B-1グランプリ..
じゃなくてネオテニー・ジャパン展
いやー、明日の開幕を控え、準備は着々と進んでいます。
B-1グランプリ...。じゃなくて
ネオテニー・ジャパン展
という様な具合で、会場はすっかりB-1グランプリ一色となっておりまして、この2日間で15万人近いの来場者数を見積もっているようです。
「よりによって、同じ日じゃなくても...」。
という声も聞こえてきそうですが、この同日開催がどのような形に転ぶかは未知数であり、まさに「吉と出るか、凶と出るか」状態です。
で、とりあえず昨日はオープン前の内覧会&ギャラリー・トークに行ってきました。
一応説明しておくと、この内覧会とは映画の「試写会」みたいなもので、事前に展覧会を見せて、プレスの記事にしてもらうとか、口コミで評判を広めてもらうというヤツです。入場料も要らないとなれば、それこそお得な企画です。
パッと見、50人前後の人が会場に集まっていたようです。
昨今の大展覧会の状況を考えると、一般的にはこの内覧会がもっともゆっくりと作品を鑑賞できる機会なんですが、ここにいたっては、どうでしょうか?
まさかこの日が入場者数「ベスト記録」なんて事はないですよね。
まずは1時間ほど作品鑑賞。
作品一つひとつをとれば、善し悪しあり、好き嫌いあり、の賛否両論あるとは思いますが、「現代美術のある一つの側面」をまとめて観る事のできる気の利いた展覧会だと思います。
ただ「これが全て」と思われても困りますが...。
その後にはギャラリー・トーク。
最初の村山留里子さんは、運営側の手違いで、司会者もなく、作家が一人で、作品について語り始めました。
作家が作品の事を喋る事自体、賛否両論問われる所ではありますが、熱心で、誠意ある説明には好感が持てました。
で、途中から司会者、登場!
出て来たのは良いんですが、意見なのか質問なのかよく判らない、聞いていて不安になってくる司会者の台詞に、
「これなら、いなくても良いんじゃない?」
と思ったのは、私だけでしょうか?
その中途半端さは、3人目の加藤泉さんの時点で頂点に達します。
一癖あって、ただでさえあまり喋りたがらない作家を前に、すっかり丸め込まれてしまった司会者さん。基本的には悪い人ではないと思うのですが、もっとしっかり「みんなが聞いてみたい話」という事を念頭において事前の準備をしていたら良かったですね。
兎にも角にも、コンセプトも含め、「作家の想い」みたいな物を聞く事ができる良い経験でした。もっともその「想い」が、必ずしも作品に上手く反映しているかどうかは...各人の目で、会場にて確認して下さい。
せっかくの機会だからビジュアル付きで紹介しようかとも思いましたが、写真も撮れないようですし、図録はもちろん、ポストカードさえもらえませんでしたので、これと言って目新しい素材はゲットできませんでしたので、今日は文章のみの紹介で失礼させて頂きます。
今日のギャラリートークも参加予定ですが、車って会場近くに停められるのかなぁ?
どこか良いとこありませんか?
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html
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