入院 ...そして退院。
手術自体は、噂で耳にしていた「最近は局部麻酔だけ」とか「小さな穴だけ開けて、そこから切除」とかでは全く無く、昔通り?の全身麻酔&しっかり開腹手術。
もちろん「この方が手術中も(患者さんが)楽だし、間違いが無い」という先生の言葉を信じて、納得の施術です。
最初に背中から注射され(ひょっとしたら痛み止め投薬用の管もこの時挿管した?)が、スゴく痛かった以外は、あとはマスクで麻酔を吸わされ、たぶん数秒後にはダウン。
次に目覚めたときは術後の回復室の中で、何が起こったかも判らないほど、無感覚の間に手術は終わっていました。
手術や麻酔はおろか、ベッドで寝たまま移動させられる事さえ初体験の私にとっては、術後、計六本もの管が全身から出てきている様子は、精神的にもかなりのショックで、さらにはちょっとでも身体をねじろうモノなら下腹部に激痛が走るという状況も相まって、とてつもない不安に包まれていた訳であります。
おまけに縫合痕はフランケンシュタインの怪物の顔みたいだし...
そうそう、皆さん気になる所の?「アソコの毛の処理」ですが、麻酔の間に、確かに切開した部分と管を入れている辺り(へそ右横の下)の12センチ四方程度は剃られてましたが、さらにその下の方は手つかずでフサフサのままでした。
なにしろ「動かない事には腸が活動しない!」と言われ、24日の月曜日辺りからは、痛みをこらえて起き上がり、病院内を徘徊、いや、歩行し始めました。
やがて背中から入れていた痛み止めの管が外れ(その後少しの間は不快感満載でしたが)、尿の管がはずれ(痛み止めの麻酔のせいで、自力でおしっこができなかった)、その頃からみるみると痛みが減少し、歩く距離も延び、階段の上り下りも可能になり、徐々に復調して行くのが手に取るように判る感じでした。
嬉しいことに体重も減少していましたが、こちらの方は体脂肪が落ちたというよりも、腹筋だけでベッドから起き上がるのが困難なほど筋力が衰えてました。
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まあ、そんなこんながありまして、入院経験者の方々にとっては別段珍しくもない話なのかもしれませんが、私にとってはほとんど全ての事が初体験で、そして何よりも身体が健康である事のありがたさを、久々に身にしみて実感した入院生活でありました。
そしてこの場を借りてではありますが、色々とご心配して下さった皆さま、わざわざ病院までお見舞いに来て下さった方々、お世話になった先生方、看護士さん、その他病院職員の皆さま、そして私の家族に感謝の気持ちを述べさせて頂きたいと思います。
本当にありがとうございました。
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コメント
ごぶさたしております。
このたびの手術は大変でしたね…。
ブログを拝読する限りでは、
だいぶ体力も回復されているようなので、
まずは安心しました。
これからますます冷え込みますので、
どうぞご自愛くださいね。
投稿: おばら | 2011年11月 1日 (火) 22時43分
ちいさな家 様
コメントありがとうございます。
ご心配をおかけしました。
手術後は、正直「もうダメだ〜」とヘロヘロになってましたが、何とか普通に生活できるようになってきました。
無理しない程度に、ボチボチ仕事も始めています。
お心遣いありがとうございました。
投稿: 中野 | 2011年11月 1日 (火) 21時42分
大事に至らずによかったですね。
どうぞしばらくはお大事になさって下さい。
投稿: ちいさな家 | 2011年11月 1日 (火) 21時23分