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2010年6月 3日 (木)

今回の「中野修一展」は...

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季節外れの、突然の雪景色の登場。

今回の個展は、たぶんそんな風な会場になると思います。

特に大きな仕掛けやサプライズがある訳でもない展覧会。

ただ20点ぐらいの作品が理路整然と並べられている会場。

これは私がどこかで聞いた 「ヒトヒラノ雪ノ物語」...

紙面の関係でDMには載せてはもらえませんでしたが、自分的にはそんなテーマで選んだ作品を並べる予定です。

2000年頃から、ここ10年間で描いて来た雪景色の数々。
だから決して「新作展」ではありません。

「どうして自分は雪景色を描いてしまうのだろう?」
そんな事をいつも考えながら、気が付けば、資料用の写真も押し入れの中の作品も、その大半が雪景色となっています。

関西ではとっくに初夏のような陽気で、はなはだ季節外れのような気もしますが、自分でもそんな試みはした事がないので、どんな会場になるか、今からドキドキしています。

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いつも個展をやりながら「こんな大きいの売れる分けないよなぁ」とか「こんな寂しい風景じゃ、誰も買わないよなぁ」なんて思いながら、展示していた作品。
でも冷静に考えると、本当の所は

「作品に魅力がないから売れない...」

ただその事を素直に認めるのが怖くて、ずっとそんな良い訳をしてきたのかもしれません。

もちろん「入場無料」とは言え、美術館での展示ですから、作品やポストカードの販売がある訳でもないのですから「売れる、売れない」をここで云々する事もできませんが、そんな事も全て取っ払って作品を展示してみたら、どうなるか?
自分がずっと描いて来て、これからもますます描いていきたいと思う雪景色が、観客の目にはどんな風に映るのか、また自分でもこの先描き続けて行く意味があるのか?
そんな極めて個人的な物を他人様に見せる必要があるのか?

自分にとって、いろんな事を問い直す展覧会のような気がします。

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定職を離れ、絵描き一筋できて、そろそろ10年。
40をとうに過ぎ、今更定職にも就けないような年齢になってしまったこの時期に、どうやら人生の岐路に立たされているようです。

リストラにおびえる同世代のサラリーマンの心境を、ちょっとだけ理解&共感できるような気がします。

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中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html


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