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2010年5月19日 (水)

陽気に誘われて...

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相変わらず、ネコが日向ボッコしている塀の上。
なんだかとっても気持ちが良さそうです。

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最初は、作品の撮影の為に表に出ていました。
でも作品を撮り終えて、ふと、辺りを眺めると、この色が目に飛び込んで来て、撮影に使ったイーゼルなんかもそのままに、フラフラっと体はそちらの方に流れて行きます。

でも、こうやって見ると、本当に赤色を再現するのって難しいですね。結局色々と補正を加えてみますが、最初の印象からどんどん遠ざかる感じです。

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「こんな色もにじむのかな?」とか思いつつ、絞りとシャッタースピードをいじりながら、色々と遊んでみます。
たぶん、手ブレやピンぼけではないと思います。

それにしてもこんな色合いは油彩で表現するのは、ちょっと難しいですね。

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そんな赤の後ろに広がる闇の中に光を見つけます。

で、写した写真ですが、クリックして拡大してみて下さい。なんか陽炎みたいな感じになってませんか?

ただの手ブレか、それとも風のいたずらか、よく判りませんが、オーラが出てるみたいになってます。

心霊写真じゃないですよね?!

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前にも書いたかもしれませんが、この庭は、お花の先生をしている義母さんが管理しているので、実にいろんな花が咲いてきます。だからこんな風にモチーフを捜しにくるのには最適の場所です。

ただあまり描いた事はありませんが....

「花と言うモチーフ=売り絵」

というあまり嬉しくないというか、おかしな認識が一部ではびこっていて、たまに花なんか描くと「これ売り絵でしょ」と言われたり、実際、自分のも他の人の展覧会でそんな物が突然出てくると、そんな風に思ってしまいます。
そこで180°発想を転換して

「売り絵じゃない花の絵って、どんな風に描けば良いのか?」

なんて考えてみます。

そう考えているとホルスト・ヤンセンの作品にそう言うのがあったような気がします。あの作品は、一つの花を、見事なまでに自分の世界として表現していました。

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いつになったら、そんな風に花が描けるのかな?



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html


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