オクラの観察と絵日記
「親の敵を捜し当て、今まさに切り掛かろうと言う瞬間....」
などでは決して無く、見ての通りオクラを収穫するところであります。
これは子どもが学校の授業で育てていたものであります。
本来ならば、学校でもらう種でトマトを育てる予定だったのですが、皆さんもご承知の通り、トマトは「好き嫌い」が結構はっきり別れる野菜であり、「嫌い組」の方はテンションが下がって「育ってもちっとも嬉しくない」という事になってしまうからか(真意のほどは定かではない)、「トマトが嫌いな人は、それ以外の野菜でもOK!」ということで、うちの子はオクラの苗を自前で購入し、育てた訳であります。
夏休みに入り、鉢は各家に持ち帰り、食べれるところまで成長したら、「自身で収穫・調理し、その様子を絵日記にする事」と言う指令(宿題とも言う)が出ており、茹でて、切ったら、鰹節とポン酢で和えて頂きます。
で、何故こんなにバシャバシャ写真を撮っているかと言えば、その理由はちょうど一年前の夏休みの絵日記の宿題まで遡ります。
子どもと一緒に文章を考えるまでは良かったのですが、いざ絵を描いてみようと思うとなかなか手が動かない我が子。
色々と話をしてみると、どうやら
「自分が経験している行為を、自分では見ていない」という事。
「海で泳いだ事」「花火をした事」「おじさんと遊んだ事」。
どれも自分自身で経験した事ではありますが、そういった行為を行なっている自分の姿を冷静に眺める事は困難な訳で、それを絵にすると言うのは、実を言えば非常に難しい話なのです。
「自分で見ていないから、描けない」という事で大騒ぎになった経験から、とりあえず写真を撮っておこうと言う訳でありました。
結果的には、収穫直前のオクラと、その調理して出来上がった和え物を描いた訳で、あんまり写真は意味なかったかなぁ...。
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そしてもう一つ不思議な話。
種植えから2、3週間たっても、芽が出て来ない鉢が結構あったそうな。
どうやら種の値段が予想以上に高く、予算の関係上、与えられたのは「一人一個」だったようで、それなら致し方ないところ。
(というか、こんな宿題出すなら、この時点で何か別の対応があっても良いのでは?)
でも、もちろん何も育っていない子どもたちにも、同じ夏休みの課題が出ていた訳で、一体その子たちは、どうやってこの絵日記を書くんでしょうか?
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