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2011年9月 9日 (金)

これはあくまでも下地...

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最近、時々黒い下地を作ってそこに絵を描いています。

今回もその流れで、パネルに綿布貼り、膠使用の胡粉下地、そして墨汁塗布まではセオリー通りでしたが、なんとなく耐水ペーパーで磨いてみたら、下地の白が見えて来る一方で、なんとなくツヤも出てきました。
さらに手のひらで丹念に擦り始めると、いよいよ光沢が増してきます。(上の写真)


さらにもう一度墨汁を塗って、今度はダンマル樹脂溶液に油絵の具のコバルトブルーを溶いて、その表面に薄く塗布します。
これがあっと言う間に画面に染み込んで行き、ブルーブラックのような深い色合いになりましたが、なんとなくツヤが足りないような気がして、色々と迷った挙げ句.....
画用木炭を細かくすりつぶして、その粉を手の平に取って画面を擦って行くと...

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こんな風に仕上がりました。

あんまりきれいに出来たんで、このままでも良いかな、と思ったりもするんですが、これはあくまでも下地!

ここからこの下地を活かして、制作していくのが私の仕事です。

ということで、今度はこの下地に白系顔料を擦り込んで行こうと思います。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/

Shuichi NAKANO official website / English edition
http://homepage.mac.com/sekainokakera/eng/top01.html


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