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2010年3月の記事

2010年3月31日 (水)

六花文庫に行ってきました。

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今回の旅の目的の一つがこの「六花文庫」に行く事。
公募によって選ばれた作品が展示してある事自体は、何ら珍しい事でもないのですが、ここの場合、展示方法がずいぶん他とは違うような感じです。
何となく聞いてはいましたが、「百聞は一見にしかず」というので、まずは見に行って来た訳です。

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外観はこんな感じで、りっぱなツタの絡まる何とも風情のある佇まい。
もともとはここに「六花亭」の店舗があったそうですが、様々な理由で、お店自体は近くの別の場所に引っ越したそうです。

名前の「文庫」から考えると「図書館?」とも思いますが、一方で、入口の看板には「喫茶」とあり、さらには、ここに作品が展示してあるという事を考えると「ここはいったい、何?」と思ってしまいそうですが、中に入ってみますと....。

「図書館」で間違いなさそうです。

「食」に関わる本を中心に、絵本等も置いてあり、さらに珈琲なんかもいただける場所でした。
(書架の様子などを写してくるのを忘れました!!)
静かな場所で、こじんまりとしていて、好きな本を見つけたら、何時間でも居たくなるような場所です。

で、その片隅にある変わった形の暖炉のそばに目を移すと....

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ありました!「六花ファイル」

こんな風にお菓子の箱が納まった棚が置いてあります。
棚の上には、作家の略歴等をまとめたファイルがあって、それを見ながら、気に入った作家さんを見つけたら、その横に置いてある白い手袋をつけて、箱を取り出しますと....

その中に作品が入っている訳です。

軽いものもあれば、ずっしりと重いものもあり、箱のまま楽しめる作品もあれば、一つ一つ取り出して眺めてみるものなど、様々。
これまた、何時間でも楽しめそうな空間でした。

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ちゃんと自分の作品もありました。

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今回、色々とお世話になっている担当の方ともお会いできて、少しだけお話もする事もできました。

で、そんな所からちょっと興味深い話も出てきまして、ひょっとしたら札幌市内でも小品展ができそうな感じです。

まあ、その詳細は後日お話ししますが、とりあえず、今回、六花ファイルを無事拝見する事ができました。

想像していた以上に素敵な空間に置いて頂いた作品たち。
本当に幸せそうでした。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

「小さな美術館がやって来る!」計画、進行中!
http://sekainokakera.cocolog-nifty.com/blog/cat38216335/index.html



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2010年3月29日 (月)

搬入に行ってきました!

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本日はレンタカーを借りて、秋田まで。
いよいよ「かがやきの丘」へ作品を搬入です。

太陽が顔をのぞかせているかと思っていたら、突然、吹雪いてきたりと、天候はめまぐるしく変化します。

それでも、大きな問題も無く、約束の午後2時前には、設置場所に到着。当分終わる工事も終わる気配がない敷地内を搬入口まで車を走らせます。

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業者の方で予定していた設置方法が、上手く行かず、急きょ別のプランへ変更。
総勢4人で行なっている訳ですが、最初の一枚目が壁に着くまでには30分以上かかりましたが、一枚付いて、方針が決まってしまえば、後はその方法の繰り返し。次々と作品が取り付けられて行きます。

5時すぎには全ての作業が終了。

色々と行き違い等もありましたが、こんな風に完成してみると今までの苦労も吹き飛んでしまうくらい、良い出来です(自画自賛?)

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この後キャプションを取り付けたり等の最終作業は残っていますが、とりあえずは一応の決着がついたような気がします。

お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。

4月3日には学校開放も予定されているそうなので、興味がある方は、ぜひ、あいをお運び下さい。



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2010年3月28日 (日)

凄い天気でした!!

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帰宅してみたら、パソコンの調子が悪く、すっかり更新が滞ってしまいました。

一路秋田へ向けて出発したときは、少し吹雪き模様。
それでも、1時間もすれば青空も見え始め、最大の難所である石北峠も難なくスルー。
いつもの大げさの天気予報かと勝手に思い込み、時間に余裕もあるので、のんびりとドライブを楽しみます。

途中、帯広を経由して、豚丼を食べたり、足りないお土産をゲットした所までは良かったんですが、そこを出た頃から、雲行きが怪しくなってきます。そして高速を降り、占冠という所に付いた頃には猛吹雪の中。高速道路をひとたび降りれば、最高速度40キロ以下と、かなりのペースダウンにちょっと焦りの色が...。
それでもまた夕張辺りで再び、青空も見え始め「峠も過ぎたか....」と油断したのも束の間、再び高速に乗るも、またまた吹雪き。道路閉鎖を予感して、次のインターの料金所に降りて確認してみたら、「苫小牧西まで通行止めだよ!」という返事。仕方なく一般道に乗るも、強風と大雪と日没で、道路はすでにホワイトアウトからブラックアウトへ。テールライトもヘッドライトもほとんど見えません。

それでもギリギリ、フェリーターミナルへ到着しましたが、この段階で、体も精神もズタボロ。フラフラでした。

それにしてもうちの妻、冗談じゃなくナビゲートが上手くなりました。
結婚した頃は地図も読めませんでしたが、今はとても頼りになる存在です。

それでも私は、時々怒鳴ってましたが...。

感謝、感謝。



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2010年3月27日 (土)

そろそろ帰ります。

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昨日は天気も良かったのだけれど、一日のんびりと過ごします。
と思ったら、突然の強風と降雪。
春とはいえ、まだまだ油断はできませんね。

で、お題目の通り、今日はこれから、また車に乗って家路へとつきます。

いとこのお兄ちゃんたちともたっぷり遊べたわが子ですが、なんせ子どものことですから、どれだけ遊んだって、まだまだ遊び足りないわけで、きっと「もっと遊びたかった」と言うんでしょうね。
気持ちはわかりますが、こればっかりはどうしようもありません。
まさか子どもだけ置いて帰るわけにもいかないしね。

どんなルートで帰るのか、こちらは本日の天気次第です。
個人的には三国峠辺りを超えて、道東道辺りを走るのがいいのかな?なんて考えてますが、どうなる事やら。

とりあえず、今日中に苫小牧港に着いてしまえばいいので、時計を見ながらも、比較的、のんびりとしたドライブになるのかな?

それではまた後ほど。


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2010年3月26日 (金)

何処かで聞いたような...

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「栃木」に「秋田」に「雄勝」...。

北海道の道路地図を眺めていると、時々どこかで聞いたことのあるような地名に出会います。

特に有名なのが北「広島」だったり。

中には全然関係ないものもありますが、そのほとんどが本州方面(北海道では「内地」と呼ぶ)の実在の地名と縁があります。

北海道の歴史をさかのぼってみると、そこには「入植」とか「開拓」(あるいは占領)なんて言葉が出てきます。で、これらに見られる地名の多くが、そんな入植者たちの出身地に由来しているそうです。

例えばここ北見と遠軽の間にある「栃木」という場所。

ここもその名の通り、はるか明治の昔に、「栃木県」の方から来た人たちが移り住んだ所らしいのです。

ちなみにもっとよく調べると「足尾銅山鉱毒事件」とも深いかかわりがるそうな。

(というのをご存知ですか?もしくは田中正造とか?私が子どものころは、国語の教科書にも載ってましたが、今はどうでしょうか?)

で、もっとよく調べてみると、私の母方の祖父も、小さかった頃に「栃木県」からやって来て、この場所に移り住んだ一人だそうです。

その他、やはり近所にある「秋田」も、それ一つならその由来をどう類推するのかは微妙な感じですが、そのすぐ隣に「雄勝」なんてのもあるところをみると、どうしてもそのルーツが「秋田県」に思えてならないのは、私だけでしょうか?

詳しく調べようとまでは思いませんが...




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2010年3月25日 (木)

原風景に出会う?!

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昨日は道東は弟子屈方面に出かけます。

晴天の下、車を走らせながらも、一抹の不安が心をよぎります。

「雪がない...。」

前日の吹雪も局地的なものであったようで、この辺りはすっかり春の様相。雪を目当てに来ただけに、雪がないと「なにしにここまで来たの?」ということになっちゃいます。

それでも美幌の町を過ぎ、美幌峠に近づくにつれ、何となく想い描いた風景に近いものが見えてきます。

で、実を言うとこの峠の頂上近くに、最初のチェックポイントがあります。

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ここに来るたびに車を止め、眺めてしまう一本の樹。
何度か絵にも描いている樹です

いつもは雪のない季節で、道路からこの樹までの間には、うっそうとした笹藪に覆われていて近づくことはできず、ここから眺めるのみですが、今回は...

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こんな風にぎりぎりまで近付くことに成功!!
真冬じゃ、深い雪に足を取られ、こんなことはできませんが、この時期は融けたり固まったりを繰り返し、雪がすっかりしまっていて、私ぐらいの体重でも支えられるほどに固まっていて、その上を歩くことができます。

峠の頂上から一面凍りついた屈斜路湖を眺めながら、再び東へ。はじめてくる観光のお客さんならともかく、何度も足しげく通うほど、美しい風景が続くのかと聞かれれば、正直「?」と言うしかない、ある意味同じような風景で、退屈にも見えますが、私にとっては「風景の宝箱」といったところでしょうか?

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懐かしい風景に再会したり、新しいものを見つけたり。

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「霧の摩周湖」
なんていうのも夏場に限ったことで、冬場なら、麓で晴れていれば、ほぼ100%に近い確率で、その美しい姿を眺めることができます。(夏場なら晴天でも、湖が見えないことがよくあります。)

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冬季閉鎖のため、残念ながら、立ち入ることのできない場所も多々あって、泣く泣くもと来た道を戻るなんてこともあります。

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それでもさっきの樹の時みたいに、ゲートを超えて歩いてみると、人気のないせいか、妙に静かな風景が広がっていて、わずかに見える人間の痕跡が奇異に思えてきます。

太陽は、いつしかその姿を地平線の彼方に隠そうとしています。

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2010年3月24日 (水)

旅行は楽し...

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八戸港からフェリーに乗りました。

雨風こそないものの、忘れたころにやってくる突風には少々、手こずりました。

おまけに車の調子も良くないし...

でもいざ、海に出てみると波も穏やかで、船酔いは回避できました。

一方、北海道。

札幌までは何とか持っていた天候も、上川あたりで荒れ模様。
高速利用だったので北見峠ルートでしたが(地元ネタですいません)、この辺りでは地吹雪まで出てきて、久々のホワイトアウトで、手に汗握るドライブでした。

まあ、そんな感じでしたが、無事実家にも到着。

今朝は晴れそうな予感。

取材に行こうかな?



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2010年3月23日 (火)

今頃は....

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本日は、自動更新にて失礼します。
寒い中、アルヴェまでわざわざ足をお運び頂いた方々、本当にありがとうございます。

ちなみに今回の作品は10月予定の個展でも展示する予定ですので、今回見逃してしまった方は、ぜひその時にどうぞ。

この記事が更新される頃、たぶん私は太平洋のうねりの中を、北海道に向けて漂っている事でしょう。

色々と用事があっての、久々の帰省です。

この間取材もしたいと思うんですが、ちょっと天気がねぇ...

という訳でしばらく更新が滞りがちになるかもしれませんが、何卒よろしくお願いします。

久々のCarl Zeissの出動!
どんな写真が撮れるかな?



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2010年3月22日 (月)

さくらさく.....作品展

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秋田駅は東口にALVE(アルヴェ)というビルがあります。どういう目的で立てられたのかは不明ですが、NHKが隣接してたり、映画館があったり。
そんな建物の一階のだだっ広いフロアーで、時々イベントが催されています。

そんな会場に今日一日だけ、サクラの花が咲きます。

さくらさく 作品展

3月22日(月・祝)/11:00〜17:00
アルヴェ1階 きらめき広場/秋田駅東口


私の作品も展示される事になりました。

ついでに6月予定のグループ展のフライヤーも置いときます。

なんか天気があんまり良さそうじゃないけれど、時間があったら寄ってみて下さい。



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2010年3月21日 (日)

sora

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「そら」と打ち込んで「空」と変換しようと思ったら、


「sora」になった。


自分の想いとは違うところに
何かが飛んで行ってしまった感じ。


何も失わないけれど
何も手に入らない。



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2010年3月20日 (土)

微妙な気持ち

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今年の初っ端に落選してしまった公募展
その事務局から今回の図録が送られてきます。

こんな風に、時々、落選した公募展からも図録が送られてくることがあるのですが、正直、気持ちはとても複雑。

「なるほど、こんなスゴいのが入賞したんだ!」
なんて冷静に思えているうちは良いですが、

「なんで、この絵が入選で、オレのが落選なんじゃ!!(怒)」

などと何の根拠もない怒りや焦燥感が顔をのぞかせることが時々(いつも?)あり、そうなると見るのも辛くなる、って言うか見たくもないって言うか、家に置いておきたくもない気持ちになります。

で、その辺に、ポイッ、てしておくと、妻が冷静に目を通しています。

「あ〜、この人、こんな所にも入選してる。」
「これって、◯◯会の人じゃない?」
「◯◯さんって、時々コメント書いてきてくれる人じゃない?」

何て言う言葉に、適当に相づちをうっていると、

「あれっ、あなたの絵が載ってるわよ!」(妻)

「そんなまさか...」(私)

落選作が載る訳もないと知りつつ、半信半疑のまま妻の指差す所をのぞいてみると...

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確かにありました。
(この写真の向かって左端の作品)

作品を紹介しているページではなく、審査風景の一コマの中に...
一次審査までは通っていたようですね。
たぶんこの二次審査で落とされたんだと思います。
つまりこの写真は....

落選する瞬間を捉えた、衝撃の一枚!!

って、文字の色まで変えて、書くほどの「瞬間」ではありませんね。

気持ちはまたまた微妙で複雑で....

仕方がないので、夕日に向かって、そっと吠えることにします。

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2010年3月19日 (金)

三月の風はどこへ行く?

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すっかり暖かくなって、自転車でも引っ張り出そうと思った矢先の吹雪。

しょうがなく、
上着を一枚引っ張り出しているうちに、またポカポカ陽気に逆戻り。

毎年、三月ってこんなにめまぐるしかったっけ?

まあ、昨日の晩ご飯だって思い出せないんだから、
そんな昔のことなんか憶えてるはずもないか。

まあ、いいさ...。

めまぐるしいって言えば、今日は我が子の修了式。

昨晩からちょっと熱っぽくて、今日の登校は何となく微妙な感じですが、
それはそれとして、この一年、よく頑張ったね。

この前、入学したばかりと思っていたのに...

月並みと言われればそれまでですが、やっぱりそう思います。

三月の風に乗って、ちょっとどこかへ出かけてみたいですね。



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2010年3月18日 (木)

また雪が降る...

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雪の結晶を作ってみよう!!

そんな課題で、切り紙をしてみます。
いつもは真面目にデッサンとかを教えてますが、たまには息抜きも兼ねてこんな事もやってみます。

手順は折り紙で三等分の三角形を作りながら六角形に切り取る所から始めるんですが、これがちょっと難しい。

で、これができたら好きなように切り抜いてから、再び開くと....

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最初のプランでは、六角形の切り紙を大小取り混ぜて貼り合わせて、作ろうと思っていたのですが、何故か不思議な事に、切り方によっては、一つの紙だけで、雪の結晶のような形になりました。
こんなのも自分一人でアトリエにこもってやっているだけなら気が付きませんでしたが、数人でやっていると、思わぬ所から新しいアイディアが生まれてきて、そんなのがちょっと楽しかったりします。

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最初のが「静かに降る雪」ならこれはさしずめ「吹雪」といった感じでしょうか?

で、この作品、よくよく見てみると、決勝の中に、色々な生き物が隠れています。
(生物以外のモノもいるかな)

ちょっと捜してみて下さい。

何が隠れているのかな?

———————————————

リクエストがありましたので、先日届いたDMの画像を添付しておきます。
展覧会の詳細はもう少し会期が近づきましたら、お知らせしますが、気に入りましたら、このDMの画像でしたら、コピペでどんどん宣伝して下さい。

Dm66



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2010年3月17日 (水)

ストーリーはねつ造される。

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空にたなびく飛行機雲。

その進む先で、突然の閃光!

やがて来る地響き!

そして地鳴り。

空気が
光が
震える。

呆然と立ち尽くす人
何かに祈るように手を合わせ膝まづくもの。

取り返しのつかない光を前に
やり場のない感情が辺りに飛散し
ただ焼き尽くされる時を待つ。

・・・・・・・・・・・・・・・

なんちゃって。




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2010年3月16日 (火)

DMが届く!

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以前にどこかで書いたかもしれませんが、今年は個展を2回行なう予定です。
しかもその一つが美術館による企画展

「オレも偉くなったなぁ」なんて思いたい所ですが、搬入出の運賃は自腹、美術館なんで作品の販売がある訳も無く、だからといって絵葉書やポスターの販売はもちろん無く、入場も無料なんで、経済的な潤いの方は全く見込めませんが。

加えて、その6月はグループ展との「ダブルヘッダー」なんで、その界隈はかなりハードなスケジュールが予想されます。

でも、なんたって美術館主催の企画展ですから...。
一生に一度あるかないかの機会です。

ちなみに場所は兵庫県は西脇市。(知ってる人、手あげて!)

知らない人は地図で調べてみましょう。

詳細に付いては、もう少し会期が迫って来てからお知らせしますが、
今回の展覧会のテーマは「冬と雪」

6月の関西で、こんなテーマ設定もどうかと思いますが、ちょっとそちらでは見られないような風景の作品を用意して行こうかと思っています。

乞うご期待!!

※美術館のサイトでの紹介はこちら

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2010年3月15日 (月)

豆を挽く、そしてコーヒーを飲む

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ゴリッ、ゴリッ、ゴリッ。

ザラ、ザラ、ザラ...。

ゴリッ、ゴリッ、ゴリッ。

サラ、サラ、サラ...。

心地良い薫りを放ちながら
コーヒー豆が挽かれていきます。

トポ、トポ、トポ...

お湯を注ぐのはまだ、
お母さんの仕事。
「もう少しだけ大きくなったら、手伝って!」

....チン!

そして温かいミルクを注いだら、

キミのための一杯が出来上がり!

ーーーーーーーーーーーーーーー

「暖かいミルク」と「温かいミルク」

 正解はもちろん、「温かいミルク」だけど、

「暖かいミルク」の方が、
 なんか心も体も温まるような感じがします。

 特にこの季節はね。



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2010年3月14日 (日)

今シーズン、最高の企画展?「Touch it !」

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Touch it !

〜手でみる彫刻展〜

2月20日(土)〜4月18日(日)
9:30〜5:00(入館は4:30まで)
※会期中休館日はありません。

秋田県立近代美術館
秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46

先月、珍しく「秋田県立近代美術館」の次回展覧会のご案内が届きました。
こんなことは初めてで、ひょっとしたら美術館のアンケートに答えていたせいかもしれませんね。

内容から推測すると、たぶん「所蔵品による企画展」だとは思いますが、それにしても彫刻作品に触れる展覧会なんて、県立美術館もずいぶん思い切った事をしますね。
というわけで昨日、行ってみました。

入場は無料

決して悪い事だとは思いませんが、「タダが一番!」という発想の前に、100円ぐらいの安い入場料を取って、美術館の管理運営費の一部に充填しても良いかなとも思いますが。
「入場料=無料」が習慣化してしまうと、逆に「有料なら行くのやーめた!」という事にもなりかねません。
(いつかの私みたいにね。)

会場入口前で腕時計や指輪をはずし、手をアルコール消毒してから、入場。
ずらっと彫刻作品が並べられた会場内には、子どもでも手が届くように、踏み台も用意してあったりして、こんな気の効いた配慮はGood!!

で、実際触ってみようと手を出してみるのですが、いざ「触っても良いよ」と言われても、どんな風に触ったら良いのか、ちょっとためらいます。

そっと手を出して、恐る恐る、撫でたり、さすったり、軽く叩いたり...

立体作品とは言え、もともと、みられる事が前提であって、触られる事を目的として作られていないような作品だと、触り方自体にその人の個性が表れるような感じです。

こんな時は子どもの方がよっぽど素直で、最初は同じく躊躇気味だった我が子も、慣れてくると頭像の耳や鼻の穴に指を突っ込んでみたり、女性像のおっぱいに触ってみたり、男性像のアレに喜んだり。

普段できない経験にすっかり気を良くした我が子を、最後に待っていたのが....

「さわって遊べる木の遊具」の展示

よく物産展などでみられるような、おもちゃみたいなものももちろんあるのですが、それよりもスゴいのが大きな組み立て式の遊具。
同じRを描く曲線状の細長い積み木を円筒形に重ね、1メートルぐらいの塔を組み上げる事のできる巨大積み木など、自分で組み立てて遊べる遊具(どれも始めて見るもの)満載で、気が付けば子どもと一緒に私も遊んでました。

うちの子お気に入りの木製のボールプールなんかもあって、今回自分も初めて、入ってみたんですが、正直、体重の重い大人には、踏み込んだ途端に、ボールが足裏に食い込んできて、とても痛く次の一歩を踏み出す事がなかなか難しいです。それでも我慢して、5分ほど足を動かしていると、あら不思議!!指圧効果なのか、血行が良くなった事がはっきりわかるほど、足がポカポカしてきます。

さらに驚いたのが、これが美術館の収蔵品だという事。近くに居た館員の方の話だと「販売(の仲介?)」もしてくれるとか。
こんな面白いモノがあるのなら、これからも時々出して欲しいですね。

気が付けば2時間以上も美術館に入り浸ってしまいました。

子ども連れでも絶対楽しめる展覧会!!
春休み中、ぜったい、お薦めです!!



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2010年3月13日 (土)

「11600000000分の10000」なのかな?

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昨日、簡易書留でこんな書類が送られてきました。

開けてみますと、中身は「ハートアートの森」の件で、最後まで難航しました「著作物利用許諾契約書」を含むその他の文書。

結局の所、この着地点は「(第三者に利用を許諾する場合)乙(秋田県知事)との協議のうえ、これを定めるものとする。」
ちなみに「秋田県知事が私と協議してくれるのか?」と質問した所、秋田県教育庁特別支援教育課/エリア開設準備班の担当(2009年度現在)の方の話ですと、その場合「実質、施設管理者である、学校長との協議になります。」という事でした。
そう取り交わした内容、両者ともしっかりと憶えておいて欲しいものだとは思いますが、自分はともかく、担当が変われば、忘れ去られるのかな?

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この寄贈に関わって、もう一つ疑問に思っていた事があります。
それはこの寄贈が決まってから、正式に「寄贈に対するお礼の言葉」を頂いていない事。
確かに、相手が提示した条件を了解した上で、こちらが勝手に公募に応じている訳ですから、「そんなのは知らん!」と言われれば確かにその通りなんですが、

「この度は趣旨に賛同して頂き、作品を寄贈して頂ける事になり、大変感謝..」

ぐらいの一言があってもお互い損は無いし、こちらもいくらか気分よく、作品を納められるのかなぁ、とも思うんですが。

そう思っていた所に上記のような文章が届いたわけです。 
内容の取り方は人それぞれですが、私はこれを見た時、

「作品を寄贈したいと言って来たから、受け取ってあげます。」

と言われているように感じたのですが、それは私の性格がネジ曲がっているからなのでしょうか?

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そしてもう一つ、中から出てきた、「記念品」と上書きされた小さな包み。
どうやら「図書カード」のようです。文章によれば

採用が決定いたしました制作者様に次のとおり、記念品をお届けいたす事になりました。」という事らしいです。

お気持ちは大変結構な事ですが、寄贈の契約が済んだこのタイミングで、こんな風に送られてくると、何となく素直に喜べません。
(やっぱり私がひねくれているから?)

もともと、こういった行為を期待していたわけでもありませんし、そんな約束をしていたのでもありませんので、お返ししようかとも思いましたが、これ以上混乱を来しても仕方がないので、この図書カードは、もっと多くの人に役立つような形で、使おうと考えています。



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2010年3月12日 (金)

「愛」または「恋」の型抜き?

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宿題を終えたら、クッキー作り。

今回は時間が無いので、生地は妻があらかじめ作っておき、我が子はそれをせっせと型抜き。
キリン型、さかな型、クルマ型...そしてハート型。

敏感な方は何となくお気づきでしょう。
そう、もうすぐアレですよ、例のアレ!

ホワイト・デイ!! (!!は余計か...)

実を言うと、うちの我が子、先月のバレンタイン・デイにある女の子からチョコをもらったんですよ。

それもなんと 手作りチョコ!!

小学一年生のくせに...!

40年以上生きて来た私でさえただの一度ももらった事の無い手作りチョコ
(結婚してから、妻にチョコレートケーキを作ってもらった事はあったかな?)

おっと、話題がそれてきそうです...。

そんな我が子ですが、数あるクッキー型の中から、ハート型を選んだ所までは、そのクッキーの持つ意味を何となく理解していたようですが、型抜きが面白くなってくるに連れ、やれキリンだ、クルマだ、とやっていくうちに、彼の興味は次第に型を上手に抜く事にのみ集中して行くようでした。
まあ、それも別の意味で、一つの「愛」の形なのかもしれませんね。たぶん。

気が付けば「!」マークがやたらと多い今回の生地、じゃなく記事でした。

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2010年3月11日 (木)

ここからが勝負!!

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ここまではいわゆる「下地作り」みたいなもの。

この次の段階辺りからいよいよ「描写」の領域かな?
(と言っても正確には最初の一筆からすでに描画ですが...)

最近、難しいなぁと思えるのがはっきり見えないものを、見えないように描くこと

描こうとすると、どうしてもよく見てしまうので、気が付けば自分のイメージした物より「くっきり」と描かれている事の方が多いんです。

何となく解決策はわかっているのですが、そのさじ加減の微妙さ故、上手く行くかどうかもまた微妙です。

朦朧としているものを朦朧と描く。

これが今の一番の課題です。



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2010年3月10日 (水)

お兄さん、お世話になりました!

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子どもが小学生に上がる頃に初めて聞いた 登校班

「地域ごとに細かく分けられた少人数単位の班で学校に登校する。」
という事なんで、聞いたときは「集団下校のための班で、慣れない一年生のために、最初の一ヶ月くらい一緒に通ってくれるんだァ」などと気楽に思っていたら、なんとこの登校班、6年間ずっと続くというのを聞いたのが 最初の驚き!

「そうか、ここの所物騒な事件が多いから、始めたんだな」などと勝手に納得していた私に、地元出身の妻が「あたしが小学生のときからやってるわよ!!」の一言。
となると今から30年以上前に始まったことらしくこれが 第2の驚き!!

毎朝、決まった時間に決まった場所に集まり、6年生のお兄さん(あるいはお姉さん)を先頭に小学校に向けて歩いて行きます。

時にはフラフラ歩いている下級生を注意したり、ぐずったり、疲れている1年生を励ましてくれたり。

そんな風に我が子たちを見守ってくれていた6年生ももうすぐ卒業。
4月からは中学校に行ってまた「1年生」からスタートです。

驚くような事もたくさんあるけれど、頑張って下さい!!

そして、一年間、大変お世話になりました。

私も卒業式前に、最後に一言、感謝の気持ちを込めて、声をかけてこようかと思っています。

どうもありがとう!!



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2010年3月 9日 (火)

細雪降る中、おつゆがけ...

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アトリエにて作業中、ふと窓の外に目をやると、雪が散らついているのに気が付きます。
あまりに弱々しい姿をカメラに納めようと、最初は屋根の上にてカメラを構えますが、降ったそばから融けて来て、記録に残せそうにありません。

「もう冬じゃないんだ....」

何とも寂しい限りです。

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一方、アトリエの中では(熱い?)闘いが繰り広げられています(笑)

あたまの中で整理が付かなくなるほど、次から次へと描き始められて行く新作たち。
計算ではこの4月までに総計540号分の新作が完成する予定ですが、正直、今年のこの前半のペースはちょっと異常です。
今年こそあまりパッとしない絵描き人生なら、そろそろ方向転換でもしないといけなさそうな雰囲気なので、いわゆる「最後の勝負」なのかもしれません。もっともこの年で、方向転換する先なんかあるのか?という種類の突っ込みはお断りです(笑、でも笑えない)。

ーーーーーーーーーーーーーーー
話を本題に戻しましょう。

今日は油彩画の下描きに付いて。
まずは作業工程ですが、それは以下の通り。

 1.卵テンペラで下描き
    ↓   ↓
 2.油絵の具を透層
    ↓   ↓
 3.描画・彩色

もともとこの工法は、学生時代に学んだ「テンペラと油彩のサンドイッチ技法」の中から拝借したものです。

1の下描きは基本的には木炭だろうが、鉛筆だろうが絵の具だろうが、なんでも良いわけですが、私の場合、街並などの比較的細かい作業の時以外の直描きは、卵テンペラが主流です。

水で溶いてさっと描ける手軽さが第一ですが、それ以上に「乾燥が速い!!」というのが最大に理由です。同じ事を油絵の具でやってしまうと乾燥が遅く、なかなか次の作業に進め無いという状況に落ち入ります。

しかしこの「乾燥が速い」というのも案外落とし穴だったりして、3時間後ぐらいに「もう乾いたな」と勝手に判断して、2の透層をしてしまうと最初の描線が全部融けて流れてしまうという事態になります。
見た目には乾いていても、完全ではない!!という状態がしばらく続きますので、最低でも一昼夜はそのまま放置しておく事をお薦めします。

で、一日おいたら「おつゆがけ」(透層)です。

ダンマル樹脂溶液で、下描きが消えない程度に薄く伸ばした油絵の具で、さっと刷毛塗りします。
こうしておけば下の描線がこの後の彩色で溶け出したりする事もありません。

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こんな風に見ると、筆ムラやらタレあとがだいぶん残ってますが、私の場合はこの時の下絵は彩色の過程で全て消えてしまうので、あまり気になりません。これもキャンバスを床に寝かせて行なえばもっときれいに行くのですが、そんなスペースも無いのですので、あきらめます。

この透層の乾燥も、かなり速いのですがこの後の彩色も、同じような理由で、やっぱり一昼夜ほどおいてから始める事をお薦めします。

もう一つの注意点は、この透層を施したら、その部屋の換気は充分しておくこと。揮発したテレピンで喉を痛める事がありますので...



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2010年3月 8日 (月)

上野の森「賞候補」の続き/その1

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「嬉しいのはわかるけど、何でこまごまと紹介するわけ?」

そんな声が聞こえてきそうです。

理由は至極簡単で、こんな風に公募展に関わって書いている内容のほとんどは「自分が知りたかった事」なんです。

 「入賞の時って、どんな風に通知されるのかな?」
 「入賞だと、電話連絡とかあるのかなぁ?」
 「授賞式の旅費って出るのかなぁ?」などなど。

そんな事、入賞すればわかる事なんですが、何しろ入賞ですから、そう簡単に経験できるわけでもないし、そう言っている自分自身、後にも先にも受賞は2年前の1度きり。

実際、主催者の新聞社からの取材申し込みの電話が、「入選」通知よりも先に来て、一瞬「これってもしかして入賞?」とあらぬ誤解をした経験などもあります。

というわけで、今回も「賞候補」なんであまり参考にはなりませんが、「こんな段取りがありましたよ!」ぐらいは紹介できたら、良いのかなと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回、「上野の森美術館大賞展」事務局から送られて来たのは

「図録掲載用の略歴表」のお願い

以前、作品と一緒に送った出品申し込み表にも、結構細かく略歴を書く欄があったので、それをそのまま利用するのかと思いましたら、違うんですね。
こんな風に改めて書いて送って欲しいとの事でした。

たぶん「入賞」の場合はこれに加えて「コメントを書く用紙」も送られているんだと思います。あくまでも推測ですが...

何しろこの公募展は、審査から展覧会初日までに約2ヶ月弱の間があるので、比較的ゆっくり準備しても間に合うんでしょうね。

たぶん次は出来上がったポスターやフライヤーが送られてくるんでしょうね。



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2010年3月 7日 (日)

ぐるっと回って、最初に戻る?

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新聞によれば、定例県議会で「今の県立美術館を、やっぱり残そう!」という話が出てきたそうな。

「耐震工事をして、別の機能を持たせて活用しよう」とか
「補強工事だけで、県のモニュメント的建築として存続させよう」とか。

...やれやれ...

残そうという方針に決して反対するものではありませんが、そもそもの議論が「耐震構造に問題があるから、新しい建物を建ててそちらに引っ越そう!」という所から始まったような気がするんですが....

だからといって、
「耐震工事をするなら、新美術館は必要ないよね。」
 という発想にはならないようです。

新美術館の本体工事が始まった頃のタイミングで言い出すならまだ理解できますが、今、これを言い出したら場内混乱するような気もするんですが、そんな心配はもう無いんでしょうか?

私にはよく判りません。



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2010年3月 6日 (土)

現場下見と最終打ち合わせ

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立ちこめる濃霧の中、公募「ハートアートの森」の作品の設置場所となる「あきた総合支援エリア かがやきの丘」の現場確認と最終打ち合わせに行ってきました。

建物本体の工事はほとんど終わっているような感じでしたが、駐車場も含めた周りの設備はまだまだこれから、という感じで、ブルドーザーやらクローラーダンプやら、パワーショベルやらが幅を利かせている、まさに工事現場の様相。
担当の方の案内で、ひたすら続く敷き鉄板の列の上を、車をガタガタ言わせながら搬入口へと向かいます。

建物内で、取り付けの担当さんと合流してから、見本作品を片手に向こう側が霞むほどの長い廊下を設置場所に向けて歩いて行きます。
ホント、動く廊下でも欲しくなるくらいの長さです。

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設置場所の「小体育館」は、ここよりも大きい体育館が別にあるので便宜上「小」と呼んでいるだけのようで、その名とは裏腹に、このまま別の中規模小学校に移設しても十分に使えるほどの広さです。
で、実を言うと見本として持ち込んだのが下の絵(裏返し)ですが、これをもって行ったのは、このF50号の大きさがこの壁面に耐えうるかどうかを確認するためでした。
こうやって見るとやはり小さ過ぎるような気がしましたので、この場で出品作品数を7点から6点に変更したい旨を伝え、了承して頂きましたので「全てF100号」での展示に変更となりました。

で、実際にはこの出入り口上部の壁面が設置予定場所なんですが、この写真をクリックしてみて下さい。設置予想図をご覧頂けるかと思います。

真下から見上げる時には、中央部の作品の下にある空調設備がちょっと気になりますが、一歩下がって見れば良い事ですので、全然問題はなさそうです。

設置場所の確認が終了した後に契約書などの最終確認です。

基本的にはそれ以前の会見にて、お互いの言い分も出し合い、ギリギリ両者合意できる線までは持って行きましたし、今回も足りない部分や、要望もしっかり聞いて頂きましたので、だいぶんとスッキリとした気持ちで確認できました。

私みたいな世間知らずの若ゾウ(もう若くないけど)の自分勝手な言い分を、担当の方にも我慢強く聞いて頂いた訳ですが、ずいぶんと不快な想いもさせてしまったのではないでしょうか?

本当に申し訳ないです。

そして感謝しています。

後は双方で、契約書に判をついて取り交わしてしまえば、搬入を残すのみとなりました。
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2010年3月 5日 (金)

Terra verdeとGreen EarthとTerre Verte

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どれも一般的には「緑土」と訳されるこの色。

写真左手はイタリアのMaimeriという会社製で、10年ぐらい前から、日本でも入手できるようになった絵の具。
ちなみに、これはスタンダードなモノではなく、「イタリアの大地」という、イタリア各地の土をベースに作っている事を売りにしたモノで、要するに単なる「ポテトチップス」じゃなく、その頭に「北海道産のジャガイモ使用」って書いてあるといった感じでしょうか。

一方右手のは昔から愛用しているイギリス製の絵の具です。

(色味が微妙に違うのは伊製の方の名前の後ろに「antica」と付いているから。これが付くと一般的に色が渋い感じになります。)

不思議なのが右手の絵の具の色名、英国製にも関わらず「Green Earth」ではなく、「Terre Verte」(仏語)を今でも使用している事。

たぶん、イギリスに絵の具が持ち込まれた当時の色名をそのまま引き継いでいるためで、日本のメーカーでもこの「テールベルト」という名前の方が一般的です。

そんな訳で「テールベルト」と言う色名がすっかり頭に染み込んでいた私にとっては、最近のアクリル絵の具なんかで突然「グリーン・アース」と言われても「みどりの地球」なんて標語の一文字みたいで何ともしっくり来ないのです。



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2010年3月 4日 (木)

オリンピックの余韻、醒め止まぬなか...

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「..惜しくもメダルは逃しましたが、入賞することはできました..」

閉会式も終わったとは言え、まだまだオリンピックの興奮、醒め止まぬなか、私の所にも少しだけそんな気分を味わうような手紙が舞い込んできました。
(全世界的な規模の五輪とは比較にならないほど小さな事ですが。ちょっとだけ。)

届いたのは第28回 上野の森美術館大賞展の審査結果通知。

ドキドキしながら、真っ白な封筒を手にします。でもこの封筒、なんだかペラペラで、光に空かすとぼんやりと中が見えちゃったりして...。
すると何となくいつもとは違う赤い文字のようなモノが...

「こ、これはっ、もしかして..!!!」

はやる気持ちを抑えつつも、封筒を破るように開き、中を取り出します。

(飲み過ぎで?)震える指で取り上げた用紙に書かれていたのは..。

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「入選(賞候補)」

またでした....。

落選通知直後の、今年初めての入選で、しかもこの通りなら移動展で7月末まで、各地を巡回しますので、今まで以上に多くの人に見てもらう事ができます。

だから、正直、とっても嬉しいんです。でも...

でもやっぱり「入選は入選」でしかありません。
表彰台にも上がれず、賞金も賞状も無く、「個展」「グループ展」などの特典も用意されてはいません。

そうなった原因の全ては自分の力不足ですから、どうしようもなく、ただ実際、今回の作品は描きながら、正直ちょっと手応えもあったので、いつもに増して余計に残念な気持ちが強いです。

これが10年前の事でしたら、この結果にもきっと手放しで喜ぶ事ができたでしょうし、もちろん今だって、充分名誉な事ですし、大きな声で叫び出したいくらい嬉しいんです。

しかし気が付けば、とうに40を過ぎ、これから育ち盛りの子どもを抱えた身になってみると、この状況を素直には喜べないほどに、物事が色々と複雑にからみ合い、想像以上に厳しい現状なのです。

ーーーーーーーーーーーーーーー

いつも私を応援してくれる方々、
今回、私の作品を選んで頂いた審査員の皆さま、

本当にありがとうございました。

次回も頑張ります!!

東京展を経た後は「関西展」「九州展」など、巡回も予定してますので、お近くに来た際はぜひ足をお運び頂ければ幸いです。



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2010年3月 3日 (水)

どうなる事やら...?教育庁との会見

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本日午前、「ハート・アートの森(あきた特別支援エリアかがやきの丘)」に納める作品に関わって、秋田県教育庁特別支援教育課の方と会見の予定です。

お忙しい中、わざわざ湯沢まで来て頂くのもはなはだ恐縮ですが、相手側の方からの申し出もあったことですし、できうる限り、両者の要望に近い形での契約完了と行きたい所です。

「受け取る側(県、教育庁)が、作品について
 どう考えているかを自分の目で、耳で確認する事」


一端、手元を離れた作品に付いては、作家本人でさえどうする事もできません。
だからこそ、その前に思いつく全て、できうる限りの事を全てやっておきたいという気持ちです。

完全複製が不可能な一点ものであり、「モノ」である以上、いつかは壊れ消えて行く運命からは逃れられません。
それこそ作品自体に「チカラ」がなければ、「泡の如く」消え行く運命なのかも知れません。

80年後くらいには、最近よくある、取り壊し物件からの「備品大放出」みたいな中に、私の作品も混ざっているかもしれません。

あわよくば誰かに拾ってもらえるのかもしれませんが、
あんな大きな物、誰も持って帰らないよなぁ...



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2010年3月 2日 (火)

およそ一日で

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F130号の制作が進行中。

下描きが終わってしまえば、後は一気に全体像を描き込んで行きます。

ここからさらに色味や明度を確認しながら、後は細部の精度をあげていきます。

ちなみに今回は昔住んでいた北海道は宗谷地方のとある風景。
(この景色を取材したのは昨年ですが)

   黒い雲。
   青い雲。
   白い雲。
   淡い雲。
   濃い雲。

   荒ぶ海。
   陰る家。
   そして、
   たぶん
   霞む島。

でも不思議と、悲しくも虚しくも感じません。

むしろ大好きな風景です。



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2010年3月 1日 (月)

ネコに困る!

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こんな風にネコと目が合うと、いつも思い出してしまう言葉。

「なに見てんのよ!!」

今日もそんな感じで、アトリエの窓からネコとにらめっこしています。

———————————————

動物の絵をたくさん描いている私が、こんなことを言うのもなんですが、動物に強く興味をもっている訳ではありません。
そのかわいい仕草に見とれたり、驚きの生態に目を奪われたり、その瞬間、心惹かれることもありますが、そんな彼らを手元に置いておきたいとか、一緒に生活したいとかという気持ちには全然なりません。

正直、秋田犬のくるっと丸い尻尾には強くひかれる所もありますし、そんな動物たちと一緒に生活すれば、また色んな発見もあったりで、楽しいこともいっぱいあるのかもしれませんが、金魚の面倒もろくに見れない私のような人間は、無責任な第三者的な視線で眺めているのが一番良いんだと納得しています。

しかし、このネコたちはそうも言ってられない状況になっています。
昨年辺りから増え始めたネコたちがそろそろ独立を始め、子育ての場所を探して近所を徘徊しているようで、その場所を巡る争いが激化しているのか、昼夜を問わず、始終、ネコのうなり声があちこちで飛び交っています。

そんな状況下で、ネコたちにいつも目を付けられるのがうちの駐車用テント。
車を出そうと中に乗り込み、キーを回して、ふと顔を見上げたらネコと目が合う、なんてのは日常茶飯事のことで、妙に庫内がケモノ臭かったり、積んでいる荷物がたおれていたり、ボンネットや屋根に足跡があったり。

さすがに自分の家の敷地内で、子育てでも始められると、ご近所さんにもあらぬ疑いをかけられたりなど、色々と面倒なので、見つける度に追い出しているのですが、まさにイタチごっこ

後で戻ってくるだけならかわいいもんですが、自分の縄張りを示すためか、はたまた単なる仕返しかはわかりませんが、後で戻って来て、「お土産」をおいて行くのです。

これがまた、隅っことかならかわいいですが、ちょうど運転席側のドアの下辺りにして行くので、暗かったり、気をつけてなかったりすると、踏んづけた(フンづけた?)足で車に乗り込んでしまうという最悪の事態を迎え、私のネコ嫌いに拍車がかかる訳です。

闘いはこれからピークを迎えます??

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