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2011年5月19日 (木)

作品解説/その2

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引き続き、作品解説は続きます。

階段の小品は、物語の一コマを取り出したみたいに続いて行きます。




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行き止まり


最近の作品作りのメインテーマの一つが『吹雪』
もう技術的な問題でしか無いのだけれど、如何に描いたら、雪が降っているように見えるか?雪が降っていてモノがよく見えない状況までも描けるのか?
その方向性が少しずつ見えてきたので「小品でも一つ描いてみよう!」という事で挑戦してみた一枚。


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予報通り


この作品は比較的早い段階で着手された作品。
冬の日の窓から見える空の様子は、その変化の速度も含め、とても劇的で、そんなモノをスケッチするみたいにどんどん描いて行ければ良いな!と思いつつ描いてみたのだけれど、正直このサイズでは若干小さ過ぎる事に気が付き、このシリーズはこれっきりになりました。
でも上手く行けば、この「空と雲」シリーズで個展もできるかな?と思いつつ、また売れそうにも無い絵が増えて来るのかな...

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冬になる。


経験上、夜寝ているうちに吹雪いてきて、朝起きたら一面が銀世界!という事が多い(ような気がする。それとも希望的観測?)
そんな初雪の夜をイメージして描いた作品。

最もそんな物語は途中から湧いてきたモノで、現実は「金箔もアリなら銀箔もいいか」ということで下地にアクリルの銀色を、試しに塗ってみるものの、この色が「アンティーク・シルバー」ということで、思った以上に黒っぽくて、銀箔風に全然見えない。
で、この上に何を描こうかと考えているうちに「銀」→「銀世界(=雪景色)」と言うたわいもない連想で、結局雪景色になってしまった。

書いてしまうと、救い様の無い動機だけれど、結果的には今まであまり描いた事の無い「夜景色」に挑戦する良い機会となったのも、また確か。

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雪を踏む。


この直前に観に行ったとある方の日本画展の作品がとてもステキで「自分もこんな風に描けたらな...」とか思いつつ、家に帰ってから早速描いてみた一枚。

まあ、悪く言ってしまえば物マネ?

当たり前の事だけど、積み上げてきたモノが違えば、そこから導き出される答えも当然違う訳で...

まあ、そんな事に気付かされた実験的な一枚です。

それにしても日本画の緑とか青って、もう「碧」「翠」「蒼」などと言い直したいくらい、スゴくきれいな発色をするんですよね。
あの発色だけは油彩ではなかなか難しいかな?

この作品はそれ以前の問題ですが...。




中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/

Shuichi NAKANO official website / English edition
http://homepage.mac.com/sekainokakera/eng/top01.html


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