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2010年6月13日 (日)

西脇市の個展/作品解説「物語を聞く」

10061301
物語を聞く/F30号(73×91cm)/2005年作/480,000円

これも市販のキャンバスに油彩で描いた作品。

自分の実家から二時間弱ほど車を走らせると屈斜路湖と言う湖に出ます。
その昔、ネッシーならぬ「クッシー」と言う生き物が居るんじゃないかと騒がれた時もありましたが、今では地元の人でさえ話題にしないというか、そんな騒ぎがあった事すら忘れているようなそんな雰囲気。

まあ、それはともかく、そんな屈斜路湖のほとりを車で走っていて見つけた、一本の樹がモチーフになっています。
ちなみにこれを最初に見つけたのは、5年以上前の事なんですが、今年も3月頃の帰省の際にここら辺りを通りかかったら、やっぱり同じようこの場所に立っていて、そんな姿を見てしまうと、古い友人に再会したような不思議な気分にもなります。

この辺りは牛の放牧地なんかも多く、日差しのきついときの日陰用として植えられているのか(?)、こんな風に広い空き地の中にポツンと立っている樹を時々見つけます。

そう言えば、自分も子どもの頃、近所に放牧地があったので、ひょっとしたら遥か以前に、そんな所に牛が集まっているのを見ているかもしれません。
まあ、それはともかく、そんな風に牛が集まっている場面を想像していたら、まるでみんながこの樹のところに昔話を聞きに集まってきているように思えて、こんなタイトルを付けてみました。

以前、別の場所で行なった個展でも、この作品を展示した事があるのですが、タイトルについて質問された事はありませんでしたし、例え尋ねられても適当に答えをはぐらかしておこうと思ってました。

でもこの作品を見た人は、このタイトルをみつけて、どんな事を想像して眺めていたんでしょうか?

逆に、こっちが聞いてみたい気持ちになります。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

「世界ノカケラ 第二章」/このグループ展の情報はこちらから
http://www.sekainokakera.com


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