「レンズのおかげ」なのかはともかく...
普段、夕日の撮影は自宅の窓か二階の屋根が定位置で、あんまり外に行く事はないんですが、この日は雲の様子が良さげに見えたので、カメラを持って外に出ました。
正直に言えば「Foveonセンサーの空色」がツボにはまってからは、どのカメラを使っても満足することができず(それもまたDP1Xを「空カメラ」と呼んだ理由。ただし直射日光は苦手。)、故にほとんど写す事がありませんでした。
そのせいなのか「奇麗な夕焼け色が観れそうだ。」とか思って飛び出したわりには、早々とカメラを白黒モード(Yeフィルター)に切り替えて、撮影を続けています。
ただこの時、目の前に広がっていた、ちょっと嘘っぽいくらい豪華にも見える夕暮れの風景の雰囲気が、色の無い写真であるにも関わらず、ちゃんと画像の中に織り込まれているように見えて、ちょっと驚きました。
その事自体、レンズ性能によるものなのか、それともボディの中のソフトウェアが優秀なのかはわかりませんが、少なくとも久し振りにDP1X以外で、空の様子を満足の行く形でカメラに収める事ができました。
中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
Shuichi NAKANO official website / English edition
http://nakanoshuichi.com/eng/top01.html
| 固定リンク
「XF 18mmF2 R」カテゴリの記事
- 私にとってのベスト・マッチング(2013.05.15)
- 焦点が合う。(2013.05.14)
- 「レンズのおかげ」なのかはともかく...(2013.05.13)
- 雪を撮る。(2013.05.11)
- 画角は似ているけれども(2013.05.10)
コメント