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2011年6月28日 (火)

湯沢市、やっぱりやっちゃいました!

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今にして思えば、朝、早起きしてブログ用の写真でも撮りに行こうかと外へ出たのが悪夢の始まり。
もっとも正確に言えばしっかりと現実な話でありまして、それは私個人だけに降り掛かったものでは無く、ある意味湯沢市全体にとっての悪夢なのかもしれません。

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毎年春になると、私たち湯沢市民の目を楽しませてくれた、雄物川の堤防沿いにあった桜並木。
「桜のトンネル」なんてのはそれこそ全国各地に掃いて捨てるほどあるんでしょうが、正直、ここの通称「土手の桜並木」は、実質私が始めて経験した「桜のトンネル」で、それ以来大好きな場所で、毎年ここを通るのを楽しみしていました。

それが...な、なな、なんと!!

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みごとに半分、切り倒されていました!!


「樹が古くなって来て、倒木などの危険性もある。」

という事で数年前から切り倒される事はアナウンスされていましたが、実際にその光景を目にするとショックはかなりデカイです。

実際、全国的にもアチコチで有名なサクラの樹が寿命で花をつけなくなったとか、樹勢が急激に衰えた、なんて言う話も聞くのであながちウソではないのかもしれませんが...
その真下で、すでに道路の拡張工事が並行して進められているのを見ると、なんか腑に落ちない部分を感じずに入られません。

この土手沿いの道路と並行して、すでに高速開通時に一本大きな道路が完成している事を考えてみると「今更この道路を拡張してどうするんだ?」という思いが強く心をよぎります。
湯沢市の人口を考えれば、この道路を拡張して幾ばくかの便利さを手に入れたとしても、逆にそこから失うものの方が計り知れないような気がします。
実際、ここを知っている人は同じ意見だと思いますが、道路が狭かったからこそ、桜のトンネルとしての見栄えも良かったし、のんびりと散策もできたんではないでしょうか?

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湯沢市市役所の新築や駅周辺再開発の説明会などを聞きに行くと、そのお題目の一つに必ず取沙汰されるキーワードが「賑わい創出」という言葉。
まるで新しい道路や建物や都市基盤を整備すると自然と人が集まってくるみたいな言い分ですが、そんな根拠の無い話にもう飽き飽きしているのは私だけでしょうか?

「ドイツ通り」などと称して、古いものを片っ端からぶちこわし、中途半端な映画のセットみたいな街並と引き換えに、どんどん税金と人口と賑わいを「喪失」していく湯沢市。

そしてまた今度、湯沢市の大事な財産の一つであった美しい風景が一つ、確実にこの世から消えてなくなりました。

カメラ片手にこの道をありていると、まるで自分の右腕がすっぱりと切り落とされたみたいで、「切ない」を通り越して「痛み」さえ感じられるような気がします。

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この二度とは戻らない愛すべき風景に対し、哀悼の意をこめて

....合掌。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
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Shuichi NAKANO official website / English edition
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