大混雑/初めての光景
昨日は家族3人で横手の近代美術館に
ねこ 岩合光昭写真展
を見に行きます。
で、異変に気が付いたの駐車場に車を入れようとした時。
今日は日曜日で、しかも「県の記念日」ということで、入場無料という事を思い出します。
しかしいつもの状況を考えるとそれだけの要因で、美術館に「まさかコレだけの人が集まる訳がない!」と勝手に思い込み、きっと隣のふるさと村でイベントがあるんだろ!と勝手に納得します。
よく見ると県外ナンバーの自動車も多く、「大曲の花火の帰り道」という所まで考慮に入れれば、この数も不思議じゃないのかな?なんて思いつつ、美術館のエントリーに入って行くと、いつもと違うただならぬ雰囲気。
まるで昨年の「ネオテニー展」のギャラリートークの時のような賑わいです。
「まさか?!」
と思いつつ、近代美術館名物、パリのポンピドゥセンターのそれと似てなくもない(?)長いエスカレーターを昇って、はやる気持ちを押さえつつ、駆け足で展示室入口前の廊下まで来てみると...
人で一杯です!!!
ちなみに、この時は私が写真を撮る為に立ち止まり、尚かつ、後ろから来た人たちも、カメラを構えている私の前に出づらく、結果、隙間が空いてしまいましたが、実際は列の様につながって、人が会場内にのみ込まれて行きます。
会場内も、昨年東京で見た「大琳派展」には遠く及ばないものの、それでもかってなくたくさんの人がいて、その波が途切れる事無く、いつもの様に「好きな作品の前でのんびり鑑賞」なんて一人呑気に立ち止まり、流れを遮るのは困難なほどでした。
そして展示を見ながら気が付いた事ですが、この混雑の要因となったもう一つの要素が...
ね こ
会場内のあちこちから「かわいい!」とか「おもしろい!」という声が聞こえてきて、そんな見ている人たちの顔をそっと覗いてみると、なんかみんな「癒されている」ような気がします。
実際、3年以上通い続けましたが、この美術館がこんなに混雑しているのを見たのは、まさに初めての経験で、気が付けば作品そのものより、その様子の方にすっかり目を奪われていた私でした。
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
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