屋根の上から
昨朝、最近すっかり流れの悪くなった流雪溝に辟易しながら、雪捨てのため、近くの堰までスノーダンプを往復させていた時に突然聞こえてきたメリ、メリ、ズシン!!と言う嫌な音。
近所にある古い工場(現在は使用されていない)の屋根が、雪の重みで落ちてしまいました。
だからと言う訳ではありませんが、何となく自宅の屋根も不安になってきて、昨日は一日屋根の雪降ろしをしました。
午前中のうちは、要領がつかめずウロウロしてましたが、午後からはコツもつかんできて、おまけに天気も回復してきたので余裕もできたのか、カメラまで持ち出して、時折写真も撮りつつ、せっせと作業に打ち込みます。
天気が荒れ気味の時の空は、まさに千変万化。上空の強い風に煽られ、刻々と変わりゆく雲の姿を、太陽の光が様々な色に塗り替えて行きます。
思わず作業の手を休め、眺めてしまうことしばしば...
聞く所によれば、市内でも今日だけで2人くらい屋根から落ちて病院に運ばれたと言いますから、危険を伴う決して気を抜けない重労働なのですが、吹雪いてさえいなければ、この屋根の上で過ごせるのはけっこうステキな事です。
およそ5時間程度で、屋根の面積の4分の3ほどの雪を落とす事ができました。さっきまではこのBSアンテナも完全に埋まってましたから、高さにして80cm程度の雪を落とす事ができました。
と言ってもこの足下にはまだ60cm近く雪が残っているみたいですが...
で、おめでたい事に今朝方までほとんど降雪も無く、今日は久々に朝の流雪溝作業はお休みです。
そんな日はちょっとだけ仕事にも精が出ます。
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コメント
笑顔 様
コメントありがとうございます。
なんか「雪の落ちるタイプ」の屋根でも、年数が経つと、表面の塗装などが荒れてきて、滑りにくくなるとか。
そう言われてみると、この冬直前に塗り直した近所の家の屋根には、それほど傾斜もきつくないのに、全然雪が積もっていません。
そんな状況もあるのかもしれませんね。
誰にもケガがなかったのは幸いでしたが、しかし予想外の出費で確実に懐は寒くなっちゃいますね。
投稿: 中野 | 2011年1月26日 (水) 11時48分
毎日の除雪作業 お疲れ様です。
「これはもう立派な災害!」だと私も思います。
土曜日の午後、落雪がありました。
自然に雪が落ちるタイプの屋根ですが、ゆるまなかったので、なかなか落雪せず、
1m以上も積もってから約1か月ぶりに一気に落雪・・・
もちろん囲いはしておりましたが、落雪の衝撃で囲いが壊れ、囲いに使っていた木材が飛び、
ガラスが割れてしまいました。
住宅のブロック塀も倒壊するだけの雪の量と衝撃でした。
基本的に市営住宅は、雪でのガラス破損は、入居者が交換する事になっております。
しかし、囲いをきちんとして、マブ落としをして、屋根の雪は自然に落ちるのを待つしかなかった状況でのガラス破損。
これでも管理不足と言われるのでしょうか・・・
担当の方に事情を説明し、現在は回答待ちです。
近くで3歳の息子がお昼寝をしていた時の出来事。
息子に怪我がなかったのが幸いです。
雪に埋もれてしまい、大好きな空を眺めることができなくなってしまったのも残念です;
中野さんの空写真 楽しみにしています(o^-^o)
投稿: 笑顔 | 2011年1月24日 (月) 11時26分