西脇市の個展/作品解説「散歩に行こうか」
散歩に行こうか/F4号(34×25cm)/2009年作/64,000円
これも市販のキャンバスに油彩で描いた作品ですね。
北海道に限らず、田んぼや畑、放牧地の真ん中に、時々来んな林があるのを見かけます。
本州だとこの下に社やお堂があったり、墓地だったりしますが、ここ北海道ではそう言う物とセットであることはあまりありません。
故に本州に移り住んだ頃、遠目から「おっ、なかなか良い樹だな」なんて思って、写真を撮ろうと近づいてみたら、その下が墓地になっていて、一瞬、シャッターを切ろうかどうか迷うことなんかもありました。
そう言えば一度、「農作物ドロボウ」と勘違いされたこともあったなぁ。
北海道でこんなのを見つけると、放牧地の中の牛さんが集まる木陰だったりするんですが、たぶんここはジャガイモか何かの畑だったような気がするので、何の目的の物かはわかりませんが。
こんな風にこんもりとした姿に惹かれて、旅先、ドライブ先で見つけると、ついつい車を停めてシャッターを切ってしまい、気が付けばけっこう沢山集めてしまっています。
真冬なんかにスノーシューでもはいて、こんなところまで散歩してみたら、なんか素敵な出会いがありそうな予感がします。
ただ、普通、真冬にはこんなところに人はいないと思うので、ここでの出会いは、人間以外の物だとは思いますが。
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