霧氷。そして...
とうの昔に死んでこびりついた小さな虫が、氷の下に埋葬されていた。
こんな平地で霧氷を見るのは久し振りで、
そんな樹々の姿に遠い故郷の事を、少しだけ思い出しながら、
奥へと歩みを進めて行くと、
柿の木に集まる雀たちを見つける。
わずかに残った柿の実を求めて、やって来る鳥たちはなかなかに太々しく、
私が近づいて来ても逃げて行かずに、
鬱陶しそうに時々こっちをチラ見しながら、私がいなくなるのを待っている
...ようだ。
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