記念日に....
この日は結婚(式)記念日。
入籍した日はまた別の日なんですが、ついついこっちの方がインパクトがあって、覚えやすいもんで。
勘のいい方はお気づきの事と思いますが、ある事件以降、「おめでたい記念日」という事を、あまり大きな声で言わない方が良いのかなぁ、なんて気を使わなきゃならない日なってしまって、何とも微妙なんですが。
でも、もともとこっちが最初だし。
ある意味、絶対忘れないし、間違わないし。
で、今年はただの記念日じゃなくて、数えて10年目というわけで、いわばアニバーサリーなんです。
そう言えば、昔、流行った「スイート・テン・ダイヤモンド」なんて言葉も思い出されますが、当然そんな余力があるはずもなく、せめて「スイート・テン・アイアン(アイロン)」とでも、と思ったのですが「面白くない」とあえなく却下されてしまいました。
そんな記念日に、偶然巡り会った展覧会。
トワル.ruiのためのスケッチと
ウェディングドレスの展覧会
9月11日(金)〜10月4日(日)
金・土・日・祝日のみ公開
12:00〜18:00(最終日は17:00まで)
トワル.rui
(秋田市大町3丁目1-12川反中央ビル3F)
前日に紹介しました展覧会を見終わった頃、そこの画廊の方に
「3階でも展覧会をやってるので...」
ということで、足を運びます。
そこで行なわれていたのは、トワル.ruiというお店(正確にはアトリエ)のオーナー高木瑠衣さんの作られたウェディングドレスと、それをモチーフにしてスケッチをされた渡部哲也さんの展覧会。
良い具合に古ぼけたアトリエ内に白いウェディングドレスが数点と、スケッチが並んでいて、少しだけ静かな時間を過ごせる空間でした。
そんな中で「はた」と、10年前の式の事やその他諸々の事が思い出され、しばし、見入っていました。
「(たぶん)一生に1回しか着ないんだから、貸衣装で充分!」
何て言っていた自分ですが、こうやって眺めていると、少しだけ後悔。
確かにこれもまた一つの大切な記念の品として、残り続けるんですよね。
目の前にある、自分とは何の縁もゆかりもない一着のドレスを眺めているだけなのに、まるで自分のアルバムか日記帳でも眺めるみたいに、昔の美しい(?)思い出がよみがえってきて、おかげで素敵な体験をする事ができました。
で、この日は途中から新聞社の方が取材に来られたので、期せずして、作家の思いや、オフレコの話まで聞けたのも、良かったかな。
金・土・日・祝日だけの展覧会ですが、これから結婚を考えている方々はもちろん、遠い昔に結婚してしまった方々にも色んな意味で、お薦めの展覧会でした。
また、少しだけ仲が深まるかも?
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
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