ブドウと雨
その有効性はともかく日本各地でいろんな形で放射線量の測定が行われているようである。
その報告の度ごとに、セットで付けられる言葉がこれ。
「直ちに健康被害はない量である。」
でもたまたまYouTubeで見つけたこんな必死の訴えを聞いていて、ある事に気が付かされる。
「各地点の量は少ないけど、それを全部足して総量にしたらどれくらいの放射線量になるのだろうか?」
その映像の中では、確かにそんな数字についても述べられていたのだが、私自身、それを見るまでそんな風に考えた事さえなかった。
「健康に直ちに影響はない!」
この言葉は「言い訳」であって「救い」ではない。
もうすでに日本人の多くはその事に気が付いていると思う。
そして私は、事故車両を必至で土の中に埋めようとする中国の事をこれっぽっちも笑えない、同じような隠蔽体質の国で生きている事に気が付いてしまった。
* * *
ここ最近、激しい雨が降ったり止んだり。
で、庭にあるこんなブドウやブルーベリーにも雨粒が当り、さらには地面に落ちた雨水を吸い上げて滋養にしている。
しかしこの雨水が「恵みの雨」であると、今現在、誰が断言できようか??
http://homepage.mac.com/sekainokakera/
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