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2011年3月14日 (月)

その後ろにある影のようなもの

11031401
大地震発生と時を同じくして生じた停電。
それから一夜明けた翌朝頃から旧湯沢市内でも部分復旧がなされ、夜の8時頃には我が家でもこんな風に灯が灯るようになりました。

たった30時間の停電でしたが、この間、どれだけ不便だった事か....
月並みな言い方ではありますが、全ての方が感じたのと同じく、私自身も電気のありがたさと同時にそれに頼り切ってしまっている我々の生活に今更ながらちょっと反省し、考え直さなきゃいけないのかな?などと考えています。
まあ、「喉元過ぎれば...」なんで、今だけかもしれませんが。

それにしても「電気だけ」が「たった30時間」でこれだけ不便なんですから、今も復旧しない、あるいは復旧のメドさえ立たない地域にお住まいの方は、本当に毎日、不安な夜を過ごしていることと思います。

そして、そんな生活を一日も早くもとに戻そうと、日夜寝る間も惜しんで活躍している人たちが、きっと日本中の各地に居るのでしょう。

中にはいち早く現場に入り、言葉にもならないような惨状を目の当たりにしている方もいらっしゃる事でしょう。
そんな方たちに対して、私ができる事など何もありませんが、せめてその方たちにむけて(どんな言葉を贈ればいいのか、具体的な言葉は見つかりませんが)、心からエールを送りたいと思います。


その一方で、考えたくもないような事も考えなければならないのかな?と思う事があります。

ネットを眺めていれば、
「みんなが協力し合わなければならない時に、批判的なことを言うのは止めよう!」
みたいな書き込みをよく見かけるのですが、「本当にそれでいいのかな?」と思う事があります。

もちろん「いろんな事が落ち着いてから...」と言う意見もありますが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」国民性を考えると、今できる事、今気が付いた事は、ドンドン言っておいた方がいいような気がします。

このどさくさに紛れて、財政支出の見直しなど放り出し、きっと政府は増税を求めて来るでしょう。

ガソリンのバラマキを増やすような「高速道路の無料化」や、お金持ちにも均等に分け与えてしまう、「子ども手当」や「高校授業料の無償化」など見直せる事はたくさんあるにも関わらず、「緊急性」と言う言葉を振りかざし、政府はどんな事を国民に押し付けて来るのかと思うと、これはある意味「原発メルトダウン級」の脅威であります。

また、節電に関しても、本来、我々国民一人一人が節電する事はもちろんですが、個人以上に消費している企業や団体はどうなのでしょうか?

たった数人の来るか来ないか判らない客の為に深夜までこうこうと灯をつけて営業している商業施設は、今どうしていますか?
こんな時に新車や電化製品を普段と同じように作り続けなければなりませんか?
その工事、わざわざ暗くなってから行う必要あるんでしょうか?
ほとんどの人が寝ている深夜まで、昼間と同じような体制でテレビ番組を放送し続けなければならないのでしょうか?(深夜のテレビ放送なんて「輪番制あり」でもいいでしょう?)

そしてその「復興」と言う名のちょっと苦味のある甘い蜜を吸おうと群がってくる企業や官僚、そして政治家や個人などといった暗い影が見えるような気がしてなりません。

もちろん「復興」や「救援」など全てにお金が必要なのは当たり前の事。

大事なのは....

・そこに無駄がないか?
・それが平等に使われているか?

そこの所をきっちりと監視する必要はあるのではないでしょうか?



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/

Shuichi NAKANO official website / English edition
http://homepage.mac.com/sekainokakera/eng/top01.html


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