画材の製品レビュー
まるで火星が降って来たみたいに思わせるような、ちょっと圧迫感さえ感じてしまうものすごい夕焼けを横目で眺めながら、せっせと制作を続けます。
(と言いながら、しっかりカメラは持ち出してる訳なんだけど)
で、せっせとハッチングという事で、さっき下ろしたばかりの新筆を使ってみるんですが、あまり具合のいい筆ではない感じ。
何せもらいものの初めて使う筆なんで、実際に使ってみるまではどんな具合なのか判らない。
もともと大きな画材屋が近所にないんで、画材も通販で買う事がほとんどなんですが、写真だけでは判らない事も多く、届いてみてガッカリとか、新規のカタログを見てみたら、今まで愛用していた道具が消えちゃってるなんて事もあったり、色々と問題がない訳ではない。
それでも秋田市内の画材屋で直接買うよりははるかに安いんで、ついつい利用してしまいます。
電化製品だと、ネット検索なんかしてみると「製品レビュー」がすぐに引っかかってきて、それを鵜呑みにはしないまでもやっぱり参考にはなるかな、と思いつつ、画材なんかでもこんなのがあると便利かなと思う今日この頃。
この筆なんかも、天然の動物の毛を使用している水彩筆なんで、もともと腰が無い種類なんですが、それにしたって無さ過ぎで、新品とは思えないほど、根元から折れたように曲がってしまいます。
絵具の含みも、延びも悪くはないのですが、何とも頼りない感じでした。
そんな事を考えながらも、いったん筆を置いて外を眺めてみると、輝く夕焼けの反対側の空には、何とも怪しげな色に染まった雲が、佇んでいました。
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
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