作品解説/その6
もうすぐ着くよ。
これは以前紹介した「広場にて」の樹のあるバージョン、って言えば良いのかな?
あの絵は当初こんな風に樹が描かれる予定でしたが、それが無くなり、でもやっぱり「樹を描いたバージョンも欲しいな」という事で描いた一点。
「吹雪の中で見る景色って、こんな風にぼやけるんだよね。」と単に言いたかった作品なのかもしれない。

約束を忘れて
「やっぱり春なんだから、明るい作品も必要でしょ!」
と言う事で描いた一点。
にも関わらず、空が晴れてて明るいという点を除いては、霧氷だし、雪景色だし...
この辺り、融通が利かないと言うか、小回りが利かないと言おうか。
「他になんか無かったの?」と突っ込まれても、返す言葉が無い...のが、ある意味「私らしい」のかな?

もっと遊びたいな。
雪国で生まれ育った子ども私は、冬は雪さえあれば遊びに事欠かなかった。
要するに雪が遊び道具な訳で、雪合戦や雪だるまはもちろんのこと、ただ歩いて足跡を付けるだけでも充分楽しかった。
その頃なら責任も無いから除雪作業だって遊びみたいなもんだった。
雪が降って来る、それだけでもう嬉しくて、たとえ一人でも暗くなるまでずっと外で遊んでたかな?
だからと言って40過ぎても、氷点下の冬の峠道を、酔った勢いで、ろくな装備も持たずに歩くのは、やっぱりダメですよね。
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