ピンぼけが楽しい?!
今回は85ミリというちょっと望遠よりのレンズを使ってみたので、あんまり近づき過ぎるとピントが合いません。
で、仕方なくギリギリまで離れてから、シャッターを切ると...
一緒にカマキリも撮影してました。
(どの写真をワンクリックで拡大できます。)
話によると、レンズって絞りを開放していくと、ある地点から、ちょっと肉眼では見えないような効果が出る事があるそうな。
この明部と暗部の境目に見える「にじみ」みたいのもそうなのかな?
モチーフ撮影が主だった時は、何しろ端から端までピントが合ってないと、後で使い物にならないので、なるべく絞り込んで撮影していたし、動物や街並の撮影なんてほとんど無限遠撮影なので、よほどの事が無ければ、ピンぼけなんか気になりませんでした。
ところがこんな風に絞り込んで撮影してみてはじめて、如何にピント合わせが難しいのかを痛感しました。
この写真も四枚撮影したうちのかろうじて1枚だけがこんな感じでピタッと撮れてました。
デジタル時代だからかろうじて許される失敗枚数ですね。
10年以上も使っているレンズで「何を今更...」と怒られるかもしれませんが、上手くピントが合えば、こんな風に細かい毛まで写ってしまうんですね。
(と言いつつちょっとピンぼけ。シャープかけました。)
じゃあ「こんな写真はダメなの?」と聞かれると、個人的には好きです。
見てて何となく落ち着くのは何故だろう?
写真の人と毎年グループ展をやるせいで、ちょっと色気が出てきたりしない訳でもないですが、プロやその道を極めようという人には到底、敵う訳もありませんが、なんかこんな所でも下手なりに「自分のスタイル」みたいなものが出せれば良いのかな?と思う今日この頃でありました。
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