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2009年4月10日 (金)

飯森山公園/酒田市

09041002

 酒田市にまつわる紹介はこの辺りでとりあえず終わろうと思います。
 その最後に選んだのも、前回紹介した酒田市美術館の側にある公園です。

 飯森山公園

 高台になっているこの辺りは市街地からはちょっと外れた所にあり、麓から歩いて15分弱の飯森山の頂上から辺りを見渡せば、美術館などの建物以外で眼につくのは最上川ぐらい、と言ったロケーションです。

 その公園の中にあるのが、写真のようなコンビネーション遊具。時期的にはまだちょっと早いため、調整中のものもあり、またここには写っていませんが、古タイヤを使ったロープ滑りなんかもあります。

 丸太を多用し、その風合いを生かした優しい遊具です。ただ所々難易度が高い部分もあるので、就学前の児童さんは親が眼を話さないようにした方がいいかな?

 あと野外用木製遊具の宿命なので仕方がないのですが、時々ササクレが出ていて、まれにそれが刺さる事があるので、出かけるときは毛抜きと絆創膏持参がいいかもしれません。

 実を言えば、うちの子もすでに2回ほどやっていて、その度に毛抜きを会に走る始末。でもこればっかりは気をつけていても、どうしようもありません。まあ、そんな事にも懲りずに遊ぶんだから、それはそれで「いい体験」なのかも知れません。

09041001 その他、ここで特徴的なのが、右の写真のローラー滑り台。
 森の中をぬうように降りてくる滑り台ですが、その長さがかなり長く、私たちがこちらの方に住むようになってから見た中では、一二を争う長尺です。おかげで運動不足の体だと、乗り口まで登るだけでも結構疲れます。

 ただ見た目よりも傾斜が緩やかなので、危険なほどスピードは出ないので、子どもも怖がらずに乗れます。もちろん、落下速度は体重に比例して速くなりますので、大人が乗るとけっこうなスピードで降りる事となり、充分間隔を開けないと目の前の子どもにすぐに追いついちゃったりしますけど。

 余談になりますが、ここの施設の良い所は、この遊具が美術館から直接見えないこと。
 これを入館前や鑑賞途中に見つけてしまうと、子どもの気持ちが一気にそちらの方へ傾いてしまい、せっかくの美術鑑賞に集中できなくなってしまうのですから。

 「森の中を歩いていたら、楽しい場所に出会えた」

 そんなロケーションが良いのかもしれません。



中野修一公式ウェブサイト/この世界のカケラを眺めながら
http://homepage.mac.com/sekainokakera/index.html

私の作品が西脇市サムホール大賞展に入賞しました。
http://www.nishiwaki-cs.or.jp/okanoyama-museum/thumbhole/




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