お堂っこと花火
二日前の事。
湯沢三大祭りの一つ、「犬っこまつり」に向けて、準備が急ピッチに進んでいました。
市内中心部は写真みたいな「お堂っこ」が並び、ここに灯されたろうそくの明かりが、メイン会場までの道中を照らし出します。で、実を言うとこのお堂はこんな風な型枠に雪を詰め込んで制作していきます。
アーケード天井などに残った雪を詰め、踏み固めたり、スコップで叩いたりして、充分圧縮しましたら、木型をはずして完成。
後は各家々で、犬ッこの収まる部屋の部分を彫り込んだり、細かい装飾を施したりします。
ちなみに市内商店街の歩道は、ロードヒーティング完備なんで、普段の生活の中では不便も無く、遠くからお祭り見学で来た人たちにとっても歩きやすいので、とても優しい仕様だとは思うんですが、逆に言えば雪でできたお堂にとっては「天敵?」となりそうですが、昨日ぐらい気温も低ければ問題ないのでしょう。
タダ根っからの「雪国人(あくまでも造語)」である私的には
「全てが雪に覆われた中にお堂がある。」
というシュチュエーションの方がワクワクするですが...。
お祭り初日(13日)。
その夜になるとメイン会場の一角の斜面にこんな風にろうそくが灯され、雰囲気を盛り上げてくれます。
(これだけみると、ちょっと怖い様な気もする?)
で、その会場の真上では、本日のラストイベントでもあります「冬花火」が舞い上がります。
昨年に比べると、ずいぶんと冷え込む夜でしたが、たくさんの人が訪れ、雪夜に咲く一瞬の光の華々の競演に見入っていたようです。
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