カテゴリー「展覧会」の296件の記事

2013年9月29日 (日)

4年間お世話になりました。

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札幌市の南、真駒内にある私設図書館「六花文庫」。
主に食をテーマにした本を収集しているその図書館内の、片隅におかれた棚に納められた箱の中には、作家さんの手による小さな作品たちが、ふたを開けられるのをひっそりと待っていました。

ありがたくも私の作品もそんな箱の中の一つに納まる事を許されて、はや4年。(途中で作品の入れ替えもありました。)
どれだけの人が作品を見て行かれたのかは判りませんが、そんな場所に自分の作品が静かに息づいていると思うだけで、なんだかとっても嬉しくなるような場所でした。

またそのおかげで念願の北海道での個展開催のチャンスも頂くこともできるなど、色々な意味でお世話になった場所であります。

作品の入れ替えで、私の作品はこの9月で撤収となりますが、10月からはまた新たな作品たちが、来館した皆さんに箱を開けてもらえるのをひっそりと待つ事になると思います。

壁に掛けられたりや展示台に置かれているのではなく、箱を開けて自分の手に取って眺められる作品が置かれている場所。
そんな、ちょっと贅沢な時間を過ごす事のできる「六花文庫」に、皆さんもお時間がありましたら、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?。


次はどんな作品と出会えるのかな??



*六花文庫のサイトはこちら


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中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら

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Shuichi NAKANO official website / English edition

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2013年9月26日 (木)

アントニオ・ロペス・ガルシア

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日本での巡回展も最終地である岩手県立美術館での展示が始まり、いよいよ盛り上がっているかと思い気や、所詮は「知る人ぞ知る」というか、ほぼ一部の人たちだけが大騒ぎしているようで、ちょっと恥ずかしいやら、残念やら。
私なんかで言えば「この展覧会を見るまでは死ねない!」ぐらいに待ちに待った企画で、岩手まで、あと何回行こうかと考えてる始末。
ちなみにこの展覧会を見てしまった今では、逆に「このままでは死ぬ訳には行かない!」と気持ちを新たにして、制作に臨んでいる訳であります。

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私の記憶が確かなら、私が大学生かそのちょっと前ぐらいで、当時、どちらかと言えば「スペインと言えば抽象」といことでピカソやミロ、タピエスなんかがスペインの代表格だった時期に、「スペインの魔的リアリズム」ということで、写真みたいな具象画を描く一派が話題になり、その先駆的な作家として彼が紹介されたのが最初なんじゃないかと思います。

ただこの一派は確かに技法的には写実なんですが、中にはちょっとシュール的な匂いのする作品を作る作家も多く、故に「魔的リアリズム」と言われていたようなフシがあり、アントニオ・ロペスにしても当時、上の作品のように人物が浮いているような物があったり、路上でエッチしてる風景とか、その他にも「魔的」と言えなくもない作品が数点存在していました。

ただ、その後に続く作風からも推察するに、彼がめざしていたのは「魔的」なものではなく「リアリズム」そのものであり、その点では同時代の作家とは一線を画する存在だったと思っています。
(彼以外の作家は「魔的(シュール的)」空間にリアリティを持たせるために写実という技法を取り入れたと思われるが、彼の場合はリアリズムを追求した結果、作品に「不可思議な要素」が表出してきたのではないか?)

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当時こんな作品が数点、日本でも展示され、強く影響された人がたくさんいたようで(私も夜行バスを使ってはるばる東京まで観に行った)、今現在写実的な作品を手掛けている作家さんの多くが、少なからず彼の作品を手本にしたり、真似したり(私も)しているようです。
実際、彼の作品の多くは一歩離れてみると、本当に「写真の如く」見えるモノが多く、その技術とまなざしの鋭さ、そして長年同じモチーフに向い続けるそ執着心や集中力には驚かされます。

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最近日本でもブームになっている「写実絵画」ですが、それに携わっている方の多くがかのアントニオ・ロペスを信望し、中には神のように言う人もいるようですが、よくよく見ると、彼が目指した物は今の日本で流行っている「写真的なリアリズム」とは、またちょっと違うような気がします。
確かに、上の様な街並を描いた風景画の目の前に立ってみると、本当にその場にいるような感覚になり、臨場感みたいなモノが伝わってきます。
ところがその細部に目を凝らすと、案外細かく描いていない、と言いうか全然描いてなくて、素人眼にも描きかけにしか見えないような部分があちこちに点在しています。

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昔、彼の静物画を模写しようと雑誌の写真から拡大コピーを取った事があるのですが、それを見てみるとけっこう大雑把な筆跡だけで表現している部分が非常に多い事に気付き、むしろ「その筆の粗さで、どうしてこんなにも細部まで描いているような印象を与える事ができるのだろうか?」と、頭を悩ました事があります。

ようするに彼の絵は「(ある意味病的に)写真の様に細かい絵」では決して無く、むしろ「当たり前な絵画的な描法で描かれている普通の絵」であると事実に気が付いた時、空いた口が塞がらなくなりました。

そもそも彼には、「正確に描いてやろう」とか「写真の様に描いてみよう」と言う意志は全くなくて、ただ「お気に入りの風景や静物を、目で見た通り描いたら、たまたまこうなった!」みたい感じさえします。そしてその結果として彼の作品中には、対象物そのものではなく、そこから目の中に入って来る光が描かれているのではないかと思うのです。

さらにはそう言った「モノ(対象物、あるいは光)の捉える姿勢」こそが、ベラスケスにも通じる部分なのかもしれません。


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最後に、会場入口のすぐの所にあった彼の言葉が印象的だったので、ここに書き留めておきます。

「最初に受ける感動を表現する能力は、現実世界を正確にコピーする技量や正確さとは別の物なんです。」アントニオ・ロペス・ガルシア

(なんかメモしくじったような気がする...また今度確認して来よう)




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2013年9月18日 (水)

久々の鑑賞の時間

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久々に鑑賞の授業に参加させて頂きました。

「久々」と言っても、中学校での授業は初めてなのでどんな風になるのか、てんで見当もつかず、私もかなり緊張してました。
幸い、今回は授業者ではなく、作品の制作者として解説をするだけなので、ほとんど「お客さま」状態だったので、気持ち的には幾らか楽でしたが。

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何の予備知識も無しでの、いきなりの作品鑑賞で始まりましたが、皆さん熱心に見てくれてました。
ただの通りすがりの振りして、鑑賞している生徒さんたちに混じって、彼らの喋る言葉に聞き耳を立ててました(自分の風貌から察するに、きっと正体はバレていたと思うけど、ハハ)。

それを聞きながら、感心するやら、驚くやら。

「この2点の作品の視点が違う(見上げる構図と見下ろす構図)は何故だろう?」なんて疑問が出た時には、正直、自分でも考え込んでしまいました。

それにしても「(カバが)街を守っているみたい」と言う感想は初めてで「目からウロコ」でした。(「脅している」とか「怒っている」と言う感想が多かったので)

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皆さんの熱心さを見て、解説を始めたこっちもついつい熱が入ってしまい、時間ギリギリまで喋ってしまいます。
あまり喋り過ぎたような気もしますが、こちらの思いの半分でも伝われば、まあ、良かったのかな?

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こんなワークシートを使いながら授業を進めて行く訳ですが、それにしてもよく書きます。
作品を鑑賞しながらメモを取り、発表を聞きながらさらにメモを取り、解説を聞きながら...とだんだんと文字で埋まって行きます。

このうらに授業の感想を書く欄があるんですが、私がすっかり喋り過ぎたおかげで、残り時間が少なくなったにもかかわらず、全員きっちりと埋めていたのには驚かされました。

先生曰く「小学校の時から、テストなどでも『考えて答える』訓練をしているので、みんなこれくらいは書けるんだ。」とのこと。
自分が中学生だった頃の事を考えると、驚異的とすら言える書き込みの量でした。

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そんな感じで、無事授業も終了。
参加者の生徒さん、授業者の先生、ありがとうございました。

おかげさまでこのシリーズもほぼ一年ぶりですが、日の目を見る事ができました。

でも、もうそろそろ潮時かな?



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2013年9月11日 (水)

10月は二人展。

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伊藤隆さんとお会いしたのが、20年以上前の大学時代(青森県)。
私が入学する前の年に亡くなられた絵画の先生の後任として赴任してきた先生でした。

教育学部とは言え「美術系」と言う事もあってか、今にして思えば個性的な先生が多かったのですが、この先生もちょっとした瞬間の目つきの鋭さに「きっと何かあるんだろうな」とは思ってましたが、案の定、実習室の掃除をさぼっている学生を見つけて「廊下に立たせる」という行為にいたったのはまさにこの人でした。
(その中の一人に私が入っていたことは言うまでもない?)

まあ、これは直接美術とは関係のないエピソードですが、当時はそれくらい怒らせると怖い先生でした。

それ以上に驚かされたのが、赴任したばかりのある日、とある卒業生(5年くらい前)の版画の個展を観に行った時のこと、その作家さんが冗談半分で「この中で新作じゃないのが一点だけあるんですけど、わかりますか?」と冗談半分で言った言葉に、瞬時にして目つきの豹変した伊藤先生。私たちを廊下に立たせた時と同じ鋭い視線で数分間、展示を見て回り、その旧作をピタリと言い当てたのでありました。その場に偶然居合わせた私でしたが、その光景を目の当たりにした時「この先生は信じても良いのかな。」と思い、それからお世話になること20数年。
(ここだけの話ですが、そう言うエピソードと同じくらい、思わず吹き出しちゃうような話も沢山あります。)
私が卒業した後も、何度か一緒にグループ展を開催したりしてましたが、なにしろお互いが遠い所にいたというのもあり、グループ展をしなくなった後は、たまに電話をしたり手紙を書いたりする程度の時期もしばらくありました。

ところが不思議なご縁で、再び同じ県に住むようになって、また交流が再会し、この3月に伊藤先生が勤めていた秋田大学の退官を期に「じゃあ、久々に一緒に何かやりますか」ということで、開催の運びとなった二人展であります。

同じ秋田県で絵を描いているにも関わらず、たぶん私の知り合いで「伊藤隆」さんの名前を聞いたことのある人はあんまり多くないと思うし、その逆もまた然りで、中には「なんでこの二人が一緒に展覧会をやるんだろうか?」と首を傾げている方も居られると思いますが、実を言えばそんな訳であります。

一時期、縁遠くなったとは言え、その間も同じ団体展に所属したりしていたので、お互いの作品についてはある程度見てきているので、「だいたいこんな感じで来るのかな?」という想像もしつつ、鋭意制作中でありますが、実際どんな作品が出て来るのか、並べたらどんな風に見えるのか、なんて言うのを一番楽しみにしているのは私たち二人なのかもしれません。


伊藤隆 中野修一 2013 絵画展

*会期:2013年10月16日(水)〜20日(日)
    11:00~19:00(夏より1時間早く終わります。最終日は17時まで)
*場所 ココラボラトリー/秋田市大町3丁目1-12 川反中央ビル1F


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2013年9月 6日 (金)

北海道は「化石王国」?!その3

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北海道の中心地である「札幌駅」から歩いて数分という好立地にありながら、広大な敷地を有し、あまつさえそのキャンパス内に川まで流れているというアンバランスさが何とも言えない北海道大学。道内に住んでいて大学をめざした者なら、かならず一度は憧れるものの、そんな若者たちの多くが、それが到底叶わぬ夢と気付き、青春の挫折の一歩を味わった場所ではないだろうか。
(私の場合は最初からお話しにならなかったので、眼中にもなかったけど)

そんな自分がちょっと風邪気味で熱っぽい体をひきずりながら、家族とともにそのキャンバスでビーフカレーを喰らっているのは、いったい何の因果か?


...とまあ、くだらない前置きはこれくらいにしてさっそく本題へ入りましょう。


ここには古い校舎を利用した博物館があり(この建物だけでも一見の価値有り)、特に道立の大きな自然史系の博物館が見当たらない札幌に置いては、ある意味とても重要なポイントとなっている場所であります。
で、毎年夏休みに合わせて企画展を開催するのだけれど、今年は「巨大ワニと恐竜の世界 ―巨大爬虫類2億3千万年の攻防―」と言うことで、うちの家族たちは、薬と微熱でフラフラになった私など眼中にもない様子で、取る物もとりあえず会場に馳せ参じた訳であります。

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体長12メートルと言うから、サイズ的にも恐竜たちと何ら遜色無い巨大爬虫類ですが、分類上はあくまでも恐竜類とは一線を画す存在のワニたち。
一方は中生代の終わりにほぼ絶滅してしまったのに対し、こちらのワニたちはその後も生き、進化を続け、現在も同じような姿で生き続けています。ただ、中には見た目の顔つきや体つきだけなら恐竜と見分けの付かないような姿のワニの祖先(二足歩行だったヤツもいるくらい)もいたりして、なかなかに興味深い展示であります。

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もともとこちらの展覧会を企画した北大の先生が古代?ワニを専門に研究をされているらしいのでこんな企画になった訳で、今回の企画展のために準備された図録も主にそのワニ類の進化の過程を中心に解説されたものでしたが、それ自体、読んでいてスゴくわかりやすく、また恐竜と共通する部分や相対する部分なんかも想像しながら読むとなお楽しい一冊でありました。

また、ここではボランティアの学生さんが色々と説明もしてくれるし、質問にも丁寧に答えてくれるので、とっても勉強にもなるし、キャプションに書ききれないお話なんかも聞く事ができます。

そんな企画展ですが、すでに来場者が2万人を達成しており、さらにはこの旅行から帰って来た頃には3万人を突破したということですから、「静かなる恐竜ブーム」(と勝手に私が呼んでいる)はまだまだ継続しているようです。

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「恐竜化石」と言う点ではあまり目立たない北海道ではありますが、哺乳類や貝、海生爬虫類の化石などの産出量や埋蔵量なら、決して他に引けを取らない(単純に面積も広いですから)...と思うので、これからもっと盛り上がって行きそうな彼の地にて観た、大粒とは言えないけれど、とっても充実した内容の企画展でした。



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2013年9月 5日 (木)

「おといねっぷの森」から

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おといねっぷ(音威子府)は道北にある小さな村。
かの動物園で有名な旭川から日本最北の市「稚内」へと北上する国道40号線の途中にある村。

私自身、その稚内に5年ほど住んでいた事があり、その間、この村も何度か通ったことはあるのだけれど、正直に言えば、道の駅でのトイレ休憩以外でクルマを降りたことが無い。
そのトイレ休憩にしても、この音威子府から稚内へと車で北上する途中の1時間強の道のり(音威子府〜豊富町まで)の周囲には原野か牧草地がひたすら続くのみで、国道沿いに民家はおろか小屋の類いもほとんど見あたらず「公衆トイレはおろか、借してくれそうなトイレすらない!」と言う事情があるからで、そうでもなければ、わざわざ立ち寄ったりすることも無い様な寂しそうな村でありました。(本当は私が何も知らないだけ。地元の方、ごめんなさい!)


そんな村にある美術と工芸の指導に特化した高校が「おといねっぷ美術工芸学校」である。
その学校生活やカリキュラムの特殊性に加え、在校生がさまざまな公募展で優秀な成績を収めているため、その世界では色々と注目されているようで、本書は、そこに赴任した校長先生の手によって書かれたものである。

本書のタイトル「奇跡の学校」と言うのは、いささか言い過ぎのような気もしないでもないですが、本当にこの本にあるように、美術や工芸の制作を通じて人格形成がなされ、人が成長して行けるのであれば、これはこれで一つの「理想の学校」の姿であるような気もするし、芸術家や職人をめざすとかどうかは別としても、子どもたちにとってはひとつの「憧れの学校」では無いかと思います。


今、住んでいる秋田からはあまりにも遠く、ある意味辺鄙な場所でもありますが、もし進路に迷っている中学生の方がおられましたら、この本を読んで「世の中にはこんな不思議な学校もあるんだなぁ」ということをちょっと思い出してくれたら、また一つ選択肢が増えるのかもしれません。
(迷いが増えるだけかもしれませんが)


「奇跡の学校ーおといねっぷの森から」/石塚耕一 著/光村図書 刊


*北海道おといねっぷ美術工芸学校のサイトはこちら

 



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2013年8月28日 (水)

作品と空間の関わり

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「共存共生」と言うのでもないのかもしれないが、最近、この辺りでは作品を戸外に持ち出して空の下に置いてみたり、古い蔵や商店街に並べるのが、何かのブームみたいに大流行りで、ただの絵描きの私としては非常に肩身が狭く、息苦しささえ感じさえしてしまう。
まあ、そう感じているってことは、私の心のどこかでそう言った行為に憧れたり、嫉妬したりしていることの裏返しなのかもしれないけれど、もともとそんな所に焦点を絞って作品を作っている訳でもないので、そんな行為に至かどうかは今後の作品次第なので焦っても仕様がないと、マイペースを決め込む。

そんな中、ちょっと仕事を離れた旅先で見つけた展覧会に一目惚れしてしまう。

それは北海道は富良野のワイン用のブドウ棚に囲まれた傾斜地にある「神々の遊ぶ庭」という一風変わったギャラリーで見つけた「果澄」という作家さんの個展。

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こんな感じのギャラリーなんで、作家によってはこの窓からの借景がうるさい、と感じる方もいるのかもしれないけれど、そんな風景までも見事に自分の「世界」の中に取り込んで、上手に一つの作品展に仕上げている感じでした。

ワンシーズン通しての展示なので、近くに住んでいたら時々足を運んで、季節の移ろいとともに変化する窓辺の風景と一緒に作品を鑑賞したら、楽しいだろうなと思わせてくれる展覧会でした。

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本来、ガラス窓によって仕切られているはずの外側と内側の空間を、作品によって見事に繋ぎ合わせる演出に感動し、ある意味打ちのめされもした素敵な展覧会。

今年の11月まで開催されてますので、皆さんも富良野まで出かけた際はぜひ足を運んで見て下さい。


 



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2013年8月 9日 (金)

感謝、感謝のプレゼント

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今まで経験したことも無い様な荒天の中で開催された「湯沢市七夕絵どうろう祭り」。
その終了と同時に「世界ノカケラ 第5章 湯沢展」も、去る8月7日、無事全日程を終える事ができました。

最終日には天候も持ち直し、一気に増えた祭りの人出と比例するように、こちらの来場者の方も一気に増え、最後は賑やかに幕を閉じる事ができました。

そしてこんな風に沢山の人に観て頂くことが、我々の支えとなり、さらには皆さまが喜んでくれる姿が、私たちの気持ちを次の展覧会へと向わせてくれる原動力になっていることを痛感した3日間でもありました。

本当にありがとうございました!!

と言うことで、感謝の気持ちも込めまして、このブログの(愛?)読者の方々に、今回初めて作りましたフリーマガジン「世界ノカケラ vol.1」をプレゼントさせて頂きたいと思います
希望者の方はこのブログのコメント欄に郵便番号・住所・氏名・メールアドレス並びに「フリーマガジン希望」(できましたらその理由も)お書き添えの上、ご連絡下さい。
なお、その際のコメントはブログ上にアップしませんし、お知らせ頂いたご連絡先なども、今回のフリーマガジン発送以外の目的では使用いたしませんのでご安心下さい。
なお、誠に勝手ではありますが、部数(そして経済力)に限りがありますので、先着40名(各1冊)までとさせて頂きますので、奮ってご応募下さい。

 

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2013年8月 1日 (木)

そう言えば...もう一つ展覧会?!

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そういえばもう一つ参加している公募展があったのをすっかり忘れてました。

それは毎年この時期、北海道で開催されます『着てみたい!北のTシャツデザイン展』。

1000円の出品料とA4サイズ以内のイラストを送ると、事務局の方でそのイラストをプリントしたTシャツを作り、写真の様に展示しながら審査すると言うちょっと他には無いユニークな公募展です。
さらには展覧会終了後、その自分の絵をプリントしたTシャツを参加者全員にプレゼントしてくれるって言う生んだから、何とも太っ腹な企画じゃありませんか。

ちなみにうちは毎回家族で参加しているのですが、今年の作品のテーマ(ほぼ毎年設定されている)が「お菓子」ということで、風景描きの私と恐竜好きのうちの子はずいぶん苦労して描きました。

まあ、テーマがテーマですから入賞なんかはほとんど期待してませんが、中には一つぐらい楽しみながら参加する公募展があっても良いのかな!?





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2013年7月30日 (火)

展覧会、二つ

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まず一つは、毎年恒例となった「世界ノカケラ 湯沢展」。

今年も「湯沢七夕絵どうろう祭り」に合わせての開催なんですが、ちょっと残念なことに今年は三日間とも見事に平日となってしまいました。
と言うことで開催時刻をいつもよりちょっと遅らせた午後2時からとなっていますのでお間違いないように。

で、もう一つは、毎年恒例ではないけれど昨年に引き続き入選を果たした「2013月光荘ムーンライト展」

こだわって画材をつくり販売している「月光荘画材店」が運営するギャラリーにて、同じく8月5日より11日までの開催です。(詳細はこの左手に掲載)

ここの公募展は賞金こそありませんが、入賞しますと、そのギャラリーにて個展を開催できるという企画で、それを目指しての応募でしたが、力不足故、入選どまりでしたが。
ちなみにこちらに展示するのは、6月の「世界ノカケラ」展でも展示し、今回のフリーマガジンのモチーフともなっている作品「雪の化石」です。

と言う訳で、今回の湯沢展ではこの「雪の化石」を展示する事はできませんが、その代わりと言っては何ですが、今回初披露の作品も用意してお待ちしておりますので、お近くの方、興味のある方はぜひ足をお運び下さい。

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《月光荘 ムーンライト展 2013》

 会期:2013年8月5日〜11日
    11:00〜19:00(初日、最終日は16:00まで)
 会場:
月光荘画材店内(東京都中央区銀座8-7-2 永寿ビル
    
こんぱる前室・中室(東京都中央区銀座8-7-5 金春ビル

 *月光荘画材店のHPはこちら

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