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2011年7月30日 (土)

昨日出会った高校生へ

11073001
秋田国展会場にて。

突然、他人の作品について意見を求められても、何かを言う事を躊躇してしまう。
そもそも頭の回転が極端に遅い私は、初対面の高校生に何を言えば良いのかなんて、とっさに思いつくはずもない。

「色がどうだ..」「構図がどうだ...」的な事ぐらいは言えなくもないが、そもそもそんな事は差して需要な事柄ではないような気もする。

そして結局、その時はたいした事も思いつかず、その場を離れた後になって大事な事に気が付くのだ。

それは例えばこんな事...


          *     *     *

「たぶんこの会場に並んでいる作品の中で、目の前にあるものを眺め、それを素直に描こうとしている作品は、あなたの作品と私の作品ぐらいだと思う。
モノの見方、捉え方は人それぞれだから、どんな風に見て表現するかは個人の自由だし、どんな描き方があっても良いと思う。
色々な奇抜で目新しい表現を追求する事も個性なら、その目の前にあるものと真摯に向き合い、できる限り見た通り描こうと考える事も個性である。

構図がどうだとか、色がどうだとかという細かい事は、時間がかかるかもしれないけれど、目の前のものをちゃんと眺めていれば気が付く事であり、理解できる事なんだから、今できなくても焦る事なんか無いのだ。

だから今は変な虚飾を施したりする事を考えたり、目新しさを追求するよりも目の前にあるものとできて行く作品をしっかりと見つめて行けば良いんじゃないのかな。」
          *     *     *

きっとそんな事が言えれば、良かったのかもしれないが、もうすでに後の祭り。
その高校生がこのブログを見ている可能性はほとんどゼロだし、そもそもその人が求めていた言葉とは全然違うことを言っているのかもしれないのだから、そう考えると全く意味のない文章かもしれない。

まあ、自分が次に同じ間違いを繰り返さないための、備忘録ぐらいの軽い気持ちで書いてみた文章って所が一番近いのかな??



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/

Shuichi NAKANO official website / English edition
http://homepage.mac.com/sekainokakera/eng/top01.html


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