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2010年7月の記事

2010年7月31日 (土)

また扁桃腺に白いモノが...

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昨夜は病院で処方された薬を全部飲んで就寝。
熱冷まし(通称トンプク)も飲んだおかげで、夜中に目覚めた時は絶好調!

「復活の兆しか....?」

と喜んだのも束の間、次に目覚めた早朝には、とうとう喉まで痛くなっている始末。
懐中電灯片手に喉の奥を見てみれば、例の如く「白い膿」みたいなものが、生の赤身肉の間にのぞく筋の如く付着しています。

とうとう来るモノが来てしまった感じ。

今までの経験から言うと、こうなってしまったら飲み薬では直らず、点滴に頼るのが一番に近道。

でも、そんな私の気持ち、なかなか判ってくれないんですよね。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
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2010年7月30日 (金)

なんか夏風邪みたい...

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昨日、子どもとプールに行ってから調子が優れない。

「風邪かな...?」と思って、晩ご飯を食べたら、市販の薬を飲んで、温かくしてすぐに就寝。

汗もたっぷりかいて目覚めたが、熱も下がらず、調子も今ひとつ。

「寝汗をかき過ぎて、熱中症?」
とも考えたりして、水分補給。

でも昼近くなって来て、何やらのどの調子が悪くなって来る。

「やっぱり、夏風邪か...」

という事で、今から病院に行こうかな?

皆さんも暑いからと言って油断しないで下さいね。



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2010年7月29日 (木)

モチーフが決まるまで

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朝の散歩の途中で、いつも見かける一本の樹。

川沿いの土手の桜並木からも良く見える樹なので、だいぶん前から気になってはいたのだが、この日、ふとある事に気が付いた。

「この樹、葉っぱが生えてない...」

よくよく見れば、足下の青々とした水田とは対照的に、もう夏だと言うのに、葉っぱ一つ付けていない。
以前撮った写真を見てみたが、やっぱりどれも葉っぱをつけてはいない。

これから秋に向けて、葉を茂らせて行くのだろうか?

それともすでに枯れていて、あとは倒れ行くのみなのだろうか?

それは私には判らないが、少なくとも私にとって、この樹が葉を茂らせている姿なんか想像できないくらい、この「葉のない姿」が当たり前だったりもする。

「この樹、何の樹?気になる樹...」

と言う訳ではないが、いつしかこの樹が私の心の中にも生えて来て、きっと描いてみたくなるのだろう。

絵のモチーフなんて、案外そんな風に決まっちゃったりするんです。



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2010年7月28日 (水)

驚愕のファミレス

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今では考えられないくらい真っ赤だったナポリタン。
水の入ったコップに立てられたスプーン。
三角形みたいに折られた紙ナプキン。
魔法のランプみたいな形の器に入れられ、やって来たカレールー。

子どもの頃、ワクワクしつつ、何を食べようかと悩んだ百貨店のファミリーレストラン。

平成になった今では、こ洒落たレストランに化けるか、はたまた廃業するかで、もうそんな物はどこにも残っていないのだろうなと思っていたら、こんなところにありました

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「デパート」と言うよりは、関西などで時々見かける問屋街を思わせる店内には、人もまばら。
正直、このデパートが未だに残ってちゃんと営業している事自体が、にわかに信じられないくらい旧態依然とした佇まいに「こんなところで御飯が食べれるの?」と言う疑心暗鬼は深まるばかり。

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エレベーターを下りた先に並ぶのは上の写真のようなショウケース。
こんなのが2基もあって、所狭しと並ぶサンプルに、そのメニューの多さに加え、その価格の安さに圧倒されます。
(ただ、上段の方は間違いなく子どもの背丈では見えません。)

外のアーケード街や他のフロアーの静けさとは裏腹に、異常な熱気と盛り上がりを見せるレストラン。
「喧噪」と言っても過言ではない店内は、まるでアジアの市場にでも迷い込んだ様な雰囲気で、軽い目眩も...
(というのは、ちょっと言い過ぎ?)

カルボナーラ、カツカレー、ナポリカツ(?)という三品で1500円強という食券を握りしめ、空き席を見つけて座ると同時に、配膳係の人がやって来て、半券をちぎって立ち去っていきます。

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眼下に見える商店街の静けさとの対比を再確認しつつ、待つ事数分....。
次々と注文した食べ物が運ばれてきます。

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要するに「ナポリタンのカツ載せ」で「ナポリカツ」。
そんな学生街の食堂みたいなノリのメニューのラインナップも驚きですが、さらにこの量には目を疑います。
これで500円ちょっとですから、「適正価格って一体ナニ?」って、思わず叫んじゃいそうです。

この色からもご察しの通り、結して舌がとろけるようなお味とか南仏プロヴァンスに吹く涼風のような味では、ありませんが、口の中にガツンと来る味わいではありました。

で、想像以上にリーズナブルな価格に調子に乗ってデザートまで頼む始末。
そしてこれこそがまさに...

驚愕の最終兵器!!でありました。

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一度、その均衡を失ってしまえば、倒壊してしまいそうな危うい高さに、どこからどう手を付けようかと考え込んでしまいます。

この大きさで 140円 ですから、もう何も言う事はありません。黙って食べるのみです。

そのデカさに興奮し、ほとんど訳が判らなくなってしまった我が子は、この「ピサの斜塔」にも似た本体にいきなりかぶりつこうとする始末。
慌ててそれを制し、手近の割り箸ですくって食べさせようとする私ですが、その私も興奮のあまり(?)手元が震え、思わず多めにすくってしまったソフトを、頬張ってしまった我が子の顛末は、想像するまでもなく、右の写真の通りであります。

この時は、家族でシェアして食べましたが、甘さ控え目なんで、お腹にさえ自身があれば、一人でも十分イケル味です。

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もちろん御飯をここで食べるためだけに、わざわざここまで出かけた訳ではありませんが、他に見たもの、体験したものが霞んでしまうほど、強烈なファミレスでした。

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で、ここがどこかと言えば、「宮沢賢治」で有名な岩手県は花巻市にあります「マルカンデパート」と言うところでありました。



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2010年7月27日 (火)

絵どうろうを貼る

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「七夕絵どうろう祭り」開催まで、あと2週間ほど。

うだるような暑さの最中、絵どうろうを作成した会場にて、貼り込みの作業をしてきました。

作業の手順は以下の通り...。

 1.メインの絵を糊で貼る。(裏表、片面ずつ)
 2.側面と底面に和紙を貼る。(ここにスポンサー名とかが入る場合もあります。)
 3.防水のため、透明ビニールシートを、本体をくるむように貼ります。
 4.つり下げ用の金具をつけ、電源コードを引っ張り出したりして、完成です。

一連の作業も、段取り次第では一人でもできるそうですが、こんな風にみんなで集まって、改めて完成した作品を見ながら、ワイワイ言いつつ作業するのも楽しいもんです。

途中、お昼休憩も入れながら、30機近い絵どうろうを完成させていきます。

で、皆さんの作品を眺めながら、思った事。

(昨年にも増して)新鮮味のある、奇抜な作品が多いなぁ!

もちろん絵どうろうの歴史の流れを踏襲した、しっかりとした作品が圧倒的に多いのですが、そんな中にも新風を吹き込んでくれそうな素敵な作品が、けっこうあるような感じがします。
そんな流れについては諸説諸々あるという話も聞こえては来ますが、私自身はこの「絵どうろうを祭り」を風化させないためにも、新しい風は常に吹き続けた方が良いような気がします。

ともかく今年の絵どうろう祭りは、例年以上に楽しめそうな、そんな予感が満載です



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2010年7月26日 (月)

久々のスクリーン/インセプション

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いつもながら、「適正価格」のよく判らない映画のパンフレット。
同じ日に子どもが見た「ポケモン」の広告だらけのパンフも、この写真の横長のモノも、同じ800円。
「何を基準この価格?」と考えるよりも「とりあえず、これくらいの値段で良いんじゃない?」などといい加減な話し合いの中で、決められてるような気がしないでも無い。

まあ、正直「適正価格」などと言ってしまうと、自分の方こそ立場が悪くなりそうな気もするなぁ...

と言う訳で、久々に、ちゃんとスクリーンで見た映画が、この「インセプション」
「メメント」の頃から、けっこう気になる監督ではあるんですが、何しろ、その土台となる設定からして(SFなどとはまた違った意味で)現実離れしていたりするので、その世界観についていくのが大変で、2時間鑑賞するには、かなり体力のいる監督ではあるんですが。
(そういえば、ダークナイトの時も一筆書いたっけ。)

この「インセプション」も最初の元になる設定を許容できないと、最後まで面白くも何ともない映画(そう言った意味ではマトリックスに似てるかも)になりそうですが、この手の話はわりと好きな私にとってはそこは簡単にクリア。

そして相変わらず、この監督の「永遠のテーマ(?)」とも言える部分に、そっと光を当てながら、物語は進んでいくのでした。



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2010年7月25日 (日)

雷光を撮る!!

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徐々に大きくなる雷鳴。

次第に明るさを増す雷光。

いても立ってもいられなくなり、西側の窓を開けてカメラを構え待ちます。

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その途端、ピカッと来ます。
普通ならその瞬間にシャッターを切っても間に合いませんが、今日の雷光は何度も繰り返し光るので、写りました。
人生初の「雷光写真」です。

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ISO感度は確かに高めで撮ってますが、それにしたってこんなに明るく写るんだからスゴいです。

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昔、「天空の城ラピュタ」で「龍の巣」って言うのがありましたが、まさにそんな感じ。
横に伸びる様な雷が立て続けに何度も走ります。

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なんて考えながら眺めていたら、今度は縦に落ちてきます。

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まさしく「落雷」であります。

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写真を撮るようになってから一度は写してみたいと思っていたモチーフ。
ただいつもは、どんなにカメラを構えて待っていても、「シャッターを切った時は後の祭り」とか「あきらめた瞬間、目の前で光った!」なんて事ばかりでしたが、昨日の雷はまさに息つく暇も無く、光り続けていました。

こんなスゴい落雷を次に観られるのはいつの事でしょうか?

(いつもよりサイズ大きめで載せましたんで、写真をクリックしたら拡大画像も楽しめます。)



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2010年7月24日 (土)

カメラ片手に

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空がきれいに焼けそうだったので、今日の早朝ウォーキングはカメラと一緒。

しかし時間の経過とともに、東側の朝焼けを隠していく朝霞。
で、結局、朝焼け空を横目にシャッターを切る。

狙いは通りとはいかないけれど、これもまた良し。



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2010年7月23日 (金)

なにしろ、暑い!!

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今更改めて言うほどの事ではないけれど...

あ、暑い!!!

南西向きの二階のアトリエはお昼すぎから、直射日光を容赦なく浴び、さらには焼かれたトタン屋根からの輻射熱も加わって、まさに温室状態。油断していると体のあちこちの体温が上昇している感覚。
熱中症になると体温が上がるって言うから、ひょっとしたらその前触れでしょうか?

と言う感じで、扇風機しかないアトリエはまさに、サウナ状態であります。
そんな灼熱地獄の中で、吹雪の絵なんか描いてる訳ですが、ちっとも涼しくなんかなりません。
残念ながら....

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それでも一端、日が落ちれば、外は過ごしやすい程度に涼しくもなり、それに続くようにアトリエ内もいくらか過ごしやすくなります。

そのまま仕事を継続すれば良いのですが、涼しそうな外の空気に誘われるがままに、夕方のお散歩。
早朝とはまた違う雰囲気の中を、グルッと歩いてみます。



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2010年7月22日 (木)

新旧交代。そして絵のカビについて

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8月に入ればすぐ「湯沢七夕絵どうろう祭り」が始まります。

で、それに合わせて、絵どうろうも新旧交代。
今週末、先日の講習会に参加した人が再び集まり、枠に新しい絵を貼る作業を共同で行なう為、その下準備として各自、絵を剥がしておく訳です。

実際は、もっとギリギリで切り取っても良かったのですが、何を勘違いしたのか、ずいぶん内側で切っちゃいました。
まあ、自分でやった事だから仕方ないか...。

それにしても、やっぱり下手だなぁ...

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全面、紙を剥がし終えたら、こびりついた糊と紙をぞうきんで擦り取って、終了です。

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個展や公募展に向けて、新しいキャンバスを貼らなきゃならず、同じ場所においてあった古キャンを引っ張り出してみたら...

やっぱりカビにやられてました。

上の写真の白っぽいくもりみたいのは、全部カビです。

全面ではありませんが、どこかワンポイントから徐々に広がっていくように生えてます。

基本的には油彩画ですから、硬く絞った雑巾か、おしぼりシートみたいなもので拭くと、絵を壊さずにきれいに除去する事ができます。

ただ、何年も放っておくと、表面だけに浮くように付いていたカビが、画面内に浸食するように食い込んで来る事もあるので、できれば一年に一回ぐらいは、虫干し&カビの除去作業をしてあげたいなぁ、と心の中では思っています。



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2010年7月21日 (水)

色々と思うこと

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こんな風に写真と並べてみると、それはそれでまた、色々と気が付く事がある。

例えば「細部」
当たり前の事のように聞こえるかもしれないけれど、「細部」の細かに関してはやっぱり写真には敵わないのかな。
もちろんずっと昔のカラヴァジオや「花の」ブリューゲルに始まり、最近のワイエスなんかもそうかも知れないけれど、彼らの作品の様に写真と比べても遜色のない細部を描き出した作品だって沢山あるのだけれど、それはそれで、自分が向かう方向とはちょっと違うし、ハイパーリアリズムなんてのに至っては「そこまで描くなら写真で良いんじゃない!?」と突っ込みたくなる。

で、ふと気が付く...

写真にしても絵にしても「細部」が問題ではないのだ、という事に...。

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「動物と都市」シリーズだって、いまのCG技術を使えば、写真で合成した方が、よりリアルだし、いざとなれば動画だって作れるはずだと思う。

「じゃあ、なんで描いてるの?」

と言う質問が出て来る訳で、これに正確に答えるのは難しい...というかたぶん正解なんかないんじゃないかと思う。
でも、あえて一つ答えがあるとしたら、それは

「自分の見たい風景を描いている。」 という事。

「それじゃ、現実世界を旅して、その風景を捜せば良いじゃないか!」という事になるのだが、なかなかそんな物には巡り会わない。その時はそう思って、夢中にシャッターを切っていても、後で見返してみると何となく違和感があったりする。

そもそも「私の見たい風景」とは私の頭の中にしか存在せず、それは取り出しにくいどこかに閉じ込められていて、そこから漏れ出して来る光や匂いを感じながら、その残像みたいなものをひたすら追いかけているだけなのかもしれない。

そしてその風景は、結してはっきりと見る事ができないのだと思う。

それは常に降る雪、舞う雪に隠されているのだから...。



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2010年7月20日 (火)

梅雨が明けたという事は...

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昨日はちょっとだけ風もあって、幾分過ごしやすかったような気もするけど、

今日はどうかな?



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2010年7月19日 (月)

梅雨明けの予感

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いても立ってもいられなくなって、雨降りを覚悟で、栗駒山に向かいました。
家を出たのが昼過ぎなんで、山に登ろうとかそんな事はあまり考えてなかったんで、雨でも霧でも、ちょっと散策しようかな、ぐらいの軽い気持ちで。

下界では愚図ついていた天気も、登山道入口の須川温泉まで来た頃には、雲も晴れ、青空も見えてきました。

登山道は連日の雨で、登山靴より長靴の方が良いんじゃないかと思うくらい、あちこちに水たまりができていて、所々、小川の様に流れている所もあったりして。

湿原まで到着し、木道を歩きます。
ワタスゲなんかの姿もとうに無くなっていて、辺り一面ほとんど緑の野でしたが、ふと来た道を振り返ると、梅雨明けを予感させるような、実に爽快な風景に出会いました。

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2010年7月18日 (日)

夕時の嵐

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「スゴい入道雲だなぁ...」
なんて呑気に構えてました。遠雷も聞こえてはいましたが、「遥か遠くの出来事」みたいにアウト・オブ眼中(死語?)。

しかし見る見るうちに須川方面の方から山並みが霞んできて、どこかで竜巻でも発生してるんじゃないかと思うくらいの突風が吹き始め、近所に落雷し電線は発光!そして大雨。

こちらに来て4年目ですが、雨で国道13号線が通行止めになるなんて初めてじゃないかな...?
まあ、とりあえずそんなスゴい通り雨でしたが、夜になると雲もなくなり、荒天がウソだったみたいなきれいな三日月も見えたり。

これまさに「夢の如く」。

ココで展覧会のご紹介。

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flowers ー光をまとう花たちー
  Rie Ishisita Photo Exhibition
 2010年7月5日(月)〜30日(金)/10:00〜20:00/土日祝は休業
 国際教養大学(AIU)内カレッジカフェ/秋田市雄和椿川奥椿岱193-2

横手市に在住の写真家・石下理栄さんの写真展。
だいぶん前に始まっていて、開催している事もしってましたが、すっかり紹介が遅れてしまいました。

こんな風な素敵な花の写真をとっていたかと思ったら、突然「ブリコ」の小写真集を出したりと、その活動範囲の広さに驚かされる方です。
なんでもこの土日に会場になっている大学のキャンバス内でフォトマラソンも開催するそうで、今日当りはその展示と石下さんによる講評会だそうです。
時間が許せば、私も参加して、ぜひ講評してもらいたかったのですが(笑)、今回はちょっと無理でした。

入場は無料ですが、カフェ内の展示ですので、何か飲み物でもオーダーして、そんなのを飲みながら作品を鑑賞してみてはいかがでしょうか?
ちなみに同校内の図書館の建物もスゴい意匠を凝らした建物なんだそうで、そのついでにこちらも覗いてみてはいかがでしょうか?

*石下理栄さんに付いてはこちらから→

*国際教養大学についてはこちらから→




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2010年7月17日 (土)

遠い記憶?

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20年ぶりぐらいでやってみた暗室作業。
赤い灯下での久々のプリント作業の中、昔はただがむしゃらにやっていただけで、何も考えていなければ、何も学んでいなかった事に、今更ながら気が付きます。

それでも当時の事がフラッシュバックのように思い出され、懐かしく楽しいひと時を過ごす事ができた喜びとともに、新たなるやる気も沸々と....。

「絵描きなんだから、足りない分は描けば良いじゃん!」
と言い訳しつつも、やっぱりちょっと悔しい。

でも、待て、待て!!。

ココでこれ以上深みにはまれるほど、時間のゆとりは無いはずだ!!

とてもとても楽しい時間でしたが、しばらくはお預けです。

でも、とりあえずフィルムぐらいは用意しとこっかな?!
て言うか、未現像のフィルムが、確かどっかにあったような...



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2010年7月16日 (金)

どちらも好きで...

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もう20年以上愛用しているレンズにも関わらず、最近になってようやく、その違いを少しだけ認識できるようになった私。
しかしそれがどんなに素敵に写るレンズだったとしても...

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コンデジのこの画角には敵わない時があります。

特にこんなスゴい空に出会った時なんかは...。

どちらが優秀とか、そんな事とは関係なく、自分の表現に近い道具と言うのはその都度異なったりする訳で、絵の具だって時に応じて、油彩を使ったり水彩を使ったり。

ただ、私とカメラの関係で言えば、まだまだその持ち味を充分に活かせていないような気がします。

筆を使うようには上手くいかない訳であります。

ただこんな違いを見せつけられる事で、自分が何を表現したいか?と言う部分が明確になったりもします。



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2010年7月15日 (木)

浮いたり、沈んだり...

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「良い知らせとと悪い知らせ、どちらを先に聞きたい?」

なんて定番の台詞が吐けるくらい、同じ日の郵便で同時に届いた審査結果であります。
簡潔に行ってしまえば、

・第12回 雪梁舎フィレンツェ賞展→選外
・第2回 にかほ絵画コンテスト→奨励賞

気が付いてみれば、最近の公募展は河北美術展の入選を除いて、ほとんど「賞(候補)」か「選外」のどちらかです。
何とも浮き沈みの激しい昨今ですが、どうせ浮くなら、思いっきり、てっぺんまで浮き上がりたいもんです。

と言う訳で、8月1日は5千円値の特産物を受け取りに、ちょっとにかほまで行ってきます。帰りは温泉にでも浸かって来ようかな?

ちなみの下の2点、どっちが奨励賞だと思いますか??

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答えを知りたい方はこちらを→(Click)

え、フィレンツェ展の落選作ですか?
そちらは10月の個展までお預けです。



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2010年7月14日 (水)

嵐がやって来る...

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実を言うと、この後も100号サイズを出品する予定の公募展が2件ほどあります。

で、そろそろ「世界ノカケラ 湯沢展」の準備やら、絵どうろう貼りの準備やらでけっこう忙しかったりします。

おまけに10月に個展もある訳で、作品以外にも作らなきゃならないモノがあったりして、これは一から考えないとダメな事が多く、考え始めるとキリがなさそう。

本当に後2ヶ月程度でこなせるんでしょうか??



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2010年7月13日 (火)

あくまでも下描きだった、ということで。

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昨日の作業の後、さらにテンペラによる「不透明おつゆがけ」を行なってしまったら、ほとんど何も見えない状態になりました。

で、その8時間後には............

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こんな風に変貌を遂げています。
要するに、昨日までの工程は下描きみたいなもんで、もっと言えば原寸大エスキース(構想画)だったりもする訳です。

最近の雪景色シリーズが、今までの「都市シリーズ」なんかと決定的に違うのは「最後の完成形がはっきりしない事」 で、イメージは頭の中でしっかりできているので、大きくブレる事はありませんが、そのイメージに近づくように、まさに「手を替え品を替え」と言う状況下で、道具や描画法を変えながら制作をしていますので、いざ実行してみると「思ったような効果が出ない」事もあれば、逆に「想像以上の出来映え」になる事もある訳です。

そんな「偶然の産物」にも一喜一憂しながら、筆を進めていきます。



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2010年7月12日 (月)

卵テンペラ

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展覧会場なんかで、よく尋ねられる質問。

「テンペラってなんですか?」

絵っていうのは水彩だろうが油彩であろうがどんなモノでも、色の着いた粉(顔料)が画面にくっついてできている。
で、この顔料を画面に接着する為の接着剤(固着剤とかバインダーと呼ぶ)が水性と油性の成分を混ぜ合わせた接着剤を使用するタイプの絵の具を、総じて「テンペラ」と呼び、卵テンペラの他に、カゼインテンペラとか膠テンペラ、なんてのがあります。

で、私が使っているのは「卵テンペラ」というやつで、例えば朝の卵かけ御飯のカスが、黄色く口の端にこびりついてるなんてのが子どもの頃ありましたが、要するにその卵が固まってくっつく力を利用して、絵を描くってことです。

よくかき混ぜた卵に油(スタンドオイル)と樹脂溶液(ダンマル溶液)を適量まぜ、さらに撹拌すると出来上がるのが、このページの最初の写真の黄色い物体で、これが「卵テンペラ」
この作り方って「マヨネーズ」のそれと酷似してますが、もちろん食べる事はできません

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そこに顔料(今回はチタニウムホワイト)を加えて、よく練っていくと、こんな風に、卵の黄身の色味が消えて、ちゃんと白い色の卵テンペラ絵の具の完成です。

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さらにこの絵の具に水を加えて、描画しやすい硬さに調整していきます。
今回は薄くおつゆがけにしたいので、加える水の量はかなり多めです。たれないように気をつけながら、塗っていきます。

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左は絵の具を塗った「直後」で、右はその後、乾燥した時の写真です。
この絵の具の難しい所は、塗った直前と乾燥した時の色の変化が大きい事で、描いてる時は「この色味(または濃さ)でOK!」なんて思っていても、乾いてみると「アラララ..」なんて事が起こるので、その色味の変化も計算しながら、絵の具を調色しなきゃなりません。

本来はハッチングなどのもっと細かい描写に向いた画材で、水彩はもちろん油彩との親和力も高く、便利な材料なのですが、昔はダンマル樹脂溶液が手に入りにくかったり、撹拌が大変だったりと作るのが面倒なのと長期保存ができないとか、なんせ卵ですから、出来上がった作品にカビが生えるとか、虫がつくなんて事もあって、その後の保存が大変な画材でもあり。これもまた一長一短のある訳です。

私自身は「水性と油性がなじまずに、適度にはじき合う感じ」が好きで、時々使っています。

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もしもっと詳しい事が知りたい方がおりましたら、コメント欄に書き込んで下さい。



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2010年7月11日 (日)

2010年8月は...

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2010年8月は取り立てて「コレ!」って言うモノがある訳じゃないけれど、何となく忙しくなりそうな予感。

だからこそ、今、この7月から頑張っていかないと、次の8月はパニックになりそう。

そんな事を考えただけで、ちょっと焦って来る。

我ながら、気が小さい...。



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2010年7月10日 (土)

今日から開催です。...たぶん

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たぶん、何の間違いもなければ、今日から開催されているはずです。

第2回 にかほ絵画コンテスト

日時:平成22年7月10日(土)〜9月30日(木)
場所:道の駅 象潟「ねむの丘」/秋田県にかほ市象潟町字大塩越73-1


一応コンテストなんですが、「落選」とか「選外」とか言うのはないんで、出品すれば、全作品展示してもらえるんだと思います。

もちろんコンテストですから「賞」がある訳ですが、今のところ、何の通知もないので、「入賞」という事はないでしょう。

2点出しましたが、1点は見るからに暗い絵ですし、もう1点は「にかほの風景かどうかよく判らない」モノですので、まあ、結果はそんなもんでしょう。

ただ、海水浴客でにぎわうこの時期(普段でも充分混んでいるが)に、約2ヶ月半の展示は良いですね。
逆にこれだけ長いと、こっちが展示している事を忘れてしまいそう...。

まあ、それはともかく、そんな訳で道の駅 象潟「ねむの丘」に展示してありますので、お近くの方、海水浴や展望入浴に使った後の方、ギョロガキを食した後の方、ぜひちょっと足を伸ばして見に行って下さい。

—————————————————————————

もう一つ、頂いたDMからのご紹介。
こちらは「たぶん」じゃなくて「間違いなく」の開催です。

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菊地真樹子・絵画展

日時:平成22年7月10日(土)〜14日(水)
   午前10時〜午後4時
  (初日は12時から/最終日は15時迄)
場所:アトリオン 2F美術展示ホール
  (秋田市中通2丁目)


国画会の絵画部に所属されている方で、DMによりますと今回が初めての個展で、しかも驚く事にその出品数がF130号が8点の他、小品がなんと60点ということで、人ごとながら、運ぶだけだってけっこう大変な数だなぁ、と思ってしまいます。

どんな展覧会になるか、気になる方、お近くにおいでの方はぜひどうぞ!!



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2010年7月 9日 (金)

晴れたり曇ったり、雨だったり...

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まあ、それはそれは凄い天気でした。

晴れてるなァと思ったら、遠雷とともに一気に曇り、そして豪雨と時々の霰。

それが一段落付いたと思い、空を見上げると、写真みたいな雲と青空。

これで晴れるのかなぁと安心したのも束の間、再びの雷雨。

ここ2、3年、梅雨らしい梅雨が来なかったので、今年のこの天候は梅雨らしいのだろうか?と首を傾げてしまう今日この頃。

オマケみたいに「竜巻注意報」まで出ちゃったのだから、そう言った意味では異常気象なのかも。

何はともあれ、しばらくはこんな不安定な空模様が続くのかな?

個人的には、ただシトシトと降る雨よりは、メリハリもあり、退屈しなくて良いのかな?



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2010年7月 8日 (木)

左下がりのマチエール

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毎日、絵を描いていると当たり前に判る事なんですが、それぞれに自分が筆を運びやすい方向と言うのがあります。

大抵の場合、利き腕が右か、左か?という事が主な原因で、描く線が左下がりになるか右下がりになるかが決まります。
ちなみにかの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチもデッサンの線が右下がりなんで左利きだった、と言うのが定説。
もっとも自分の文章を簡単に読まれない為に、わざわざ鏡文字で書くようなひねくれ者ですから、その定説も本当かどうかは微妙なところではありますが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

で、その定説通りだとひねくれ者ではない、いたって素直な私(?)の筆遣いは当然左下がりになる訳で、そこに異論を挿む余地がないくらい、ハッチングの線も左下がりなら、上の写真みたいな地塗りでも刷毛目はやっぱり左下がり。
(ただし学生の頃、右下がりのハッチングが描きたくて、左手を使っていた事も)

ただ、最近、これが「利き手」という事実だけでは説明のできない、何かがあるような気がしてきました。
いい加減、何を書いても左下がりで、ここは「平行な線の方が良いだろう!!」と言う時も、わざわざ左下がり。

でも、こんな風に吹雪の絵なんかを描いているうちに、この線や塗りの方向がそのまま

雪の降る方向

なんじゃないかという事に気が付いたのです。

強い風に乗ってななめに降って来る雪、又は舞い上がる雪。

そんな「降る雪を描く為の回路」が、ずっと以前から自分の中に組み込まれていて、私の意志とは関係なく、絶えず休む事無く機能しているのかもしれません。

......ヴォーーーーン......

耳を澄まさなければ聞こえないほど、静かな音を立てながら...



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2010年7月 7日 (水)

ホタル

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ISO感度800、シャッタースピード10秒から15秒の世界。
(写真をクリックすると拡大します。)

こうなると、あまりに弱々しくて視覚にさえ捉えられていなかった淡い光までも、しっかりと描き出す。

その15秒の間に移動しながら何度か瞬く光は、画面の中に複数の光跡を描いていく。

私たちの視覚と頭脳だけでは作り出す事のできない画像が写し出される。

————————————————————————

毎年よりもちょっと遅い時期だったので、もういないかと半ば諦めながら、しばらく眺めていたら、徐々にその数が増えてきました。

このホタルを見てしまうと、いよいよ夏がやって来てしまったと思う、毎年恒例の「ホタル探し」でした。



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2010年7月 6日 (火)

新作は進む...

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毎回、新作を紹介できるほど、ハイペースに描いてる訳でもないし、あまり全貌を見せると、展覧会に来てもらった時の新鮮味が無くなるし。
こんな風な形で小出しにするしかないのかな?

10月の個展用と並行して、このクソ暑い中、せっせと雪景色を描いてます。

前回のグループ展の時の反応はイマイチでしたが、今後はほぼ全般的にこんな作品にシフトしていくと思います。

たぶん動物たちは10月に町を徘徊しましたら、永い旅に出るでしょう。



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2010年7月 5日 (月)

悲劇(あるいは喜劇)は唐突にやって来る...

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無視できそうでできない、気だるさにも似た軽い空腹感。
それをを紛らす為に、ぼんやりと景色を眺める男が一人。
・・・・・
誰もがたぶんそうであるように、彼ももちろん、やがて自分の身に降り掛かる悲劇(あるいは喜劇)について、この時点では知る由もなかったのだが。
・・・・・・・

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馬「へへへ...」

男「な、なんだよ!?」

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男「あっ、あそこに見えるの、なんだ??」

馬「あっ、鼻水、でちゃった!拭いちゃおっと」

ゴシゴシ...

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男「なんか冷たいぞ!!なにすんだよ?!」

馬「へへへへへ...」

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男「でも、とりあえず記念撮影!」

馬「ふ〜ん、だ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・

なんて事もあった、久々の父との二人旅。
この後、後先考えず、金浦の海に頭から飛び込み、着衣のまま海水浴を敢行したり、鳥海山の麓の竜ヶ原湿原を散策したりと、海へ山へと盛りだくさんの一日でした。

ところで体調は大丈夫??

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2010年7月 4日 (日)

海水浴なう

海水浴なう
足つけるだけのはずが...

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にかほに来ました。

にかほに来ました。

絵画展の搬入です。

要項には「にかほ市役所 観光課」とありましたが、正確には「にかほ市役所金浦庁舎 観光課」。

ワタシャ間違って、象潟の本庁舎の方に行っちまったよ。トホホ...

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昨日の雷雨

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隣の町で雷雨だったのは知ってました。
自宅のアトリエからも、遠雷の音が時折、聞こえていました。

「今日はこっちは降らないのかな?」
なんて呑気にしていたら、仕事をする手元が見えなくなるほど、辺りが暗くなってきます。

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と、同時に突然の強風。
アトリエの片隅に置いてあった紙束が辺りに散らばります。

庭にある、もういい加減収穫しないと行けない梅の樹も、大きく揺れています。

午後からの日差しで、しっかり加熱されて家の中の温度を、グッと下げてくれるような風でしたが、間もなく降り出した豪雨の為、窓を開けている事ができず、家全体が再びサウナと化します。

それも今度はミストサウナ...

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30分ぐらい降ったでしょうか、突然の風と雨は、これまた唐突に止んでしまいます。

降る前よりも幾分過ごしやすくなった夕刻の西の空では、申し訳なさそうに、太陽が雲の間からこっちの様子を伺っていました。



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2010年7月 3日 (土)

高速無料化...

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社会実験だかなんだか知りませんが、先日から湯沢横手道の通行料が無料になったそうな。

と言う訳で、久々に横手まで高速を使って行くと、たった20分かそこらの距離ですが、心無しか交通量も増えているような気もします。

で、十文字料金所を軽くスルーしようと思ったら、発券機の影から係の人が出てきて、飛び出してきた通行券を抜き取り渡してくれます。

通行券が無けりゃ、そのまま有料区間に入った時に困るので、これは仕方がないかと思ったら、出口でも同じような事が...。
まあ、入口と同じで、お金を徴収される場合もあるので、スルーできないのは判りますが、交通量が増えた分、いつもは開かないゲートまで開放されています。

「無料化に向けての実験」

だから仕方がないのかもしれませんが、間違いなくこの間の人件費は3倍近くに膨らんでいるのではないでしょうか?
で、その膨らんだ人件費は誰が支払っているのでしょうか?

もしかして我々の税金??

そしてもしかして、この無料化が現実になった場合、維持管理などこれからかかる費用も、全て税金で賄うのでしょうか?

高速道路を利用する人しない人、どちらからも同じように高速道路整備の為に税金を取られるシステムって、なんか矛盾しませんか?



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2010年7月 2日 (金)

曇りの朝に

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今にも雨が降り出しそうなジメジメした朝に、こんな花にピントを合わせていると、まるで自分がジャングルの中に迷い込んだような気分になる。

.....ジャングル....

そんな言葉を聞いただけで、ちょっと目眩がしそうだ。



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2010年7月 1日 (木)

だから、要らないって...

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お気持ちは理解できますが、はっきり言って必要ありません。

落選した公募展の図録なんて!!

もらったは良いけど、正直なところ、どうしましょうか?
そんなの送るゆとりがあるのなら、賞金をもっと高くするとか、出品料を安くするとかして下さい。その方がずっと嬉しいです。

「これで公募展の『傾向と対策』を練りなさい。」というなら、「こちとら、公募展に合わせて作風変えるほど、ヤワじゃねえぞ!!」と反論の一つも唱えるかな?

いやいや、むしろこれは「あんたの作品はうちの公募展とはソリが合わないから二度と出すな!」と言う警告か?

な〜んちゃって....

まあ、そんな深い意図はなく、親切心でやっている事とは思いますが、やっぱり落選した公募展だと、妙にテンションが上がってしまいます。

大変失礼しました。

大切に保管して後学の為にもしっかりと拝見させてもらいます。

第3回 全国公募絵画展 2010
ビエンナーレうしく

7月9日(金)まで、牛久市中央生涯学習センターで開催しております。

私の作品はありませんが、図録を見る限り、結構な力作が揃っているようですので、お近くの方、興味のある方はぜひ足をお運び下さい。



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早起き

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「いったい何時に起きてるんですか?」

コメントや記事の書き込み時間を見た方に、こんな風に尋ねられる事があります。

子どもが小さかった時、絵本を読みつつ一緒に寝るのが習慣になってからは、ずっと、早寝が当たり前になってしまい、遅くとも9時すぎには眠りについている為、起きるのはいつもだいたい4時頃。
(故にサッカーの試合のある日は辛かった...)

で、この時期はちょうど日の出に近い時間なので、こんな景色にお目にかかれるチャンスが増えます。

「その時間なら、たとえ冬でも、ちょっと待てば朝日が拝めるだろう!?」

と思われがちですが、ブログを書いたり、仕事を始めてしまうと、ついついそんな事にも気が付かずに、朝食の時間を迎えてしまいます。

だからタイミングとしては、起きがけに「今日は何しようかな?」と考えている時間に、日の出を迎えるくらいがベストなんです。



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