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2013年7月24日 (水)

出会い

13072304

心惹かれる風景と出会います。

そんな中で「ああ、この風景をきっと描く事になるんだろうな。」と言う思いとともにシャッターを切る瞬間が時々あります。

どの風景を写す時でも、基本もチーフとして撮影してる訳だから、どれも同じように「描こう(かな?)」と思っている点では、どれも同じなんだけど、実際、一回の取材旅行で数百回以上シャッターをきれば、そもそもとった事さえ忘れてしまう写真もあり、結果、描かれない素材だって沢山あります。

ただ、そんな中でも特に「これはきっと描くだろうな」と言う予感めいたものと同時にシャッターを切る瞬間があるのです。
でも、そんな時に限って、妙に落ち着いていて変な高揚感や興奮もなく、「なんか腹減ったなぁ」とか思うのと、あんまり変わらないようなテンションだったりするのですが。

そんなモチーフが、必ずしも良い作品になるとは限りませんが、少なくともそれを描いている時は、とても落ち着いて幸せな気持ちでいられます。



 



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら

  http://nakanoshuichi.com/

Shuichi NAKANO official website / English edition

  http://nakanoshuichi.com/eng/top01.html


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