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2013年1月28日 (月)

ちょっと驚いた話/新美術館にて

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日曜日に新美術館へ「スタジオジブリ・レイアウト展」を見てきました。

会場についたら、まさかの大行列!
こんな光景、秋田の美術館では初めて見ました。
ただしこの列は当日券を買い求める人たちで、運良く前売り券を持っていた私たちは、これを横目に見ながらスルー。
単純に価格が安くなるからという理由で購入してましたが、これが幸いしました。

で、予想通り会場内もごった返しており、狭くし切られた展示室内には、鑑賞する人々の列が、二重三重になっていて、身動きもままならない状態でした。
まあ、美術館の方々もここまでの混雑は予想していなかったのかもしれませんが、こうなるのであれば、会場内の人数を一定に保つような入場制限などの工夫をすれば良かったのかな?と思います。
特に今回は展示スペースが狭い上に、どの作品も鉛筆など遠目にはボンヤリとしか見えない素材で描かれていて、ちょっとでも離れてしまうと見ずらいので、なおさらそうして欲しかった気がします。

で、そんな混雑した会場ですから、「ほら、ここ見て!」とか言いながら何の抵抗もなく額のガラスを指で触る人や、ガラスのショーケースに腕組みしたまま肘からもたれかかる人など多数。
さらに狭い会場には、途中で座って休憩するような場所もないので、たまたま空いていた会場係用のイスに腰掛けてる方もいらっしゃいました。

もう一つ踏み外せば、バーゲン会場如きカオス状態になってしまいそうな勢いの混雑ぶりでした。

で、そんな第一会場をでようとした時、階段の下のくらい部分に壁に埋め込まれた何やら大きめのプレートを発見。

そこには「この美術館建設に尽力した方々」らしき60〜100人程度の個人名が刻まれていて、中にはお役所の方々のそれも見受けられます。
記念的行事に参加したという事で、どこかに名前を残しておきたいという気持ちはわからないでも無いですが、「でも、これって公私混同じゃない?」という気もします。

だってそれを言うなら、この建築のために使われた税金を納めている秋田県民の方々だって、十分尽力してると思うんだけど...

是非はともかく、とりあえずこんな種類のプレート、私は初めてお目にかかりました。



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中野修一 絵画展

樹をさがす。道をみつける。

会 場:六花亭 西三条店 二階喫茶室(北海道帯広市西三条南1-1-1)
会 期:2013年1月7日(月)〜4月6日(土)
時 間:11:00〜18:00(ラストオーダーは17:30)



お近くにお寄りの際は、ぜひ足をお運び下さい。

 
 

 



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら

  http://nakanoshuichi.com/

Shuichi NAKANO official website / English edition

  http://nakanoshuichi.com/eng/top01.html


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