ミュージアム三昧。
最初に向ったのが岩県立美術館。
比較的新しい美術館で、このエントランスホールに佇むだけで何とも気持ちの良くなる建物で、ここを訪れる度にこの県の文化・芸術に対するチカラの入れ方がなんとなく肌で感じられます。
もうすぐできる某県の美術館も、せめてこれくらい気合いが入っていれば良いのになぁ...なんて考えたりもします。
ここで開催されていたのは「松本竣介展」で、実を言えば今から20年ほども前の学生の時分にも、同じ盛岡(場所は違うところ)に同じタイトルの展覧会を見に来た事があります。
それなりに歳を重ね、色々な経験を積んでから、また新たな気持ちで眺めてみると、新たな発見があったり、当時はよく判らなかった事が、ストンと落ちて気持ちよくなったり。
ただ、どちらかと言えば大人向けの展覧会なので、小4になったばかりの我が子には正直、そんなに興味深い展覧会では無い様子。
それでも安野光雅展同様、子どもの興味や嗜好も考えて見どころを掘り出してやれば、全部とは行かなくても中から数枚は、興味をもって眺めてくれます。
その後、妻と子どもは一足先にその隣?の盛岡市こども科学館にて「エアーロケットを作ろう」というワークショップに参加してきます。
一見、簡単そうに見えながらも、ちょっとしたコツが必要で、以外と手間のかかる工作の様でしたが、学生さんとおぼしき若い方に教えてもらいながら20分程度で完成する事ができました。
科学館見学後、そそくさと昼食を済まして向ったのが岩県立博物館。
こちらは巨大な草食恐竜の化石のレプリカがあったり、スタンプラリーに参加できたりするので、すでに数回訪れた事のある場所ですが、今回はワークショップ参加という事での来館です。
「化石のレプリカ作り」という事で、恐竜好きの我が子の為にあるようなプログラム。
ただし、本当に型取りから始めてしまうと、とんでもなく時間がかかってしまうため、本日は最後の仕上げである着彩の作業を子どもたちにしてもらうという内容でした。
中には水彩絵具もまだ使った事が無い様な子どもも見受けられましたが、みんな楽しそうに色を塗っていました。
で、その後はお約束のスタンプラリーにやっぱり参加して、博物館内を軽く一周して終了。
家路についたのは午後3時すぎの事でした...
気が付けば、金曜日の講演会に始まり、この三日間は途切れなくどこかに出かけ、慌ただしい週末を過ごしていました。
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4年生ともなれば、周りの子たちの多くはスポーツ少年団に入ったり、部活動に参加したり。
もちろん一つの事をやり通すそう言った活動も悪くはないのですが、右倣え的な感じが気持ち悪かったり、お金のかかり方がなんとなく納得できなかったり、それよりも何より自分の子どもの体質には合わないような気がしたり...
いずれにしても親の勝手な言い分でしかなく、子どもが本当に納得して付き合っているのかは親の私たちにもわかりませんが、時間さえ許せばいろんな物を見つけて、自由に色々な事を子どものうちに体験させる事も決して悪い事じゃないのかな、と思う今日この頃です。
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