ちょっとだけ反省。そして言い訳....
先日のエントリーで、行政の批判みたいな文章を書いたら、それを読んだ妻が一言。
「そんなに文句があるなら、署名活動でもしたら...」
その一言にしばし沈黙。
そして撃沈!
確かに私の中にそんな「オプション」は含まれてはいませんでした。
ただ文句を書き込むだけのブログという行為に慣れ過ぎて、それだけで済ませていました。
実際、こんな風に書き込む事で、ガス抜きができてしまい、その怒りの矛先は丸く鈍くなってしまうようです。
そしてたぶん他の人々もブログやツイッターなどに書き込む事で、結局はガス抜きをしてしまうので、そういった種類の怒りや不満も学生運動やデモ行進、または署名活動の様な反対運動になる前に萎んでしまうのかもしれません。
というか、そもそも批判なんかしないのかな?
少なくとも、あんな風にすぐ怒るのは、良い事じゃないんでしょうね。
じゃ、一歩下がって冷静に見た時、他の人たちはどう思っているんでしょうか?
秋田県内にも作家協会などを筆頭に各種美術団体の秋田県支部、果ては町おこしのための作家集団や絵画教室みたいな団体もありますが、どこからか新美術館に対する賛否を問うアクションは起きているのでしょうか?
確かに私も含め、どの団体でも今後の活動を考えると、行政にたてついて敵に回す事は「百害あって一利無し」にしか見えませんからね。
でも本当にそうでしょうか?
秋田県内にいて活動している作家が、県内にできる美術館に付いて、賛否も含め、ただ口をつぐんでいても良いんでしょうか?
そして批判も含め、意見を言う以外に、何をすれば良いんでしょうか?
やっぱり、ただ黙って成り行きを眺めているのがよろしいんでしょうか?
しかし、結局は作家の仕事は作品作りなのですから、その行為の中で、できる事をやるしか無いのかもしれません。
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