カテゴリー「文化・芸術」の6件の記事

2009年10月31日 (土)

美短に行く。

09103101

この二日間、裸婦デッサン会に出かけてきました。

性懲りも無く、と言うか、今さらっていうか、下手の横好きっていうか、まあ、ともかく、人にはお見せできないくらい下手なんですが、とりあえず時々やっておかないと、何かがどんどん衰えて行く様な気がするんです。
作品作りの為の「基礎体力作り」ぐらいに思えば良いのかな?

09103102

デッサン会の様子でも書けば良いんでしょうが、何しろ、写真なんかとれませんし、文章だけで「こんなことありました。」なんて書いてもそれこそつまらないし...
ということで、デッサン会の間に私が垣間見た秋田公立美術工芸短大(略して美短)でも案内致します。

上の写真は、メインエントランス上に生えた塔の姿。
この背景に雷光でも加えれば、なんか「巨悪の巣窟」みたいな怪しい雰囲気ですが、これはあくまでも写真のせいだと思いますので、あしからず。

09103103

この丸い建物は図書館。2階が書架&閲覧室になっています。
美術関係の書籍を中心に、外国の雑誌や展覧会図録なんかも豊富です。一般の方も自由に入場閲覧できますが、その際は受付で来館記録への記帳をお忘れなく。

09103104お昼は学食で食事。
それにしても学食なんて、何年ぶりの事でしょう。
ちなみにこれで370円。味も悪くないし、このボリュームですから、言う事ありませんね。
こんな所でも学生気分...と言いたい所ですが、アラフォーの私は、ちょっと異質な存在で、浮き足立ってました。学生って言うよりは教官か職員って感じですね。
この隣に売店もあるのですが、こっちは正直、キオスクを大きくしたみたいな感じで、たいした事ないですかね。

09103105

こんな感じもいかにも、美大風。
おまけに館内の至る所に、学生の作品が展示してあったり、卒業生の進路が紹介されていたり...。
ここまでやるとちょっと過剰かな...。
でも黙っていたって仕事や就職先が見つかる訳でもないですからね。仕方ないか。

09103106

ちなみに裸婦デッサン会の方は後二日間開催の予定です。もし興味がある方は秋田市内のギャラリー、ココラボラトリーさんまで問い合わせ下さいませ。まだ若干の空きもあるそうです。
久しぶりの学生気分とともに、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか?



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

Ntj09[ネオテニージャパン秋田/サポートプロジェクト]


| | コメント (0)

2009年8月19日 (水)

これはひょっとして.../五嶋龍リサイタル2009

09081901

昨日早朝、ブログを更新しながら、その傍らに何気なく置いてあったリーフレットに目が止まります。

五嶋龍ヴァイオリンリサイタル
2009ジャパンツアー


17日に北上市で行なわれたリサイタルに行った妻が、もらってきた物です。

思い返せば3年前のジャパンツアーと時も、ツアー初日の京都のリサイタルを聞きに行き、今回もツアー初日の北上で聞きに行く、と言う不思議な巡り会わせ。

ちなみに私自身はどちらにも行ってません。
何故かと言えば、以前、彼のお姉さんであるところの「五嶋みどり」さんのヴァイオリンのミニコンサートを聞きに行った時の事、不覚にもその演奏最中に眠ってしまい、それ以降、妻の方も積極的には誘わなくなり、私自身も自分の体質には合わない事を再確認した様な次第で。

で、今回も、妻一人で、慣れない道を一人運転し、初めての町で(たぶん)迷いながら行ってきた訳で、無事家に辿り着いたのは、夜の11時過ぎらしく、道に迷いでもしたのか、ずいぶん遅い帰宅のようでした。

で、翌朝、呑気にブログを書いていた私は、何気なくそのリーフレットを横目で眺めながら、ある事に気が付きます。

「あれっ、サインが入ってるなぁ...」

でもサイン入りのリーフレットなんて今時珍しくもないか、と思い直し、またブログの更新を続行。

でもその時、帰宅が予定よりも遅かった事を思い出し(私はすでに子どもとともに就寝中で、詳細は確認はしていない)、
「これはもしかして...」と思い、
傍らのリーフレットを取り上げて、光に当てながら、色んな角度で眺めてみると、それはやはり...

直筆サインのようです。

その後、起きてきた妻に確認したところ、コンサート終了後、突然、サイン会が始まり、ほぼ満席の1300人以上のうちの7割り近くの人(あくまでも妻の推定)が、彼のサインを求めて、そこに集まり始め、「これを逃したら、次のチャンスは無い!」と思い立った妻も、取る物も取り敢えず、その集団の輪の中に飛び込んだ様な訳でありました。

それにしても驚かされるのは、新人アイドルならいざ知らず、すでにメジャーとなって久しい五嶋龍さんが、しかもツアー初日の体を気遣わなきゃならない時に、800人近い人のためにわざわざサインをしてくれた、と言う事実です。

こんな風に聞きにきてくれる人を大切にしてくれる演奏家がいる事に、素直に感動してしまいました。

新型インフルエンザもいよいよ大流行の兆しが見えてきたようですが、

負けるな、五嶋龍!頑張れ、五嶋龍!



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html





| | コメント (1)

2009年7月31日 (金)

知らない所で、大変な事になっているらしい!?

09073101

「中野さんの事が、魁新報(地元紙)に載ってますよ」

昨日、知り合いから届いたメールで、初めて知りました。
最初は湯沢でのグループ展の事だろうと思って、近くのコンビニまで走り、その新聞を見てビックリ!!

それとは全然、別の件で大きく取り上げられてました。

ハートアートの森プロジェクト

と言うもので、これは簡単に言うと
「秋田県が来年の4月に開講を目指している施設『こども総合支援エリア』と言う場所に設置するアート作品の公募」に出していたプランが見事に審査を通過し、その場所に私の「動物と都市」を描いた一連の作品が、展示される事となったらしいのです。(プロジェクトの詳細についてお知りになりたい方は、リンクを貼っておきましたので、そちらをご覧下さい。)

なぜらしいかと言うと、新聞に写真付きでの発表ですから間違いのない事だとは思うのですが、当の作家本人には、関係各所からは、まだ何の連絡もないのです。だからもちろん、実際の展示プランなどの詳細も不明であり、喜びよりも、むしろ狐につままれたようで、不安材料のほうが大きかったりします。

さて、今後の展開はいかに相成るでしょうか?

ということで、この新聞にも掲載されました「キリンさん」ですが、一足先に今回のグループ展に出品する事にしました。この実物が見たい方はぜひ、会場に足をお運び下さい。

いよいよ明日の開場となります。

09073102




中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

世界ノカケラ 湯沢展
  田村寛維(写真)/中野修一(油彩) 作品展

09dm2

  日 時:2009年8月1日(土)〜7日(金)
      1日〜4日//10:00〜19:00
      5日〜8日//10:00〜21:00
  会 場:秋田県湯沢市表町2丁目5−23(皆常商店 旧事務所)


Map3




| | コメント (0)

2008年10月 6日 (月)

奥羽山脈を越えて/工房フェスタへ

08100601

 早朝に、久々のおにぎり作り。休日のおにぎりと言えば、当然お出かけ。
昨日出かけたのは・・・

岩手山麓工房フェスタ

 国道13号線で横手まで行き、横手からは「みずほの里ロード」を終点までひた走り、後は青空に映えた秋田駒ヶ岳辺りを恨めしそうに横目で見ながら、国道46号を盛岡に向かって進みます。

 盛岡市に入る手前で国道を離れ、東北道沿いを北上しつつ、今度は岩手山が見えて来たなあ,なんて思っていたら、会場に到着しました。2時間半ぐらいかかったかな?

08100602


 会場が「馬っこパーク」という、乗馬なんかも体験できるような非常に広い場所のせいか、30店以上の出店という割には、何となくこじんまりとした雰囲気でした。

 上の写真だけ見ると、何となく先日出かけたみどり祭りの会場に通じる雰囲気もあって、実際会期中テント泊をしている出展者もいるようですが、中身はかなり硬派です。中にはさりげなく設置されたテーブルが、10万円以上の代物だったりして、「ちょっと散歩に来ました」みたいな雰囲気の漂うこの会場で、そんな高価な物が売れるのかどうかはともかく、天気も良いおかげで、のんびりと時間を過ごす事ができました。

08100605 しかし会場の人の多さや、駐車場の埋まり具合を見ても、今更ながらこの手の雑貨に群がる人たちの多さに驚かされます。もっと便利で安い道具が世の中に氾濫している反動のように、こういった手作り感たっぷりの物に、ひかれてくるのでしょうか。
 そして潜在的購買者の多さを知っているかのごとく、そこに付けられた値段は、決して安い物ではありません。右写真の香立てですが、値段を効いてビックリ!なんと1000円もするんです。一瞬、フリマみたいに値切るのかなあ、とも思いましたが、そんな客間割りに誰もいないのに気づいて、止めました。

 この作品にかかる手間ひまでを考え、これが1000円で良いなら、自分の絵ももっと高い値段ってのもアリなのかな・・・。とちょっと思ってしまいます。ただ一作品の単価が最低でも万単位になってしまう事を考えてしまえば、作家の勝手な苦労だけで値段をつり上げてしまえば、よっぽど欲しいと思わない限り、誰も手なんか出しませんけどね。「絵を買う」ということは、それぐらい高価な物であり、思い切った買い物なんですよね。

08100603 そんな事を考えつつ、会場を後にして向かったのは、

岩手山焼走り

 これは岩手山の麓に残る、溶岩流がそのまま冷えて固まった物がむき出しになった地形が広がっています。
 解説によると今から300年ほど前にこうなったそうですが、不思議なのは現在になっても草木がほとんど生えずに当時のままの様子がそのまま残っている事だそうです。
 そんな荒れた風景と山に広がる紅葉のコントラストを眺めながら、ぶらぶら。

08100604 帰りは小岩井農場近くにある評判のジェラート屋さんによりつつ、テレビドラマですっかり有名になった「一本桜」を見ながら、「真冬にまた来てみようかな」と思いながら、一路家路へと付きました。




2008 中野修一 絵画展
  日 時:2008年10月22日(水)〜26日(日)
     11:00〜20:00(最終日は17時まで)
  会 場:cocolaboratory(ココラボラトリー*ギャラリー)
     秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル1F

2008dm

 DMの郵送希望者も募集しています。下記の中野修一公式ウェブサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。

 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。


中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  雪梁舎フィレンツェ賞展の入選作も公開中

   http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
  

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
   http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


| | コメント (0)

2008年9月 8日 (月)

カジュアルアーツフェスタ、再訪

08090800

 再び行って来ました、「カジュアルアーツフェスタ'08」
 午前中はあいにくの天気みたいでしたが、午後3時過ぎに出かけたときは、ほら、ご覧通りの青空で、日向に出るとちょっと汗ばむくらいの陽気になりました。仲小路辺りの駐車場に車を止め、早速歩き始めました。

 あれからどんな風に雰囲気が変わったかなぁ、なんて期待しながら通りを歩いてみると・・・

08090807 08090803 08090801
08090802
08090804 080908050809080608090808 08090809

 初日頃に来た時よりもずっと『アート』な雰囲気が出てました。人通りも多く、「フェスタ」という感覚が伝わって来ます。
 そんな事を思いながら、ウィンドウなんかを眺めていると、突然、

 プッ!プッーッ!

 車のクラックションでふり向くと、歩いていた人のすぐそばに車が・・・。危うく事故になりそうでした。

08090812

 毎日とは言わないまでも、せめてこの土日ぐらいは歩行者天国にしてくれたら良いのにと思います。せっかく気軽に見れるように工夫しているのですから、仲小路という通りそのものを視覚的にも、普段とはちょっと違う空間にしてくれたら良いんじゃないかと思います。ウィンドウに作品がある事に気づかずに歩いている人も多く見受けられました。

08090811 前回も書きましたが例え「カジュアル」重視だったとしても、やっぱりそれをアピールしない事には素通りされてしまいます。視覚的にも工夫し「異空間に迷い込んだ」みたいな動機付けを最初にしておけば、もっと注意して周りを見渡すんじゃないのかな。それと各駐車場の出口にもマップが置いてあると良いですね。

 そんな事を考えながら、メイン会場へ向かいます。人の流れを見ていると、ほとんどの人はそちらを目指して歩いているような感じです。

 そのメイン会場では、アート雑貨を中心とする展示即売会とジャズフェスティバルが開催されていました。
 昨日の今日で暗く怪しい雰囲気の方にすっかり慣れてしまった躰には、ちょっと日差しがきつくて健康的すぎるような気もしますが、それは嗜好の問題なのでさておき、こっちはある程度、「ちゃんと音楽を聞こう」みたいな感じで盛り上がっていました。
08090814

 アートフリマ(?)の方は、学生や素人が出す夜店というよりも、みんな普段からお店をやっていて、その延長で出店しているみたいです。
08090813だから商品の飾り方見せ方もとても上手なので、素人がポッと行って、その辺の紙に適当にポップを書いて貼付けるみたいなやり方では、逆にチープすぎて浮いちゃう感じでした。
 良い意味でも(そしてちょっとだけ良くない意味でも)整理され整然とした空間で行なわれているお祭りでした。

 普段はあまり気にせずにいるのですが、こういう所に来て改めて見てみると、私が思っていた以上に秋田の中にも、こういったお店や、こういった仕事をしている方が実に多く、またそういった物や人に関心のあるお客さんが多い事に驚かされます。そしてそういった風土の中でなら「多くの人に見てもらえる」とか「多く売れる」ということは、作家自身のやる気次第で何とかなるのかもしれません。逆に言えば、作品が良くもなく、面白くなければ誰も見向きもしないということなんですかね。



 引き続きウェブサイトに個展のDMを掲載しています。

 「中野修一公式サイト」のトップページにある「新着情報」からアクセスして下さい。

 郵送希望者も募集しています。同じサイト内の「問い合わせ」からメールいただければ、お送りします。9月中旬過ぎの発送を予定しております。もう少しお待ち下さい。

 なお、郵送の方は無くなり次第、終了致しますのであしからず。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月16日 (月)

身近な物とそうでない物、その境界線は?

08061501


「身近なモノは描かないんですか?」

そう尋ねられて考え始めました。その全てではないにしろ自分では「身近なモノ」のつもりで描いていました。しかしそういわれて冷静に作品を見つめ直してみると、・・・その画面上には「身近」とは到底呼べない「何か」が存在しているのに気が付いたのです。

上の写真のようなモチーフたち。それらは確かに収集された物たちであり、ある目的のもとに集められ下記のような変遷を辿るのです。

 「いつか描こう」という目的で収集される。まだ身近なモノではない。
  ↓      ↓      ↓         

 やがてそれらの物は「見慣れた風景」の一部にになる。
  ↓      ↓      ↓         

 自分はそれを「身近なモノ」として描き、作品ができる。

しかしでき上がった作品を見る人の多くは、そこに描かれている物を「身近なモノ」とは認識しないのです。何故なら普通の家にはオウムガイの貝殻や、かもめの頭蓋骨やカニの殻などないのですから。
さらにそれらのモノは「画面構成」という意図の元で「配置」されることで、いよいよ身近ではなくなり「非現実」の世界へ移行していきます。

普段、窓から見ている風景を描く時も、似たような事が起こります。「身近な風景」である窓からの眺めは、時節によって様々な表情を見せます。その中から一つ選んで描いていくのですが、その「選択」にも当然、描き手の意図が介在します。真昼ではなく夕暮れを選んだり、春や夏ではなく冬の雪景色を選ぶ。その結果として「ただの」風景ではなく、「美しい」と感じる風景を選ぶ事で、何か特別な「身近ではない」風景の描かれた作品になるのです。

私はある意図によって、「収集され」、「配置され」、「切り取られた」世界を描いています。人間であり、作家である私にとって、その意図を完全に排除する事は不可能なような気がします。もちろんその「意図」が匂わないように、わからないように描く事は可能なのかもしれませんが・・・。
美しいとか、気になるとかそういった事を感じたことのない風景を選んで描く事も可能でしょう。しかし描き進む事によって、そこにも何らかの作家の「意図」が介入してくるでしょう。それをあくまでも自然で身近に感じるままの状態を保ちつつ描き続けるのは、かえって難しいのかもしれません。

でもそんな絵が描けたら、またきっと面白い物が出来上がるのかもしれません。もっと「身近で」普段着みたいな作品を、今度描いてみようと思います。



私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。

http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/


中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

展示室4に新作が展示されました。


| | コメント (0) | トラックバック (0)