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2012年9月 5日 (水)

「放射性物質から身を守るため」じゃ、ありませんでした。

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昨日、湯沢文化会館で開催されました

学校給食モニタリング事業保護者説明会

に参加してきました。

これは今まで行われてきた給食食材の事前検査(水、牛乳、加工食品を除く)に加えて、新たな検査を行う事になったので、理解して欲しいという説明会でして、内容をザッと言うと...

1.指定された給食センターは一週間(5日間)分の給食を保存しておく。
 (もともと食中毒対応などのため2週間の保存が義務づけられている。)
2.2週間後に保存された給食を密閉バックに収め、クール便にて検査場に発送
3.検査場にてミキサーによる粉砕と混合の後、放射能精密測定(ゲルマニウム半導体検出器)
4.検査結果の公表

というのが大雑把な概要です。

この検査の最大の問題点は事後調査だと言う事。
要するに、検査結果で「異常」が出た時にはすでに子どもたちは給食を食べてしまった後なのです。

さらに、もう一つ問題点を挙げれば、2週間以上前の五食分をミキシングされた給食を検査するので、具体的にどの食材から放射性物質が検出されたのかを調べるのが極めて困難なのです。

結論としては、お金をかけてこのモニタリング事業を行っても
子どもたちを放射性物質から守れない!のであります。

で、そんな矛盾も感じつつ、説明に来られていた秋田県教育委員会 保健体育課の方に2、3質問をしてみると、

「秋田の給食は安全だという事を保護者の皆さんに再確認してもらうための事業です」

という言葉が聞こえてきて、ここからも「子どもたちの健康」が第1じゃなくて、「保護者を安心させるため」の取り組みでしかないように、私は思ってしまいました。

今の秋田県の状況を考えると、目くじらを立てて「異常は無いか?!」と騒ぎ立てる方が異常者だと思われてしまうような風潮もあるのかなと思えるくらい静かなんで、あんまり神経質になるのもどうかと思いますが、例えば今の湯沢市の給食センターの様に月2品目のみの食材検査だけしか行われていないような状況(それも地元産ばかり)で、「秋田の給食の食材は安全です!」と言われても、何のリアリティーも感じられないのですが...

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後はこの事後検査で異常な数値が出ない事を、神に祈るしかなさそうです。





中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
  http://nakanoshuichi.com/

Shuichi NAKANO official website / English edition
  http://nakanoshuichi.com/eng/top01.html


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