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2010年11月 4日 (木)

いわき市へ/マイ・恐竜ブーム

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みんながみんな、そうだと言う訳ではないけれど、昔、私がそうだったように、ほとんどの男の子の通過儀礼の様にやって来る「恐竜ブーム」真っ最中の我が子。

そんな彼の欲求を満たすべく、いわき市の石炭化石館ほるるに出かけます。

それにしても遠かった〜ぁ。

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チケットを買う時間ももどかしく、そそくさと会場に飛び込んでみると、照明を落とした県立体育館クラスのだだっ広い展示室の中には、所狭しと化石が並んでいて、まさしく圧巻。どうやら今年の4月にリニューアルオープンしたみたいで、展示の内容が楽しく見れるような仕掛けがあちこちにあります。
中には実際の化石に触れる展示もあったりして、まさに「宝の山」みたいな感じなんですが、それとは裏腹に何やら落ち着かない我が子。
ひょっとしたら上の写真みたいな効果に、「圧倒」されると言うより、ちょっと怖じ気づいているような感じもします。

で、ここでのもう一つの楽しみが「発掘体験」
実を言うとこの建物の近くにも実際に現場で発掘を体験できると言う施設もあるんですが、時間の関係などもあり、今回はこの博物館内の中で、アンモナイトの化石のクリーニング体験をさせてもらうコースに参加しました。

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一言で「クリーニング」と言っても、ただ汚れを落とすだけでなく、周りに着いた余計な石の塊を叩き割りつつ、表面のテクスチャーを傷つけないように化石をあらわにして行くという大胆かつ繊細な作業であり、精神力とともに体力も要求されるシロモノ。
加えて、金づちを本格的に使うのも初めてな我が子の訳ですから、化石に添えられた私、そして指導員の方の手を思い切りヒットします。
未熟さえの事であって、そこには微塵も悪意はない訳ですが、痛いモノはやっぱり痛い。
自分の子どもの事ですから、私は何とか我慢するにしても、同じように(回数だけなら私以上に)叩かれ続けた指導員の方が嫌な顔一つ、一度も「痛い」とさえ言わず、とても熱心にやさしく指導してもらえた事が、とても印象的であり、なんとお礼を言っていいのやら判らないくらい、とても感謝している私たち両親でした

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そんなおかげもあり、最初は自分が何をしにきているのかよく判っていないような顔つきで作業を始めた我が子も、だんだん化石の姿があらわになるに連れ、目が輝き始め、時折余計な手出しをしようとする私の手を押しのけて作業を進めて行きます。

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当初は30分程度で終わる予定の作業でしたが1時間ぐらいかかって終了。
その後再び、展示室に戻って居並ぶ化石を見つめる視線は、先程よりも遥かに熱気を帯びているようで、改めて貴重な体験をさせてもらった事を実感しました。

その後、この博物館のもう一つのメインである「石炭館」の方も見学。
長い坑道をイメージした暗い廊下のような展示室内に発掘の歴史を追うような形で展示されていて、人形などの古くささなどはありましたが、やっぱり工夫が凝らされていて、こちらも飽きさせない展示内容でした。

気が付けば二時間以上も費やした石炭化石館を後にして、慌ただしく次の目的地に向います。

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こちらもいわき市にある水族館「アクアマリンふくしま」
一昔前の「水族館」といえば、海岸沿いに這いつくばるように立地しているイメージが強いのですが、ここの水族館は名古屋港〜やちゅら海〜みたいに、空に高くそびえるような感じが印象的な建物です。
展示しているサカナたちも、特に珍しいモノがある訳でも、ショウ的なモノもないのですが、それぞれの水槽をじっくりと眺めたくなるような印象の水族館です。

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「イワシの群れの展示」なんて言葉で聞いてしまうと、どうってことないような気もしますが。ちょうど上手い具合に晴れた空の下、自然光をふんだんに取り込んだ施設内で見た、輝くイワシの群れの姿は、しばし目が釘付け状態でした。
その他
水槽の中をぐるぐる泳ぎ回るセイウチの姿も印象的でしたし、子どもが楽しめるような工夫もあちこちにあって、肩肘張らずにいろんな事が体験できて、なおかつ学ぶ事ができる水族館でした。

ところがここでも何となく落ち着かないというか、先を急ごうとする我が子。
どうしたのかと尋ねてみると...

「シーラカンスはどこ?早くみたい!」と言う返事。

そうそう、忘れてました。ここはシーラカンスの剥製が展示されているのが目玉の一つ。
彼がここで見たかったのはそれの様でして、そちらに急行!
ひょっとしたら「生きた姿」を見れると思っていて、トーンダウンするかと思いきや、そこそこ楽しんでました。

これもまた彼にとっては「化石館」からの「恐竜つながり」だった訳であります。

「10年目」と言う節目を向えたこちらの水族館ですが、休日というせいもあり、この日も大盛況の様子。
冷静に考えれば、さほど目新しい展示がある訳でもないのですが、科学館的な展示に加え、体験的な要素も取り込み、10年目にしてもなお、これだけの人を惹き付ける魅力がある水族館。時間があったらもっともっと色々な楽しみ方ができそうな場所に、後ろ髪を引かれつつ、秋田への帰路へ着く私たちでした。

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中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html


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