、一週間で170人程度と言う来場者は、決して多くない、と言うか、どちらかと言えば少ない方なのですが、こんな形の盛り上がり方を見せた展覧会は初めてだったので、今までとはまた違った形の充実感を感じることのできた展覧会となりました。
口コミして下さった方々も含め来場して頂いた方々、花を生けて下さった方々や贈って下さった方々、お茶を立てて下さった方々、会場作りに関わった方々などなど、今回は本当に多くの人たちに支えられ、応援され、励まされた中で、開催し終了することのできた展覧会となりました。

本当にありがとうございました。




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世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展

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  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


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2009年8月 7日 (金)

今日で最終日!・・・絵どうろう祭り

09080701

北海道にいた時は

「七夕と言えば8月」

逆に言えば

「内地(本州)の七夕は全て7月

なんて勝手に思い込んでいたので、湯沢の七夕祭りが8月にある事を聞いた時は、妙な親近感を覚えたもんです。

     ×        ×        ×     

ただ立ったり、座ったり、人と話をしたり、聞いたり。
そんなどうという事もない繰り返しの毎日ですが、疲労はすでにピークへと達しています。
比較的ゆとりのある午前から夕方にかけての昼の部。それとは逆に怒濤のようにたくさんの方が訪れる夜の部。お祭りの賑わいが、そのまま会場にも流れ込んでくるみたいで、会場内も普通の展覧会に比べるとワクワク気分が満ちています。
一方で、お祭りの喧噪を忘れて、ちょっと落ち着くことができる場所になっている様な気もします。

そんな賑わいも今日で最後。そう思うとやっぱりちょっと寂しいです。



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世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展

09dm2

  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


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2009年8月 6日 (木)

こんなんが待ってます!

09080602早朝から、こんな風に、ご近所の方、親戚や知り合いなどが集まって、吹き流しを作っています。
なんとなく、昔懐かしい路地裏の風景を垣間見る様な雰囲気です。

一昔前なら、それぞれの家庭で竹を用意して、それぞれに作っていたようですが、市内の空洞化、少子化、高齢化などの影響で、そんな光景もすっかり少なくなったようで、「昔は竹を売るための市もたった」と言う話を聞いても、にわかには信じ難い状況ではあります。きっとアメリカ映画などで時々見かける、クリスマスツリー用の木を買って、それを引きずりながら家へと帰る、みたいな光景が、ここ湯沢でもかっては展開されていたんでしょうね。

0908060609080605


写真を展示している田村さん。
昨日持ってきた新作4点を差し替え、リニューアルです。

私の方は、急な天候の激変を考慮して、「雪景色ばかりでは不味かろう」ということで、最初から秋田展とはずいぶん違う作品ばかり並べています。
上の写真みたいな「キリンさん」や「クエ君」たちがお待ちしておりますので、大人はもちろん、子どもたちも楽しめますので是非ご一緒にどうぞ。

余談ですが、なぜか、ただ「キリン」ではなく「キリンさん」と「さん付け」で呼ぶ方が多いんです。良い歳のお父さん方まで、皆さんそうおっしゃるので、その理由が想像できず、内心、首を傾げながらほくそ笑んでいます。

09080604こんな「落書きコーナー」もちょっとだけ設けましたので、見るのに飽きたら、絵を描いてみてもOKです。
別段「夏休みの自由研究をここで!」と言う意味合いはありませんし、指導まではちょっとでき兼ねますが(笑)、人の少ない時なら相談に乗るぐらいはできますので、気軽に声をおかけ下さい。

朝11時に交通規制が敷かれ、それとともに、街のあちこちに絵どうろうも出陣し、いよいよ祭りも本番。
明るいうちは、通りを行き交うのは、夏休み中の子どもたちばかりでしたが、暗くなってくると、徐々に家族連れや、カップルなども増えてきて、会場の方はえらくにぎわっていた様です。
それに併せて、展覧会場の方も、今までにない賑わいを見せており、残念ながら、絵どうろうを見て歩くことはまだできてませんが。

09080603そんな中、「湯沢市」と書かれた腕章を付けたご一行が、書類はさみを携えて、歩いているのを見かけます。
どうやら絵どうろうや、吹き流しの審査に回っている方たちの様です。暑い中ご苦労様でした。
そんな皆様のお陰で

奨励賞 でした!

何ぶん、初めてのことなので、どれくらいスゴい賞なのかはちょっとわかりませんが、とりあえず、初参加の私如きに賞が頂けると言うだけでも誠に光栄なことでありまして、この場を借りてではありますが、改めてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

そうそう、申し遅れましたが、残りの会期中、夕方の6時から8時くらいまで、展覧会場にてお抹茶をお出ししています。知り合いの方のご厚意により実現の運びとなりましたので、お時間にゆとりのある方は、ぜひ、お立ち寄り下さい。
ただ無限にある訳ではありませんので、もし無くなりましたら、時間前でも終了してしまうことがありますが、その時はご容赦下さい。

お祭りもいよいよ中日。どれくらい盛り上がるんでしょうか?

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世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展

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  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


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2009年8月 5日 (水)

今日から絵どうろう祭りです。

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先週末ぐらいから、こんなトラックが市内を走り回っています。

全長10メートル弱の竹を、注文のあった家々に届けたり、祭りのメイン会場に取り付けたり。

「絵どうろう」と言う名前の方が有名ですが、実はこれも「七夕まつり」の一つ。
だから「日程が平日ではお客さんが...」なんて理由で、簡単に日程をずらすことはできません。

夕方くらいになると街のあちこちで、この竹竿に短冊を付ける光景も見られます。

明日からいよいよ本番。

良い天気が続くこと、そしてたくさんの人が観に来てくれることを願っています。

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世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展

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  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


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2009年8月 4日 (火)

絵どうろう祭り/駐車場などの紹介

Touroumap

いよいよ明日5日から

湯沢・七夕絵どうろう祭り

始まります。
で、今日はこの時の駐車場の紹介。
湯沢市のHPでも地図は紹介されており、ここに掲載したものはそれと同じ物です。(こちらの地図もクリックすると拡大表示します。)

せっかくですからその駐車場について一言。

お薦めの駐車場は...
P1 中央公園広場
P3 湯沢駅前広場

P1の中央公園広場は、会場にも近く、広さも十分なのでイチオシです。ただ7日の午前中はマラソン大会があって、この近辺が通行止めになるのでお気をつけ下さい。
P3の湯沢駅前広場の駐車場は、駅前の奥、駅に向かって左側に入って行った所にあります。ここも会場に近くて便利です。

次にお薦めなのが...
P4 湯沢駅前駐車場
P7 旧雄勝中央病院跡地
P4の駅前駐車場は、立地的には良いのですが、台数も少なく、湯沢市民が普段から利用している場所なので、よっぽど運が良くないと、空きスペースを見つけるのは難しいでしょう。
P7の病院跡地は、メイン会場までも若干距離はありますが、スペースもあるので、以上が3つが満杯の時は、ここに停めるのが良いでしょう。

一番薦めたくないのが...
P2 文化会館駐車場
P5 湯沢警察署駐車場
P6 雄勝地域振興局庁舎駐車場

どれも会場から遠く、特にP2の文化会館駐車場は歩くコースによっては陸橋を渡ったりしなければならず、暑い時は最悪です。

以上、はなはだ勝手な私見ではありますが、参考にして下さい。

それから、平日も展覧会会場前の道路は午後7時までは一方通行なのでお間違えないように。
会場につめていると、知らずに逆走している人が、結構います。

それからその先の踏切では時々、警察が隠れていますので、一時停止をお忘れなく。




中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展

09dm2

  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


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2009年8月 2日 (日)

みんなで「ラヂオ体操」

09080201

昨日はオープン初日。でもその前にやらなきゃならないことが色々とあって、ドタバタしていました。

09080202まずはこれ!
正確な呼称はわかりません。
湯沢市役所横の広場に、市民が集まって、朝からラジオ体操をやろう!と言う企画に参加してきました。

6時過ぎに家を出て、駆け足混じりで開場へと急ぎます。
昨晩も開場準備に追われ、深夜まで作業をしていた身には、実にきつい行程で、時間ギリギリにか以上についた時には、すでに体はヘロヘロ状態。
それに追い打ちをかけるように、いきなりのラジオ体操開始!

終わった頃には体を動かしてすっきりしたんだか、無理のし過ぎでだるいんだか、わからない様な状態になってしまいました。

たぶん100人以上の人が集まったイベントでした。

毎年のイベントなので、どうせだったら、この日限定のスタンプとか準備しておけば、もっと子どもたちが集まって、賑やかなイベントになるのになぁ、とちょっと残念な気持ちもします。ただのノートじゃ、最近の子どもたちは喜びませんよ。

終了後は会場近くの「力水」で一杯やってから帰宅。
朝食を済ませ、私と遊びたそうな視線を投げ掛ける我が子をよそに、最後の準備を済ませるために、会場へと急ぎます。

キャプションを取り付けたり、出品目録を並べたり...。

それから、会場には池坊の方による、生け花の展示もあります。
涼しげな色合いの花たちが、急に夏らしい暑さを取り戻した会場内に、「涼」を届けてくれています。
会期中に入れ替えもしますので、こちらの方もぜひお楽しみ下さい。

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世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展

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  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


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2009年8月 1日 (土)

「世界ノカケラ」湯沢展、いよいよ始まります!

09080101

昨日は、夜の11時くらいまでかかりました。

田村さんと、お義父さん、そして私の3人での展示作業。
あーした方が良い、こーした方が良い、などとワイワイとやりながらであります。

色々な方の励まし、声援、叱咤、お手伝い、ご協力によって、何とか開場まであとちょっとまでこぎ着けることができました。

「展示スペースまで、自分で造っちゃうんですね。スゴいなぁ。」

みたいなことをおっしゃられる方もいますが、本当にスゴい人なら、

「俺が全部準備しておくから、お前は絵だけ描いていろ!」

なんて人が出てくる訳で、自分の作品にはそこまで人を惹き付けたり、動かしたりする力はないのか、などと考えると、ちょっとがっかりもしますが、それでも冗談か本気かはともかく、「近くでやるんだったら、見に行けるんだけどなぁ。」と言う方もおられる訳で、そういった方の声に答えるべく、様々な人に支えられながら、ようやくここまで辿り着きました。

自分自身、実際にここまでできるまでは、「本当にできるのか?」わかりませんでしたし、そもそも「ここまでやってしまう」とも思ってはいませんでした。

兎にも角にも、本日10時、オープンです。

お近くの方、興味のある方、ぜひ足をお運び下さい。

最後に、ご尽力、ご声援いただいた皆様に、この場をかりて、改めてお礼申し上げたいと思います。

「ありがとうございます!」そして

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展

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  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


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2009年7月29日 (水)

会場が「ほぼ」出来上がりました!

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合成写真にて失礼。

パネルも立て終わり、会場もようやく形になってきました。
パネルの汚れた所を塗り直し、ライティングバーの影が映り込まないようにしたり、そのバーの配線を直したりと、やる事はまだまだあります。

でもそれもこれも、ここまで組み立てて初めてわかる事。田村さんを始め、実家のお義父さん、会社の方、パネルを作ってくれた大工さんなどなど。たくさんの方々のご助力により、ようやくここまでこぎ着けました。改めて感謝、感謝です。

泣いても笑っても、騒いでも起こっても、開場まで、残すところあと3日。

キャパシティーの限界を越える前に、物事を一つ一つ、解決して行かなければいけません。




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世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展

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  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


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2009年7月28日 (火)

展覧会会場

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上の写真が、今回の会場となる建物です。古くさいと言ってしまえばそれまでですが、なかなか趣のある建物であります。

会場前の一方通行を車でやって来るとこんな風に見えます。
ただ駐車場は、この手前になりますので、ここまで来てしまうと、またぐるっと回って来なければ戻れませんので注意して下さい。

向かって左に見えるのは焼き肉ダイニングで、そのままさらに進むと国道13号線にぶつかります。

色々とやってはみるものの、不安材料は次々沸いてきます。

先日のスポットライトも、ハロゲンは光源が痛いほど、目にまぶしい事に気付き、あえなく却下。一方、電球の方もこれまた光量不足で、再検討を余儀なくされる始末。

今から新しい器具を...。と思っても会期までに間に合うかは微妙な情勢。

捜すために車を走らせるのが良いのか、遅れるのを覚悟でネット注文すべきなのか?

床にワックスをかければ良かったとか、フライヤーの会場地図は90度回転させた方が良いとか。

「甘え」と言われればそれまでなのですが、「初めての事なので...」と自分に言い訳しながら、あーでもないこーでもない、と試行錯誤の繰り返し。言い訳でもしなければ、ただでさえ遅い回転が、いよいよ止まってしまいそうです。

もともと内向的(?)で、行動力なんか微塵もなく、自分が、一体何をやっているんだろうと、自嘲モードになりつつあります。




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世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展

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  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


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2009年7月26日 (日)

届いたDMからご紹介!


今週になって、どっとDMが届きます。

まずは日程的に近い所からご紹介。

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 第45回  自由美術・秋田展

 8月2日(日)〜6日(木)(会期中無休)
 10:00〜17:00
(最終日は16:00まで)
 秋田県立美術館 (秋田市千秋明徳町3-7)

美術団体「自由美術」の秋田市在住の作家さんによる展覧会。
私の知人にも、自由美術に所属している方が多く、そんな中野一人からのご招待です。
会期中は、私自身、湯沢市内で展覧会でいけそうもありませんが、興味のある方はぜひどうぞ。

そしてもう一つは...

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 国画会会友  北川 幸夫 展

 8月11日(火)〜16日(日)(会期中無休)
 11:00〜18:30
(最終日は17:30まで)
 ギャラリー青い風 (京都市左京区岡崎円次長勝寺町91)

こちらは関西在住の、国画会の方の個展。
私の記憶が確かなら、たぶん毎年開催していると思います。

いつも不思議なものをモチーフにして描いた作品は、しっかりとしたマチエールの画面と相まって、見ているものに現実と幻想の間にいる様な感覚を呼び覚まします。

興味がありましたら、ぜひどうぞ。


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2009年7月24日 (金)

ほんの一部ですけれど・・・

09072401

昨日から、天井スポット用のライティング・バーを付け始めました
ということで、上の写真はそれに使う道具のほんの一部ですが、ご紹介。

名前を一つ一つ挙げて行ってもしょうがないので、詳細は省きますが、今回は、ありがたい事に道具の新規購入はまったくありません。強いて言えば塗装用ローラーの換えローラーぐらいで、ここにあるピットやドリル先も全て自前です。

買えば買ったで自分の財産になると思えば良いのですが、今回はただでさえ出費がかなりかさんでいるので、抑えられる部分はできるだけ抑えたいので。

という事で自前の道具を駆使して、全ネジを短く切ったり、天井に穴をあけたりしながら、ライティング・バー取り付けのための支柱を取り付けて行きます。
最初の一つ目は、試行錯誤を繰り返しながらだったので、だいぶん時間がかかってしまいましたが、後半は要領もわかってきてスムーズに進むようになりました。

あと1日もあれば完成するでしょう。

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世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展

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  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


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2009年7月23日 (木)

日食、見ました?

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日食と言えば、小学生の高学年(あるいは中学生?)の頃に、ろうそくでガラスに煤をつけ、観察した記憶があります。ちなみにあの宇宙飛行士の毛利さんも見たと言う北海道での皆既日食は、私が生まれるちょっと前の話なんで、それではないと思いますが、ガラスをあぶり過ぎて割ってしまった記憶と、昼なのに辺りが暗くなったという思い出だけがどこかに残っていたので、「皆既」ではないけれど、日食を見たのは確かなんです。

昨日が日食だという事は重々承知していましたが、出かける時点ではあいにくの空模様。
ということで、まあ、無理だろうとこの辺りからすでにあきらめモード。仕事中はそんな事もすっかり忘れて、せっせとパネル塗りに励みます。

「この四枚を塗れば、塗装は完了!」

ということで、次の行程についても思いを巡らせたりしながら、ひたすらローラーを転がします。
すると妻からの電話で

「日食、見えてるよ」

という事で外に出てみると、いつしか雨もやんでいて、確かに雲の切れ間から時々、太陽が顔を出しています。
しかも上手い具合に、薄い雲が太陽の下を横切り、その時には太陽の形が肉眼でも観測できます。

「あっ、欠けてる!!」

月みたいに、一部が欠けた太陽を確認する事ができました。

ちょっと興奮!

しかし終盤に近かったせいか、その影はみるみると小さくなり、やがて太陽は元の形と明るさを取り戻し、いつもと同じように、流れる雲の間を漂う如く、そこに輝いています。

しかし、すでに何事もなかったかのように佇んでいる太陽とは裏腹に、私の目の中には、文字通りその時に焼き付いた残像が、しばらくの間、視界の真ん中に漂っていました。

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世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展

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  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


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2009年7月22日 (水)

七夕絵どうろう祭り期間中も開催します!!

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さんざん掲載しておいて、今更...のような気もしますが、一応、ここで正式に告知します。

世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展


  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


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「秋田市はちょっと遠いよなぁ...」

という皆様の声にお答えして、いよいよ待望の(でもないか)湯沢での「移動展」です。

今回は特設会場なので、若干スペースも狭く、作品も半分程度で、同じ様な展示にはなりませんが、

「せっかくだから...」

ということで、二人とも秋田展では未公開の作品も展示しようという事で、たぶん一点ずつくらいですが、目新しいものも観れると思います。

お祭り会場からはちょっと離れていますが、それでも期間中はホコ天にもなりますし、会場前の路上には「歌麿三美人」の絵どうろうも展示されますので、それを目指してお越しいただければ、幸いです。

なお、お祭り期間中は、乗用車進入禁止となり、駐車場が手配できませんので、大変申し訳ありませんが、最寄りの駐車場をご利用下さい。
お祭り期間中の特設駐車場の情報などわかりましたら随時こちらの方でも紹介していきたいと思います。

それから掲載していた地図も若干、修正しました。

というのは実を言うと、先日、同じ地図を載せたチラシをご覧になった方が、「(私は)いつも市役所側に車を停めて(お祭り)見学するんですよね」というニュアンスのことを言われていて、その時は気が付かなかったんですが、後々考えてみると、確かにこの地図じゃ、市内中心部からだとわかりにくい事に気が付き、修正しました。
たぶん、言われた方もそんな感じの事を伝えたかったんだと思うんですが、そこを遮るように私が喋り出してしまった事に思い当たり、後々家に帰ってみて、ちょっと反省しています。

「人の話はちゃんと最後まで聞かないと...」

40を過ぎてもなお、そんな当たり前の事ができない自分に今更ながらあきれ果ててしまいます。

○○さん、ちゃんと話を聞いてなくて、すいません。
そして貴重なご意見ありがとうございます。



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2009年7月21日 (火)

ここまで広げます!

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昨日は、予報によれば晴れるとのこと。

この機会を逃す手はないと、早朝から手持ちのブルーシートをかき集め、所狭しとパネルを並べて、塗装開始。

09072103妻が用事で大曲まで出かけてしまったので、今日は子どもと一緒に作業です。

本人は楽しそうに「もっとやりたい!」と言っているのですが、見ているこっちはハラハラドキドキで、しかも汚しても良い服装でもなく、時間は押してきているので、子どもの「ゆっくりペース」に、つい大人の自分が焦りだし、微笑ましいはずの笑顔がピクピクと引きつってきます。

今度、もっと余裕のある時にまたお願いね!

今日一日かけて、ようやく下塗りは全て完成、一部、本塗装も始めました。

こちらの塗料はかなり粘性の高い塗料で皮膜力もありそうで、パネルの裏面なら、上手く行けば1回塗りで済みそうです。
で、この塗料なんですけど、使っているうちに、ふと、懐かしい刺激臭。これってもしかして...

アンモニア?

昔、描画材の下地作りで、カゼイン(乳製品から抽出して作る成分)を使った事があるんですが、その時の溶剤に使ったアンモニアと同じにおいです。きっとこの塗料も似た様な成分なんでしょうね。
とりあえず、乾燥が速いのが嬉しいです。

明日も晴れると良いな・・・

09072101




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世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展

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  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


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2009年7月19日 (日)

試しに立ててみる

09071901

塗装作業は進んでいます。
でもこの2、3日の大雨のおかげで、湿度は上がりっ放しで、乾燥速度も遅れ気味。低臭の水性塗料なんで、もろに影響を受けてます。

ただ待っていても仕方がないんで、待ち時間を利用して色々こまごまとした事をやってみるんですが、そんな事もあっという間に片付いてしまいます。

パネルができない事には全体像も想像し難く、仕方なく、上の写真みたいにパネルを仮組してみます。

09071902以前にも書いたかもしれませんが、こんな金具を使って、パネルどうしを連結します。ホームセンターで一個300円弱で買える代物ですが、さらにこれにボルトとナットなどを組み合わせると一組700円ぐらいにはなっちゃうかな?

実を言うと実際に出来上がったパネルで試してみるのは初めてで、いざパネルを作ってはみたものの、このシステムが上手く行かないと、1からやり直さなければならないので、こんな風に無事はまってくれると一安心。
控えなどを取りつつ、上手く組み合わせれば、問題なく行くと思います。

後はひたすら、パネルを完成させるのみです。




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世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展

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  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


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2009年7月18日 (土)

塗装開始!

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頼んでいた塗料がやってきました。
もちろんネット注文です。今時何でも買えるんですね。ネットオークションでも一斗缶で塗料が買えるんですから、スゴい時代ですよね、ホント。

予定も押してきているので、とっとと作業にかかりましょう。

といっても、これは仮塗装。
いわゆる「シーラー」という木材の目止め材を塗っている所です。
これをやっておかないと、後々、木材から樹脂がしみ出してきたりするんですって。まあ、合板なんでそんな気を使う事もないような気がしますが...。

それよりもむしろ、お世話になっている画廊のスタッフさんの話だと、このシーラーを塗ってから作業しないと、下地の木材が本塗装のペンキをどんどん吸い込んで、なかなか色がのらないとのご指摘があり、この作業をしています。

確かにこのシーラーも2度塗りして、ようやく塗膜ができてきた感じです。

とりあえず、この作業を続けて行かなければなりません。
でもいくら慌てた所で、ペンキの乾燥にかかる時間だけは、どうする事もできないので、待つより他ありません。

この間にスポットレールを取り付けたり、その他にもやる事満載です。

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世界ノカケラ 湯沢展
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  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)



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2009年7月16日 (木)

パネルがやってきました!

09071601

展示用のパネルがやってきました。
一坪分7枚と半坪分6枚。
とは言っても、まだ土台だけなんで、これから色々と手を入れて行かなければなりません。

09071602で、今日はその第一弾。
タッカー穴(右図矢印)やベニヤとベニヤの間の隙間を、ウッドパテを使って埋めます。
地味な作業ですが、これをやっておかない事には、この後の塗装もできません。
このパテが乾燥したらペーパーをかけて表面をならすんですが、これが上手くいって、きれいな平滑面が出るとちょっとした快感なんです。
ただ枚数が多いと途中で嫌になちゃう様な気もしますが・・・。
おまけにこの後の塗装は全部ローラーの予定なんで、そんなきっちりと平滑にする必要もないんですが。

ここでちょっと問題発生。といってもそれほど致命的な事ではないんですが、とりあえず...

かなり重い!!!

ちょっとした移動ならともかく、ちゃんと運ぼうと思うと、とても一人では動かせません。

これで塗膜ができて行けば重量はいよいよ増すばかり。

一人で取り回しができないのは計算外でした。




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2009年7月11日 (土)

小さくて、蒼いシミ

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午前中は強風と雨。
それでも夕方からは青空も所々に見え、のんびりと落ち着いてくる。
それでも再び空に目をやると、荒天の余韻があちこちに見える雲模様。

そんな夕刻に、子どもと二人、水を汲みに「力水」まで歩いて行く。

     ×        ×        ×     

09071102中指に残ったシミに気が付く。

出かけた先の展覧会で、芳名帳を書く時に手に持ったガラスペンのインキの跡。

痕跡...

詩や文章などその人の言葉を並べた様な展覧会。

その言葉にのせて、紡ぎ出される一つの世界。

会場にたくさん置かれた言葉の中の、ほんの少しを覗いただけですが、もちろん、その一字一句を憶える事はできないし、例え「どれが好きなのか?」とか「何が良かったのか?」と問われても、実際、答える事はできません。

でも、この指に残った蒼いインクの跡みたいに、その印象みたいなものが心のどこかに染み込んで行った様な感じです。




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2009年7月 2日 (木)

「世界ノカケラ」を眺めるー総括、番外編

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先日、自分で制作しプリントアウトした来場者名簿を眺めながら、しばし考えてみます。

「前回(2008)の来場者で、
  今回来てくれた人はどれくらいだろうか?」

いわゆる「リピーター率」です。
あくまでも芳名帳の範囲内ですが、数えてみると...

両方来てくれた方・・・・30

前回だけ来てくれた方・・70

要約すればリピーター率 30% ということです。

これはやっぱり由々しき事態ですね。

見て見ぬ振りは出来ません!




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2009年6月24日 (水)

「湯沢で展覧会」計画、進行中!!

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秋田市で展覧会をしていていつも思う事。また言われる事。

「秋田って。遠いんだよね...」
「湯沢ではやらないんですか?」


関西に住んでいた頃ならちょっと考えにくい事ですが、秋田市まで電車で2時間、高速道路でも湯沢から1時間以上かかり、それだけかけて出かけて行って他に何も無いとなると、やっぱり「たかが展覧会」にわざわざ足を運ぶ人は少ないのも道理かもしれません。
かく言う自分だって、それこそ駅前に大型書店と映画館がかろうじてあるので行っても良いかな?と思う程度で、実際、「誰かの個展(あるいは展覧会)」だけ、となると、やっぱり出かけるのに躊躇してしまいます。

という訳で、愚痴ばかり言っていてもしょうがないので、とりあえず、展覧会のできる場所を探してみると、正規の場所となるとなかなか良い所がありません。だいたい、公の場所となると何故か「販売禁止」と言う壁にぶつかり、いつも首を傾げてしまいます。

趣味で絵を描いている人たちは利用できるのに絵を売って生活する人が利用できない会場っていったい何のためにあるんでしょうか?
我々、絵描きや芸術家は霞みでも喰って生きていけるとでも思っているのでしょうか?

おっと、また愚痴になっていまいました。

ということで、仕方なく、空いているスペースを見つけて、そこを会場にしてしまおうという事になりました。

ただ、当然,展示用の何かがそこに設置されている訳ではないので、それをこれから準備して行かなければなりません。
その第一弾が、展示用のパネルです。
もともと事務所だった場所で、壁には作り付けの棚や机が貼付いていて、そのままでは展示する事もできず、さりとて、壁を付け替える訳にもいかないので、組み立て可動式のパネルを使う事にしました。

で、上の写真がその見本です。
問題はこの黒い金具だけで、固定&自立するかという事ですが、何とかなりそうな気もするのでとりあえず、この方向で行こうと思います。

ちなみに会期は「七夕絵どうろう祭り」の時期を予定しています。内容は秋田での「二人展」の移動展になると思います。
それまでにパネルの塗装や、照明の設置など、解決しなければならない課題は山積みで、この先どうなる事やら?

乞うご期待!!





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2009年6月20日 (土)

「世界ノカケラ」を眺めるー総括、その3

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総括もそろそろ最後、今回は自分の作品を語る事について。

絵描きが自作について、だらだらと書く事自体、あまり健全ではない様な気もするのです。
善くも悪くも、作品に描かれている事が全てである、と考えているので、あまり色々な事を喋りたくない気もします。

「その場で描くんですか?」
「日数はどれくらいかかるんですか?」
「これはどこですか?」
「黒い絵の具は使うんですか?」などなど。

実際,お話ししているうちに、
「話しかけようかどうか、ずっと迷っていた」
「話しかけるのに凄く勇気がいる」

という方が結構いらっしゃる事もわかり、何となく納得もします。

中には「話始めると、何か買わないと、会場を出られないんじゃないか」と思われていた方もいるようですが、決してそんな事はありません。ひょっとしたら無意識のうちに「買って欲しいオーラ」みたいな物が私の体から発せられているのかもしれませんが、意識して「セールスのためのトーク」をした事はありませんし、そんな話術もありませんし、逆に喋り過ぎて、相手に引かれてるんじゃないかと、あとで軽く落ち込む事さえあります。

作品と鑑賞者の視覚によるキャッチボール。
これをまず楽しんで頂けたら良いと思います。

中にはじっくりと三周くらいしながら、満足した様な顔で何も言わずに帰られる方などもいます。
逆に足を踏み入れた事自体、何かの間違いだったかのように、一瞥だけして去って行かれる方もいます。

そして自分にとっては、誰かと何かを喋る事で、考える事、思いつく事があり、そこからもう一度自分の作品を眺め直してみる、そんな機会が「展覧会」なのかも知れません。

最後に自作について一言。
あの油彩画群は、実を言うと、ある事柄の「物語」でした。そして今後もこの物語は続くと思います。
なによりもこの物語が、自分が気付くよりも先の、ずっと以前から「私」によって語られていた物語なんだという事に、最近気が付きました。

・・・またちょっと喋り過ぎたかな?





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2009年6月18日 (木)

「世界ノカケラ」を眺めるー総括、その2

09061801

今回は会場に来られた方の「感想」について。

その前に、会期中にあったこんなエピソードを紹介。

午前中の人の少ない時に会場に来られた年配のお客さま。ゆっくりと一周。そして二周目に入った頃に首を傾げる様な仕草で、その視線にも何となく戸惑いの様なものが見て取れます。
そして三周ほどした後、私たちの方へやってきて、こうおっしゃいました。

「どの作品が写真ですか?」

実を言えば、同じ様な事を質問された方が多くありました。

「これ写真なの?」
「写真みたいな絵だね。」
「絵みたいな写真だなぁ。」

今回の展覧会で、最も多かったのがこんな感想でした。

自分の様な絵を描いていると、「写真みたいな絵」と言われる事はよくあるので、それほど不思議な事ではありません。
ただ、並べたときの雰囲気を壊さないようにと、肉厚の油彩額を使わず、全ての作品を細身の仮縁でまとめてみたのは確かですが。

逆に「絵みたいな写真」という感想は正直、ちょっと驚きでした。
と、同時にそんな予感も少しは感じていました。

田村さんの作品は白黒写真なのですが、普段見慣れない、テクスチャがあり光沢にもバラツキのある特別な用紙にプリントしている事と、その紙の特性によって最暗部の階調がつぶれてしまい、そのつぶれ具合が「見え過ぎ、写り過ぎ」を押さえる結果となり、それも絵画っぽく見えた一因なのかもしれません。
加えて、今回の写真そのものが色々な意味で「絵画的」であり、本人もひょっとしたらその事を、少し意識して撮ったんじゃないかと思います。

実際の展示作業の際も、写真と絵画の境界線をはっきりと見せる事なく、全体として統一感のある会場作りを心がけましたし、思い返してみれば、私自身もそんな事を頭の片隅で何となく意識しながら、作品を作っていたような気がします。

「できるだけ違和感のないように両者の作品を並べよう」という当初から念頭においていた目標は達成されたと思います。

もちろん、「俺なら写真とは並べないけどな。」なんて感想を寄せて行く方もおりましたし、そう考えると、私たちの気が付かないデメリットもあったのかもしれませんが、それ自体は今後の活動の中で発見、解消して行けば良いのではないかと思っています。





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2009年6月17日 (水)

「世界ノカケラ」を眺めるー総括、その1

09061701

今回は入場者数について。

詳細から言いますと
 1日目/10日(水)・・・42人(晴れのち曇り)
 2日目/11日(木)・・・36人(大雨)
 3日目/12日(金)・・・34人(晴れ)
 4日目/13日(土)・・・65人(快晴)
 5日目/14日(日)・・・77人(ほぼ快晴) 
     総数(のべ)・・254人

前回の個展は170人の来場数でしたから、今回は明らかに増えています。その理由を私なりに推測してみると・・・

1.「個展」ではなく「二人展」だった
今回、一緒に作品を並べた田村さん。本業に加えブログの方のファンも多く、その「田村さんの作品を見てみたい!」という来場者がかなり多くいらっしゃいました。

2.「新聞」に加え「テレビ」にも紹介された
昨年の個展でも、「新聞を見てきました。」という方が多かったのですが、今回はこれに加えてテレビでも会場の様子が流れていたようです。どの程度の効果があったのかははっきりしませんが、少なくとも「マイナス」という事は無かったと思います。

3.日没が遅かった
前回は秋という事もあり5時を過ぎるとすでに外は暗かったのですが、今回は6時を過ぎても外は明るく、実際、全ての日付において、4時以降の来場者がとても多かったようです。8時までやっている土曜日ならともかく、5時で終わった最終日でもその時間帯に20人近い人が来ているのですから、これはもう驚きです。

4.天候はあまり関係ありません
大雨の日の木曜日と次の日の「晴れ」の金曜日ではあまり入場者数は変わりません。天候にはあまり左右されないってことでしょうか?

5.リピーターがいた事
これはそんなに多くはなかったかもしれませんが、個人的にはとても嬉しい事。「昨年も見ましたよ」なんて声をかけられると、本当に幸せな気分になってしまいます。

6.「ココラボ」の常連さんも多かった
日頃の涙ぐましい(?)努力のおかげで、「ココラボ」ファンも確実に増えているようです。新しいスタッフも増えて、これからの活動も益々充実していく事でしょう。

同時に幾つかの課題もありました。例えば・・・

「年齢層」に偏りがある
というか、全体的には、40代以前が圧倒的に多いようで、逆に50代以上が少ない感じです。
実際、この時期は展覧会が多いようで、会期中、アトリオンやその他の画廊にも足を運んだのですが、どこも盛況でしたが、それらに集まっている年齢層を見ると、明らかに私たちの展覧会には少ない年齢層が中心になっているようでした。
そう考えると、まだまだ集客数=ファンを増やせる可能性はあるような気もする訳です。

一人でも多くの方に見て頂く事。そんな事も目標の一つとして見据えながら、今後も展覧会をやっていきたいものです。





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2009年6月16日 (火)

ご来場、そしてご声援、ありがとうございました!

09061601

今日まで更新が滞ってしまって申し訳ありません。

片付けを終えて帰ってきてから、体調が思わしくなく、ついつい遅れてしまいました。

ということで、去る14日午後5時、無事「世界ノカケラ」展が終了しました。

終わってみれば、会期中250人を超える来場者で、芳名帳に名前を書いて頂いた方も100人以上となり、盛会のうちに終わる事ができたような気がします。
最後の最後にはちょっと嬉しい出来事もあり、二人とも満足した気持ちに、さらに花を添える事もできました。

展覧会自体の総括は、またこの後、書いていく事にしますが、とりあえず「二人」ということでの楽しさ、難しさ、などなど、色々と気付かされ、学ぶ事の多かった展覧会になったと思っています。

この間、遠方から様々な形で応援して頂いた方々や、取材に来て頂いた新聞社やテレビ局の皆さん。

そしてわざわざ足をお運びいただき、作品を見て下さった皆さん、

本当にありがとうございました!

09dm






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2009年6月14日 (日)

晴れりゃ良いってもんじゃない!

09061403

ひどい雨の日もありましたが、それも午前中だけで、それ以外はほとんど好天に恵まれ、もうすぐ梅雨入りという割りには、湿気もなく、快適な日々が続いております。

よい天気となれば、当然人々の足も戸外に向き、どこへ行こうかと考えるのも楽しくなってきます。

しかしながら、ここまで天気が良い週末ともなれば、我々のいる画廊を大きくまたぎ越え、人々はより遠くへと旅立って行きます。
週末でETC割引が利くともなれば、なおさらですね。

だって会場にいる等の本人たちだって、どこかに遊びに行きたくなるくらいなんだから。

     ×        ×        ×     

二人展も残すところ今日1日となりました。
まだの方はぜひ来てみて下さい。

なお、最終日の今日は午後5時で閉館ですのでお間違えなく。



世界ノカケラ  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展
  日 時:2009年6月10日(水)〜14日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F



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こんな所にいたんです。

09061401

二人展会期中、ブログの更新ができませんでした。
理由は簡単で、秋田市から戻ってくるのが面倒くさくなって、市内に宿泊していました。もちろん携帯と写メで更新...なんてハードの持ち合わせがなく、その間はすっかり更新が滞ってしまいました。

09061402で、こんな所に連泊していた訳ですが、壁こそありますが、天井はガラ空きで、寝息は筒抜け、中にはマナーモードにし忘れて、夜の静寂を突然混ぜっ返す、呼び出し音が、周囲に響き渡ります。
それでも等の持ち主がその場にいれば、それもあっという間の出来事で済みますが、まかり間違って温泉にでも行ってしまえば後の祭り、いつまでも奇妙な電子音が鳴り続きます。

それはともかく、帰る手間は確かに省けましたが、さりとて安眠が補償された訳では決してなく、我が身には少しずつ疲労が蓄積されて行きます。



世界ノカケラ  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展
  日 時:2009年6月10日(水)〜14日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F



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2009年6月10日 (水)

行ってきました。

09061003

昨日、昼過ぎから始めた展示作業。
展覧会参加が2度目とは思えないほど、手際の良く、展示作業を進めて行く田村さん。
中休みを2度ほど取りつつ、6時頃にはほとんどの作業を終えます。

最後に照明をどうするかで、二人の意見がちょっとだけ交錯。

どうしようかと二人で悩んでいる所に、すかさず、折衷案を提供する画廊の主催者。
この辺りの手際の良さはさすがでした。

「ひょうたんから駒」じゃないけれど、思わぬ展開で打開策も見つかり、終わってみれば現段階でのベストの結果にたどり着く事ができました。

いよいよ今日の11時に開場です。

皆さんにお会いできるのを、楽しみにしております。

そうそう、帰りにちょっとした事件に遭遇しました。

一路、高速に乗り、家路へと急ぐ私たち。十文字の料金所を過ぎ、もうすぐ湯沢だなぁ、などと呑気に構えていた所、その高速の対向車線を、こちらに向かって近づいてくる、弱い光。

「ずいぶんライトの暗いバイクだなぁ。おまけになんかふらふらしてるぞ」

そう思いながら、何気なくその対向車に目を向けていた二人でしたが、その横を通り過ぎて、数秒後、二人で大きな声で叫びます。

「今の自転車だよな...」

信じられない光景に、一瞬言葉を失った二人。

重ねて言いますが、料金所を過ぎたとはいえ、ここは間違いなく自動車専用道路のど真ん中。

我に帰って、あわてて後ろをふり向いた時には、すでにその姿は闇の中に融けて消えていました。

ひょっとしてこれは何かの暗示?

09061002




世界ノカケラ  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展
  日 時:2009年6月10日(水)〜14日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F



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2009年6月 9日 (火)

行ってきま〜す

09060901

キャプションもできました。

ポスターも作っちゃいました。

その他の準備もほぼ揃いました。たぶん。

という訳で、今日はいよいよ搬入日。

「個展」じゃなくて「二人展」、しかも素材が違います。
最初からわかっていた事だけれども、どんな風になるか、会場に行って作品を広げてみるまで、わかりません。

ちょっと怖い気もしますが、それ以上に今から楽しみです。

ここまで来れば、もう後には引けません。

それじゃ、行ってきます。



世界ノカケラ  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展
  日 時:2009年6月10日(水)〜14日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F



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2009年6月 8日 (月)

水張りテープで

09060801

そのまたの名を「museテープ」。
こんなの使うのは、学生の時以来の久方ぶりです。
当時は、水彩画か鉛筆画を描くのにパネルに紙を貼るために使いましたが、要領が悪くてこれがなかなか上手く行きません。そのトラウマなのかどうかは定かではありませんが、それ以来、何となく使うのをためらっていたような気がします。

じゃ、なんで今回これを使う事になったかと言えば、これを何とか油彩画の額装として使えないかということで、試してみた次第であります。

そこに至る経緯についてザッとお話し致しますと、「油彩画と写真の歩み寄り」みたいな発想で始めてみました。
油彩画の方が、元々のサイズが大きい上に、額にも厚みがあり、それだけでも写真と並べた時にアンバランスになりそうな予感がしました。

「額なんか、作品の善し悪しには関係ない」と言われれば全くその通りなのですが、その逆もまた「真」で、今までの経験上、せっかくの作品が額のせいで見劣りする事も無い訳ではありません。

そんな部分で差を付け合っても仕方がないということで、「油彩画の方もシンプルな額にしよう」ということになり、今回はほとんどの作品が仮縁で、さらに「写真と言えば水張り」という根拠のはっきりしないイメージのもと「この仮縁にも使えないか?」という発想で色々とやってみました。

しかしよく考えてみれば、写真とは言えど,インクジェットプリンターがメインになった昨今、その耐水性の弱さを考えると水張りなんかほとんどされないのかもしれませんね。

090608021.普通に材木を切って、仮縁を付けます。

あらかじめ耐水ペーパーなどで、木地を磨いておいた方が仕上がりもきれいです。
また、水張りテープは幅に限界があるので、木枠にまききれない場合があります。
で、そんな事を考慮しつつ、組み立ててからでは手の入らない所などには、先にテープを貼っておいた方が良いかも。

2.水張りテープを貼って行きます。
この時テープだけでなく、木地の方も少し湿らせておくのを忘れずに。

すいません。この辺りはデリケートな作業なんで、
写真を撮る暇がありませんでした。
ごめんなさい。

090608033.のりが完全に乾く前に、余分な所を切ってはがします。
この他にも四隅なんかもきれいにしておきます。
09060804

090608054.一応出来上がり。
色を変える事で、バリエーションを変える事もできます。ちなみにベージュの場合には、木地と同じ様な色合いなので、少しぐらいなら見えていても平気なので、比較的仕事が楽になります。

09060806

こんな風に3種類できました。個人的には黒いのが好みですが、こちらは残念ながら5cm幅のテープが販売されていないので、これ以上大きなサイズには対応できません。
水張りテープの変わりに、カラー布テープや製本テープでもOKです。

こんな感じはいかがでしょうか?

時々、この「制作日記」のカテゴリーにアクセスされる方がいらっしゃるようですが、なにぶん心もとない文章ですので、説明不足の点も多いと思います。もし読んでいて「自分でもやってみよう!」と思った方などで、何かわからないこと、わかりにくい事などございましたら、コメント欄にでも書き込んで頂ければ、時間の許す限りお答えしようと思いますので、ご質問などお寄せ下さい。



世界ノカケラ  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展
  日 時:2009年6月10日(水)〜14日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F



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2009年6月 6日 (土)

展示プランを考える

09060601

昨年の個展同様、展示プランを事前に考えて行きます。
これで決定!ではないけれど、搬入当日、作業中に頭の中が飽和状態になって、煮詰まった時の保険みたいな物です。

二人展ということもあり、作業を開始したのが夜もだいぶん遅かったせいもあり、思った通り難航。

けれど、難航はしましたが、そんな中でもお互いの作品を、お互いに再確認や再認識する事ができて、とても有意義で楽しい時間が過ぎて行きます。

そして気が付けば,翌日。

印象としては・・・ 「田村さんの、良いですね!」

自分で言うのもなんですが、なんか凄い事になりそうです。

搬入日に作品を並べるのが、今から待ち遠しいです。

どんな会場になるか、今からとても楽しみです。

こんな手応えは初めてです。



世界ノカケラ  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展
  日 時:2009年6月10日(水)〜14日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F



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2009年5月29日 (金)

こちらも難航?

09052901

久々の二人展情報です。
ということですが、あまり良い知らせではありません。

作品が全く進みません。絵どうろう作りもかなりのプレッシャーですが、それ以上に、この写真の作品が難航しています。

白、青、茶色など4、5色程度で塗る事のできる作品なんですが、これが全然進みません。1日の制作時間のほとんど全てをこれにつぎ込んでいますが、いつまでたってもゴールは見えず、おかげで、予定していた残りの作品も全然手がつけられません。

「あ〜っ、大変だぁ!!!」

と、世界の中心で叫びたい気分です。



世界ノカケラ  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展
  日 時:2009年6月10日(水)〜14日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F



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2009年5月25日 (月)

SUGAR SALT + CINNAMON

Hot3

ちょっと遠くて行けないけれど、
ちょっと気になる展覧会のご案内です。

(無断でコピペしてごめんなさい。)

 SUGAR SALT
 + CINNAMON
 荒木啓子 立体作品展  

 5月25日(月)〜6月6日(土)(日曜日休廊)
 12:00〜19:00
(最終日は17:00まで)
 ギャラリーH.O.T.
 (大阪市北区西天満3-6-3 西天満福岡ビルディング1FC)

京都近郊の方や東京方面にお住まいの方は、こんな雰囲気のドールたちの掲載されたポスターをどこかでご覧になった事があると思います。百貨店や地下街の顔として活躍していたドールたちが,今回、大阪のギャラリーに並んでいるそうです。

美しく着飾って外に飛び出した彼女たちの前に佇んでいると、どんな「声」が聞こえてくるのでしょうか?なんか、ちょっとドキドキします。

お近くの方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

そうそう、先ほど、このギャラリーH.O.T.のサイトにアクセスしてみたら、なんと10分毎の会場のライブ映像が見れるんです。こんなの初めて見ました。
もう、ビックリです。



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2009年5月16日 (土)

展覧会が近づく

09051601

6月に行なう二人展まで、一ヶ月を切りました。
だいぶん前に。

前回の個展の時は、新作ももちろんありましたが、秋田県でも初めての展覧会ということもあり、今までに描いた旧作も多く出す予定にしていたので、わりと余裕をもって準備できました。

今回も「二人展」ということで、「スペース半分」などと気楽な気分でいましたが、ここへ来てちょっと焦ってきています。

まだ作品が10点ぐらいしか出来上がってません!

それに加えて、今日の午後からは「絵どうろう講習会」もあって、毎日、忙しくなってきます。

というわけで、見えない所で、汗かいてます。

もちろん冷や汗。

あと5点は描きたいけど・・・。



世界ノカケラ  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展
  日 時:2009年6月10日(水)〜14日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F



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2009年5月12日 (火)

二人展/世界ノカケラ

09dm

 自身の展覧会の案内です。

 世界ノカケラ
 田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 二人展  

 6月10日(水)〜6月14日(日)(会期中無休)
 11:00〜20:00
(最終日は17:00まで)
 ココラボラトリー(秋田市大町3丁目1-12/川反中央ビル)

 今年は「個展」ではなくて「二人展」です。

 そうなった経緯はいろいろありますが、ようするに「ひょうたんから駒」。お互いにどんな事をやっているかは何となく知っていて、私はもちろん、相手の方もグループ展をやったことがあり、何となく言った「今度一緒にやりましょうか」という言葉が、気が付けば現実になっていた、という感じです。

 そうそう、今度のご相手の田村 寛維(たむらひろゆき)さん。「caffe gita」という私がよく行く喫茶店のマスターです。山裾の佇むこじんまりとした自家焙煎のお店です。
 何度かお店に通ううちに、いつしかそこに私の作品を飾ってもらえるようになり、絵や写真の話をしているうちに、いつしか二人展をやる運びとなりました。

 展覧会のタイトルも、色々考えた挙げ句、結局、「このブログのタイトルの言葉がピッタリかも」ということで「世界ノカケラ」となりました。

 それぞれが「自分の世界のようなもの」を拾い集めて、並べたような展覧会になるんじゃないでしょうか?

 メディアはもちろん、サイズ自体もずいぶん違うので、並べ方なんかも色々と工夫すれば面白くなりそうなんで、今からどうなるか楽しみです。

 新しい情報などありましたら、また取り上げてみたいと思います。

乞うご期待!!



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2009年5月11日 (月)

いつもと違う美術館で

09051101

 山形美術館に行きました。

 その名の通り、山形県は山形市にある美術館で、「県」とか「市」とか付かない所を見ると、たぶんこの両者が力を合わせて建てた美術館なのかも知れません。

 まあ、そんな内情はともかく、「四大浮世絵師展」を観に行きました。その日が最終日でしたので,詳しくは書きませんが、写楽、歌麿、北斎、広重の4人の作家の浮世絵に焦点を当て、その違いや共通点を浮き彫りにして判り易く見せてくれる、締まりのあるなかなか良い展覧会でした。ただ途中にある絵の解説のキャンプションが多過ぎるので、観覧者の流れが滞る事が多く、さらに音声ガイダンス組がその停滞をさらに澱ませています。まあ、逆に考えれば、それだけよく見ている人が多いということですし、この解説が、作品をより深く見るための手がかりにもなっているのであれば、それはむしろ良い点と考えるべきですし、実際,ゆっくりの流れに合わせたおかげで,いつも以上に丁寧に鑑賞する事ができました。

 建物自体は、そんなに新しくもなく、個性的な外観以外は目新しいものはないように思いました。

 ただ、そんな中で一つ、ちょっといつもと違う雰囲気が、会場内にあふれている事に気が付きます。

 前述しましたが、企画展最終日でしかも日曜日ということもあってか、入場者はかなり多くおりました。そしてそんな中で鑑賞していると、あっちでもこっちでも乳児がムズがった時に発するような奇声や、泣き声が飛び交い、エントランスでは鬼ごっこをする幼児が居たり。よくよく見わたしてみると、

 小さい子連れの夫婦(や祖父母)さんの姿が実に多い!

 さすがにこの混雑の中でベビーカーを押しながら、という方は居ませんでしたが、小さい子を抱っこしながらとか、手を引きながら見ている方の多さには驚きました。

 最近では、図書館での子ども対象の「絵本読み聞かせ」イベントさえも「うるさいから止めてくれ!」と言う無粋な大人が多くなって来た事を考えると、こういった落ち着かない環境で鑑賞しなければならない事に腹を立てている方も少なからずいるでしょう。
 もちろん鬼ごっこや大声で関係のない話をしている子どもたちに対しては、時には叱るべきかもしれません。

 子連れの夫婦などを「周囲に配慮して」と言って閉め出すのは簡単ですが、むしろ周囲の人たちがそういった人たちに「配慮」できるようになることで、美術に関心を持ってくれる人の底辺が広がり、その事で入場者数も増せば、次にはより充実した展覧会も開ける訳ですし、何よりも「人に優しい」環境が、我々の心の中から広がっていくような気がします。



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第27回 上野の森美術館大賞展のサイトです。
  何もないサイトですが、受賞作品だけは見れます。

http://www.ueno-mori.org/kobo/taisho27/index.html




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2009年5月 4日 (月)

活気のあるのは良いですね/「絵本の時間」展

09050401

 久々に隣の横手市にある「秋田県立近代美術館」に行って来ました。今年に入って初めての来館です。

 なんで「秋田県立」の美術館が、わざわざ横手市に立てられたのかは知りませんが、なぜかここにある訳です。実際、財政難のせいか、企画展も少なく、今ひとつ魅力的じゃなかったりと,問題も多々あるのですが、ただここでは毎年(たぶん)、絵本にまつわる企画展があり、これだけは毎回必ず足を運ぶようにしています。
 で、今回観た展覧会もそんな内容でした。

09050402五味太郎作品展

[絵本の時間]

4月25日(土)〜6月28日(日)
9:30〜17:00

(会期中無休/入館は16:30まで)
秋田県立近代美術館
(横手市赤坂字富ヶ沢62-46)

 いつもなら,即入場なのですが、今回はちょっと一呼吸。

 まずは「おやこDEイラストレーター」というワークショップで一汗かいてみます。
 「描くのが苦手でも,イラストが作れるよ」みたいなコンセプトで行なわれたワークショップで、スタッフの方がカラーインクで着色してくれた色紙を切って、貼って、動物の形を作ってみよう!という、ようするに「ちぎり絵」みたいなことをやりました。
 何があっても「車」を作りたがる我が子も、スタッフの方の巧みな話術にはまり、いつしか海の生き物を作っていました。

ワークショップは1時間程度で終了。
 こうなると俄然この後の鑑賞も盛り上がるかと期待しましたが、我が子の気持ちはすでに窓の外に見える遊具に傾きかけています。ひょっとしたら、「観てから作る」の方が良かったのかな?

09050403 で、今年は一つこんな物を利用してみよう、ということで

 特別企画展フリーパス

 というしろもので1年間有効で値段は1500円
 もともと企画展はあまり多くありませんが、1回800円〜1000円の入館料と、1年間に行なわれる内容を吟味した結果、「少なくとも2回は来るだろう!」という予想の元に、それならばちょっとお得なフリーパスを購入しました。

 さて、今回の展覧会ですが、一冊の本の原画が、その絵本のないようが判るように、一枚一枚展示してあります。したがって、その本を初めて見る人にとっても、その場で絵本を広げて眺めているような感覚で鑑賞する事ができます。

 こうすることで、「原画で一冊の絵本を楽しめる」というとても贅沢な時間がすごせる訳です。ともすると、原画が一、二枚づつしかなく、内容が判らないという原画展が多い中、こういう展示の仕方には、好感の持てる物でした。

 そして「内容が判る」ということで、たぶん「オリジナルの内容」にこだわって作り続けている作家の想いや意図などを、ダイレクトに感じる事ができる展覧会でもありました。

 さすがにG.W.ということもあり入館者も多かったですが、「観るのに困る」程ではありませんので、ちょっとのんびりとした気分で、こっそり微笑んでみたい人にお薦めの展覧会。

 興味がありましたら、ぜひどうぞ。




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私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/




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2009年5月 3日 (日)

DMが出来上がりました!

09050301

 今まで内緒にしていて、すいません。

 実を言うと、この6月に二人展をします。

「二人って、誰と?」

「caffe gitaのマスターとさ!」


 という訳で、caffe gitaの田村 寛維(たむら ひろゆき)さんの写真と私の油彩画による二人展です。

 もう開催まで一ヶ月半ぐらいしかないのですが、まだ、

 「写真と油絵を並べる」

 ぐらいしか決まっておらず、詳細は未定です。っていうか、私自身まだ作品が足りません。頑張って描かなきゃ・・・

 ちなみに展覧会のコンセプトは

 VS.(バーサス)    つまり「勝負」です。

 これって冗談みたいな話ですし、実際、誰も血を流したりはしてませんが、展覧会名とDMの構想を練っている間しばらくは、二人の間にこの文字が浮かんでました。

 今の所、会場に投票用紙を置こうとか、リングネームを決めようとか、セコンドやレフリーを捜さなきゃ、とか言う話もありませんが、この

 田村 vs. 中野

 ぜひ、この機会にご観戦、じゃなくてご観覧下さい。

 なお詳細についてはまた後ほど、ご紹介させて頂きます。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

第27回 上野の森美術館大賞展のサイトです。
  何もないサイトですが、受賞作品だけは見れます。

http://www.ueno-mori.org/kobo/taisho27/index.html




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2009年4月26日 (日)

ザワザワしている!!/蜷川実花 展

09042602

 東京に行った時は、会場まで行くのが面倒くさくなってしまって、観に行かなかった展覧会。

 たまたま盛岡まで行く機会があって、そしたらちょうどやっていた展覧会。

 地上の花、天上の色  蜷川実花 展

 4月11日(土)〜5月31日(日)(休館は月曜と5/7 5/4は開館)
 9:30〜18:00
(土日祝は20時まで/入館は閉館の30分前)
 岩手県立美術館(盛岡市本宮字松幅12-3)

 チラシを見ても判る通り、初っ端からすごい色が襲って来ます。プリントの仕方が特殊ならしく、そのせいで、余計にギラギラ感が増しています。時には裏から光を空かしたり。

 そして次に目立つのが、ポートレートのモデルとなった様々の有名人たち。ほとんどマスメディアに乗っかっている人たちで、どれもどこかで見た事ある人たちばかり。
 もともと俳優など見慣れている人たちで、個性的な人たちですから、ただ撮っても写真がモデルに喰われてしまいそう。
 ということで蜷川実花はどうしたかと言うと

「蜷川実花"色"に塗りたくる」

 という方法を取っています。

 簡単に言えば蜷川実花が描いたキャンバスの上に穴をあけ、そこからモデルたちが顔だけ出していて、その姿を蜷川実花がカメラに収める、と言った感じ。

 モデルが個性的だから、成り立つ写真であり、その辺りの普通の人々では難しいでしょう。

 とっ散らかされた物と色。

 この凄まじい「物量」

 余韻さえもザワザワしていて落ち着かない。

 悪く言ってしまえば、「ただ派手で、落ち着きがない」作品。

 一つ一つの写真はともかく、展覧会として、集められ、まとめられる事によって説得力を持つ作品群。
 だから「写真展」ではなくただの「展」

 「蜷川実花」という個人そのものを見せつけられているような展覧会。

 個性が静かににじみ出すような作品が好きな私にとっては、あまり好きになれない展覧会。

 でもとりあえず、「次の一手」を楽しみにしています。

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09042603 こんな物が関連グッツとして売られています。この他にサクマ式ドロップなんかも。

 こういう「子ども的な物」と「大人の持つドギツさ」を合体(コラボ)させたような商品、ちょっと前から巷ではよく見かけるようになりました。奈良美智さんの作品なんかでもそうかもしれません。

 たぶんこれも時代の流れ、流行のようなものなんでしょうね。

09042601




中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/




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2009年4月 8日 (水)

素敵な世界/あべ弘士絵本原画展

09040801

 「アベヒロシ」と聞いて「阿部寛」じゃなくて、「あべ弘士」と即座に浮かぶ人は、絵本に詳しい人か、旭山動物園をよく知っている人、かな?

 そんな、日本全国からいい大人たちまでもが、ツアーを組んではるばるやって来る北海道は「旭山動物園」にとてもゆかりのある絵本作家の原画展が、今、映画のロケ地でも話題となっている山形県は酒田市の美術館で行なわれているので、ちょっとここでご紹介。

 旭山動物園の物語  あべ弘士絵本原画展

09040802  3月20日(祝)〜19日(日)
 9:00〜17:00
(入館は16:30まで/会期中ほぼ無休)
 酒田市美術館(酒田市飯森山3丁目7-95)

 私が今更、紹介するまでもないほど「知る人ぞ知る」の方ですが、一応書いておくと、もともとは旭山動物園の飼育係だった人で、みごとな変革を遂げたその動物園の基礎作りから関わった人の一人だったそうです。そしてそんな人がいつしか絵本を書き・・・今に至る、ということです。

 こういう人の絵は技術がどうとか、デッサン力がどうとか言う前に、ただひたすら「魅力的だ」ということ。見る人を惹き付ける魔力でもあるんじゃないかと思うくらい、見入ってしまいます。
 きっと動物が好きで、よく観察しながら描いていたら、こう言う作品が出来上がったんだなあ、という感覚です。

 絵を描く事の基本に「対象を良く見る」というのがあります。その基本が同じであっても、一方で技巧的で写実的で、その対象と寸分違わないような作品が生まれ、そのもう一方でプリミティブだったり、戯画的(?)な作品が生まれます。

 どちらか一方を否定するのは簡単ですが、どちらにもそれぞれの魅力があり、人を惹き付ける力があるのです。

 動物たちの「素敵な世界」を垣間見せてくれる、良い展覧会でした。

 また後日書きますが、ここの美術館の施設自体もとても素敵でした。ただここでボーッとする為だけに、もう一度足を運びたくなるような所です。

 終わる前に、是非どうぞ!



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
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2009年4月 1日 (水)

「ワイエス展」を観る、その3/福島県立美術館

09040101

 今から20年くらい前、実を言うと2度ほど、ワイエス展の図録を買い損ねた事があります。
 どちらも原因は売り切れ。今ならあまり考えられない出来事ですが、当時はそんな事がありました。ただ、どちらの図録も、後に展覧会の副題を冠した、大層立派なハードカバーの作品集が発売されました。掲載内容は展覧会の図録とほとんど同じでしたが、価格は倍以上に跳ね上がり、学生の身分ではとても手に入るような代物ではなく、泣く泣くあきらめたのを憶えています。

 それがトラウマになっているのかどうか定かではありませんが、最近はどうしても「観たい」or「欲しい」展覧会の図録は、出来る限り事前に通販で買うようにしています。って言っても年に1冊ぐらいの事ですけど。

 今回のワイエス展の図録は前回の巡回先の愛知県美術館(何故か県の後に「立」がつかない)の方で購入したのですが、その際同封されたチラシと福島での展覧会のチラシ見比べてみると、だいぶん趣が異なる事に気が付きます。共通項こそあれ、裏面の解説など細部を比較すると大きく違う事が判ります。
 この両者の違いの明確な意図は判りませんが、こんな風に違う事に気づかされたのが初めての経験だったので、ちょっと面白くって紹介してみました。

「ワイエス展」のたぶん最後/水彩画の白

09040102 水彩画における白。写実的な描写において、この白が光を表現する時、その部分は、その画面の中で最も明るい所(最明部)を表しています。白く光る金属、反射光、太陽、海の波頭、雲、雪などなど。
 それが何を表現するかはさておき、(透明)水彩画においての白色は「絵の具の白」ではなく「紙の白」であり、そこは最初から最後まで、

一度も色を塗られなかった部分な訳であります。

 そう思ってワイエスの水彩画の作品を見直してみると、改めて彼の作品の凄さを実感させられます。

 例えば、その上の写真の、轍のような部分に細く積もった雪の表現。
 この部分は最初からこの形を「抜く」ようにその周囲だけに色がおかれ、それが最後までしっかりと守られています。また作品によってはこの「白抜き」の形の境界線をぼんやりにじませる事で、また違った雰囲気を醸しているものもあります。

09040103 私のように油彩画を描いていたり、テンペラを不透明絵の具として多用するのに慣れている人間だとどうしても、

「後から白で塗ればいいや」

 と思ってしまいますし、実際その方が、その周囲を描くの時も、楽にきれいにできるんです。

 しかしワイエスはそうしていないのです。

 そこにどんなこだわりがあるのか、彼が亡くなってしまった今では、尋ねる事も出来ません。
 けれども、そんな形の中に、作品の背骨を引き締めるような緊張感を感じるのです。

 作家が最後まで明確な意図を持って塗り残し、守り抜いた「白い明部」の中からは、何も描かれていないのにも関わらず、実に雄弁に何かを物語っているような気がするのです。
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 子どもの頃の「図画・工作」の時間に「画面に塗り残しがないように塗りなさい」なんて先生からよく言われたの思い出しました。



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私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
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2009年3月31日 (火)

「ワイエス展」を観る、その2/福島県立美術館

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 東北自動車道へ仙台方面へ走ると、こんな風にきれいな山並みが見える。磐梯山なんでしょうか?と思うとさらにその先にも、又別の山並みが見えて、もうこうなると何の山なのかも判らず、ただ眺めるばかり。

 そんな山並みをカメラにおさめようと思って、シャッターを切ったら、偶然写り込んだ吹き流し。「高速」撮影だとこんな事も時々ありがち。
 で、この吹き流しが示す通り、この日は時折、ハンドルが取られるほどの強風が吹きます。それにしても春先は、風の強い日が多いですね。風のせいで体感温度は下がりますが、同時にこの風は雪を早く融かすという役割も担っているようです。

 「ワイエス展」の続き/細部と精度

09033102 ちょっと暗過ぎる場内で、しっかりと眼を凝らして作品を鑑賞します。気が付けば、額に鼻先がくっつくんじゃないかと思うほど近づいていて、あわてて下がってからもう一度眺めたり・・・。

 ワイエスの作品で、よく取沙汰されるのが、そのタッチの緻密さです。前述の作品のような人物の肌や髪の毛のタッチなどを観ていると、確かに髪の毛1本1本まで丁寧に描いてあり、また皮膚にいたっては、毛穴まで見えるんじゃないかと思わせるくらいの繊細な筆遣いで描かれています。
 また鉛筆によるデッサンでも、「どんな芯の細さで描いてるんじゃ!」と思わず突っ込みたくなるほど細い線で、枯れ草を1本ずつ描いていたりして、思わず脱帽してしまいます。

 じゃ、絵の隅から隅までこんな精度で描いているのかと言うと、実を言うとそうじゃなさそうです。例えば、デッサンなどそんな細密な線を見せたその隣で、まるで別の人格が現れて描いたかのような、荒々しいほどに力強い極太の線が描かれていたりします。
 テンペラに寄る本画の中にも、細部がきっちりと書き込まれている所があるかと思えば、上の写真の中の雑木林ように、よく見るとただハッチングを重ねただけで、それなりに描いている所もあります。木が幾重にも重なっている雑木林ですから、ある程度線の数を重ねて、奥行きを出す苦労はしているようですが、それは「樹の形を正確に描いた」というよりも「樹らしく見えれば良い」という程度に力を抜いて描かれていて、その部分だけ取り出してみれば、ただの線の重なりにしか見えません。
 それでも手前に何本か本物の樹を正確に描く事で、奥の線の山も木の重なりに見えると言う、いわゆる「錯覚による思い込ませ効果」みたいな表現なんです。(もちろんただ線を重ねれば良いという訳ではありません。色使いや、ハッチングの方向や強弱をそれらしくしないと全然別物になってしまいます。それがちゃんと出来ているのがワイエスの凄さです。)

 もっと言えば、遠くに見える緑の森や、人物や建物によって出来る影の部分がただのべた塗りで描かれていたりと、結構こんな効果が色んな所に出て来ます。

 「コントラスト」とでも言えば良いんでしょうか、緻密な細部と、大雑把な描写との響き合いが、画面全体に不思議なリズムを生み出し、作品に奥行きを持たせているような気がします。

 最近の傾向なのか、隅々の細部まで描いてしまおうという流れがあって、ともすれば自分のそんな深みに溺れてしまいます。一心不乱に細部まで眺めながら書き込む作業は、一度はまってしまうと、その心地良さになかなか浮き上がって来れなくなってしまいます。

 そんな時、ワイエスの作品の中の「コントラスト」の事を思い出し、今一度、一歩下がって作品を眺めるようにしています。



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2009年3月30日 (月)

「ワイエス展」を観る、その1/福島県立美術館

09033002

 福島県立美術館へ行きます。
 朝、6時20分頃、家を出て、秋の宮〜鬼首〜鳴子と国道108号線から47号へと乗り継ぎ、古川インターから東北自動車道に乗ります。途中、鶴巣SAで休憩したのみで、後は美術館に向かってまっしぐら。9時50分頃に到着しました。

 10時前だけあって人影はまだまばら。「チケットぴあ」にて購入した、活字だけの味気ない前売り券を、チケット売り場で本券に交換してもらってからの入場。こんなちょっとした事もうれしかったりします。

 場内は「何もここまで暗くしなくても・・・」と思うほど、照明が落とされていて、少しがっかり。できれば作家本人のアトリエと同じくらいの光量の中で鑑賞したいと思うのですが、それってやっぱり無理ですかね?
 展示は2箇所のアトリエを軸に大きく2つに分けられていて、本画と下絵を見比べながら、どのような経緯で作品が変化し、完成して行くかが判るという、玄人でも満足できるような展示でした。ただ残念なのは、本画の方があまり有名過ぎて、オリジナルを借り受ける事が出来ず、複製画のみになっているものが、何点かある事。まあ「クリスチーナの世界」なんて、今じゃフェルメールの「青いターバンの女」並に有名で、そうそう外に出す訳もないか。

09033001  数ある中で、眼を引いたのがこちらの作品。

 「ガニング・ロックス」

 どちらかと言えば、人物よりも風景画の方が、個人的には好きなんですが、この作品には思わず眼を奪われてしまいました。
 何が凄いって、この肌の質感。このモデルは漁師さんなのですが、潮風や強い太陽光に長い間晒されて、赤黒くなった皮膚の感じがみごとに伝わって来てます。そんな「年輪」の如く日々を積み重ねた、人生の襞のような皮膚の中にも「時の流れ」が織り込まれているようです。

 さらにこの赤黒い皮膚とコントラストを成して響き合う「ブルーの瞳」。この両者が存在し、響き合う事で、この絵は「単なる肖像画」を越えて、より高い所にある別の次元へと、この作品を押し上げているように感じました。



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2009年3月25日 (水)

手が見えた朝に

09032501

 朝、目が覚める。

 長い冬眠から醒めた直後みたいに体がごわついて、上手く起き上がれない。
 それとは相反するように、頭は妙にすっきりしている。

 温まった布団の中で、なんとか体を動かしてみる。

 視界の中に、無造作に投げ出された自分自身の左手が転がっている。
 まるで自分の手じゃないみたいに見える。

 見える。

 すでに朝日は高く昇っていた。

 朝寝坊してしまった事に気づく。

     ×      ×      ×     ×

 昨晩からの雪で、外は銀世界。汚れたガラス窓を通して入ってくる朝の光は、キラキラしていて、笑っているように見える。

     ×      ×      ×     ×

 昨日の会話を思い出す。

「『売れない画家』とは書けないよ」

 しばし考える。

 でも他に上手い言葉が見つからない。

 で、今さっきふっと思いついた台詞。

 「飛ばねぇ豚は、ただの豚だ。」

 じゃ「飛ばねぇ画家」は、ただの画家?!



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2009年2月20日 (金)

搬入して来ました!

09022002

 本日、午前中に作品を搬入して来ました。

 第29回 市民作品展

 2月21日(土)〜3月1日(日)
 9:00〜17:00(たぶん、会期中無休)
 湯沢生涯学習センター(湯沢公民館)
(湯沢市佐竹町4番5号)


 とってもマイナーかつローカルなお話で、はなはだ恐縮ですが、九日間、作品を展示する事になりました。

 湯沢市内で活動している、個人及び団体の作品を集めて展示をするという催しで、絵画・写真の他、工芸作品や書道などもあるようです。

 今日は作品の搬入と展示だけだったので、自分の作品の展示を終えたらそそくさと帰って来たので、全容はよくわかりませんが、会場には所狭しと作品が並んでおりました。

 作品の展示場所は、どうやら来た順番で決めるようで、最後の方に行った私は、ずいぶん隅の方に押しやられましたので、くれぐれも見落とさないように。

 お近くの方、時間のある方、興味のある方は是非どうぞ!



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私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
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2009年2月15日 (日)

雪祭りの季節に「夏日観測」?!

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 ネットのニュースを眺めていたら、「夏日観測」 という文字が視界に飛び込んで来ました。まあ、沖縄は別としても、同じ日本列島の中で雪祭りをやっている一方で、春のような温かさになっている所があるというのだから驚きです。いくら日本が縦に長いからと言ってもこれはちょっと・・・と思いましたが、子どもと犬っこまつりに出かけた妻が「今日は春みたいな陽気だった」と言っていたのを考え合わせると、昨日は日本全体が異常気象であった訳で、当然ここ湯沢でも、とても雪祭りとは不釣り合いな気温だったということでしょうか。

 上の写真は、今回作品を展示させてもらっている会場の前を写したものです。
 見てお判りの通り、かなり大きな「ガラポン」があるので、遠目からでもすごく目立つと思います。

 ここで展示販売をされている「我流慕」さん。
 オリジナルの可愛い木製ストラップやキーホルダーに名前などの文字も入れてもらえるみたいです。お祭りの記念にも良いかもしれませんね。

 それからガラス工芸の「るり工房」さん。
 トンボ玉やビーズなどで作ったストラップやペンダントはもちろん、オリジナルのビーズ自体も販売していますので興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

 そうそう、「カフェ・ジータ」さんのカフェオレベースでつくるカフェオレも美味しいですよ。ホットはもちろん、歩き疲れた時にはアイスも良いかも!

 犬っこまつりも残すところ、あと1日。好天はともかく、荒天だけは避けたいところですね。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
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私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
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2009年2月14日 (土)

犬っこまつり/特別企画?

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 今日から「犬っこまつり」だというのに、昨夜半からずっと。その前からすでにこの陽気でもろくなり始めていた雪像たち。特に昨日辺りから、駅前アーケード街などでもお堂を完成させて、雰囲気も盛り上がってきていただけに、とても残念な雨です。一刻も早く止む事を期待していますが、その想いもなかなか天までは届かないみたいです。

 ここでお知らせ!!

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 この「犬っこまつり」に会わせて上記のような出店があります。いつもお世話になっている珈琲屋さん、そして木工芸工房「我流慕(がるぼ)」さん、横手のガラス工房の「るり工房」さん。この三店による共同の出店で、場所は「つぼ八」さんの向かい側、以前ギャラリーだった場所です
 当日はお店の前に1メートル以上ある巨大なガラポン(福引きの玉を出す装置)が設置してありますので、それが目印になると思いますが、この悪天候だとどうなるんでしょうか?

 で、今回、その店舗内の壁面に私の作品も展示させてもらえる事になりました。SM(サムホール)というはがき2枚分ほどのサイズの小品ばかり6点ほどですが、興味のある方は是非どうぞ。

 でも、自分の作品がどこかに展示されていて、それを見ている人がいるというのは、やっぱり嬉しい事ですね。



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私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
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2009年1月20日 (火)

受賞作家展/国画会絵画部

09012000

 本日もDMからのご紹介。

 82回国展 絵画部 受賞作家展

 1月19日(月)〜24日(土)
 10:00〜19:00(時間変更あり/会期中無休)
 銀座井上画廊
(東京都中央区銀座3-5-6 井上商会ビル)

 表題からもわかる通り、身内による、身内のための、身内の展覧会です。
 昨年、開催された国展にてめでたく受賞された絵画部の方によるグループ展(企画展かどうかは不明)。私の記憶が確かなら毎年行なわれていたと思います。

 どちらかと言えば、抽象的傾向が強い、京滋国画会の作家の中において、具象的な人物画を描いて頑張ってきている「麻田 征弥」さんの作品も展示されているとの事で、是非拝見したいのですが、東京じゃちょっと無理ですね。

 すでに始まっていまして、今週の土曜日までの開催ですが、お近くの方、興味のある方は是非どうぞ。

 ところでこの展覧会って、新作展なんでしょうか?それとも「受賞作品展」なんでしょうか?たぶん後者かな?

好評開催中!
  第19回 富嶽ビエンナーレ展
  静岡県立美術館/1月2日(金)〜25日(日)(月曜休館)


中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  入選作も公開中!

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2009年1月12日 (月)

11の視てん

09011800
 本日もDMからのご紹介。

 国展出品者による  11の視てん

 1月12日(月)〜17日(土)
 10:00〜19:00(時間変更あり/会期中無休)
 銀座東和ギャラリー
(東京都中央区銀座3-10-7)

 表題からもわかる通り、現在、国展に平面作品を発表している中の有志、11人によるグループ展。どうしてこういうメンバー構成なのかは勉強不足でわかりませんが、だいぶ前から続いている展覧会のようです(毎回メンバーが同じかどうかも不明です)。
 ひょっとしたら「視てん」の「てん」は、視点の「点」と展覧会の「展」にかけているんでしょうか?

 故あってか、私の所にも毎回DMが送られてくるのですが、地元開催ではなかったので、残念ながら一度も会場に伺った事はありません。

 興味のある方、またはお近くにお住まいの方、是非足をお運び下さいませ。

好評開催中!
  第19回 富嶽ビエンナーレ展
  静岡県立美術館/1月2日(金)〜25日(日)(月曜休館)


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2009年1月 8日 (木)

2009 CRIA展

09010800 DMからのご紹介。

2009 CRIA展

1月8日(木)〜25日(日)
10:00〜20:00(会期中無休)
京都芸術センター
(京都市中京区室町通蛸薬師下ル)

 これは「京都市文化芸術協会」という、一般にはあまり知られていない財団法人などから推薦を受けた若手芸術家たちの展覧会、というお題目の選抜展で、京都近郊(近県を含む)で活動している作家による、ノンジャンルなグループ展です。

 この展覧会、実を言うと2年前に私も参加した事があるんですが、もともと小学校だった建物を利用していて、展示ギャラリーはいたって普通なんですが、それ以外の廊下や講堂なんかちょっとこった意匠だったりする面白い建物です。マンガミュージアムもそうですが、京都にはこういう学校を利用した建物が多いみたいですね。

 さて、本展覧会の方ですが、私と同じ国画会の絵画部の方で、大西 孝幸さんという方が、今回参加されます。この方の作品、抽象的な形体で構成されたレリーフのような作品なんですが、その重厚なマチエールで描かれた、流体のような動きを感じさせる形が、見応えあるんですよね。
 この方の作品が一杯並んでいる様子を、是非見てみたいものです。

 残念ながら、その他の作家さんについてはわかりませんが、これを見に行けば「京都辺りには、こんな作家さんが頑張っているんだなぁ」ということもわかるグループ展である事は確かです。


始まります!
  第19回 富嶽ビエンナーレ展
  静岡県立美術館/1月2日(金)〜25日(日)(月曜休館)

  第10回 雪梁舎フィレンツェ賞展・東京展
  東京都美術館/1月4日(日)〜8日(木)(会期中無休)


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2009年1月 4日 (日)

ちょっとやる気になりました!

09010401

 本日は1月4日。微妙な日であります。
 「正月三ヶ日」という言い方からすれば、四日目の今日はもう正月じゃないワケで、そう考えると今日からはもう普通の日のワケで、でも「この日曜日までお休み」という人にとっては気分的にはまだ正月みたいなワケで、テレビ番組にいたってはいつまでもだらだらと正月ムード漂わせてるワケで、10日過ぎても年賀状はやってくるワケで・・・
 某テレビドラマみたいに(じゃない?)その場の勢いで「ワケで」を連呼してしまいましたが、久々に行きたいですね、真冬の「北の国」。でも今年は積雪が少ないみたいで、あんまり盛り上がってないみたいですが。

 要するに言いたかったのは、この次期いつも考えるのは、正月気分をいつ切り替えればいいのか、ちょっとだけ迷ってしまうというお話。仕事は2日から始めちゃってるから区切りにならないし、結局毎年の事なんですが、だらだらと気が付けば、もう正月とは呼べない時期に到達している、というのが本音かもしれません。

 大変遅れましたがこの辺りから本題に入るワケで(まだ抜けきっていない?)、昨日のパン作りのその後の経過報告です。「やる気」になったのは仕事の方じゃなくて、「パン作り」の方です。(仕事の方は365日やる気です!?)

 部屋の温度が低過ぎて、発酵しないのでは?という結論に思い至り、急遽、オーブンを使って発酵開始。それでも大きさはそんなに変わりません。

 それでもあきらめきれず、オーブンを予熱してから、焼き始めます。すると・・・

 上の写真のようなパンが出来ました。

 本来は食パンのような形になる予定でしたが、分量にあう焼き型が手元に無く、仕方なく、それよりも大きな紙製のバウンドケーキ型を使ったために、こんな間延びしたカタチになってしまいましたが、レシピが優秀なのもあり、味もよく、(比較的)ふわふわのパンが出来ました。欲を言えば、もう少し発酵すればもっと柔らかくなっていたような気もしますが、とりあえず、子どもが文句も言わずムシャムシャ食べていたので、合格だと思います。

 なんて喜びをかみしめながら、眠りについたその翌日(つまり今朝)、パソコンの横に置かれたプリントには「リュスティック」のレシピが。(たぶん妻の仕業)
 あの〜、一応、私は絵描きなんですけど。

09010400


 それから、話は全然変わりますが、今日から始まります。

 雪梁舎フィレンツェ賞展・東京展

 本日4日より8日(木)までの4日間と言う、会期の長さもはまり方も中途半端で「やる意味あるの?」と突っ込んでしまいたくなるような日程ですが、まあやる事には間違いなし、それはそれで意味がある事なので、お知らせしておきます。
 お近くの方、興味のある方は是非足をお運び下さい。


始まります!
  第19回 富嶽ビエンナーレ展
  静岡県立美術館/1月2日(金)〜25日(日)(月曜休館)

  第10回 雪梁舎フィレンツェ賞展・東京展
  東京都美術館/1月4日(日)〜8日(木)(会期中無休)

  

中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  入選作も公開中!

   http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
  http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


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2009年1月 2日 (金)

始まりました!富嶽ビエンナーレ展

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 昨年から、外枠でもさんざん紹介してますが、いよいよ本日から始まりましたので、もう一度正式にご紹介します。

 第19回 富嶽ビエンナーレ展

 本日2日より、静岡県立美術館の方で始まりました。
 開催は同月25日(日)までで、祝祭日以外の毎週月曜日が休館日です。

 お近くの方、興味のある方は是非足をお運び下さい。
 そして、もし万が一、私の絵がとても気に入った方、コメントでも下さい。なお、会期終了後でしたら、販売も出来ますので、お気軽にお声をかけて下さい。な〜んてね。


始まります!
  第19回 富嶽ビエンナーレ展
  静岡県立美術館/1月2日(金)〜25日(日)(月曜休館)

  第10回 雪梁舎フィレンツェ賞展・東京展
  東京都美術館/1月4日(日)〜8日(木)(会期中無休)

  

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2008年12月14日 (日)

DMもらいました。

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 昨日ちょっとだけ散らついた雪もどこかに消えてしまい、なかなか煮え切らない今年の冬。年末までに根雪は積もるのでしょうか?
 ガソリンの価格も、一時の「180円越」が夢だったんじゃないかと思わせる程の下落が続き、一気に「100円割れ」なんてのもおかしくない勢いですね。

そんな12月も残すところ約半分程度となりましたが、今回も自宅に送られてきたDMから展覧会のご案内です。

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北川 幸夫 展

12月15日(日)〜20日(土)/11:00〜19:00
みゆき画廊
(東京都中央区銀座6-4-4)

 北川さんは滋賀県にお住まいの国展に毎年出品されている方で、私が京都に済んでいる際に、国画会の京滋作家展などでお世話になった方です。
 当時は少々荒削りな感じで、勢いがあり、一種独特な雰囲気を持った作品を制作されていましたが、最近はどんな感じなんでしょうか?

 年末で何かと忙しい時期ですが、お近くに行かれる方、興味のある方は是非どうぞ。


 これからもちょくちょく送られてきたDMから紹介したいと思います。


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  web版「中野修一 絵画展」も公開中!

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2008年12月 9日 (火)

DMからご案内

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 よくよく考えてみれば、もう12月。でも昨晩からの小雨でせっかく積もった雪はみるみる融けて行きます。「これから」と言う時に消えてしまうのはどうにもやりきれない気持ちになります。

そんな12月ではありますが、本日は家に届いたDMから展覧会のご案内です。

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第12回 荘美会展
12月11日(木)〜14日(日)
10:00〜18:00(最終日は17時まで)
本荘文化会館地階
(秋田県由利本荘市美倉町30)

 秋田県の日本海側に位置する由利本荘市とその近郊で現在(あるいは過去に)美術の教師をされている方々によるグループ展です。
 その他にも中高生の作品も展示されているそうです。

 実を言うと湯沢に住み始めて1年半程経ちましたが、この由利本荘市内にはまだ行った事がないんですよ。だからこの会場がどんな所でどんな場所にあるのかはちょっとわかりませんが、お近くの方、興味のある方は是非どうぞ。

 「絵を買うのはお金持ち」
という言葉はどこに行ってもよく聞かれる言葉。「そうじゃないよ」と思いつつ、そんな言葉に苦笑いしながらも、自分の中にも似たような意識があるのもまた事実。
 その論理から言えば、
『お金持ちの少ない地域では、絵描きは生きて行けない』
という極論にまで至ります。

 まあ、それが正しいとは言わないまでも、絵を売って生活できる見込みは限りなく狭く、そうなると結局絵を描く事は「趣味」とか「副業」にならざるを得ません。
 そのせいなのかどうか、教師をしながら絵を描いている人っていうのが、とても多いような気がします。私自身いろんな土地を転々として来て、その地で絵を描く人の集まりに参加すると、その中の4分の1から3分の1は「教職」という肩書きの人に出会います。

 「だからどうした?」と言われれば、ただそれだけの事なのですが・・・


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2008年11月29日 (土)

イマドキの芸術家は凄い!

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 最近、ある展覧会の案内DMをもらいました。そこにはその展覧会に合わせ同作家による「トークショー」の案内も付せてありました。遠くからわざわざ秋田まで来廊して頂くらしく、せっかくの機会なのでみんなで生の声を聞こうと言う企画みたいです。

「へぇ、おもしろそうだなー」と思って良く見たら、

入場料 ○○○○円

 ちょっとびっくりしました。

 凄いですね。

 イマドキの作家さんたちは、作品を見せるだけでなく、トークでも人を集めることが出来るんですね。

 個展に来た方なんかはもうお分かりだと思いますが、私ももともと話し好きで、一度喋り出すと停まらない方なので、
「そこまで聞いてないよ」
「それ全然、面白くないよ」とか
突っ込まれそうなくらいよく喋ります。きっと飽きれてる人もいるんだろうな。自分でも後で反省するんだから、いい加減抑えればいいのに、さっぱり停まりません。

 同時に、よく喋る理由を自分なりに考えます。

 「自作のどこかに納得していないから」

 ひょっとしたらそんな負い目があるのかもしれません。作品の足りない部分に気づいている自分が、それを補完しようと必死になって喋っているのかもしれません。

 それにしても凄いですね。トークだけでお金を集められるんですから。作品も売れないので、自分も出来たらそうしたいけど、自分の喋る内容なんか思い返してみても、とても「お金」は取れなさそう。逆に「聞いてやるから金寄越せ!」と言われそうです。もちろん喋れって言われればいくらでも喋りますけど。

 人生の達人でもなければ、話芸の達人でもない自分には、到底真似できない噺ですね。




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2008年11月15日 (土)

勝手に案内します。

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 こんな紹介の仕方では怒られるかもしれません。でも何もしないよりは良いのかも?と思いやっぱり紹介しておきます。

橋本 尚恣 個展
ギャラリー彩園子 I・II(岩手県盛岡市上ノ橋 1-48)

 銅版画の作品展です。残念ながら出品作品を見ていないのであまり大きな事は言えませんが、一言で言えば

「百聞は一見にしかず」

 橋本さんのウェブサイト上の作品を拝見した感じでは、この方の作品を言い表す言葉が、上手く見つかりません。何かの形のようでもあり、そうじゃないかもしれないし、風景かもしれない、静物かもしれないし。

 銅版画独特の色合い、そして不思議なカタチ。そんな作品が並んでいる会場に足を運んで眺めてみたら、どんな気持ちになるのでしょうか?どんな感想を持つのでしょうか?

 自分の今の気持ちが作品に投影されて、見る人によって、または見るときの気持ち次第で、いろんな風に見えて、いろんな事を語りかけてきそうな作品です。

 会期は2008年 11月 22日(土)まで(日曜休廊)
 時間は10:00 - 19:00(最終日は18:00 まで)

 興味ありましたら是非どうぞ。


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2008年11月 2日 (日)

また行きました「男鹿和雄展」

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 札幌展も見たんですが、やっぱりもう一度見に行ってしまいました。

 男鹿 和雄 展(角館展)

 「週末はけっこう混むよ」と聞いていたので、平日に子どもの幼稚園が終わってから出掛けました。4時頃付いたので向かいに準備してある駐車場はガラガラでしたが、逆に考えれば、それを準備しなければ間に合わないほど、車が押し寄せて来る時があるということでしょう。

 その盛会ぶりは「入場者、4万人達成!」の幟からもわかり、きっと他の県内の美術館は悔しさのあまり歯噛みしているんじゃないでしょうか?

 ただ美術館の規模から考えると、やはり作品数は札幌展のときよりも目減りしていたようで、子どもが再見を楽しみにしていた絵もなかったりと、(スポンサーがらみなら仕方がない事ですが)もう少し大きい所でやって欲しかったというのが正直な感想です。

 もちろん作品が少ないと言っても、「男鹿和雄」さんの作品の素晴らしさは、それでも十分伝わってきます。これだけの精度と、そこに存在する空気感。一枚の背景画なのに、次の瞬間、雲が流れ、風で草木が揺れ、太陽の動きに会わせて、影までも動く。耳を澄ませば樹々の息吹まで聞こえてきそう。そんな風に思わせてくれる、まさに「動画のような」背景画でした。

 子どもの方は特設コーナーでトトロの折り紙を折ってましたが、5歳児にはけっこう難しかったみたいです。

08110202 閉館間際に会場を出ると、外はすでに真っ暗。足下に気をつけながら美術館の前庭の木立の中を歩いていると、ふとこんな光景に出会います。悪い見方をすれば、開催者の策略か、人々がジブリとトトロにすっかり洗脳させられてしまった証のようにも見えます。
 でも観賞後に素直な気持ちでこんな事がしてみたくなるのもまた事実であり、こんな光景に一瞬でも、邪推なく微笑む事の出来る気持ちにさせてくれる素敵な展覧会でした

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2008年10月13日 (月)

良い展覧会でした/MONSTERS/こことどこか

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 今日は私の個展でもお世話になるココラボラトリーで行われていた展覧会を紹介。一つ目は

M O N S T E R S
坂本牧葉イラストレーション展

 ・本屋の絵本コーナーでも探していたら、ふと出会ってしまいそうな怪物。
 ・人の心の有り様を表現する言葉で名付けられたMONSTERたち
 ・確かな技術によって繊細に描かれていながら、
  どこかとぼけているようなキャラクターで、ホッとさせてくれます。

 そんな不思議な世界が、まるでどこかの路地裏にでも転がっているかのように、ひっそりとそこにありました。誰かの心の中にあるおもちゃ箱を覗いているみたいな感覚、とでも言えばよろしいでしょうか?素敵な世界を体験する事ができます。
本日13日までの公開です。皆さんお見逃し無く。

 もう一つは、

「 こ こ と ど こ か 」
 TANAKA Shinjiro/田中 真二郎

 この展覧会の会場は正確に言うと、ココラボラトリーではなく「project room sasao」という同じ建物内の3階にある、六畳ぐらいのスペースで行われています。以前個展の打ち合わせで使った部屋だったと思います。

 DMだけを見たら、イラストか何かと思っていたら、立体造形作品 でした。
 大きさ40cm程度のこんな感じのオブジェが数点、白を基調とした部屋の中に空中庭園のようにフワフワと浮いていました。しっかりアナログな世代で携帯電話さえ、まともに使えないとは言え、そんな私もしっかり現代人なのか、こんな箱庭みたいな優しく閉ざされた空間にはやっぱり惹かれてしまいます。時間を忘れて眺めていました。
こちらは今月の26日まで開かれています。皆さんお見逃し無く。

 どちらの展覧会も、外界とは時間の流れ方がちょっと違って、ゆっくりのんびり、心を癒してくれるような展覧会でした。

※作家の皆さん、勝手な感想でごめんなさい。何か見当違いなどありましたらご連絡下さい。お叱りもお待ちしております。

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2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

2008dm

 DMの郵送希望者も募集しています。下記の中野修一公式ウェブサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。

 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。


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  雪梁舎フィレンツェ賞展の入選作も公開中

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2008年8月31日 (日)

カジュアルなアート

08083102 先輩の作品を見に、秋田市まで行って来ました。「秋田現代美術展」です。開場したばかりの時間でしたが、けっこう入場者も多く、秋田国展のときもそうでしたが、今更ながら美術愛好家の多さに驚かせれます。

 そうそう、その辺りの仲小路を中心に「カジュアルアーツフェスタ'08」というのが開催されているようなんです。
 が、さっと歩いた感じではどこに何があるのかよく分かりません。でもよくよく見るとこんな風車が飾ってあったりして・・・。
 でも、イベント中ということを知らなければ、素通りしてしまいそう。アーツフェスタということですが、「カジュアル」ということで、案外、控え目に展示しているのかもしれませんね。

 前述の映画の後、アトリオンに戻り「アートEXHIBITION」(どうして英語とカタカナなんだろう)を見ました。いろんな所にいろんなことをやっている人がいるんだなぁ、というのが正直な感想でした。

 何か街全体が『アート』というキーワードで一つに盛り上がっていないような気がして、そこがとても残念です。価値観が多様化してしまった現代では、例え普段着な「カジュアル」であっても、そのことを声高に訴えなければ人々には届かないような気がします。

 それともう一つ、いろいろの手段や経験として「アート」と呼ばれるものを、利用したり取り入れたりするのは、とても有意義で大切なことだと思います。が、一方でそんな風にできた作品を、全ての人が好意的に受け入れて、見てくれるとは限らないということです。
 作り手にとっては「宝物」であっても、見る側がそれを必ずしも「アート」と見なすかどうかは、また別の問題のような気がします。だから「行為の結果として出来上がったもの」と「アートとして(例え不完全であれ)完成を目指して作られた作品」を、狭い一つの会場の中に同時に並べられると、正直、私などは見ていて当惑してしまいます。

「カジュアル」という言葉にはいろいろな意味があります。主催者の思いがどうあれ、最終的にその意味を決めるのは、そこに展示されている作品の質と、それを見る人たちなのかも知れません。そしてもう一度、「アート」いう言葉のもつ「本来の意味」を考えてみなければならないのかもしれません。

 こんなことはアンケートにでも書いて出せば良かったんですが、気になることもあったんで、あえてこんな所に書きました。

皆さんはどう思われますか?



 引き続きウェブサイトに個展のDMを掲載しています。

 「中野修一公式サイト」のトップページにある「新着情報」からアクセスして下さい。

 郵送希望者も募集しています。同じサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。9月中旬過ぎの発送を予定しております。もう少しお待ち下さい。

 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。



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2008年8月18日 (月)

荒木啓子立体作品展のご紹介


 本日紹介する展覧会は

SUGAR SALT
荒木啓子立体作品展 in MINORITYREV hirao

 九州は福岡で行われている展覧会なんで、残念ながら私は見ていませんが、少しでも応援できれば・・・という気持ちで今日は紹介させてもらいます。

立体作品ということですが、フィギュア、と言った方が良いんでしょうか?簡単に行ってしまえば女性の形をした人形の展覧会なんですが、それがとても素敵なんです。現在展覧会が行われている福岡のお店(ショップ?) MINORITYREVのブログを読んで始めて知ったのですが、それはそれはとても高度な技術を駆使して作られているそうです。

 ただ、それよりも私が驚いたのは、その技術の高さとは関係なく(又はその技術の高さ故か)写真で見た彼女たちは、人の手によって創られたというよりは「生まれた」と言った方がピッタリくるような作品で、一体一体がそれぞれ生い立ちや性癖といったキャラクターを持ち、その人生の一部分を切り取ってそこに並べたかのように感じられるのです・・・。

 と書いているうちに、どうやら熱がこもり過ぎてしまいました。「本物を見ていないのに、そこまで書くか?!」と突っ込まれたら、何も申すすべはありませんが、私の言う所が正しいか,間違っているか、的を得ているかどうかを確かめるためにも、お近くの方、興味のある方はぜひ足をお運び下さい。場所は

MINORITYREV 平尾店 (福岡県福岡市中央区平尾2丁目19-35)

 地元の人ならこれで分かるでしょうか?不案内でごめんなさい。地図はこちらで確認して下さい。
会期は8月31日(日)までです。



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2008年8月 3日 (日)

男鹿和雄展

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 昨日の夕空はすごくダイナミックでいつも見ている空よりもずっと広く、そして高く感じられました。
 でもそんな時に限って、手元にカメラもなく、刻々と表情を変えていく様子をただ眺めるばかり。そんな時もありますよ。
 という訳で今日の写真は、旅行中に見かけた「空」です。どこまでも高くそびえていく雲でした。

 今日は先日、「札幌芸術の森美術館」で見た展覧会について少し書きます。

 男鹿和雄 展

 この作家の名前を聞いて「ピン」とこなかった人でも、「トトロやもののけ姫の背景を描いた人」と言えば、思い当たるのではないでしょうか?
 今やスタジオジブリの作品と切っても切れない背景画家ですが、そう考えると、意識するしないはともかく、この人の作品を見た事のある人はかなり多いんではないでしょうか?

 夏休みにも入っており混雑を予想して出かけましたが、平日の2時過ぎということもあり、この日はとても空いていて、気づけば展示室に自分一人しかいない、なんて場面もありました。
 600点近い作品の展示ということで、見応えもかなりあります。後半は、展示室を出るたびに「まだ続きがあるの?」なんて思いながら次の展示室に入っていきます。体力がないと途中でへばってしまいそうです。

 こうやって背景画だけ取り出されて見せられると、そのクオリティの高さに改めて驚かされます。スクリーンやモニターの上では動画の部分にばかり気を取られていますが、それをこうやって静止画として見せられると、逆にセル画の薄っぺらさが目に付きます。
 アニメーションの背景画でしかないと言われれば確かにそうなのですが、こうやって主体として冷静に眺めているうちに、それぞれが一枚の芸術作品として成立している事に驚きと感動を持って眺めている自分がいました。自分も含めた下手な風景画家の作品よりも、ずっと説得力のある作品を見る事ができる展覧会でした。

 ちなみにこの作品展、この後秋田県でも行なわれるそうです。ただ会場の関係なのか、作品の数は3分の1ほどになってしまうのは残念ですが。どうせならもっと広い場所もあるので、そちらでやれば良いのにと思っていましたが、展覧会のスポンサーを見て、その理由が何となく想像してしまいました・・・。



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ウェブ企画展『公募展入選作品展』好評開催中!

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2008年7月11日 (金)

来館者数と入場者数



 今朝のニュースで首都圏で始まった「赤毛のアン展」を特集しているのを見ました。内容についてはここでいちいち触れませんが、そのコメントで引っかかった言葉が

「・・会期中の来場者数は十万人以上を見込んでおり・・」

 やっぱりすごいですね、首都圏は。近所の県立近代美術館の年間来場者数が6万人ぐらいだったことを考えると、たった二ヶ月足らずでその倍近い人数を集めてしまうんですから。
 そもそも人口が少ないんだから、というのも言い訳にしか聞こえないし、美術館の運営についても問題がないとはいえませんが、ここまで差を付けられると、それ以上にここに住んでいる人間としては、ただ、他を非難するだけでは済まない問題のような気がします。

 大型スーパーやパチンコ店の開店日、全国チェーンのお安いお店や美味しいと評判のお店には行列ができるのに、美術館は閑古鳥が鳴いています。

 何故みんなが美術に関心を持たないのか?
 同時にみんなが関心を持ち、全国から見に来てもらえる展覧会・美術館はどんなものなのか?
 そんなことを少し考えてしまう今日この頃です。




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2008年6月25日 (水)

野村和弘 石彫展ー Fairy Tales in Stone ー

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野村和弘 石彫展
ー Fairy Tales in Stone ー

会期:08年6月25日(水)〜30日(月) 10:00〜19:00(最終日は16時まで)
会場:画廊じんがら/愛知県知立市新富2-33 セントラルプラザ5F


以前にも紹介した野村和弘さんの石彫展が今日から開催されます。

庭を散策していたら、ふと出会う生き物たち。自宅の庭の草むらや木陰にそっと隠しておきたくなるようなそんな雰囲気を持った作品です。お近くの方、興味のある方はぜひ足をお運びください。

作家本人の詳細については野村和弘ウェブサイトでも紹介されていますので、興味のある方はぜひこちらもご覧下さい。



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2008年6月 8日 (日)

斎藤 清 展

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昨日は秋田県立近代美術館 で行なわれている「斎藤 清 展」を観に行きました。

「生誕100年」からもわかる通り1907年に生まれ1997年まで活躍した版画家で、アクアチントやコラグラフなど様々な技法で表現しておりますが、中でも木版画の作品を多く残しています。木版独特の木目のマチエールを生かした作品が印象的で、彼の作品を代表する特徴とも言えるでしょう

個人的な感想から言えば、色版を多用していた前期の作品よりも、「会津シリーズ」(?)と言われるモノトーンかまたはそれに近い色数を極端に押さえた後半の作品の方が良いような気がします。使われる色自体は、以前よりも明度も彩度も抑えた渋めの色なのですが、色が少なくなった分、時々置かれる色にはインパクトがあります。また構図の割り切り方も大胆になってきて、よく考えられた構図が色面のコントラストをより際立たせています。

まあ、ここまでは個人的な感想ですが、全体を通して色、形、マチエールなどいろいろな要素を見て体験できる、とても良い展覧会だと思います。幸いな事に見に来る人も少ないので、静かに鑑賞する事ができそうです。せっかくの数少ない良質の展覧会ですのでみなさん、ぜひ足をお運びください。
なお詳細については秋田県立近代美術館のサイトで確認してください。



私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。

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展示室4に新作が展示されました。


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2008年6月 5日 (木)

野村和弘 石彫展 - Fairy Tales in Stone -

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野村和弘 石彫展
ー Fairy Tales in Stone ー

会期:08年6月25日(水)〜30日(月) 10:00〜19:00(最終日は16時まで)
会場:画廊じんがら/愛知県知立市新富2-33 セントラルプラザ5F


今日は石彫をやっている友人の個展の案内です。

現在、ノルウェーと日本の両方で制作活動を行ない、その作品は具象作品に留まらず、抽象的傾向の作品も・・・。
というか、百聞は一見にしかず、ということでお近くにお住みの方はぜひ、時間を見つけて足をお運びください。作家本人の詳細については野村和弘ウェブサイトをご覧下さい。

野外彫刻の経験が豊富なせいか、彼の作る生き物たちは、自宅の庭の草むらや木陰にそっと隠しておきたくなるような作品です。庭を散策していたら、ふと出会う生き物たち。そんな雰囲気を持った作品です。

そんな野村和弘さんの作品が、期間限定ではありますが常設されている場所がありますので、そちらの方も紹介させていただきます。


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野村和弘 彫刻展
ー Oasis in Stone ー

会期:開催中〜08年7月31日(木) 9:00〜20:00
   月曜休館(祝祭日の場合は翌日以降の平日)
会場:パティオ池鯉鮒(知立市文化会館)/愛知県知立市上重原間瀬口116


こちらの方は上記の文化会館の中庭での展示で、こちらも彼の作品の魅力が伝わってくる企画展です。7月いっぱいまで展示されておりますので、お近くまでお越しの際はぜひどうぞ。


私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。

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展示室4に新作が展示されました。


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2008年6月 1日 (日)

「桜さく展」に行ってきました

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二度の点滴と毎日三回の投薬で、扁桃炎(咽頭炎?)も治まって来た昨日(31日)、以前予告していた写真展「桜さく展」を見に行きました。

湯沢から仙台の方へはたびたび行くのですが、いつもは国道308号線(羽後街道)で鬼首ー鳴子温泉経由だったので今回の国道398号線(小安街道ー仙北通り)の小安峡から花山峠を通るルートは初体験でした。
あいにくの雨模様でしたが、花山峠の手前にある栗駒神水で水を汲んだり、道の駅路田里はなやまでまんじゅうを買ったりしながらのんびりと行きました。そうそう、ここの道の駅で買ったまんじゅうがおいしかったです。餡も甘すぎず、白い皮も上品な柔らかさで、餡の柔らかさとマッチしていて、変に気取った所のない素直に美味しいといえる一品でした。それぞれ好みは違うでしょうが。
特に道に迷うこともなく、ギャラリー風の沢に到着しました。ただ入り口の看板は周りの景観に配慮してなのか、こじんまりとしているので初めての方は見落とさないように気をつけて。
駐車場に来ると、上の写真のような建物が見えます。建物の正確な歴史に着いては、勉強不足でわかりませんが、歴史を感じさせる佇まいを大切に守りながら、同時に雰囲気を引き立てるような現代的な意匠も所々に加わっている、といった感じでしょうか?オーナーさんのお人柄が伝わってくるような建物でした。
扉を開けると囲炉裏から起つ火と煙の匂いとともに珈琲の香りが漂っていました。土間で靴を脱いで、中にあがってみると、3人の方の写真が順不同に並べられておりました。
・・・と言う所で、写真展については多くは述べません。「百聞は一見にしかず」と言いますし、もともと語彙も貧弱な自分なので、後は見てのお楽しみ、という所でしょうか。個人的な思いついた一言は「また来年の春が待ち遠しいな・・・」。

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家を出る時間も遅かったので、築館で用を済ませた後は行きとほぼ同じルートで帰ってきました。上の写真は途中の花山湖で撮ったものです。こんな風景もたまにはいいなと思いつつ写しました。
天気がよくないのもショックですが、帰りに寄ったいつものセルフのガソリンスタンドの行列の長さをみて再びショック。さらに満タンにした時の値段を見ての更なるショックは、軽いめまいをともなって私に襲いかかるのでした。


私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。

http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


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※インターネットエクスプローラでも表示できるように改良してみました。でもバージョン6は怪しいかもしれません。推奨ブラウザはFireFoxかな


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2008年5月29日 (木)

桜さく展

最初に、最近よく伺わせてもらうカフェを紹介。
それは caffe gita さん。
正式には「caffe」の最後の「e」にアクセント記号が着きます。いろんな所で紹介されているのでご存知の方もいると思います。山小屋を思わせる外観と自然に恵まれた環境の中で、珈琲の香りに包まれながらいただく一杯で何とも素敵な時間を過ごすことができます。あまりに素敵すぎて、ついつい長居しすぎてしまうのは私だけじゃないはずです。まだの方は一度ぜひ行ってみてください。
写真を撮るのが好きなマスターの、素敵な写真が掲載されているブログも公開されていますので、あわせて尋ねてみてください。
この caffe gita からアクセスできます。

それからこのマスターを含む3名の方の写真展『桜さく展』が行なわれます。
と き:5月30日(金)〜6月1日(日)
    10:00−17:00
ところ:ギャラリー風の沢
    宮城県栗原市一迫片沢外の沢11

「こういう桜の写真もあるんだ」と思わせる一点に遇えるかもしれません。興味のある方はぜひ足をお運びください。



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