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2009年10月 1日 (木)

すでに冬の気配/鳥海山登山

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登り始めたのは朝6時。

「晴れ」の予報に反して、山の上空には薄雲が広がっています。雨こそふりそうな雲ではありませんが、「快晴の下」とは行かない雰囲気。

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「尾根沿いを歩くので、難易度がちょっと高い」と聞いていたので、前回はパスした「康新道」ルートを行きます。
確かに途中から尾根づたいを付かず離れずしながら登るので、所々スリリングな場所もあります。もっとも横バイ、縦バイ、鎖場...なんてのがある訳ではなく、難易度はありませんが、恐怖感はあります。

ただそれと引き換えにしても見たかったのが、眼下に広がる中島台の紅葉(上の写真)。
あいにくの空模様で「色がきらめく」とまでは行きませんでしたが、スケール感は満点でした。

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こんな断崖の縁を登ってきます。

八合目を越えた辺りでしょうか、はっきりとした指標がある訳でもないので正確な所はわかりませんが、しばらくすると、靴底の下から聞こえてくる踏み音が変わってきた事に気が付きます。

...シャリ、シャリ、シャリ....

で、よくよく見てみると...

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霜柱です。

昨晩から早朝にかけてはだいぶん冷え込んだのかもしれません。
よくよく考えてみれば、七合目辺りのリンドウやアザミが変にしおれていたり、足下の草が、一部分だけ黄色く変色していたのを思い出し、たぶんここ2、3日の間に下も降りたのかもしれません。
紅葉の間に白っぽい木の枝も多く見えています。

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登り始めてちょうど4時間後、午前10時に七高山頂上に到着。
ここで一休みしたら、向かい側に見える鳥海山(新山)頂上へ向かいます。

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それにしてもこの頂上、見れば見るほど、「天然の」ケルンですね。神様あたりがここに来て、積んだとか。

まあ、ケルンなら良いですが、「賽の河原の石詰み」じゃ、シャレになりません。それじゃここは地獄の入口になっちゃいますからね。

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(七高山)頂上から歩く事5分、新山との分岐です。急坂を降り、そして登ると、手前の新山(上の写真)に至る訳ですが、よく見ると登山道を知らせるための、白いペンキの印が見えます(写真をクリックすると拡大します。わかりづらいかな?)。それにしてもどれが頂上か、ここからじゃわかりませんね。

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最深部から見上げた七高山

しぶとく融け残った万年雪。この調子なら、このままここにも新雪が降り積もる事でしょう。

ここから右手に登って行きます。

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赤い矢印で示したルートを回り込んで行くと、こんな岩の下に出てきました。このてっぺんでくつろいでいる人も見受けられるようで、どうやらここが頂上のよう。でも見た通り、よっぽど特殊な能力でもない限り、こちら側からは登れないので、ここから右方向へと進み、裏に回り込んで行きます。
すると...

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今シーズン、初ツララを発見!

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こんな「胎内巡り」もあるんですね。知らなかった。

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初!鳥海山の頂上です!
時間は11時、登り始めてから約5時間。
長かったぁ〜。

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こんな風に遠くに出羽三山の山並みも見えます。

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帰りは逆側を回ります。
こんな狭い岩の間をくぐったりしながら、もと来た道に戻って、下山開始。

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こんな鳥が、すぐ近くまでやってきたり...

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こんなバッタがやってきたり。
それにしてももうすぐ冬だというのに、どうしてこんなにたくさんのバッタがいるんでしょう。幼虫でまだ羽が生えてなかったり、おまけあまりにも鮮やかな緑色なんで、枯れ色の中ではとても目立ち、まるで他の動物に
「私の事食べて!!」
と言わんばかりです。

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せっかく日が出てきたと思ったら、今度はガスが出てきて、紅葉自体がその影に隠れてしまいます。

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こんな姿もこれで見納め。
七合目辺りで、私もそろそろ雲の中に突入して行きます。

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いつか、こんな山行きの成果(?)を作品として結実させてみたいと、常々思っているのですが、なかなか一筋縄ではいかないようです。

以上、かなり長くなりましたが、今回の鳥海山登山の記録でした。

最後までお気合い頂いた方々、誠にありがとうございました。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら

http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

Ntj09[ネオテニージャパン秋田/サポートプロジェクト]


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