スピードと精度

急きょ、公募展に出品する作品を変更する事になって、今その作品を急ピッチで描いています。
ただ「街並シリーズ」なんで、そう簡単に描き上げれるもんじゃありません。
描き過ぎると時間は矢のように過ぎるし、こっちの神経も参っちゃいそうだし。
だからといって、いい加減に描き過ぎると街並に見えなくなっちゃうし。
中遠景がメインの街並なんで、このごまかし方が上手く行けば、良い効果を出せそうなんですが...
ただ世間では、病的に細かい作品が、一部でもてはやされる傾向があって、そう考えるともっと細かい方が良いのかな?
それにしても、どうしてこう両極端なのかな?
一つの画面の中に、細かい所もあって、同時に荒っぽい所もあって...。
個人的にはそういうのが好みなんだけどな。

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コメント
gita 様
コメントありがとうございます。
結局の所、自分の思うようにしか描けないし、また力量以上の事など、なかなか出来ません。
同時に、何が正しくて、何が間違いなのか?何が最良で、何が最悪なのか?そもそもそんなものがあるのか?
時々迷います。
でもここまで来てしまうと、もう自分を信じるしかありません。
数ある名作の中に、答えが散りばめられているのに、その答えに気が付くのは、たいてい自分がそのレベルに達した時だけ。
そこに至ってようやく、
「なぁんだ、これで良かったんだ...」
としみじみと納得するというのがいつものパターン。
(そんな「いつも」じゃないけど)
もうこれは「悟り」に近いのかもしれません。
悟って、そしてまた迷う。
ハ、ハ、ハ。
投稿: 中野 | 2010年1月28日 (木) 04時31分
こんにちは。先日はありがとうございました。
絵の中に個人の感覚が散りばめられているのは素敵に思います。繊細さと荒々しさの共存は、どちらかだけではなし得ない自然界の掟のようなものだと思います。そこのバランスを考えると大変なものだと思いますが、心配はしていません(笑)頑張ってください。
投稿: gita | 2010年1月27日 (水) 11時07分