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2013年7月15日 (月)

ひとの心。そしてサイン。

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偶然にも、今週は「サイン会」づくし。
篠山紀信(写真家)さんに始まり、黒井健(挿絵画家)さん、そして想定外のジョン・プライス(コレクター)さん。

いわゆる「サイン会祭り状態」でしたが、懐具合のせいもあり、実際にサインして頂いたのは、黒井健さんだけでしたが(実を言えば、これも自宅から持ち込んだ本)。

篠山紀信さんに対して言えば、講演会も面白く、大きく引き伸された作品はどれもパワーのみなぎる見応えのあるものでしたが、半面、なんとなく展示の仕方に「手を抜いた感」を感じてしまい(これは美術館の責任でもある)、ちょっとがっかりしたのもあって、サインも写真集も辞退したのかな。
(なんて言ってるオレは何様?)

一方、岩手県立美術館で開催中の「若冲がやってきました」展の展示中の作品のコレクター、ジョン・プライスさんは、私も想定外のサイン会(こちらはサイン会のみ)でしたが、限定数も決めず、画集に限らずそこで販売されている関連グッズなら何でもサインしてくれるという企画で、たぶん昼頃からご夫婦でそこに腰掛けられて、「東北の人たちのために何かできる事はないか!」と言う気持ちで、夕方になっても笑顔を絶やさずに対応している姿に感銘を受けましたが、冷静に考えて「コレクターのサインは貰わなくても良いかな?」ということで、こちらもお願いしませんでした。

ただ今にして思えば、誰かの「サインを大切に持ち続ける」と言う事は、それを書いてくれた方の気持ちや想いを自分の中で大切に受け止めよう!という気持ちの現れなのだと思えて来て、それならばもらっておいても良かったのかな?とちょっとだけ後悔。

そして唯一サインをもらったのが黒井健さん。

こちらは講演会のみのサイン会でしたが、代表作を中心に、初期の頃からの作品を一つ一つの丁寧に解説を頂き、作画の方法から「『ごんぎつね』がダメだったら挿絵画家なんか辞めよう!」というターニングポイント的な話も含め、興味深いお話をたくさん伺う事ができて、とても身のある内容でした。

中でももっとも印象的だったのが

「作品は作るものではなく、生まれて来るもの」

と言う一言でした。


どの方々もご苦労さまでした。
そして、ありがとうございました。

 



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら

  http://nakanoshuichi.com/

Shuichi NAKANO official website / English edition

  http://nakanoshuichi.com/eng/top01.html


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