読書の秋
そんな中でも面白かったのが、次の3冊。
死ぬときはひとりぼっち
黄泉からの旅人
さよなら、コンスタンス
(レイ・ブラッドベリ 著/文藝春秋 刊)
ブラッドベリというと、どちらかと言えばSFかファンタジーかなと思うんですが、これは「幻想推理小説」とでも言うんでしょうか、語り口がハードボイルドって言うよりはファンタジーっぽくて、一応事件も起きて主人公がその謎に迫っては行くんですが、本格推理小説って言う感じでもない。
ジャンル的には捕らえ所のない本なんですが、ある意味「恐竜物語」で好感を持ったブラッドベリ調の語り口が、妙に心地良くって、最後まで一気に読んでしまいました。
そうそう、昔話題になったデビッド・リンチ監督の「ツイン・ピークス」にも通じる所があるかも。
* * *
気が付けば、この入院期間中に七冊も本を読んだ訳で、まさに「読書の秋」になってしまった私。
この調子だと「食欲の秋」は無理っぽいし、紅葉もすっかり終盤に来てしまったようですが、期せずして私なりに秋を満喫できたのかもしれません。
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