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2010年11月12日 (金)

「楽園を捜して」作品解説/ココに咲く花

10111202
ここはみんなが集まる場所で、
ここはいつもにぎやかな場所。
こんな所に、大きなサクラの樹があって、
たくさん花をつけたなら、
みんな お弁当や飲み物を持って

ワイワイ、集まって来るのかな?
そんな楽しそうな場所を見つけたから、
ボクらもココに降りてみよう。


・2010年/パネルに綿布・油彩と卵テンペラ/F50(91×117cm)
・出演:サクラ
・場所:中土橋(秋田市/千秋公園入口交差点そば)
*上の文はキャプションに掲載したものです。



この作品は、同じ年の3月に秋田市のアルヴェという場所で行われた「サクラサク展」のために制作した作品。

もともと「都市シリーズ」の方は、巨大生物じゃなくて、この巨大樹が先に描かれていて、流れとしてはしばらく振りに復活したシリーズと言う印象。
(ここまで書いて、去年落選してまだ未発表の巨大樹シリーズがある事を思い出した)

ちなみにこのサクラの樹、ちゃんとしたモデルが存在していて、それは数年前、福井県を車で走っていた際、とある上り坂の突き当たりに見つけた樹なんです。それ自体は特に大きかった訳でもなく、どちらかと言えば普通以下の目立たない樹だったんですが、その背後に見えた真っ青な空とのコントラストが、スゴくきれいで、思わず見とれてしまったという出会いでした。

巨大サクラと言えば、これもしばらく前に描いた「13年目の奇跡」以来です。そういえば以前小学校での展覧会で行った人気投票では、そのサクラの樹が他の動物たちを押しのけダントツの1位に選ばれ、「子どもと言えども、やっぱり日本人はサクラの樹が好きなのかな?」などと考えた事を思い出します。

掲載作品の方に話を戻すと、この作品を見た人の中には、これが巨大樹だと言う事実に気が付いていない人が、結構いるという事。

「巨樹」と言う言葉が、現実にあるものを示す言葉としてもあるぐらいですから、その範疇にしか見えなかったのかもしれません。
そのため今回の作品群の中では、もっとも「普通の風景に見える作品」という事で良い意味では一番落ち着いてみる事の出きる作品でありました。(逆に「インパクトには欠ける」ということ)

「まあ、巨大動物は出現すると困るけど、巨大樹なら別に問題ないかな?」

という事かもしれませんが、実際、掛け布団サイズの花びらが散ってくるとなると、その後始末など、それはそれで結構大変だと思います。

         *     *     *     *

遅ればせながら、こんな風にボチボチと出品作の解説をして行こうかと思います。
...と思って書いてみると、案外書く事が少ないのかな、と思う今日この頃ですが、時々お付き合い下さい。

そうそう、ポスターでの参加なんですが、京都市内で二日間ほど作品が展示されるようです。
詳細については、こちらの方からご覧下さい。→(Click)

自分の知らないうちに、こんな風になるなんて不思議ですね。
協力してくれた方、「お気に入り」に登録してくれた方、本当にありがとうございます。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

Shuichi NAKANO official website / English edition
http://homepage.mac.com/sekainokakera/eng/top01.html


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