もうすぐ終わります。/ネオテニー・ジャパン展
私は村上隆の作品が好きじゃありません。
というか、興味がありません。
例えばDOBくん?
これって美術館に展示されているから、その違和感によって人目を引くだけで、これがファンシーショップの棚などに放り込まれていたら、ただのキャラクター商品。「キティーちゃん」とさほど違いがありません。
ようは、「デュシャンの便器(泉)」と同じで、あるべき所に納まってしまうと、急に勢いを無くしてしまいそうな作品です。
これらを美術館に納めてしまった「力技」には正直、敬服致しますが、それ以外の点ではどうでしょうか?
まっ、確かに浮世絵なんかも、作られていた当時は、みんなチラシかブロマイド程度にしか思ってなかった訳で、それが後々、こんな大騒ぎになるなんて、誰も思ってなかったと思いますが。
でも、それに関して言えば、作品自体に魅力があったから、そうなった訳でして...。
良い悪い、好き嫌いは別として、そんなのも含めた、現在話題となっている、旬な作家の作品が、一堂に会している展覧会
ネオテニー・ジャパン展
今回は県立近代美術館の方々も、ずいぶん頑張ったようで、色々と盛りだくさんの企画で、会を盛り上げようと頑張っていたようで、おかげさまで、こちらもずいぶんと楽しませてもらいました。
果たして、入場者数の方は
A.スゴくたくさんの人が来た。
B.いつもよりちょっと多く人が来た。
C.いつもと変わらなかった。
D.いつもより少なかった。
答えがどこになるか、部外者の私などに判る訳もありませんが...。
そんな展覧会も残念ながら?終了まであと一週間となってしまいました。
せっかくの機会ですから、お近くの方、まだでしたら一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
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