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2011年2月14日 (月)

無事終わったようです。

11021401
記録的な豪雪のせいで、一時は開催も危ぶまれた今年の「犬っこまつり」
(「この大変な時にお祭りしてる場合じゃない」と言う声が、一部あったようで)

地元に長く住んでいる方の話ですと、30年ぐらい前までは、各家々の前にも雪で小さなお堂が作られ、その隣に犬の雪像やこんなシンコ細工をおいたりして、お祭りを楽しんだそうです。

今はそんな物もほとんど見られなくなり、この辺りの状況は、七夕祭りの七夕飾りが年々少なくなってきているのと、同じような現象なのかな?と思ってしまう今日この頃です。

そういえばその当時のメイン会場の雪像のほとんどは、地区ごとの小学校のPTAのお父さん、お母さんたちが夜に集まって作っていた物だったと言う話。
・・・・・・・


所詮は素人の作る物ですから、一つ一つのサイズは今よりも小さく、雪像の方も素朴というか、少なくとも今よりもクオリティーは低かったとか。
それでも当時、テント村も無かった会場には、市民の手による雪のお堂と犬たちが、今よりも数多く、所狭しと並んでいて、お祭りが始まるとそれぞれが子どもを連れて、自分の町内やそれ以外の「犬ッこ」を見に、会場に集まって来たと言います。

メディアの発達と同時にこの祭りも広く世に知られ、市外、県外からも観光客が訪れるようになり、祭り自体が市の観光事業の一つとなり、それがいつしか商売の種の一つとなり、そうなれば素朴さよりも人の目を引く大きさや完成度が必要となってくるのは、ある意味当然の流れ。

それと時を同じくして、市民の側でも様々な情勢の変化で、いつしか町内のみんなで「何かやろう!」という雰囲気は薄れ、「立派な物が必要なら、上手な人が作れば良いじゃないか」という事で、市民も参加しづらいお祭りなって来る。

今年のお祭りは、天候にも恵まれ、シャトルバスのおかげか、来場者数も増えたような気がします。


しかしこんな小さくて素朴な犬の姿を眺めているうちに、その大賑わいの裏で、大切な何かをどこかに置き忘れてしまったような気がしてならないのです。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

Shuichi NAKANO official website / English edition
http://homepage.mac.com/sekainokakera/eng/top01.html


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冬と雪」カテゴリの記事

コメント

笑顔 さま
コメントありがとうございます。

それはそれはガッカリものでしたね。

会場からちょっと離れた所になら、駐車場もあったと思うんですが、ひょっとしたら判りずらかったのかもしれませんね。
お祭りの主催者の側でも、会場近くで駐車場の場所などの案内表示など、もっと判りやすくしておけば良かったのかも。

今年は横手のカマクラの会場とを結ぶシャトルバスなんてのも用意して、準備万端整えたつもりの様でしたが、こんな方が出てしまいちょっと残念な気がします。

お子さんの為にも来年こそ、ちゃんと見れると良いですね。

投稿: 中野 | 2011年2月14日 (月) 15時16分

昨日、子供を「犬っこまつり」に連れて行ってあげる予定でした。
が、メイン会場を目の前にして帰ってきました・・・
車をとめることが出来なかったからです(;ω;)
「犬っこまつり~犬っこまつり~」と寂しそうに言っていた息子がかわいそうになり、
急遽「横手かまくら」を見に行ってきました。
 
昔のように、家々の前にも小さなお堂や犬の雪像があれば、車で通りながらでも
「犬っこまつり」を楽しむ事ができたかな。
と、ふと思いました。

投稿: 笑顔 | 2011年2月14日 (月) 11時34分

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