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2009年10月 2日 (金)

例えようもない色/そしてネオテニー

09100201

鳥海山登山に行った日の夕刻、いつものように夕日に向かってデジカメのシャッターを切ると、こんな風に写りました。

あまり考えずにただシャッターを切ったので、現実とはまた違う色身になって、まあ、これはこれで良いかな?と思う今日この頃。
これが真実かどうかはともかく、この時の雰囲気は写っているような気がします。

先ほどいつも見ている、秋田近辺の方のブログをあれこれ見ていたら、同じ日の夕暮れの写真をアップした方が多いようです。TVかなにかにも出たそうな。
それぐらい印象的な空だったんですね。

     ×        ×        ×     

その翌日(つまり昨日)妻とネオテニー・ジャパン展を観に行きます。
これで自身3回目であります。
1回800円の入場料ですが、初回の内覧会は無料でしたし、もともとフリーパスを持っているので、何回行ってもその都度料金を支払わなくても良いので、節操もなく難解でも行ける訳です。

全部見終わった妻が何やら不満そうな、物足りなそうな顔で出てきます。
聞けば、見に来ようかどうか迷っている友人に、薦められる展覧会かどうか迷っていたようです。
確かに数少ない休日にわざわざ800円×2人も払ってまで、見に来るべき展覧会なのか、答えを出すのは難しいかもしれません。

美術館内の外れのベンチで、あーでもないこーでもないと小声で議論。

そんな議論の中で出した私の結論

色々な作品がある以上、見て良かったかどうかの判断は、結局の所、見た人にしか決められません。
個人的には「お薦め」の作品も数点ありますが、その作品が万人にとって感銘を与えられる作品かどうかはわからないし、逆に「なんでこの作品に...?」と私が思う作品に感銘を受ける人だっているんですから、そう考えるとやっぱり見ておくべきだと思います。


ただ結果として、好印象で変える場合は良いのですが、その逆ですと、次からはこのての展覧会には、確実に足は遠のくでしょうね。

ちなみに私なりのこの手のグループ展の見方を紹介すると...

 1.もう一回(以上)観に来たいと思う作品かどうか?
 2.その人の個展を観に行きたいか?
 3.次回作も観たいと思うか?

これからもわかるように展覧会「総体」として考えるのではなく、一点一点を取り上げて考えます。
その際も1.2.3を同時に考えるというよりは、1がイエスなら、それじゃ2は?というように、そんな事を段階的に考えながら観ています。というか最近は無意識のうちにそんな視点で眺めています。

そんな見方が正しいかどうかは定かではありませんが...



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら

http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

Ntj09[ネオテニージャパン秋田/サポートプロジェクト]


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