作品解説/その4
頂を想う。
家から程近い所にある山で、特別高い訳でも大きい訳でもないのだが、そのバランスのとれた形に、この前を通る度についつい見とれてしまう存在です。
こんな風に見ていると、稜線を駆け上がれば一時間ほどで頂上にたどり着いてしまいそうな山で、思わずそうしたい衝動に駆られ、そこを登っている自分の姿を想像せずに入られません。

波の音が聞こえる。
これは近々に出来上がった作品で、もともとフリマ出店用に水彩で描いたモノを、油彩画で描き直したものであります。
水の透明感は水彩ほどうまく出ませんでしたが、その代わり存在感が強く表現で来たような気がします。

冬の道標
実家に帰省する度に取材と称して車で出かける辺りにある樹。
いつか描こうと写真を撮っていたようなのですが、その度に忘れてしまい、ようやく初めて絵にした後に、思い返してアルバムをひっくり返してみて初めて、何ども写真を撮っていた事に気が付いた、という樹です。
そのせいかどうかは知りませんが、今では「どんな樹を描こうかな?」と迷った時に、真っ先にその姿を思いつくのがこの樹なんです。
............
これにて階段部分の作品は紹介は終了です。
次からはいよいよ喫茶室内部の作品へと移って行きます。
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