なんたって「胸」ですから...
次に来たのがこのイベントの参加の呼びかけ。
なんでも乳がん撲滅に関わる運動をしてきている団体の活動で、胸像をモチーフに作品を作って展示販売し、その収益をその活動資金するというイベント。
どうやらアメリカに本部がある団体らしく、世界のアチコチで色々な企画やらを立ち上げて活動しているそうな。
なんでも欧米の人は成長が早いせいか10代からの乳がん発生率が高いらしく、それを抑制するためにはできるだけ早い段階から検診などを行う必要があり、その事を広く知ってもらうための教育プログラムなんかも必要だ、という事での活動らしいのです。
この団体の活動意義自体はよろしいのですが、こんなイベントからも判る通り、その活動自体が過激に見えたりするのか、ちょっとした社会問題に発展した事例もあるとか。
まあ、そんな事は私自身対して気にもしていないし、英文なんでよく判らないという点を差し引いても、その活動の本旨自体には何の異論も反論もございません。
ただ不思議なのは、ただ一点。
「何で私なの?」
参加アーティスト?なのかどうかは判りませんが、中には「村◯隆」なんて名前もあったりするし、またこの胸像本体も全部が同じ物ではなく、中には著名人の胸から型を取ったものもあるそうです。
チャリティーですから、売れなきゃ意味がない訳ですし(イベントが話題になれば広報としての役割は果たされますが)、こういった作品はこのユーモアを理解できないと、なかなか家の中に飾る事を躊躇するような、ある意味「色モノ」ですから、購入する側としては「これはあの◯◯が作った!」とか「これはあの有名な◯◯の胸から型取りした!」といった、何か目玉となるポイントがないとなかなか手を出さないんじゃないかなぁと思います。
ただ価格を安く設定すれば募金感覚で買っていく人もいるかもしれませんが、あんまり安過ぎて、経費との差し引きがマイナスになれば、それこそ本末転倒か?!
そう考えた時、知名度も何もない私に「何で白羽の矢が飛んで来たのか?」という疑問が強く湧くのですが、この手のイベントは100体ぐらいは集めた方が迫力もありそうなんで、単純に頭数なのかな?と思えば納得できますし、この依頼自体イタリアの方から来ていて、こちらの方は最近何かとお誘いが多いので、とりあえず目につく人にメールを出したという感じなのかもしれません。
とりあえずこの「嬉しい勘違い」を利用して、この機会に一気に世界へ羽ばたくか!!などと夢想したりもしている訳ですが、まあ、どうなんでしょうかね?
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