「宵山」という迷宮
この本も京都、しかも祇園祭を舞台にした一冊。
古都の持つ奥深くてちょっと怪しげな雰囲気が漂います。
短編小説の様でもあり、長編小説の様でもあり、さながら「通りを一筋間違って曲がったら、いつもの街が迷宮だった」、みたいな感覚が妙に心地良かったりします。
いや、単に私がそう言うのが好きなだけか...
そんな読み物でした。
宵山万華鏡
森見登美彦 作/集英社 刊
中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
Shuichi NAKANO official website / English edition
http://nakanoshuichi.com/eng/top01.html
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