六花文庫に行ってきました。
今回の旅の目的の一つがこの「六花文庫」に行く事。
公募によって選ばれた作品が展示してある事自体は、何ら珍しい事でもないのですが、ここの場合、展示方法がずいぶん他とは違うような感じです。
何となく聞いてはいましたが、「百聞は一見にしかず」というので、まずは見に行って来た訳です。
外観はこんな感じで、りっぱなツタの絡まる何とも風情のある佇まい。
もともとはここに「六花亭」の店舗があったそうですが、様々な理由で、お店自体は近くの別の場所に引っ越したそうです。
名前の「文庫」から考えると「図書館?」とも思いますが、一方で、入口の看板には「喫茶」とあり、さらには、ここに作品が展示してあるという事を考えると「ここはいったい、何?」と思ってしまいそうですが、中に入ってみますと....。
「図書館」で間違いなさそうです。
「食」に関わる本を中心に、絵本等も置いてあり、さらに珈琲なんかもいただける場所でした。
(書架の様子などを写してくるのを忘れました!!)
静かな場所で、こじんまりとしていて、好きな本を見つけたら、何時間でも居たくなるような場所です。
で、その片隅にある変わった形の暖炉のそばに目を移すと....
ありました!「六花ファイル」
こんな風にお菓子の箱が納まった棚が置いてあります。
棚の上には、作家の略歴等をまとめたファイルがあって、それを見ながら、気に入った作家さんを見つけたら、その横に置いてある白い手袋をつけて、箱を取り出しますと....
その中に作品が入っている訳です。
軽いものもあれば、ずっしりと重いものもあり、箱のまま楽しめる作品もあれば、一つ一つ取り出して眺めてみるものなど、様々。
これまた、何時間でも楽しめそうな空間でした。
ちゃんと自分の作品もありました。
今回、色々とお世話になっている担当の方ともお会いできて、少しだけお話もする事もできました。
で、そんな所からちょっと興味深い話も出てきまして、ひょっとしたら札幌市内でも小品展ができそうな感じです。
まあ、その詳細は後日お話ししますが、とりあえず、今回、六花ファイルを無事拝見する事ができました。
想像していた以上に素敵な空間に置いて頂いた作品たち。
本当に幸せそうでした。
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コメント
natsuki izumi 様
コメントありがとうございます&お返事遅れてすいません。
あんな小さな作品を画廊の壁一杯に並べたら、楽しいかな?
そんな事も考えつつ、けっこう楽しんで作った作品です。
でもそんな事と同時に、「こんな小品なら、みんな買ってくれるかな?」などと下世話な事も考えてしまう、一児の父の本音もあったりして。
来年の五月には、札幌市内、六花亭福住店の喫茶室の壁をお借りして、こんなかわいい作品の小品展も予定しています。
投稿: 中野 | 2010年4月15日 (木) 04時32分
もしかして、以前につくっていた箱ですか?中に入っているの…
すごくかわいいなーと思ってたんです!
小物を飾りたくなるなーって。
器用ですね!
投稿: natsuki izumi | 2010年3月31日 (水) 20時40分